千鳥ヶ淵戦没者墓苑春彼岸参拝のお知らせ
千鳥が淵戦没者墓苑春彼岸参拝のお知らせ
NPO法人に認定をされて
始めての
千鳥が淵戦没者墓苑春彼岸参拝を
下記のとおり開催する運びとなりました。
是非ご参加いただけますようご案内申し上げます。
日 時 : 平成25年3月24日(日)
午前11時 式典開始
参 拝 : 千鳥が淵戦没者墓苑
心温まるお手紙をいただきました
ピースリンググアム若葉さんから
心温まるメッセージをいただきました。
これからも活動を通して
次世代に繋いでいくようにしてきます。
ピースリンググアムジャパン 事務局
松本様
毎回ご丁寧なメールを頂戴し大変恐縮いたします。
私共も、松本家・内藤家の方々が
その都度ご来島くださることが励みとなっております。
特に松本様のご子息方が揃ってご来島下さることは、
今後次の世代にしっかりと役割がバトンタッチされ、
慰霊の意味と心が生き続ける希望を感じます。
私はまだまだ我が子に大切なそれを伝えられずにおります。
日本人とチャモロ人、
加害者と被害者両方の血が流れる息子が、
どのように感じ考えるのか、
それを思うとまだ暫くは世間の同世代の人達と同様、
お気楽な独身者としてそっとしておきたいと
甘い親心で接してしまいます。
2012年もあっという間に終わりが近づいています。
これから先、
日本が今よりも平穏で活気ある国へと戻れるよう願います。
またピースリングオブグアムジャパンの活動が
益々実り多きものとなりますよう祈っております。
松本家の皆様も良いお年をお迎え下さい。
次回またお会いできるのを楽しみにしております。
若葉
ピースリンググアム
若葉様
前略
いつも格別なお力添えをいただき心から感謝申し上げます。
昨日無事に帰国しました。
毎回このように日本人会の皆様と
英霊の供養と慰霊碑清掃が出来ますことを重ねて御礼申し上げます。
若葉様のお話を拝聴して涙があふれます。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞ変わらぬご助力をいただきたく
心からお願い申し上げます。
末筆ながら皆様の益々のご健勝をお祈り申し上げます。
良いお年をお迎えください。
草々
平成二十四年十二月十九日
松本 平太郎
第4回 慰霊と慰霊碑・慰霊塔清掃
12月16日
グアム日本人会の年間行事であり
NPO法人ピースリンググアム及びジャパンの
活動のひとつである
慰霊と慰霊碑・慰霊塔の清掃を行いました。
ピースリンググアムジャパンが
NPO法人に認定されて始めての慰霊と清掃です。
在ハガッニャ総領事館
松村首席領事にもご参加いただき
グアム日本人会副会長と
日本人会の方々とその家族
グアム日本人学校校長ご家族
ピースリンググアムの方々とその家族
日本からは遺族である
松本理事長とその家族
清掃後
日本人会守屋副会長から
ご挨拶をいただきました。
私たちは日本において平和で安全に
生活することができるのも
戦争で犠牲となった多くの方々の上に
成り立っています。
ピースリンググアム髙木会長のご挨拶
今回も多くの方に出席してもらいましたが
これからも長く日本人会の活動のひとつとして
多くの方に参加していただきたい。
グアム島には未だ日本に帰ることができない
約18,000人の英霊のご遺骨が
地中に埋まっていますが
日本にお連れする活動を
これからも続けていきたいと思います。
ピースリンググアムジャパン松本理事長の挨拶
本日は暑い中朝早くからお集まりいただき
ありがとうございます。
先程髙木会長からお話がありましたように
アガットの水道工事現場で見つかった
日本兵11柱のうち1柱は見えているにも関わらず
埋め戻されてしまいました。
今でも約18,000人のご遺骨が
埋まったままです。
全てのご遺骨を日本にお連れするために、
戦争を風化させず、次世代に繋いでいくために、
NPO法人に申請し認定を受けました。
今後ともお力添え、
最後の激戦地では
ピースリンググアム若葉さんに
お話をいただきました。
毎年2回、慰霊と慰霊碑清掃を行っていますが
慰霊を行う前日と行った当日では
気持ちの持ち方が全く違っています。
サイパンや硫黄島などに比べて、
戦争があったこと、
多くの方々が無念にも命を落とした事すら
忘れ去られているグアムに住み、
暮らさせていただいてこのように
供養ができることで改めて強く感謝の心を持ちます。
戦争中、飲まず食わず骨と皮だけにやせ細り、
武器も持たず、身を隠すためだけの
浅い穴の中で、誰にも看取られることなく
ゴミのように放置され亡くなられた
多くの日本兵は悲しくも
今も遺骨が日本に帰ることができず
この土の中にいて、
グアムを彷徨っていると思います。
これからも亡くなられた多くの方々を忘れずに、
盛大ではありませんが、細く長く絶やすことなく
アガット慰霊碑で御参りの後、
第38連隊本部が陣を取っていたといわれる
アガット近くのその場所は
綺麗な川が流れて大きなマンゴーの木があり
内藤監事のお父君が
亡くなられたとの話がありました。
皆で御参りをしました。
ピースリンググアムジャパン顧問である
土屋正忠先生が当選しました。
松本理事長がグアムから土屋先生に
当選のお祝いの電話を入れました。
また、同じく顧問である
高市早苗先生も当選され
お祝いの電話を入れました。
NPO法人 総会
12月8日、NPO法人として
始めての総会を行いました。
遺族やその家族、賛同してくださる方々を含めて
多くの方の出席のなか設立の報告、設立の経緯、
今後の活動、各々の役割の分担を話し合いました。
NPO設立の経緯は2年前、
グアム島の水道工事現場から
発見された英霊のご遺骨11柱のうち
10柱は日本にお連れしましたが、
1柱は見えているにも関わらず埋め戻され、
厚労省に何度抗議をしても
グアム在住の心ある同志の方々や、
日本総領事が掛け合っても
掘り起こしてくれなかったことです。
ご遺骨は折り重なるように発見されて、
手には手榴弾と銃剣を持ったままでした。
千鳥が淵戦没者墓苑や武道館での慰霊祭で
総理・衆参議長等々の政府高官は
「先の大戦で亡くなられた日本兵のご遺骨を
1日も早く早急にお連れする努力をする」と
スピーチするものの
現状は見つかったご遺骨を
埋め戻すような事が起こっています。
家族のため、子孫のため、
祖国防衛のために無念の死を遂げて
今も日本に帰ることができない
18,000余名の英霊のご遺骨を日本にお連れして
祀りたい、手を合わせたいという
当然の事を実現するためにもNPO法人としました。
―理事長挨拶のあらまし―
この度は年末の多忙の中、
いよいよNPO法人設立会を迎えることが出来ました。
尚、副理事長仁後さんには会場設営に
多大な骨折りなど感謝します。
本日資料の趣意書にありますように、
NPO法人の移行、総会の大きな目的は
1、先の大戦を風化させじ、次世代に繋げること
2、無念にも亡くなられた
18,000柱のご遺骨の一日も早い収集と帰還
(グアムでの先般の遺骨があるにも関わらず、
埋め戻してしまう暴挙をする厚生労働省へ物申し、
行動させ、圧力をかけるための
NPOを立ち上げた趣旨を話しました。)
3、現地ピースリンググアムの同志と更なる協力関係の強化、
推進、墓参親善以上、これからの活動として、
皆々様一人ひとりの協力体制の強化。
役割の分担と組織の一体化。
会員の拡大と助成金の獲得。
結びに以上のことを踏まえて、皆様の熱い心と行動力を信じて
挨拶とします。
尚主な出席者
遺族とその家族
元外交官
元朝日新聞編集局長・現中央大学教授
元消防庁幹部
元埼玉県教育長
元日本JC役員
行政書士
稲門会役員
11月14日 表敬訪問
松本代表、内藤副代表が
衆議院議員阿久津幸彦先生の政策担当秘書の
藤巻浩さんに議員会館でお会いしました。
阿久津衆議院議員は
菅政権時代に硫黄島の遺骨収集を
積極的に仕切った方です。
ピースリンググアムジャパンNPO設立に
ご尽力を頂きました行政書士森川先生のご紹介で
姥貝荘一先生に引き合わせていただき、
藤巻さんにお会いすることができました。
姥貝先生は菅直人前総理の政策秘書をされていた方です。
NPO法人ピースリンググアムジャパンからの要望として
一刻も早いグアム島の地中に眠る英霊18,000余柱の
ご遺骨の収集とご帰還、
遺骨収集に必要な費用確保を陳情しました。