*リアルタイムはトルコ、カラハユット
カッパドキアからパムッカレの隣町、カラハユットへ移動しました。
また温かさが戻り嬉しい上に、宿の部屋で温泉に入れて最高です( ;∀;)
ブログはバーレーン編です。
【2014年9月20日~21日】
カタールからは飛行機に乗り、隣の小さな国バーレーンへとやってきました(^◇^)
といってもバーレーンは物価(宿代)もそこそこ高いので1泊だけですぐ移動するのですが。
ちなみにバーレーンはカタールの目と鼻の先
が、この間の海路による入国は出来ません(>_<)
ネット情報によると、この海域の海は水深が浅く、船が出せないそうです。
バーレーン国際空港には着いたのは深夜でした。
またも空港泊(;・∀・)
ですが、空港のベンチが手すりがなく仕切られていないタイプなので、ソファみたいに横になって寝ることができましたヽ(^o^)丿
空港のベンチに手すりがあるかないかは非常に重要なことです!
ないと分かった瞬間一気にテンションが上がります。笑
そんなこんなで翌朝、バーレーンの首都、マナマ市内へと向かいました。
空港のインフォメーションで聞くと、空港から市内までのバスはないと言われるんですが、空港を出て右側に10分ほど歩くとバス停がありました。
そしてそのバス停の前の道はサウジアラビアに続くらしい。
バーレーンという国は島国なんですが、サウジアラビアとは全長24㎞の橋でつながっています。
空港からはまずムハラクという町へ行き、そこでマナマ行きへ乗り換えです。
少し時間はかかりますが、比較的簡単に行けます。
マナマ市内中心部へと到着しましたヽ(^o^)丿
この国も湿気が多く、とにかく暑い。。。
吹き出る汗と戦いながらホテルへと向かい、休憩。
その後、マナマ市内とブラブラしてみました。
中心部にある門です。
このバーレーン王国もオイルマネーで潤い、さらに人口の半数以上が外国人労働者です。
が、街を歩いてみると、ドバイやドーハのような華やかな雰囲気がないことに気が付きます。
オマーンのマスカットとも違う。
少し寂れた雰囲気が漂っていました。
門の裏手にあるスーク
こじんまりとしていて人が少なく、店もあまり開いていませんでした。
そういえば、アラビア半島では初めて物乞いを見ました。
全身黒いアバヤで身を包んで顔も隠し、手だけ差し伸べてくる女性たち
それに昼間から酔っぱらって大声をあげる男性も。
道にはゴミがたくさん目につくようになりました。
コルニーシュ沿い。
向こう側にビル群がたくさん見えています。
国土面積の小さなバーレーンでは、現在進行形でどんどん埋め立て作業が進んでいます。
あのビル群も埋立地の上に建っています。
海沿いを歩いていると、1人の男性に話しかけられました。
「おまえ、殺されるぞ!」と・・・。
そして、
「その時は『なぜ俺を殺そうとするんだ!?』と言え。」
意味が分かりません(>_<)
酔っぱらい風でもないし、気味が悪いのでさっさとその場を離れました。
バーレーンの人たちは何を思って埋め立て地を見ているのでしょう。
バーレーンの面積は東京23区と川崎市を合わせた面積とほぼ同じらしく、土地を増やしたいと考えているんでしょうね。
埋め立てているそばでは子供たちが泳いでいます。
まだ海の水はきれいそうなのですが、ちょっと気がかりなことが。
中東の国で排出された廃棄物が埋立地へ運ばれているという話。
これが現在どうなっているのかはわかりませんが、これが現在も続いているとすると土壌汚染や地下水資源の脅威となること間違いないです。
子ども達が泳いでいる横で油のような液体が漂っていました。
なんの液体なんでしょう?
子ども達の未来に影響を残さなければいいのですが・・・。
そんなことを考えながらビル群に沈む夕日を背に海岸沿いを歩きます。
久々に見るクリケット!
バーレーン人か出稼ぎ組かは分かりませんが、一緒にやろー!と誘ってくれます。
海岸沿いにはアミューズメントパークがいくつかあります。
どれも一昔前のような外観で面白い。
このボーリング場もなんとなく昭和の香りがしました。笑
あまりやることのないバーレーンで唯一行ったのが、「バーレーン国立博物館」
コルニーシュ沿いに建ってます。
外観が綺麗でした(^◇^)
中にはアートギャラリーや自然史展示室、歴史展示室などがあります。
昔のアラブの生活などの展示もありますが、ドバイ、カタールでも書いたので省略します。
中でも面白かったのが埋め立ての地図です。
赤い線が元々の土地。
かなり埋め立てていますね。
2009年と1968年の比較
かなりの面積を埋め立てていることがわかります。
地面一面に描かれたバーレーンの地図
中には変わった形をした島もあります。
バーレーン全土には8万5千個もの古墳があると言われているらしく、ここではその一部が保管されています。
骨も発掘されたままで見ることができるんです。
これも古墳の一部
出土品なども見学出来ました。
こんな小さな国にこれだけ古墳が残っていると言うのも不思議ですね。
博物館自体は小さいので1時間もあれば十分見て回れました。
ライトアップがキレイなので行くなら夜がオススメです。
街中は夜になるとあまり歩いている人を見かけません。
ショッピングモールも19時台でもう人が全然いませんでした(>_<)
モール内のお店で簡単な夜ごはん
店員がいないので呼ぶと、酔っぱらった男性が出てきてごはんを作りました(;・∀・)笑
夜のスークも静かです。
昼間に見たバーレーン門
そんな静かな街の中一際ライトアップされて目立っている建物がありました。
「バーレーン・ワールドトレードセンター」
3つの風力発電がついているのはめずらしいです。
スークの裏手はもう庶民のエリアです。
こっち側の方が街中より人も多くて活気があって良かったです(^◇^)
魚も美味しそう!
久々のターリーはインドで食べるより美味しかったです。
そんなこんなであっという間にフライトの時間が近づいてきました。
バスに乗り、空港へ。
空港のラウンジを利用(*'ω'*)
空港自体は小さいですが、ラウンジはきれいで料理の品数も多くて今まで使ったラウンジの中でも上位に食い込んできますヽ(^o^)丿
それから飛行機でUAEのシャルジャへ行き、空港泊
翌日シャルジャのラウンジを利用して次の国へと向かいました。
バーレーンは滞在も短かったので何とも言えませんが、あまり面白い国ではありませんでした。
することがなく、1日でも暇を持て余してしまったり。
でも物価は高いので食を楽しむことも出来ず。
マナマ市内ではなく郊外へ行くと見どころもあるみたいです。
あと、F1好きな方はインターナショナル・サーキットを見に行ったりと、楽しめるかもしれませんね(^^)
そして!!
現在カタールとバーレーンの間に橋を架けるプロジェクトがあり、2010年より建設が始まっているとのことです。
完成すれば世界最長の橋となり、カタール、バーレーン間が車でわずか30分~40分で結ばれることになるそうです。
これはいいですね!
サウジアラビアだけでなく、次はカタールとつながるというわけです。
早く完成してほしかった笑(>_<)
その理由はおそらく観光産業の強化にあるんだと思います。
中東諸国は石油や天然ガスが取れ、オイルマネーで潤っているので所得税が無料という優遇政策があるのですが、バーレーンは後20年余りで石油が尽きるらしいのです。
なのでバーレーン政府は現在ペルシャ湾の入り口にあるという地理的特徴を生かし、中東のビジネスの拠点や金融センターを目指してインフラを整備しているのだとか。
他にも貿易や観光など多方面で新規事業に力を入れているそう。
もし橋がかかれば、カタールから日帰りで訪れる観光客も増え、観光業は盛り上がりそうですね。
ドバイやカタールと比べてしまうとだいぶ遅れているバーレーンですが、この国もこれから変わっていくのでしょうね(^◇^)
そして次の国、ヨルダンへと向かいます!
【費用メモ】
・空港アライバルビザ 1人15ドル(約1,500円)
・空港からムハラク バス代1人200フィルス(約60円)
・ムハラクからマナマ バス代1人150フィルス(約45円)
・博物館入場料 1人1ディナール(約300円)
【ホテルメモ】
・マナマ Imperial Suites Hotel
一泊ダブル 20ディナール(約6,000円)
*Booking.comにて予約
フリーWi-Fi、テレビ、エアコン、冷蔵庫、アメニティ付き
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