12月 活動報告
12月20日(水)午後1時
松本理事長、理事長友人岩崎氏、
事務局の3名で厚労省を訪問。
新任の橋本審議官と初対面の挨拶。
その後、皆川室長、野口室長補佐、
桑原課長補佐と会談。
12月のグアム滞在の話、
ご遺骨がどこに埋められているか記載のある
米公文書館の貴重な資料も持参し、
グアムの遺骨の調査が早く始まるように
いくつかの事を強く要望をした。
また収容したご遺骨を、
各家庭にお返ししたいのでDNA鑑定は
やってもらえるのかの問いに、
室長からは今のところ無理という印象を受けた。
その後、午後3時。
日本戦没者遺骨収集推進協会に行き、
竹之下専務理事、名雪事業部長、石垣氏と会談。
新社員会員入会基準が決定し、
資料を受け取り、期限までに申し込みをする。
厚労省に話した同様の内容を伝えるとともに、
遺族としては一刻も早く
遺骨調査が出来る環境を整えてもらい、
グアムでの調査の許可を取るのは勿論、
一日も早く全てのご遺骨を
日本にお連れしたいのは遺族の気持ち。
すでに許可を持つ団体があるらしく、
万難を排して協力して行ってほしいと、
強く要望する。
また、以前アガットで埋め戻しがあった場所に
94柱のご遺骨を埋めたとする米公文書を基に
発掘調査をしたいので、
もっと鮮明な資料がほしいと前向きな話もあった。
その後18時。
顧問の土屋正忠前衆議院議員にお会いし、
報告をしたところ、
困ったことがあったらいつでも相談してほしいと、
温かいお言葉をもらった。
第14回 グアム 戦没者慰霊塔・慰霊碑清掃、慰霊行事
12月9日(土)グアム政府考古学者にお会いして、
岩崎氏の通訳のもと、
米公文書館の資料を基に
8月6日前後の戦闘の記録を確認。
44名のご遺骨を埋めたと記録にある場所などを
案内してもらった。
今後は遺骨の収集と並行して、遺族が国にDNA登録を
してもらっておくよう再度アドバイスをいただいた。
戦没者遺骨収集推進協会でグアムの遺骨調査を
担当しているJYMA赤木理事長から以前(10月25日)に、
グアム遺骨収集の調査の許可が取れず、
調査が難航していて、遺骨の調査がいつ頃再開できるか見通せないとの話だったが、
実はグアム島の土地は、
米の各軍の土地(アメリカ連邦政府が持っている土地)、グアム政府の土地、民間の土地があり、
その場所、土地ごとにそれぞれ調査に
許可が必要である事がわかった。
その許可を取得するのに、
最速で4、5か月程かかる事もわかった。
そして、新聞広告などに遺骨の情報協力の
依頼をするには、日本政府(遺骨収集推進協会)が
正式に行う必要があり、
ピースリングが新聞社に情報協力の依頼をすることは
できないこともわかった。
12月10日(日)第14回グアム日本人会主催
ピースリング・オブ・グアムとジャパン(遺族会)共催の
3か所の戦没者慰霊塔・慰霊碑清掃、慰霊行事に参加。
浦林総領事ご夫妻も清掃に加わってくださり、
日本人学校の先生方、総領事館関係者、
グアム政府考古学者、松本理事長友人岩崎氏、
現地日本人会の方々、NIKKOホテル関係者の方、
ピースリング・オブ・グアム メンバー、
松本理事長とその家族、そのほか多くの方々、
慰霊祭は総勢50数名の出席があり、
無事に今年の慰霊事業が終了した。
夜は場所を変えてミーティングを行い、
今後どうすれば遺骨の調査が進むか、
日本に帰国して早速厚労省、遺骨収集推進協会に
話をしたいと理事長は伝えた。
帰国後、すぐに厚労省と戦没者遺骨推進協会と
面会の日時を決めた。
第14回 慰霊、慰霊塔・慰霊碑清掃のお知らせ
第14回 慰霊、慰霊塔・慰霊碑清掃のお知らせ
グアム日本人会主催
ピースリング・オブ・グアムと
ジャパン(遺族会)共催の
戦没者慰霊塔・慰霊碑清掃、
慰霊行事を執り行います。
慰霊のみ、一部の時間のみでも
お気軽にご参加ください。
日時: 2017年12月10日(日) 午前9時30分 集合
場所: ジーゴ・グアム南太平洋戦没者慰霊公苑内
平和寺
【予定】
09:30 慰霊公苑内各施設の清掃と慰霊。
10:15頃 慰霊。
11:15 アンダーソン・バックゲート手前、
最後の激戦地の戦没者慰霊碑にて
慰霊、清掃。
12:30 アガット慰霊碑にて慰霊、清掃、ランチ(軽食)
13:00頃 解散
10月、11月活動報告
10月25日(水)
グアムからピースリング・オブ・グアム高木会長ご夫妻が
お見えになり、松本理事長夫妻、いつもピースリングに
ご協力頂いている松本理事長友人 岩崎氏、
日本戦没者遺骨収集推進協会のJYMA 赤木理事長
ご夫妻、副理事の内藤氏・松本氏、遺族の木原ご夫妻
とで懇談。
赤木理事長より、グアム遺骨収集の調査の許可が
取れず、調査が難航していて、遺骨の調査がいつ頃
再開できるか見通せずとの事。
私たちピースリングが出来ることは何があるか
も話し合った。
10月28日(土)
ピースリング・オブ・グアム 高木会長ご夫妻、
ジャパン 松本理事長夫妻、副理事 松本氏、
事務局 松本俊一が、グアムでのいくつかの懸案事項を
話し合った。
11月4日(土)
グアム政府考古学者と松本理事長、
通訳を兼ね、いつもご協力頂いている理事長友人
岩崎氏、副理事 松本氏が東京で会う。
日本もアメリカのように、DNA鑑定をして見つかった
ご遺骨が遺族のもとに帰れるようにした方がいいという
提案が再度あった。
12月10日に慰霊と慰霊碑清掃でグアムに行くので、
その時に戦跡を巡りたいと協力をお願いした。
グアムでは遺骨収集の調査が難航しているようなので、
先行きがとても心配である。