フェルナンデスが倒産して、サスティナーデバイスの供給元が無くなってしまったのだが、最近フェルナンデス製ではないサスティナーをよく見かける。

 

調べると、Veyz Guitarというメーカーが供給しているようだ。インドネシアの会社らしいが、公式のホームページは存在しないようで、ハンドメイドのかなり小規模な会社のようだ。

 

フェルナンデスのサスティナーという優れた技術が継承されるのは嬉しいが、この会社って、世界の有名ギターの商標が入ったコピーモデルを平気で作っているので、企業倫理的にちょっと驚いている。

そもそも開発企業が倒産したら、その企業のパテントってどうなるんだろう?という疑問も湧く。

 

自分はアイバニーズの熱烈なファンなので、Veyz Guitarのアイバニーズのコピーモデルを見ると、オリジナルと細部はかなり異なっていることが判るが、あまり知らない人がみたら、アイバニーズのロゴはモロに入っているし、区別つくんだろうか?

 

追記)

ホームページを見つけました。

 

 

SNSでうつ病になった大学院生の投稿を読んだが、実験がもう辛いけど、これ以上休むと退学になるから悩んでるってあった。

 

多分、すごく努力家で真面目な人なんだろうって思ったが、やっぱりうつ病の怖さを知らないって思った。自分も、うつ病の怖さが分からず、最初のうつ病が3ヶ月で寛解したから、転職は考えず高専教員を続けたが、これが今思えば大きなミスジャッジだった。

 

うつ病が3ヶ月で寛解すること自体がかなりの幸運で、一旦うつ病を患うと、寛解しても仕事の能率が一気に落ちる。まだ体力が残っているこの時点で、高専を退職し、転職すべきだったのだが、ズルズルと続けてしまい、酷いパワハラもされて二回目のうつ病発症になってしまった。

 

二回目になると、主治医が変わったことも大きいとは思うが、なかなか寛解しない。今度は一年かかって寛解した。

 

ここで、本当に転職すべきだったんだが、配置転換をするという甘い言葉にのってしまい、数学教員として再出発したが、今度は校長からパワハラされて、復職時に電気電子系でパワハラされた事実を無かったことに同意しないと復職は認めないと脅され、今後の働きが悪かったら配置転換は正式にはしないと言われた。

 

パワハラされた事で、もともと所属していた電気電子系の廊下さえ恐怖で歩けないから、必死になって総合系の仕事をしたが、これがオーバーワークになって三回目のダウンになった。

 

二回目のうつ病の時に、うつ病の怖さがわかっていれば、迷わず転職するべきだった。まだ、8時間の最低勤務をする体力は残っていた。これは本当に大きなミスジャッジだった。三回目のうつ病は、今でも寛解していないし、8時間の勤務時間を耐える体力もなくなってしまった。

 

だから言いたいのだが、うつ病になったら、なりふり構わず休んで病気を治すことに専念して、二度とうつ病を起こした職場や環境には戻らないことっていうのが、本当に大事なポイントだとつくづく思う。

高市氏が、接戦の末、自民党総裁に選ばれました。

 

岸田氏、石破氏の一種のどす黒い暗黒時代から、やっと志と信念を持った政治家が総裁に選ばれて、本当に安堵しました。

 

志と信念を持った政治家って、なんて凛々しくて美しんだろうって心の底から思いました。

 

自分は、過去のブログで、高市氏の能力は非常に高いから、自民党から離反して新しい政党を立ち上げたら良いのでは?という投稿もしましたが、高市氏は、きちんと未来を見据えて、胆力が非常に必要であったけれども、王道を進み総裁になられました。その胆力にも驚きました。

 

高市氏と自分の考えは、完全には一致しませんが、高市氏の演説を聞いて、泣きました。自分は、こういう心強い言葉をずっと待っていたんだと思います。まだ、高市氏は何かを成し遂げたわけではありませんが、その決意と覚悟のある言葉は、自分が政治家に期待していたものそのものです。

 

故安倍首相は、もう天国に居ると思いますが、貴方の愛弟子が、総裁になりました。無理なお願いだとは思いますが、彼女を護ってあげてください。実際、貴方が世界にまいた種が、高市氏を後押ししておりますが、今の日本のおかしな政界では、彼女は苦しい戦いをすることになるでしょう。どうか護ってあげてください。

 

 

投稿動画で見たから、何の番組かは定かでないが、竹田恒泰氏と江守正多氏の討論番組を見た。

 

最初、江守氏って名前も分からなくて、後から検索した。

 

何の事前知識も無く見た時の感想は、この番組に出ている学者って、役に立たない学者の典型例みたいな人だなという印象だった。根拠となる有力な数字を出して説明する訳でもなく、CO2削減を至急しなければ人類は危ないと警告する訳でもなく、何の目的で番組に出ているのかという目的もよく分からない。論点がかなりぼんやりしている感じ。

 

一方、竹田氏は専門でもないのに良く知っているなぁ〜って、その知識の幅の広さに結構驚いた。

 

結局、ちらっと発言していたが、江守氏は、少しの温度変化が生じても、急激な温度上昇を引き起こすことがあると言っていたが、この重要な発言を強調する訳でもなく、本当にちらっと発言したから、当然、番組では誰も拾わない。

 

また、自動車のCO2排出量は、全排出量の約2割程度に過ぎないのに、延々とEVの話をしているし、なんか見ていて疲れた。

 

 

後で、調べたら、江守氏は、東京大学未来ビジョン研究センターの教授であったが、研究業績をReseachmapで調べると、研究ガチ勢ではなくて、社会学者のようなフィールドワーク系の業績が主で、その対象が温暖化対策というような人だった。少しは数値シミュレーションもやっているが、現在のレベルの数値シミュレーションで温暖化要因が明確に特定出来るとは、自分は思っていない。

 

番組中にXのポストで原発に関する見解を示したから見てくださいと言っていたので、Xのポストを見に行ったが、見つからず、右翼のポピュリズム政権になるとCO2削減がうまくいかなくなるという非常に引っかかるワードが結構多くて、あ〜〜そっち系の人かって分かった。

 

番組中、CO2垂れ流しの上位四カ国が、削減対策を全くやっていないのに、排出量5%の日本が150兆円も使って削減する意味はあるのか?という問いに対して、日本が見本を示さないと、排出量が低い国が努力しなくなるからそれは駄目だという発言が、かなり不思議に思えたが、思想が左派なのね。右派を全てポピュリズムって呼んでいたから、完全に朝日新聞系の人なんだな。

 

日本の景気がすごく良いなら150兆円をCO2削減に投じても良いと思うが、日本の景気は酷いデフレ状態で物凄く悪いんだけど、そういうことも、論外で彼は話をしていたので、東大の教授なのに頭が弱いんだな〜としか思えなかった。

 

追記)

ずっと引っかかっていたことだが、江守氏は2回も、自分の意見はXにあるので、それを見てくださいと言っているが、討論番組に出てこういう発言をするのは、討論相手に対して物凄く失礼だと思った。そういう無礼な態度しか取れないなら、討論番組に出る資格がないと言わざるおえない。

 

 

 

自分の指導教官ではなくて、自分が研究室配属になった時の助手だった先生について述べようと思う。

 

その助手の先生は、計算機に造形が深くて、富士通で人工衛星の制御プログラムを作っていた人だった。当然、アンチWindows派で、研究室はWindowsPCが一台も無かった。その代わり、UNIXが主流で、自分は随分と恵まれた環境に入れたと思う。当時のWindowsは3.1だったから、それはまともな人なら使う気にならないだろう。

 

そういう経験があったから、自分は今でもLinuxメインで全ての仕事をしているし、マイクロソフト社のきまぐれに振り回されることも最低限で済んでいる。

 

ただ、その恩師は、パワハラ気質があって、自分は標的にされなかったが、自分が博士課程の時に標的にされた修士の学生が居て、とにかく気の毒だった。その学生に特に大きな欠点があったようには自分には思えず、真面目だったのにひたすらパワハラされていた。

 

自分にパワハラしてきた校長が、その恩師の仲の良い友人であり、自分の持論であるパワハラ気質の人間同士は惹かれ合うという事を立証した案件でもある。

 

また、その恩師が助手に採用された理由って、自分の指導教官がプログラミング能力が乏しく、数値解析理論の原理は容易に理解できるのに、それを実現する人が居ないという事が大きかった気が今ではしている。実際、研究室のOBからも、もっと優秀な人がいっぱい居るのに何故?って声を聞いたこともある。

 

年月というのは残酷なもので、その恩師は無事に教授になって、もう定年で退官されたが、インパクトのある学術研究が全然ない。やっぱり新しい研究を思いつく能力と、実務能力は異なるので、その壁を超えられなかったんだろう。

 

色々と想うところ、考えるところはあるが、自分にとっては、計算機の正しい方向性を教えてくれた恩師だったから、今でも感謝している。その方向性があったから、計算機に関してはかなり正しい道でずっと努力できた自分が居る。

自分のこのブログは、収益は3円とか5円とかです。

 

色々と調べて本を読んでブログを書いても、収益は5円程度です(笑)

 

じゃあ、なんでブログを続けているのかって言われると、発信したいことがあるからですね。それだけです。発信したいことが、もともとあるから、利益にならなくても続けられる。

 

これってTikTokの配信とか見てて思うんですが、本当に配信したいことがある人は、ギフトが全然とばなくても配信は続けます。けれども、そういう人は配信者の1%以下だなって思いますね。自分が好きなギタリスト枠もギフトは全然とびませんが、配信者は全く気にしてないようです。配信したいことがあるからなんでしょうね。

 

自分は配信文化が好きです。歴史をひもとくと配信文化って日本人が始めた文化ですが、本来の配信文化って、配信したいことがあって、その配信に共感できる人が集まって意見交換するっていう素敵な空間だったんですが、最近のTikTokを見ていると、このアプリは配信文化にトドメをさして終焉させたいのかな?って正直思いますね。

 

まあ、中国人が考えることって正直言って分からないんです。彼らには文化が理解できないと思っています。理解できないから文化の破壊ばっかしてる人々って認識です。ある意味かわいそうな人たちで、共産党が文化大革命で、文化人を全員56しちゃったから、中国の文化はそこで断絶し、今でも文化は復活していないし、共産党の洗脳が凄いと感じています。一部の知識人はこの異常な事態に気がついているようですが、中国国内で発言したら56されるので、黙っているか国外へ脱出しているようです。

 

そういう共産党は、配信アプリには熱心で、かなりテコ入れしていますが、配信文化が理解できないので、TikToK等を見ていると、物凄い拝金主義ですね。文化の欠片もない。

 

そういう訳で、TikTokは不毛過ぎて、最近はもう殆ど見てないです。乞食ライバーばっかりですねぇ〜本当に情けないと思います。

中国の技術が凄いという人をよく見るが、エンジニアとしては物凄い不思議に思う。

 

そもそもプロが使うハイエンドな製品って中華製って殆どないんだよ。技術力が本当に高かったら、そういうハイエンド製品も中華製品が市場を専有するでしょ?ところが、そういうハイエンド製品で中華製って無いんだよ。

 

例えば、オシロスコープでは、自分はRIGOLが一番マトモだって思っているが、一番上位機種で、DS80000って製品で13GHz止まりなんだよね。かなり高い周波数帯に技術が移行しつつある今では、他のメーカーは、平気で50GHz以上の製品を出してきている。

 

これは一例だが、結局、中国って、ローエンドの分野で低価格帯競争で強い国だって分析すると解る。

 

中国が強い分野って、低価格PC、スマホ、電気自動車、ロボット、ドローン等だが、これって高度な技術が要らない分野ばっかりなんだよ。

 

米国の半導体輸出規制が効果が絶大で、中国のスパコンは、TOP500ランキングでは、もう企業のスパコンに負けるような惨状で、このままドンドン落ちていくと予想している。CPU設計って、かなりの技術力とセンス・蓄積されたノウハウが必要だから、リバース・エンジニアリングでは、パクれない。だから米国のライセンスもARM系の英国のライセンスも切れていくから、多分、もうスマホも作れなくなると予想している。

 

特に鉄道、建築、トンネル・橋の構築等の技術の総合力が要求される分野では、中華製はボロボロだ。

 

こういう分析が出来ない人が、異常に安価な中華製の日常製品を使って、中国は技術力が高いという馬鹿な投稿をするんだろう。だいたい今の製品って製造コストは、あんまり変わらないんだよ。なのに異常に安いことを疑問に思わないんだろうか?なぜ異常に安いのかって理由は分かっている人は分かっている。

自分が小学生とか中学生の頃は、総理大臣に対するブラックジョークを結構見かけた。

 

脳みそを販売している店に行ったら、やたら安い脳が売っているから、これは何をしていた人の脳ですか?ってお店の主人に聞いたら、総理大臣をしていた人の脳です〜っていうようなナンセンスなブラックジョークが、父が買ってくる週間新潮とかに載っていた。

 

けれども、民主党政権の頃からかな?こういうジョークは全然見かけなくなったし、最近では全く見ない。

 

つまり、本当の馬鹿が総理大臣をしたら、国がどうなるか?ってことが切実に分かってしまって、もうジョークにならないのだ。岸田氏や石破氏を見ていると、もうジョークではなくて本当のことだから、全然笑えないし、日本の未来が心配で胃が痛くなる。

 

今度は、小泉氏が総裁選に出てきているが、アホ過ぎて個人的には絶句している。

 

シャインマスカット問題とかステマ問題とかも追加されたし、この人の何処を見たら、総裁に推せるのか?全く理解できない。そんなに国を滅ぼしても操り人形が欲しいのかね?自民党で多数派の左翼の皆様に切実に聞きたいと思う。

 

多分、彼は日本の農業をぶっ潰すだろう。彼のバックボーンはそういうものだし、また竹中平蔵氏が近づいているから、日本が本当に滅びる未来しか見えない。

 

小泉氏をイケメンだから推しますって街頭インタビューを見ると、脳死しそうになる。

 

 

久しぶりに、自分が所属していた高専のサイトにアクセスしたら、校長が変わっていた。

 

どうやら、自分にパワハラした校長は、令和6年度いっぱいで定年退職したようだ。新しい校長は、北大で再生エネルギー関連の研究をしていた教授らしい。

 

新しい校長は、どういう人だが全然知らないが、高専の校長が一種の天下りのシステムなのは間違いがない。この人も高専という組織がスグには理解できないだろうと思う。

 

ところで、自分にパワハラした校長の研究リストを眺めていたら、自分の博士課程のときの友人の指導教官だと判明した。

 

なんか当時の事を色々と思い出したが、非線形な振動での近似的な固有モードを見つけるという、博士課程のテーマにしては、ある意味物凄い危険なテーマをやっていた。線形の完備直交関数系のもとでしか固有モードの理論は成立しないが、それに似た概念を若干非線形な振動で近似的に見つけようというテーマなのである。面白いけど、3年という限られた博士課程の時間では、危険すぎて、自分なら絶対与えないテーマだよ。こういう研究って平気で10年単位で時間がかかるからね。

 

その友人と飲みに行った時に、完備直交関数系でないと固有モードの議論が不可能な事を、その友人は知らなくて、飲み屋で延々と時間をかけて教えたが、これって、こういう研究にトライするなら基本中の基本だから、なぜ知らないのか?って物凄い疑問だった。当然、テーマを選ぶ際には、こういう基本中の基本の概念は、マスターしているかどうか指導教官から確認が入るはずである。

 

結局、そのパワハラ校長は、北大での学生指導も適当だった訳だ。パワハラをする人は相当知性が低いと最近思っているが、やっぱり知性は低かったんだな〜って改めて思った。

 

ちなみに、サイトを見たら、自分だけでなく学生にもパワハラしまくっている系長は、相変わらず系長をやっていた。マジで行かないほうが良いよ、この高専。酷い目に合うよ。

 

 

もう高専教員じゃないから、書けるが、高専生って能力に見合った社会的な評価をされていないと常々思っていた。

 

とにかく給与が安い。学歴的には短大卒と同じだから、短大卒と同じ給与になる。

優秀な高専卒の人って、国立大工学部卒に余裕で勝ってしまうことが多いから、就職してから給与面で不満を持つ教え子も多かった。最近は、高専卒に大卒の給与を与える企業も増えては来たが、まだまだ少数だ。

 

余談だが、自分の教え子は、京大卒の学歴マウントがうざすぎて、企業内の試験でその京大卒に勝ったそうだ。

 

また、もっと勉強したくて大学院に進学しても、学歴ロンダリングとか、意味が分からない誹謗中傷を受けることも多い。

 

自分が学生だったときに、高専編入組が来たが、とにかく優秀過ぎて、勉強で結構お世話になったよ。

 

ある意味、高専生が学問で優秀なのは、大学受験というシステムが、偏差値が高い層では、殆ど意味がないということを示していると思う。

 

実際、高校数学ってかなり易しい。全体の平均に合わしてるからね。自分は高校時代は、興味がある本ばかり読んでいて、受験勉強は全くしてなかったが、共通一次試験は、数学は余裕で満点で、全体で9割は取れた。けれど、全然嬉しくはない。自分ははやく本格的な数学がやりたかった。しかし親にバレて滅茶苦茶怒られた。

 

高専生って、1年次から、かなり専門的な勉強をする。優秀な子はこの方が伸びると思う。

 

1年次の電磁気学の授業で、誘電率の説明をしている時に、コンデンサーにアルミニウムを入れたら誘電率はどうなりますか?って聞かれて、即答出来なかった。

 

後で調べて、ちゃんと次の授業では分かりやすく解答したが、高校の先生だと失礼だが答えられないと思う。

 

自分は、5年次の電磁気学の授業では、直感的にではあるが、導波管のモード理論も教えていた。これはもう大学院の内容だが、エンジニアとして概念だけでも理解していて欲しいから、かなり授業内容を考えて、数学的な要素を排除し、直感的に理解できるように組み立てた。

 

こういう事を理解しているからだし、実験がとにかく実践的で、エンジニアとしては本当に即戦力になると思う。

ただ、こういう事を言うと今までで一番成功した教育機関は高専だっていう馬鹿なジャーナリストが出てくるから、本当に勘弁して欲しい。大学の工学部が物凄く情けないんだよ。自分の出身大学を悪く言いたくはないが、教授陣の考えたカリキュラムは矛盾だらけだったし、大学の工学部って、名著で独学したほうが理解が捗るっていうかなり情けない状況なんだよ。30年前からね。

 

高専生の給与が安く、社会的に評価が低いのは本当に、日本社会が抱える一種の学歴信奉主義なんだなって思うよ。