【腹直筋上部(腹筋)の筋トレ】クランチ | 【筋トレ&ストレッチ】明大前パーソナルトレーナー佐藤公治

【筋トレ&ストレッチ】明大前パーソナルトレーナー佐藤公治

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NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)認定パーソナルトレーナー、
日本ストレッチング協会認定ストレッチングインストラクター
佐藤公治のブログ

こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。

 

 

 

クランチは、仰向けになって上体を丸めることで、腹直筋上部(6パック:6つに割れた腹筋と呼ばれるところ)を鍛えることができます。

 

クランチのやり方

・仰向けになってヒザを90度に曲げ、頭・肩の後ろ・ヒップを床につけます。

 

・手を太ももの前に沿え、息を吸って体幹に力を入れます。

 

・息を吐いて、頭から体幹の上部を丸めるようにして持ち上げます。

 

・肩を床から上げた(ろっ骨側を骨盤へ近づけた)ところで一瞬静止して、腹筋を引き締めるようにして力を入れます。

 

・息を吸って、ゆっくりと(腹筋の緊張が緩まない範囲で)上体を下ろし、繰り返します。

 

クランチで鍛えられる筋肉

 

体幹部を屈曲する(上体を丸める)ことで、腹直筋を鍛えることができます。

 

腹直筋は、ろっ骨の下部から骨盤まで伸びる長い筋肉で、クランチでは肩(ろっ骨側)を持ち上げることで、主に腹直筋上部を鍛えることができます。

 

(腹直筋下部も動作を補助するのに働きますが、下腹部を重点的に鍛える場合は、下半身⦅骨盤側⦆を上げるリバースクランチなどが効果的です)

 

外腹斜筋(わき腹表面、V字に走行する筋肉)・内腹斜筋(外腹斜筋の奥、ㇵの字に走行する筋肉)も動作の補助に働きます。

 

また、股関節の屈筋群(太ももの付け根を曲げる筋肉)である大腿直筋(太ももの表)・腸腰筋(股関節の付け根、腹部の奥)・恥骨筋(股関節の内側にある小さな筋肉)が動作を安定させるのに働きます。

 

クランチの効果

ボディメイクでは腹筋上部を発達させ、6パック(「6つに割れた腹筋」と呼ばれる部分)を鮮明に見せる効果あります。

 

また体幹部を安定させ、各部位のバランスのとれた筋トレの一環として取り入れると、ウエストを細くする効果が見込めます。

 

スポーツでは上体を丸めることで球技の投球やパス・ラケットを振る、また腹筋を強化することで体を支える・格闘技で腹部を守るなどの効果が期待できます。

 

まとめ

・クランチは、上体を丸めることで、主に腹直筋の上部(6パック:6つに割れた腹筋と呼ばれるところ)を鍛えることができます。

 

・一般的に、筋トレの種目は極端に背中を反らせたり、丸めたりしないことが基本。

 

ただし、腹筋のエクササイズは例外で、クランチでは頭・肩を上げて上体を丸めることで股関節屈筋群(太ももの付け根を曲げる)の働きを低減し、腰への負担を抑えることができます。

 

・クランチでは、肩を床からわずかに上げ、ろっ骨と骨盤を近づけて腹筋上部を引き締めるようにします。(動作の範囲は、ごくわずかになります)

 

ここから、さらに上体を(45度くらいまで)上げていくとシットアップになります。

 

シットアップは、股関節屈筋群の働きが大きくなり、走動作の強化などに効果的です。(腰に不安がある場合は、下背部を床につけたクランチのほうが勧められます)

 

・クランチで強度を高めるには、手を足から腹部・胸・頭上と上げていくと、腕の重みが加わって負荷を上げることができます。(また足を床から上げておくと、動作中に下部もより引き締まります)

 

腹筋台で行う場合は、ベンチに角度をつけていくと強度が上がります。(10~45度くらいまで。あまり急角度にして、頭に血液が集まらないように注意)

 

ダンベルを持ったり、マシンで負荷をかけて行うやり方もあります。

 

 

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 

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