第4回 慰霊と慰霊碑・慰霊塔清掃 | progj

第4回 慰霊と慰霊碑・慰霊塔清掃

1216

グアム日本人会の年間行事であり

NPO法人ピースリンググアム及びジャパンの

活動のひとつである

慰霊と慰霊碑・慰霊塔の清掃を行いました。
progj
progj
ピースリンググアムジャパンが

NPO法人に認定されて始めての慰霊と清掃です。


在ハガッニャ総領事館

松村首席領事にもご参加いただき

グアム日本人会副会長と

日本人会の方々とその家族

グアム日本人学校校長ご家族

ピースリンググアムの方々とその家族

日本からは遺族である

松本理事長とその家族

内藤監事が参加しました。
progj


清掃後

日本人会守屋副会長から
ご挨拶をいただきました。
progj
私たちは日本において平和で安全に

生活することができるのも

戦争で犠牲となった多くの方々の上に

成り立っています。

感謝の気持ちを忘れず、
平和と不戦を誓い、願います。
progj


ピースリンググアム髙木会長のご挨拶

今回も多くの方に出席してもらいましたが

これからも長く日本人会の活動のひとつとして

多くの方に参加していただきたい。

グアム島には未だ日本に帰ることができない

約18,000人の英霊のご遺骨が

地中に埋まっていますが

日本にお連れする活動を

これからも続けていきたいと思います。

progj


ピースリンググアムジャパン松本理事長の挨拶

本日は暑い中朝早くからお集まりいただき

ありがとうございます。

先程髙木会長からお話がありましたように

アガットの水道工事現場で見つかった

日本兵11柱のうち1柱は見えているにも関わらず

埋め戻されてしまいました。

今でも約18,000人のご遺骨が

埋まったままです。

全てのご遺骨を日本にお連れするために、

戦争を風化させず、次世代に繋いでいくために、

NPO法人に申請し認定を受けました。

今後ともお力添え、

ご助力を賜りたくよろしくお願い致します。
progj

最後の激戦地では

ピースリンググアム若葉さんに

お話をいただきました。

progj

毎年2回、慰霊と慰霊碑清掃を行っていますが

慰霊を行う前日と行った当日では

気持ちの持ち方が全く違っています。

サイパンや硫黄島などに比べて、

戦争があったこと、


多くの方々が無念にも命を落とした事すら

忘れ去られているグアムに住み、

暮らさせていただいてこのように

供養ができることで改めて強く感謝の心を持ちます。

戦争中、飲まず食わず骨と皮だけにやせ細り、

武器も持たず、身を隠すためだけの

浅い穴の中で、誰にも看取られることなく

ゴミのように放置され亡くなられた

多くの日本兵は悲しくも

今も遺骨が日本に帰ることができず

この土の中にいて、


グアムを彷徨っていると思います。

これからも亡くなられた多くの方々を忘れずに、

盛大ではありませんが、細く長く絶やすことなく

慰霊を続けていきたいと思います。
progj
progj


アガット慰霊碑で御参りの後、

第38連隊本部が陣を取っていたといわれる

場所に行きました。
progj
progj
生き残った元日本兵の話にあったとおり、

アガット近くのその場所は

綺麗な川が流れて大きなマンゴーの木があり

山が大きく切り取られていました。
progj
この場所で

内藤監事のお父君が


亡くなられたとの話がありました。

皆で御参りをしました。

progj

16日(日)の総選挙で

ピースリンググアムジャパン顧問である

土屋正忠先生が当選しました。

松本理事長がグアムから土屋先生に

当選のお祝いの電話を入れました。


また、同じく顧問である

高市早苗先生も当選され

お祝いの電話を入れました。