○2/23「幸せの経済学」試写会
映画「幸せの経済学」試写会&ヘレナさんトークに参加しました。
立教大学の200人が入る会場は満員で熱気あふれるイベントでした。
内容的にも素晴らしいものでしたので、
共有するために簡単にレポートさせていただきます。
------------------------------------------------------------
映画「幸せの経済学」はいろいろ考えるきっかけをいただきました。
前半の「グローバリゼーションがもたらす弊害」はその通りだと思います。
産業社会の導入、現代文明の奨励・礼賛、消費欲求の人工的刺激、
資源やエネルギーの大量投入、投資の拡大、金融資本主義の台頭、
利益共同体による規制緩和、多国籍企業が多大な収益をあげる。
そしてその結果としての、自然破壊や環境汚染、資源枯渇、気候変動、
格差の発生、使い捨ての雇用、優越感と劣等感の形成、富の偏在、
精神的に豊かだった人々は病み、人々は幸せから遠ざかる・・・。
まさに現代社会が直面している問題です。
全体として物質的には豊かになっていく中で、
精神的には貧しくなっていき、未来への希望が見えにくくなる。
----------------------------------------------
これに対してラダックでは
自分たちで作物をつくり、一緒に収穫する
人々は互いに支え合い、分かち合う、
家も共同でつくり、誰もが豊かに暮らしている
高齢者はスーパーバイザーとして人々に信頼される
貧しいものも富める者もいない
セレブはいないが、誰もが認められ尊敬される
生活の時間はゆったりと流れ、余暇を楽しむ
単に生存していることを超える文化がある
長年培われてきた相互依存の社会
------------------------------------------------------
■ソリューション(解決策)は
「Localization : ローカりゼーション」
◎グローバリゼーションの真実を知る
~現代文明と経済の関係を正しく理解する~
・消費欲求の継続的な刺激による欠乏感の醸成に気づく
・GDPの成長を望む幻影の限界に気づく
・多国籍企業の実態と自由貿易協定の背後にあるものに気づく
・資源/エネルギー、地球環境の限界に気づく
・身近な生活に価値があることに気づく
・自分たちで創りだした経済は持続可能であると気づく
・生産者と消費者が直接触れ合うことの大切さに気づく
・自然や人とのツナガリがもたらす大きな価値に気づく
◎ ローカル経済 (Local Economy)
~地域で自給自足の経済をつくりだす~
・ 地域で自分たちの経済をつくる
・ 住まいの近くで作物をつくる (Local Food)
・ みなの協働作業で経済をつくる
・ 分散型の再生エネルギーをつかう
・ 物流に余分な資源を使わない
・ 工業化された生産よりも多くの人を雇用できる
・ 手をかけることで収穫量を増やせて生産性が高い
・ スモールビジネスは資源浪費や汚染が少ない
・ 地域の中で産みだしたものを地域の中でつかうから外にお金が出ていかない
◎ 人々の絆の再生
~本当に幸せな人は誰かと繋がっている人~
・ 人々のツナガリは人類不可欠のもの
・ 人とのツナガリのなかに喜びがある
・ ご飯を一緒に食べて、一緒に歌って、一緒に過ごす
・ 料理、ハイキング、瞑想、祭り、歌、踊り、皆で一緒に
・ 伝統文化を大切にし、地域社会を守る
・ 豊かな時間を大切にする
・ 地元で働けば家族との時間が増える
・ 自尊感情と人への尊敬で結びつく
・ 余暇を大切に生きる
・ 生きるための指針を学ぶ
◎ グローバルに「ローカリゼーション」を進める
~ローカルエコノミーの輪を広げる~
・ 「グローバリゼーション」も「ローカリゼーション」もどちらも「経済システム」
・ コミュニティのなかで、またコミュニティを超えて連携し合う
・ 互いの情報や文化の共有
・ 環境や人々に興味を持つ、旅をする
・ GDPによらない価値を共有する
-----------------------------------------------------
★どうやって実現するか?
◎ 協働する人たちの輪を広げていく
~自分たちと同じ考え方、価値観を持つ人たちが集まって行動する
1. ローカルに近くにいる同じような考えの個人と繋がる
2.賛同する仲間を増やしていく
3.行政や、グローバルな関係のネットワークを広げる
※ 同じ考えの人たちは増えている。声をあげれば近くに誰かがいる。
◎ 良い取り組みを示していく
・ 「これじゃダメ」と言ってるよりも「こっちのほうがこんなに良い」と
誘ったほうが、人は乗ってくる
・ いろんなところで始まっているローカリゼーションのムーブメントと
イニシアティブ(取組み)を共有していく
◎ 大企業中心の政治や行政を変える
・ 輸出入のいろんな項目を規制する
(TPPはまったく逆行する話)
・ グローバルな資金の動きを規制する
・「企業を支援する補助金」を「ローカルな取組み」の支援に置き換える
・ 大企業ではなく、地元企業を皆で支える
◎ Economic Literacy Movement
~経済を正しく読み解く力を涵養する~
・ スモールビジネスが優れていることを学ぶ
・ 食べ物を自分たちでつくり、自分たちでいただくことを学ぶ
・・・学校で食べ物を育てることを学ぶ
・ 戦争の背後にあるのは人のものを奪うという搾取行為
・ 経済拡大の背景には多くのエネルギー、資源、資金がいる
などなど
※学校教育は一つの年齢層だけではなく、いろんな年齢をミックスする
⇒そのほうが、継続的に多様にたくさんのことを学べる
※ 大企業の中で自由にものを言える風土
⇒不利なことを言っても首にならない社風が、正しい道の選択に繋がる
-----------------------------------------------------------------
心に響いたヘレナさんのメッセージ
◎ 将来の世界の明るいビジョンを共有することが大切
◎ 経済を専門家の手に委ねるのではなく、自らの手で変えていこう!
◎ 日本の特性を活かして、世界をリードして欲しい
・日本はコミュニティや自然の記憶がまだ残っている国
いっぽう、社会的、環境的な、負の側面を経験してきた国
・ 両方の特性があるから、変えられる
・ 個人の生活の中で、ローカリゼーションを進めて欲しい
・ 特に英語文化圏への拒絶反応がある国に対しての期待がある
-----------------------------------------------------------------
ということで、とても啓発されるイベントでした。
同時に、「幸せの経済学」のコンセプトは
”2030ビジョン”の基本的な考え方に近いと感じました。
⇒ ”2030ビジョン原案”【全体ビジョン】
今はまだ(パート1)「全体ビジョンの方向性」までしか纏めていませんが、
「目指す社会像」や「具体的な方法」を共有していく上で、
素敵なインスピレーションをいただきました。
今後に活かしていきたいと思います。
--------------------------------------------------
なお当日の様子は、サステナライフのブログでご覧いただけます。
⇒ 映画「幸せの経済学」完成試写会&トーク
■□■□■□■□■■□■□■□■□■■□■□■□■□■■□■□■□■□■
立教大学の200人が入る会場は満員で熱気あふれるイベントでした。
内容的にも素晴らしいものでしたので、
共有するために簡単にレポートさせていただきます。
------------------------------------------------------------
映画「幸せの経済学」はいろいろ考えるきっかけをいただきました。
前半の「グローバリゼーションがもたらす弊害」はその通りだと思います。
産業社会の導入、現代文明の奨励・礼賛、消費欲求の人工的刺激、
資源やエネルギーの大量投入、投資の拡大、金融資本主義の台頭、
利益共同体による規制緩和、多国籍企業が多大な収益をあげる。
そしてその結果としての、自然破壊や環境汚染、資源枯渇、気候変動、
格差の発生、使い捨ての雇用、優越感と劣等感の形成、富の偏在、
精神的に豊かだった人々は病み、人々は幸せから遠ざかる・・・。
まさに現代社会が直面している問題です。
全体として物質的には豊かになっていく中で、
精神的には貧しくなっていき、未来への希望が見えにくくなる。
----------------------------------------------
これに対してラダックでは
自分たちで作物をつくり、一緒に収穫する
人々は互いに支え合い、分かち合う、
家も共同でつくり、誰もが豊かに暮らしている
高齢者はスーパーバイザーとして人々に信頼される
貧しいものも富める者もいない
セレブはいないが、誰もが認められ尊敬される
生活の時間はゆったりと流れ、余暇を楽しむ
単に生存していることを超える文化がある
長年培われてきた相互依存の社会
------------------------------------------------------
■ソリューション(解決策)は
「Localization : ローカりゼーション」
◎グローバリゼーションの真実を知る
~現代文明と経済の関係を正しく理解する~
・消費欲求の継続的な刺激による欠乏感の醸成に気づく
・GDPの成長を望む幻影の限界に気づく
・多国籍企業の実態と自由貿易協定の背後にあるものに気づく
・資源/エネルギー、地球環境の限界に気づく
・身近な生活に価値があることに気づく
・自分たちで創りだした経済は持続可能であると気づく
・生産者と消費者が直接触れ合うことの大切さに気づく
・自然や人とのツナガリがもたらす大きな価値に気づく
◎ ローカル経済 (Local Economy)
~地域で自給自足の経済をつくりだす~
・ 地域で自分たちの経済をつくる
・ 住まいの近くで作物をつくる (Local Food)
・ みなの協働作業で経済をつくる
・ 分散型の再生エネルギーをつかう
・ 物流に余分な資源を使わない
・ 工業化された生産よりも多くの人を雇用できる
・ 手をかけることで収穫量を増やせて生産性が高い
・ スモールビジネスは資源浪費や汚染が少ない
・ 地域の中で産みだしたものを地域の中でつかうから外にお金が出ていかない
◎ 人々の絆の再生
~本当に幸せな人は誰かと繋がっている人~
・ 人々のツナガリは人類不可欠のもの
・ 人とのツナガリのなかに喜びがある
・ ご飯を一緒に食べて、一緒に歌って、一緒に過ごす
・ 料理、ハイキング、瞑想、祭り、歌、踊り、皆で一緒に
・ 伝統文化を大切にし、地域社会を守る
・ 豊かな時間を大切にする
・ 地元で働けば家族との時間が増える
・ 自尊感情と人への尊敬で結びつく
・ 余暇を大切に生きる
・ 生きるための指針を学ぶ
◎ グローバルに「ローカリゼーション」を進める
~ローカルエコノミーの輪を広げる~
・ 「グローバリゼーション」も「ローカリゼーション」もどちらも「経済システム」
・ コミュニティのなかで、またコミュニティを超えて連携し合う
・ 互いの情報や文化の共有
・ 環境や人々に興味を持つ、旅をする
・ GDPによらない価値を共有する
-----------------------------------------------------
★どうやって実現するか?
◎ 協働する人たちの輪を広げていく
~自分たちと同じ考え方、価値観を持つ人たちが集まって行動する
1. ローカルに近くにいる同じような考えの個人と繋がる
2.賛同する仲間を増やしていく
3.行政や、グローバルな関係のネットワークを広げる
※ 同じ考えの人たちは増えている。声をあげれば近くに誰かがいる。
◎ 良い取り組みを示していく
・ 「これじゃダメ」と言ってるよりも「こっちのほうがこんなに良い」と
誘ったほうが、人は乗ってくる
・ いろんなところで始まっているローカリゼーションのムーブメントと
イニシアティブ(取組み)を共有していく
◎ 大企業中心の政治や行政を変える
・ 輸出入のいろんな項目を規制する
(TPPはまったく逆行する話)
・ グローバルな資金の動きを規制する
・「企業を支援する補助金」を「ローカルな取組み」の支援に置き換える
・ 大企業ではなく、地元企業を皆で支える
◎ Economic Literacy Movement
~経済を正しく読み解く力を涵養する~
・ スモールビジネスが優れていることを学ぶ
・ 食べ物を自分たちでつくり、自分たちでいただくことを学ぶ
・・・学校で食べ物を育てることを学ぶ
・ 戦争の背後にあるのは人のものを奪うという搾取行為
・ 経済拡大の背景には多くのエネルギー、資源、資金がいる
などなど
※学校教育は一つの年齢層だけではなく、いろんな年齢をミックスする
⇒そのほうが、継続的に多様にたくさんのことを学べる
※ 大企業の中で自由にものを言える風土
⇒不利なことを言っても首にならない社風が、正しい道の選択に繋がる
-----------------------------------------------------------------
心に響いたヘレナさんのメッセージ
◎ 将来の世界の明るいビジョンを共有することが大切
◎ 経済を専門家の手に委ねるのではなく、自らの手で変えていこう!
◎ 日本の特性を活かして、世界をリードして欲しい
・日本はコミュニティや自然の記憶がまだ残っている国
いっぽう、社会的、環境的な、負の側面を経験してきた国
・ 両方の特性があるから、変えられる
・ 個人の生活の中で、ローカリゼーションを進めて欲しい
・ 特に英語文化圏への拒絶反応がある国に対しての期待がある
-----------------------------------------------------------------
ということで、とても啓発されるイベントでした。
同時に、「幸せの経済学」のコンセプトは
”2030ビジョン”の基本的な考え方に近いと感じました。
⇒ ”2030ビジョン原案”【全体ビジョン】
今はまだ(パート1)「全体ビジョンの方向性」までしか纏めていませんが、
「目指す社会像」や「具体的な方法」を共有していく上で、
素敵なインスピレーションをいただきました。
今後に活かしていきたいと思います。
--------------------------------------------------
なお当日の様子は、サステナライフのブログでご覧いただけます。
⇒ 映画「幸せの経済学」完成試写会&トーク
■□■□■□■□■■□■□■□■□■■□■□■□■□■■□■□■□■□■
●2/15「幸福論」ワールドカフェ
2月15日に、子どもHAPPY化計画主催のワールドカフェ
「幸福論(総論)~経済・社会・ココロのバランス」に参加しました。
とても練りこまれた企画の素晴らしいワールドカフェで、
幸福について深く考えるきっかけになりました。
(やや日にちが経ってしまいましたがレポートさせていただきます。)
--------------------------------------------
第一部
内閣府経済社会総合研究所 主任研究官 高橋 義明さんのお話
テーマは『 ARE YOU HAPPY?』
◎ 幸福=おかね?
・生活満足度と一人当たりGDPとは相関がない(日本のデータ)
・幸福度も一定レベル以上のGDPがあればほとんど相関がない (世界のデータ)
◎日本の幸福度は世界の中位~下位
・いろんな研究データで同じ傾向がある
・2010年春の内閣府調査結果でも、日本はあまり高くない。
(「5点:どちらとも言えない」と「8点:幸せと感じる」の二つの山がある)
参考 ⇒ 内閣府「国民生活選好度調査結果」pdf. (当日の資料とは異なります)
◎幸福度に関する調査研究結果の紹介
✔ 女性のほうが男性よりも幸福度が高い。
・ただし、たばこを吸わなければ男女差がないという説もある
・アメリカでは女性の幸福度が相対的に年々下がっている
✔ 結婚しているほうが独身よりも幸福
・ただし、「幸福だから結婚した」という説もある
・年とともに、周りの環境でも変わる
✔ 若者と高齢者
・年齢と幸福度の関係はU字型になることが多い
・アメリカでは高齢者の幸福度が高い (ハッピーリタイアメント)
・日本では、加齢とともに低下する傾向があり重大なことである
⇒ 平成20年版「国民生活白書」 html. (当日の資料のいくつかが載ってます)
✔ 周囲の人との相対評価
・人が上がると自分が下がるという傾向がある
✔ 子育てに関して
・親が近くに住んでいる、パパがイクメン、など、周囲が支えていると高い
✔ ボランティアやコミュニティが活発なほうが幸せ
✔ 一般他者への信頼感が高いほうが幸せ
✔ 居住環境の影響もある
✔ 健康に関して
・健診データよりも、自己評価のほうが幸福度への影響が大きい
・自己評価が高い人の方が長生きする
◎大きな命題
◇ 幸福は時間を超えて継続できるか
◇ 不幸は時間とともに回復できるか
✔ 結婚: 結婚前~結婚までがプラス、その後低下、4年後にはゼロからマイナスへ。
✔ 出産/子育て: 生まれるまでがプラス、半年後からマイナスになる
✔ 死別: 直後は大きくマイナス。女性は二年でゼロに回復、男性は4年かかる
✔ 失業: 男女ともにマイナスが続くが、女性のほうがマイナスが少ない
なんとかなると思っている人は、マイナスが少ない
倒産などの場合は、マイナスが大きい
◎ 幸福の方程式
■HAPPYNESS= Socioーeconomics
+Health
+Relatedness
✔ すなわち
【幸福】= 【社会経済】+【健康】+【人との関係性】
✔ 健康にはメンタルヘルスも含まれる
✔ 家計が大切と思っている人は幸福感が低い
◎ 満足度と幸福度とは異なる
✔ 満足度は個人の尺度
✔ 幸せは家族など、関係性が影響する
-------------------------------------------------------------
第二部
ワールドカフェ
4人一組にファシリテーターが一人ずつついて、対話をリードしていただきました。
対話の後にマトメの時間も取っていただいたので、整理することができました。
ラウンドは二回でしたが、時間がゆったりだったので、深い気づきが得られました。
それぞれのグループが対話を模造紙に纏めます。
私たちのグループの対話は
◎幸せとはなにか、どういうところで得られるか?
・変化があるから幸せを感じる
~寒い ⇒ 暖かい
~束縛からの解放
・五感が正常に作動する
~日頃当たり前と思っていることがいかに幸せか、実感できる
~健康が一番 大切な要素
◎幸せか不幸かは感じ方
・求めすぎると不幸になる
・現代人は幸せに気づきにくくなっている
◎満足度=(充足/欲望)は「慾」をベースとした尺度
・求めていけば限りがない。 ⇒逃げ水のようなもの
・「自分だけの幸せ」の要素が強い
・先人が言うとおり「足るを知る」ことが大切
「衣食足りて礼節を知る」~衣食が足りることも必要条件
◎質的な幸福感 ・・・「人とのツナガリ」がこれからは大切
・家族とのつながり、相手を尊敬する
・すごい人、一本筋が通っている人との出会い
・誰かに必要とされる、誰かから喜ばれる、人に感謝される
・量的な満足よりも、高次の幸せ
・質的な満足のほうが永続性がある
◎ ネット社会の中で、ツナガリが「個」化している。
・バーチャルだけのツナガリは悪いトレンドと言える
⇒ オープンな Face to Face の関係も大切にしたい
・情報がたくさん入るのは良い面、悪い面の両方がある
⇒ 取捨選択できる目を養うことが大切
◎ 結論として
・「ツナガリ」を大切にする
⇒ 人との関係づくり、コミュニケーション
・「不幸になってもよいじゃないか」という心の備え
⇒ 当たり前のことを幸せと思える
⇒ 何ごとからも学ぶものがある
-----------------------------------
他のグループの発表では
◎ 人とのツナガリをもっと大切にしたい
・学校のなかの道徳教育できちんと学ぶ
・フランスのように日曜は休みにすると良い
・昔は助け合い社会 ⇒今は無縁社会
・昔は地理的に近かった ⇒今はネットで繋がる
~リアルのコミュニケーションも大切にすべき
~新しいつながりの手段として活かすことも同時に必要
◎ 心と体のバランスが取れていることが大切
・不幸せがあるから幸せがある
・自己肯定感が大切 (自分を愛せる、他人を愛せる)
・幸せをイメージできること
・先進国は物質的に豊かになったが心が貧しい、途上国の中にもHAPPYな国がある
◎ ファンダメンタルズ(社会基盤)が大切
・貧困では夢が持てない
・病気では幸せを感じるのが難しい
・ベーシックインカムのような、一定レベルの保障が必要
・国が平和で社会が安定していること
◎ 家庭に帰れ
・誰もが持っている拠りどころ ・お金があるないと関係ない
・不幸なことは孤独
◎ 自分、他人、環境の三層構造
・仕組みが弱者に対して柔軟性がない
・情報が不公平、一部に偏っている
・1人ひとりの心がけが大切
◎不幸とは自分が必要とされないこと
・仕組みとかハードの要因もあるが、人とのツナガリが大切
・脇に追いやられている人、ホームレス、窓際など
・自分で変わるのは難しい
◎希望を見せてあげることが大切
・明るいことを見せてあげらえれること
・政治家が暗い顔をしているのもいけない
・ワールドカップ、笑いは楽しかった ⇒ エンタメをもっと放映したら良い
------------------------------------------
高橋講師のマトメの言葉
◎ HAPPY EQUATIONの中の 「RELATIVENESS」が大切
・地域、職場のツナガリが壊れている
・最後のよりどころの家族も悲鳴をあげている
・もう一回、ツナガリを回復すること
・不幸が伝播しないで、立て直していくにはこの関係性を再構築すること
◎ マットダンスにヒントがある
・マット・ハーディング… もとは”引きこもり”だったが、
ネット関連の仕事でお金を得て勇気を持って海外に出かけていった。
・踊ってみろよということで、踊りを始めた
・1人ではなく、みんなで一緒になって踊るところに価値がある。
・貧困や戦争やいろんなことがあっても、どの国でも笑っている。
・踊れる彼の勇気を感じる。 この想いが大切!!
◎ 幸せとは個々人の勇気、貢献しようとする勇気がその根源だと思う
・そういうことが支えられる社会になることが重要
・それぞれの人が、会社で、地域で、家庭で何ができるかを考えて取り組んでほしい。
-------------------------------
最後に佐藤代表の言葉
◎ 幸せの基盤としては「自由」があると思います。
・ 自発的意識でここにこれるのは自由があるから
・ 日本にはまだ基盤があるが、私たちの価値観と若干ずれているだけかもしれない
・ いろんな価値観がごちゃごちゃになっているようにも思う
・ いったん箱を空っぽにして詰めなおすことが大切ではないでしょうか
◎ 自分が幸せだったら、周りの人も幸せにすることを考えて欲しい
・ 幸せは伝播するので、このつながりが一番大切です。
・ 今日のいろんな気づきをベースに考えていっていただきたい。
次回の子どもHAPPY化計画ワールドカフェは4月3日(日)午後でです
--------------------------------
ということで、「幸福」について考えるとても良い場でした。
講師の高橋さん、主催者の皆さま、そして一緒に対話をしていただいた皆様
ほんとうにありがとうございました。
多くの気づきがありましたので、近いうちに「幸せ」について、
少し自分なりに纏めてみたいと思います。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
「幸福論(総論)~経済・社会・ココロのバランス」に参加しました。
とても練りこまれた企画の素晴らしいワールドカフェで、
幸福について深く考えるきっかけになりました。
(やや日にちが経ってしまいましたがレポートさせていただきます。)
--------------------------------------------
第一部
内閣府経済社会総合研究所 主任研究官 高橋 義明さんのお話
テーマは『 ARE YOU HAPPY?』
◎ 幸福=おかね?
・生活満足度と一人当たりGDPとは相関がない(日本のデータ)
・幸福度も一定レベル以上のGDPがあればほとんど相関がない (世界のデータ)
◎日本の幸福度は世界の中位~下位
・いろんな研究データで同じ傾向がある
・2010年春の内閣府調査結果でも、日本はあまり高くない。
(「5点:どちらとも言えない」と「8点:幸せと感じる」の二つの山がある)
参考 ⇒ 内閣府「国民生活選好度調査結果」pdf. (当日の資料とは異なります)
◎幸福度に関する調査研究結果の紹介
✔ 女性のほうが男性よりも幸福度が高い。
・ただし、たばこを吸わなければ男女差がないという説もある
・アメリカでは女性の幸福度が相対的に年々下がっている
✔ 結婚しているほうが独身よりも幸福
・ただし、「幸福だから結婚した」という説もある
・年とともに、周りの環境でも変わる
✔ 若者と高齢者
・年齢と幸福度の関係はU字型になることが多い
・アメリカでは高齢者の幸福度が高い (ハッピーリタイアメント)
・日本では、加齢とともに低下する傾向があり重大なことである
⇒ 平成20年版「国民生活白書」 html. (当日の資料のいくつかが載ってます)
✔ 周囲の人との相対評価
・人が上がると自分が下がるという傾向がある
✔ 子育てに関して
・親が近くに住んでいる、パパがイクメン、など、周囲が支えていると高い
✔ ボランティアやコミュニティが活発なほうが幸せ
✔ 一般他者への信頼感が高いほうが幸せ
✔ 居住環境の影響もある
✔ 健康に関して
・健診データよりも、自己評価のほうが幸福度への影響が大きい
・自己評価が高い人の方が長生きする
◎大きな命題
◇ 幸福は時間を超えて継続できるか
◇ 不幸は時間とともに回復できるか
✔ 結婚: 結婚前~結婚までがプラス、その後低下、4年後にはゼロからマイナスへ。
✔ 出産/子育て: 生まれるまでがプラス、半年後からマイナスになる
✔ 死別: 直後は大きくマイナス。女性は二年でゼロに回復、男性は4年かかる
✔ 失業: 男女ともにマイナスが続くが、女性のほうがマイナスが少ない
なんとかなると思っている人は、マイナスが少ない
倒産などの場合は、マイナスが大きい
◎ 幸福の方程式
■HAPPYNESS= Socioーeconomics
+Health
+Relatedness
✔ すなわち
【幸福】= 【社会経済】+【健康】+【人との関係性】
✔ 健康にはメンタルヘルスも含まれる
✔ 家計が大切と思っている人は幸福感が低い
◎ 満足度と幸福度とは異なる
✔ 満足度は個人の尺度
✔ 幸せは家族など、関係性が影響する
-------------------------------------------------------------
第二部
ワールドカフェ
4人一組にファシリテーターが一人ずつついて、対話をリードしていただきました。
対話の後にマトメの時間も取っていただいたので、整理することができました。
ラウンドは二回でしたが、時間がゆったりだったので、深い気づきが得られました。
それぞれのグループが対話を模造紙に纏めます。
私たちのグループの対話は
◎幸せとはなにか、どういうところで得られるか?
・変化があるから幸せを感じる
~寒い ⇒ 暖かい
~束縛からの解放
・五感が正常に作動する
~日頃当たり前と思っていることがいかに幸せか、実感できる
~健康が一番 大切な要素
◎幸せか不幸かは感じ方
・求めすぎると不幸になる
・現代人は幸せに気づきにくくなっている
◎満足度=(充足/欲望)は「慾」をベースとした尺度
・求めていけば限りがない。 ⇒逃げ水のようなもの
・「自分だけの幸せ」の要素が強い
・先人が言うとおり「足るを知る」ことが大切
「衣食足りて礼節を知る」~衣食が足りることも必要条件
◎質的な幸福感 ・・・「人とのツナガリ」がこれからは大切
・家族とのつながり、相手を尊敬する
・すごい人、一本筋が通っている人との出会い
・誰かに必要とされる、誰かから喜ばれる、人に感謝される
・量的な満足よりも、高次の幸せ
・質的な満足のほうが永続性がある
◎ ネット社会の中で、ツナガリが「個」化している。
・バーチャルだけのツナガリは悪いトレンドと言える
⇒ オープンな Face to Face の関係も大切にしたい
・情報がたくさん入るのは良い面、悪い面の両方がある
⇒ 取捨選択できる目を養うことが大切
◎ 結論として
・「ツナガリ」を大切にする
⇒ 人との関係づくり、コミュニケーション
・「不幸になってもよいじゃないか」という心の備え
⇒ 当たり前のことを幸せと思える
⇒ 何ごとからも学ぶものがある
-----------------------------------
他のグループの発表では
◎ 人とのツナガリをもっと大切にしたい
・学校のなかの道徳教育できちんと学ぶ
・フランスのように日曜は休みにすると良い
・昔は助け合い社会 ⇒今は無縁社会
・昔は地理的に近かった ⇒今はネットで繋がる
~リアルのコミュニケーションも大切にすべき
~新しいつながりの手段として活かすことも同時に必要
◎ 心と体のバランスが取れていることが大切
・不幸せがあるから幸せがある
・自己肯定感が大切 (自分を愛せる、他人を愛せる)
・幸せをイメージできること
・先進国は物質的に豊かになったが心が貧しい、途上国の中にもHAPPYな国がある
◎ ファンダメンタルズ(社会基盤)が大切
・貧困では夢が持てない
・病気では幸せを感じるのが難しい
・ベーシックインカムのような、一定レベルの保障が必要
・国が平和で社会が安定していること
◎ 家庭に帰れ
・誰もが持っている拠りどころ ・お金があるないと関係ない
・不幸なことは孤独
◎ 自分、他人、環境の三層構造
・仕組みが弱者に対して柔軟性がない
・情報が不公平、一部に偏っている
・1人ひとりの心がけが大切
◎不幸とは自分が必要とされないこと
・仕組みとかハードの要因もあるが、人とのツナガリが大切
・脇に追いやられている人、ホームレス、窓際など
・自分で変わるのは難しい
◎希望を見せてあげることが大切
・明るいことを見せてあげらえれること
・政治家が暗い顔をしているのもいけない
・ワールドカップ、笑いは楽しかった ⇒ エンタメをもっと放映したら良い
------------------------------------------
高橋講師のマトメの言葉
◎ HAPPY EQUATIONの中の 「RELATIVENESS」が大切
・地域、職場のツナガリが壊れている
・最後のよりどころの家族も悲鳴をあげている
・もう一回、ツナガリを回復すること
・不幸が伝播しないで、立て直していくにはこの関係性を再構築すること
◎ マットダンスにヒントがある
・マット・ハーディング… もとは”引きこもり”だったが、
ネット関連の仕事でお金を得て勇気を持って海外に出かけていった。
・踊ってみろよということで、踊りを始めた
・1人ではなく、みんなで一緒になって踊るところに価値がある。
・貧困や戦争やいろんなことがあっても、どの国でも笑っている。
・踊れる彼の勇気を感じる。 この想いが大切!!
◎ 幸せとは個々人の勇気、貢献しようとする勇気がその根源だと思う
・そういうことが支えられる社会になることが重要
・それぞれの人が、会社で、地域で、家庭で何ができるかを考えて取り組んでほしい。
-------------------------------
最後に佐藤代表の言葉
◎ 幸せの基盤としては「自由」があると思います。
・ 自発的意識でここにこれるのは自由があるから
・ 日本にはまだ基盤があるが、私たちの価値観と若干ずれているだけかもしれない
・ いろんな価値観がごちゃごちゃになっているようにも思う
・ いったん箱を空っぽにして詰めなおすことが大切ではないでしょうか
◎ 自分が幸せだったら、周りの人も幸せにすることを考えて欲しい
・ 幸せは伝播するので、このつながりが一番大切です。
・ 今日のいろんな気づきをベースに考えていっていただきたい。
次回の子どもHAPPY化計画ワールドカフェは4月3日(日)午後でです
--------------------------------
ということで、「幸福」について考えるとても良い場でした。
講師の高橋さん、主催者の皆さま、そして一緒に対話をしていただいた皆様
ほんとうにありがとうございました。
多くの気づきがありましたので、近いうちに「幸せ」について、
少し自分なりに纏めてみたいと思います。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
◇1/30「新年会」
1月30日に新年会「これからの『社会』の話をしよう」を開きました。
場所は西早稲田サイゼリア・パーティールーム
23名の方々に参加していただきました。
(風邪で来れなかった皆さま…残念でした)
まずはそれぞれの想いを語ります。
続いて、5つのテーマを定めて意見交換
>
どんな話があったかを共有
◎ 地域でツナガリをつくる
≪問題・課題≫
・女性が社会進出してつながりが薄くなった
・町内会もないのがツナガリが弱くなる要因
・物理的にも精神的にもつながりが希薄化するのが無縁社会の元
・リーダーシップを取る人がいない
・コミュニケーションするにも大人の社会のお手本がない
≪解決策・事例≫
・世代ごとに孤立感があるのを地元のツナガリでカバーする
・ナイトバザールをやったら地域の消防団などに応援してもらえた
・畑を借りる人を仲介して広がる
・交通の場、駅近く、マクドナルド、
・寺を中心につながりつくる (いつでも行ける寺、相談できる寺)
・全国ふるさと大使
・持続的なコミュニティの場をつくる
・いろいろと考えてる人からまず発信する
など
◎ 初等中等共育
・幼少期の教育は親の問題 (親がおかしい)
⇒大人が鏡 ⇒ いかに親を教育するか
・自信を持って生きる、夢を持って生きることが大切だが
人の評価に振り回されている
・ノルウェーの教育は「興味を持つこと」⇒参考にしたい
・話し合いが大切
◎ 高等教育
≪問題・課題≫
・学校で学んだことを活かせない
・大学が就職予備校になりつつある
・企業は自ら人を育てず、即戦力ばかり要求する
⇒学校で教えていることは昔と変わらないのかもしれないが、
家庭や地域で、職業について知る場面がなくなってきた。
企業も昔のように一から育てるではなく、即戦力を求めるようになった
・職業について知る機会がない
・地理、歴史、政治経済・・・・暗記科目でしかない
結果にたどり着くまでの自分の考え方を伝える機会が少ない
・教員の業務量が多すぎる
≪解決策・事例≫
● 社会のしくみから変えるのか、現場から変えるのか?⇒両方
・大学入試を見直す(止めることもふくめて)
・自分の意見が言える教育 ⇒授業のやり方を工夫する
・キャリア教育のコマだけでなく、通常の授業(地理、歴史etc)からも、
社会がつながっていって自分がその恩恵を受けていることを学ぶ
・大学は就職予備校ではなく学問の場として、学ぶことが企業や社会から評価されるようにする
・教員の業務量を減らす手助け
● 学ぶこと=力になり役にたつ⇒社会の喜び、学ぶ人の喜び、学びを教える人の喜び
になると良い
◎ 雇用とはたらく
≪問題・課題≫
・正規/非正規のように働き方が二極化しているのが問題
・人々が慾深くなって、”もっともっと”と求めるのが根本的な問題
・景気や経済成長を当てにしていても解決しない
・そうは言っても、現実の仕事を見つけるための仕組みは必要
・キャリアがきちんと形成されていく仕事の流れも大切
≪解決策・事例≫
・「雇用=就職」という認識から離れて、「創業=就業」という考え方もいる
・エゴではなく利他共生に、自分たちの価値観を変えることが必要だ
・人のために働く=自分のためになる、という社会をつくりたい
さらに意見交換を深める前に、しばし交流の時間・・・・
ところが、交流が止まらなくなってしまって・・・・・
次に予定していた、”テーマの掘り下げ”や ”2030ビジョン原案”
の話には辿り着きませんでした。
続きは、別途、検討会でやりましょう!!!
ということで、みなで記念写真
そして、若手のホープ 蔭木さんの”締め”の挨拶
お疲れ様でした。
原案の話は別途、検討会でやりましょう!!!
「これからの『社会』の話をしよう」
連続検討会のお知らせ
#1= 2月14日(月)「どんな社会を目指すか」
#2= 2月21日(月)「2030年の生活はどうありたいか」
#3= 2月25日(金)「2030年の暮らしをどう創るか」
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
場所は西早稲田サイゼリア・パーティールーム
23名の方々に参加していただきました。
(風邪で来れなかった皆さま…残念でした)
まずはそれぞれの想いを語ります。
続いて、5つのテーマを定めて意見交換
>
どんな話があったかを共有
◎ 地域でツナガリをつくる
≪問題・課題≫
・女性が社会進出してつながりが薄くなった
・町内会もないのがツナガリが弱くなる要因
・物理的にも精神的にもつながりが希薄化するのが無縁社会の元
・リーダーシップを取る人がいない
・コミュニケーションするにも大人の社会のお手本がない
≪解決策・事例≫
・世代ごとに孤立感があるのを地元のツナガリでカバーする
・ナイトバザールをやったら地域の消防団などに応援してもらえた
・畑を借りる人を仲介して広がる
・交通の場、駅近く、マクドナルド、
・寺を中心につながりつくる (いつでも行ける寺、相談できる寺)
・全国ふるさと大使
・持続的なコミュニティの場をつくる
・いろいろと考えてる人からまず発信する
など
◎ 初等中等共育
・幼少期の教育は親の問題 (親がおかしい)
⇒大人が鏡 ⇒ いかに親を教育するか
・自信を持って生きる、夢を持って生きることが大切だが
人の評価に振り回されている
・ノルウェーの教育は「興味を持つこと」⇒参考にしたい
・話し合いが大切
◎ 高等教育
≪問題・課題≫
・学校で学んだことを活かせない
・大学が就職予備校になりつつある
・企業は自ら人を育てず、即戦力ばかり要求する
⇒学校で教えていることは昔と変わらないのかもしれないが、
家庭や地域で、職業について知る場面がなくなってきた。
企業も昔のように一から育てるではなく、即戦力を求めるようになった
・職業について知る機会がない
・地理、歴史、政治経済・・・・暗記科目でしかない
結果にたどり着くまでの自分の考え方を伝える機会が少ない
・教員の業務量が多すぎる
≪解決策・事例≫
● 社会のしくみから変えるのか、現場から変えるのか?⇒両方
・大学入試を見直す(止めることもふくめて)
・自分の意見が言える教育 ⇒授業のやり方を工夫する
・キャリア教育のコマだけでなく、通常の授業(地理、歴史etc)からも、
社会がつながっていって自分がその恩恵を受けていることを学ぶ
・大学は就職予備校ではなく学問の場として、学ぶことが企業や社会から評価されるようにする
・教員の業務量を減らす手助け
● 学ぶこと=力になり役にたつ⇒社会の喜び、学ぶ人の喜び、学びを教える人の喜び
になると良い
◎ 雇用とはたらく
≪問題・課題≫
・正規/非正規のように働き方が二極化しているのが問題
・人々が慾深くなって、”もっともっと”と求めるのが根本的な問題
・景気や経済成長を当てにしていても解決しない
・そうは言っても、現実の仕事を見つけるための仕組みは必要
・キャリアがきちんと形成されていく仕事の流れも大切
≪解決策・事例≫
・「雇用=就職」という認識から離れて、「創業=就業」という考え方もいる
・エゴではなく利他共生に、自分たちの価値観を変えることが必要だ
・人のために働く=自分のためになる、という社会をつくりたい
さらに意見交換を深める前に、しばし交流の時間・・・・
ところが、交流が止まらなくなってしまって・・・・・
次に予定していた、”テーマの掘り下げ”や ”2030ビジョン原案”
の話には辿り着きませんでした。
続きは、別途、検討会でやりましょう!!!
ということで、みなで記念写真
そして、若手のホープ 蔭木さんの”締め”の挨拶
お疲れ様でした。
原案の話は別途、検討会でやりましょう!!!
「これからの『社会』の話をしよう」
連続検討会のお知らせ
#1= 2月14日(月)「どんな社会を目指すか」
#2= 2月21日(月)「2030年の生活はどうありたいか」
#3= 2月25日(金)「2030年の暮らしをどう創るか」
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□