【2030vision x PURC】 ブログ -16ページ目
<< 前のページへ最新 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16

第二回企画MTG(その2) 7月31日

第二回企画MTG 第二夜です。
7月31日(土) 17:30~20:00
のつもりが、またまた 21:30まで・・・話は尽きませんね!

今回の参加者も8名です。
【2030vision x PURC】 ブログ

飯田さん  吉岡さん  高橋さん   
【2030vision x PURC】 ブログ
吉岡さんは内閣府に就職が決まったそうです。おめでとうございます。
 
山本さん   丸浜さん    奥さん
【2030vision x PURC】 ブログ 
山本さんは大阪から駆け付けてくれました!
(ついでに寄った?のかもしれませんが、熱が入ってました)

あと、井上さんは、早めに帰ったので映ってません。 (中山はカメラの裏側です)

今回のテーマは、8月8日の進め方というよりも
「子育てのありかた」「”2030ビジョン”プロジェクトのありかた」
が中心となりました。

1.8月8日の進め方

  ★ 30日に決めた内容で概ねOK


2.子育てのあり方

  ● 子ども以前に親の教育が必要
    ・ 親が自分をコントロールできない
    ・ 親の教育をなんとかしないと良くならない
    ・ 何とかしたいという親ほど、自覚がない

    ・ 親が子供を過保護にしている
    ・ 子どもとの接し方が分かっていない
    ・ 周囲がちゃんと教えられない  

  ● 虐待は根深い問題
    ・ 虐待としつけの境目が難しい
    ・ 叱られるのが当たり前と子どもも思って育つ
    ・ ネグレクトは徐々に進行するから自覚が少ない

    ・ 児童福祉の職員も施設も足りない
    ・ 福祉司は5万人に1人。全国で2500人。
      職員を入れても 4500人ほど。
      イギリス並みなら、10倍の人が必要。

    ・ 行政以外に民間の取組みも大切
    ・ ホームスタートのような活動を拡げる必要がある
      しかし、行政はあまり乗り気でない。(信じてない?)

  ● 教育のやり方を変えることが必要
    ・ 自ら学ぶ姿勢が大切
    ・ ステップは子どもの時から、支えるように!
    ・ 今の教育スタイルを変えないといけない
    ・ 文科省の熟議も良い取組み ・・・もっとスピードが欲しい

    ・ それぞれの進度に応じた教育
    ・ ゆっくりが良ければ、同じ学年をもう一度
    ・ 早く進めるなら、飛び級も
    ・ 授業毎に、好きなレベルのクラスを受ける手もある

    ・ 親の意識が変わらないとダメ
    ・ 大学進学、有名校を妄信する意識を変える
      ⇒これでうまく行かないことに、そろそろ気づきだすだろう
 

3.”2030ビジョン”プロジェクトのあり方

  ● アウトプット(出口戦略)が見えない
    ・ いろんな検討をしているが、それをどう活かすのか?
    ・ HPをみてもスゴイと思うが、どう纏めるのか?
    ・ 検討するだけで、具体的な活動はしないのか?
    ・ 本などの刊行はしないのか?

   (中山)
    ・ 年内に2030ビジョンの具体像を定め、対外的に提案をする
    ・ まずは草の根の、市民レベルでの共有が大切
    ・ 政治やメディアにも働きかける努力はしている。
    ・ 当プロジェクトは、考えることと、活動を横通しするプラットフォーム
      ⇒ 自らがNPO等を作って実践行動をするつもりではない

  ● プロジェクトがどこへ向かっているかの発信を増やすべき
    ・ 年内の計画などもよく伝わっていない
    ・ ”2030ビジョン”MLは、単なるイベント告知と思ってる人もいる
      (昔は、もっといろんな情報を流していた)
    ・ イベントに参加したレポートなど、有益な情報を発信して欲しい

    ・ プロジェクトメンバーにも、どういうアウトプットを期待しているか
      聞いてみたらどうか?
      ⇒モチベーションも上がるだろうし、良いアイデアがあるかもしれない。

★ というようなことで、以下の取組みをすることになりました。

  1. ”2030ビジョン”MLで、
     メンバーが
どういうアウトプットを期待しているかを尋ねてみる。

  2.イベントレポートなどをまめに発信する

  3.12月に”2030ビジョン”まとめを発信するための
    準備を始める。
    ⇒ 「出口」 企画を、この企画メンバーを中心に継続して考える。



二日間に渡るMTGお疲れ様でした。

いろんな知恵が出て、とても価値のある場となりました。
ありがとうございました。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

7.21【8_8 kibou】企画MTG

7月21日(水)に企画MTGを開きました。

イベントは、【2030vision x PURC】8月8日@品川
テーマは
=子育ての本質を考える=
「子ども・次世代を創り育んでいくために、私たちは今なにができるか?」

 ~人生のスタートに当たって子育て・教育をどのようにすべきか~

(テーマは、後述のように、今後、内容に合わせて変えて行きます)

MTGの場所は、駒場東大前 飯田ようこさんのサロンをお借りしました。
真夏日の夕方、15名の方にお集りいただきました。

吉見さん 中島さん 高橋さん 井上さん 蔭木さん 丸浜さん 田中さん 森さん

PURC 2030 ブログ  PURC 2030 ブログ

飲み物と軽食をいただきながら、いろんな対話が進みます。
後藤さん 藤沢さん 招福亭さん 飯田さん   大野さん  森田さん  (吉見さん)
PURC 2030 ブログ  PURC 2030 ブログ

★はじめに、それぞれの方の「視点」を共有しました。
主なコメント
 ○ 市民が主体になってやっていくことで、これまでと違うことができるようになる
 ○ 小1プロブレムを解決するために、子ども同士が学び合うようにしたい。
 ○ 「子育てうつ」の問題があるが、ひとりじゃないと思えることが大切
   ⇒コミュニティー、近所に助けてくれる人がいるようにしたい
 ○ 日本では子どもが社会について学ぶ場が少ない⇒ボランティアをさせるべき
 ○ まだ飛び込み出産がある。⇒広い意味での子育ての充実がいる
 ○ 子どもをたたかないことが大切 ⇒たたかなくても子どもはちゃんと育つ
 ○ 街づくりは大学の机の上ではできない。⇒活気のある街は子どもがいることと気づいた。
 ○ 子どもができたときに「おめでとう!」ではなく、「大丈夫?!」と言われる社会で良いのか疑問
 ○ 子どもが4歳で保育園を退園 ⇒シュタイナー創設 ⇒多様な教育が必要
 ○ デパートの保育室に子どもを置き去りにする一見ふつうの母親⇒ 親には任せられない
 ○ ほんとうにたいへんな人は必要な場所には来ない。
 ○ ファシリテーションをしながら、人の気持ちを変えて行きたい。地域社会を変えたい。
  などなど・・・

★次に8月8日のイベントを「どんなものにするか」の議論。

主なコメント
○ そもそも、参加者たちの言葉が違う ⇒「ことば」を共有するところから始めるべき
○ 参加した人たちが繋がることが大切
○ 一回だけのイベントなのか、継続していくためのキックオフなのかをまず定めたい
○ 結論を求めたいなら、オープンスペーステクノロジ-(OST)が効果的
  ワールドカフェだと発想は拡がるが発散傾向
  ただ、OSTはイントロのしかけに工夫がいるかも・・・

○ 会場の品川中小企業センターは、品川の「子育て」中心拠点! いろんなイベントをやっている
○ 品川は子育てには意欲的に取り組んでいる。 隣の大田区から移住する人もいるぐらい。
○ ふれあいの家「おばちゃんち」が、ママのコミュニティーとして活躍している
  ⇒ NPO法人「おばちゃんち」
  ⇒ 書籍「品川に100人のおばちゃん、見~っけ~」
○ したがって、ここで普通に「子育て支援」テーマをやっても、関心を持たれない

○ そもそも、「子育て」だからお母さんを対象と考えるのがおかしい。
○ お父さんの参加も欲しい。 (幼稚園も父親が来るとけっこう活気づく)
○ 生まれそうな人たちに来てもらったらどうか (妊婦さん)

熱い議論が続くので、新型扇風機でせっせと冷やします。
【2030vision x PURC】 ブログ  【2030vision x PURC】 ブログ  

○ 子育てに対して社会が寛容でなくなっている。
  ・電車で大きな声を出すと睨まれる
  ・子どもが泣くと肩身が狭い想いをする
○ 「社会が子どもを育てる」と言われても、現実がそうなってない
○ 親が 「子育ては多少は人に迷惑をかけても良い」と思えるようになって欲しい
○ そうは言っても、電車に「ベビーカーが通るぞ!」と乗りこまれるのは好きじゃない

○ 「子育て」というより、「共に育てる」
○ もっと言えば、「共に育つ」
  子どもを育てることによって、親自身も育っていく。


○ 若者からみると「子育てに希望を持てない」
○ 「子育てって楽しい」と思えるようなイベントにしたい
○ 「犬や猫にもできることだから難しくない」と思えば良い
○ いやいや、「たいへんなことです」と知ることも大切
○ 結婚してない人たちにも参加して欲しい

○ 若者からみると「コミュニティーの崩壊をなんとかしよう」「日本が一番になろう」とか
  言われても、以前を知らないから、実感がない。 ⇒「激しく同意」の声あり
○ 昔のことを持ちだされてもピンと来ないから切り離して欲しい
○ 未来を語る場にして欲しい
○ 学生からシニアまで、老若男女、幅広く来てもらって、互いを分かり合う場にしたらよい

「激しく同意」コールで盛り上がり・・・・・後半は若者パワーが爆発!
【2030vision x PURC】 ブログ

○ 現在の日本に、皆、閉塞感を持っている。
○ この閉塞感を洗い出す場にしてはどうか?
○ ゆえに学生を半分ぐらいにして、若者中心のイベントにしたらどうか?
○ 現状の不満を表出し共有するのは別の場でやってるので、今回は解決策を考えたい

○ 子育て以前に、結婚したくない若者も増えている
○ リスクを取りたくない。 ・・・別れる煩わしさ。 ・・・結婚で失うものの多さ
○ 未来に希望を持てることが大切だ ⇒ふたたび「激しく同意」の声が


○ 「希望を持てない。」のは確かに問題だ。
  ⇒希望を持てるようなイベントにしたい
  ⇒イベントの名前が「子育て・・・」では拡がり感がない。
  ⇒若者グループでネーミングを考えたい
○ 1988年8月8日にやった「命のまつり」のようなものを考えたらどうか
○ 子育ては教育の一環。 ⇒ 日本の将来を考えることに繋がる


話は盛り上がって、・・・・・延々と、夜の11時まで続きました。
【2030vision x PURC】 ブログ  【2030vision x PURC】 ブログ

★さて、この日のMTGでは以下のようなことが合意できました。

◎ 「子育て」といっても、100人100様の捉え方がある
◎ 当初の狙いの「人生のスタート」に的を絞って議論するよりも
  もう少し幅を拡げて考えてみたい
◎ 対象は、ママを中心とするよりも、パパや、ママ前の人も
  学生からシニアまで、幅広い人たちに来て欲しい

◎ 大講習室(定員109人)を基本として、やり方を煮詰めたい
◎ パート1はプレゼン&質疑
◎ パート2は対話

◎ 8月8日は、「持続可能な社会」のキックオフ会的な位置付け
◎ 分科会的に次に繋げて行きたい。

◎ 具体的な企画を定めるために、専用MLを立ち上げる
◎ 必要に応じて、再度ミーティングを開く

お疲れ様でした・・・


<< 前のページへ最新 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16