隣国が,米国製の半導体とソフトウェアを政府系のPCとサーバーでの使用禁止を決め,順次禁止していって2027年度までに完全禁止する聞いて,ビックリしましたよ.
自分もMicrosoft社は嫌いですが,IntelとAMDのCPUが使えなくなったら流石に詰んでしまう.Armは英国製ですが,開発部が米国にあるらしく,Armも取引を止める方針ですから,本当に詰んじゃうんじゃないかな?
なんか,調べてたら,隣国はスパコンもCPUも作れて凄いのに,日本はダメだ〜みたいな投稿記事があったので,ちょっと驚いてしまいました.日本の富嶽はスパコン世界4位で,隣国は13位なんですが・・・どこを見ているんだろう?(笑) ちなみに自分の共同研究者だった人は,富嶽用に(Armコア用に) 数値計算ライブラリを最適化するお仕事をしてました.スパコンって,性能だけでなくて,スパコン用のソフトウェアの方が難しいし大事なんですよね.
隣国のこの13位のスパコンって2016年製なので,もうお金があってもスパコン作れなくなっちゃったんでしょうね.スパコンのランキングからこのまま隣国は消えていくと思います.この13位のスパコンのCPUって独自開発らしいですが,OSがLinuxなので,独自開発はかなり疑わしい.移植性が高いLinuxですが,それでも移植作業ってかなり時間がかかるから,中身は米国製である可能性が高いです.Intelがどこまで技術提供していたのかは,自分はまだ調べられていませんが,Armは技術提供していたのを確認出来ました.少なくても契約が切れるまではArmチップは,自国で製造して使えるけど,その先がない.IntelやArmのチップをベースに独自開発するって,かなり厳しいからね.
だから,オープンハードのRISC-VってCPUを隣国はもの凄い勢いで焦って弄ってますね(かなりの件数がヒットした) けどRISC-Vって米国発なんですよね(笑)
RISC-Vは,アメリカ・カリフォルニア大学バークレイ校のDavid Patterson教授とKerste Asanovic教授らのグループが開発したオープンソースのCPUコアなので,明らかに米国製です.なのに,これは禁止しない(笑)
RISC-Vってオープンソースだし,面白いCPUだけど,まだ誕生したばっかりだから,ハイエンドCPUに成長するには,まだまだ時間がかかるかなって思います.
RISC-V使って開発しても独自開発CPUって言うんだろうな(笑) 現在で隣国の政府系のIntel系PCで動いているOSは,国産OSって言っているけど,Linuxベース(?)らしい.既にLinuxって多言語対応済で隣国の言語も普通にもう使えるから,いじるとこなんてそもそも何も無いんだよね.けどLinuxって言わずに国産OSって言い切る神経の図太さと厚かましさって凄いって思いますね(笑)
普通の神経だったら開発者への尊敬があるから,そんな無礼は絶対にしないんだけどね.
NECが昔販売していたCPUのVシリーズって,独自設計だったのにIntelと互換性も持たせただけで,パクリとか酷い扱い受けてたのにねぇ〜(泣)