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シェイクスピア全集@「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」
先日終了したフジテレビ水曜10時からの連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、若き日の三谷幸喜が駆け出しの放送作家としてバラエティ番組の構成をしながら芸人のコントの台本を書いていた体験をもとにした青春群像劇で、渋谷の一角にある架空の “八分坂横丁” が舞台となっている。
“八分坂” のモデルとなったという「しぶや百軒店」(以下の画像は道玄坂側からの光景)は、毎回のエンディング映像にも登場している。
渋谷 八分坂横丁
1984年、昭和59年秋
自身で劇団を立ち上げながら、あまりの独断専行ぶりに団員の反発をかい、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』公演を目前にして劇団から追放されてしまった演出家の久部三成(菅田将暉)。
彼は失意のうちに、自らの拠りどころとするシェイクスピア全集を詰め込んだバッグを抱えて渋谷を彷徨い歩くなか、駅から8分ほどのところにあることから “八分坂” と呼ばれる横丁へと迷い込む。
WS(ワンダフル・ストリップ:後には “ウィリアム・シェイクスピア” とも読み替え可能か?)劇場をはじめ、怪しげな店が立ち並ぶ横丁のとあるぼったくりバーで久部は9万6000円を請求される羽目となる。現金の持ち合わせがない久部は、彼唯一の財産ともいえるシェイクスピア全集を借金のカタとして取り上げられてしまう。
実は、そのバーのオーナーはWS劇場のオーナーでもあり、たまたまその夜の舞台上のトラブルを解決してみせた久部は、無事シェイクスピア全集を取り戻すことができた。
久部は白水社のシェイクスピア全集全7巻(函入りハードカバー)をバッグに押し込んで持ち歩いていたが、以下は、WS劇場裏方の責任者 伴工作(野間口徹)との会話。
久部:あっ シェイクスピア。僕のバイブルです。いろんな翻訳が出ているんですけど 全巻揃っているのは この白水社のだけなんです。
伴:去年の秋に新書版が出た。
《と『ヘンリー六世』の白水Uブックス版を差し出す》
久部:あっ…。知りませんでした。
伴:持ち運ぶんだったら こっちだな。
例えば、第7話のドラマ内の上演台本としては白水社版の『夏の夜の夢』と『冬物語』が挙げられている。どちらも小田島雄志の訳だ。シェイクスピアに興味を持った、近くの神社の神主の娘で巫女の樹里(浜辺美波)が手にする緑色の新書サイズの本もまた白水社のUブックス版だった。
もちろん、シェイクスピアの翻訳はすでに複数の出版社から多数刊行されていたが、当時は小田島訳が話題となっていたのだ。
ところが、番組冒頭に掲げられるエピグラフ(それを読み上げる声は渡辺謙)は、第1話なら、河合祥一郎訳の『新訳 マクベス』からとられている。1984年には存在していなかった翻訳である。
「どうなろうとも、
時は過ぎる、どんなひどい日でも」
マクベス
第7話なら
「私をかつての私だと思ってはいけない」
ヘンリー四世
ただ、すべてが河合訳というわけではなさそうで、第9話のエピグラフは松岡和子訳となっている。
「私は夢を見た、
アントニーという皇帝がいた」
アントニーとクレオパトラ
彼女もまたシェイクスピアの戯曲全訳を完成させた翻訳者である。
そして、エンディングに流れるクレジット画面には、監修者として河合祥一郎の名が記されている。
作品協力 ニナガワカンパニー 株式会社パルコ
シェイクスピア監修 河合祥一郎
再放送時にまたじっくりと見直してみようかな……(^-^)
採血ピンチ、天津甘栗、年末ジャンボ宝くじ
昨日は大学病院への出頭日。
採血では右腕の血管が見えにくいらしく、左腕にブスリ! ところが、刺し方がイマイチだったのか、女性技師さんが左手で針の挿入部周辺を押さえつつ、右手で針の角度を微妙に保つ形で両手がふさがるなか、シリンジに血液が流れはじめた。
「交換お願いします!」と彼女が声をあげると、すかさず別の技師がかけつけてきて、7、8本のシリンジ交換を助けた。初めて見る光景だった。
その後泌尿器科で結果待ちの間、私はとんでもない爆安キンドル洋書の鉱脈を発見して夢中になるのだが、それはまた別の話である。(^^;
採血・採尿検査の結果はまずまずだった。腫瘍マーカーは依然として高いのだけれど、数値は当初の半分まで下がってきている。今回も検査のインターバルを3ヶ月から半年までのばす案が話題となるも、(処方薬は半年分は出せず)結局変わらずじまいとなった。
内科では本筋をさしおいて尿酸値の高さで盛り上がり、その直後のランチ選びだけは慎重になる。(^^;
※
渋谷のスクランブル交差点の天津甘栗の販売制限は解除されていた! 休業日なしで、年末年始もバリバリ売っていくらしい。(^0^)
フジテレビのドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」の 第10話:さらば八分坂 にもこんなシーンがあった!
毛脛モネ(秋元才加)に思いを寄せる大瀬六郎(戸塚純貴)が楽屋にやって来くる。ドラマ開始後10:42で
モネさん これ 天津甘栗。
よかったら 《モネの息子の》朝雄君に。
たぶん300グラム(千円)の袋か、いや、もう少し大きいやつだったかな?
※
今月15日はふた月ぶりの年金支給日だった。
通帳に記帳してみると、2回の入金が!
・年金
・生活者支援給付金
どちらもたいした額ではないけれど、今回は生活者支援給付金の助けを借りて、年末ジャンボ宝くじを買ってみるかな?
そうそう、爆安キンドル洋書のほうをもう一度確認しておかなくては! 宝くじに当たらなくても買えるものばかりが……(^^;
洋書キンドル本セール:東野圭吾やロリータ+爆安ものへの不安
久しぶりに【Kindleで4$】カテゴリでの洋書キンドル本セール情報!
【注意:以下のキンドル本関連情報は次の瞬間には新たなものに更新されているかもしれません!】
純文、エンタメを問わず、近年日本人作家の海外進出にはめざましいものがあるが、あの東野圭吾の代表作のひとつ、『容疑者Xの献身』が The Devotion Of Suspect X: A DETECTIVE GALILEO NOVEL として訳されている。
『トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?』(Born a Crime)のタイトルを最初見たときはこれ自体がジョークなのだと思ったのだけれど、ノアは南アフリカ出身のコメディアン。母は黒人、父は白人(スイス人)だった。
During apartheid, one of the worst crimes you could commit was having sexual relations with a person of another race. Needless to say, my parents committed that crime.
Trevor Noah
Born A Crime: Stories from a South African Childhood
ウラジーミル・ナボコフの Lolita も169円。ただし、英文テキストの真正性・信頼性について、私はなにも保証できない。その点不安な方は、Vintage 社の The Annotated Lolita: Revised and Updated などを手に取るほうが精神安定上は吉かもしれない。
「死霊伝説」として映画化されたスティーヴン・キングの初期作品 Salem's Lot (邦題:『呪われた町』)も188円。キングはこの手のセールの常連作家のひとりではある。
“catch-22” は「不条理な状況」を意味するフレーズとして、今でもそこここの英文中にひょっこり姿を現すけれど、その出所はジョーゼフ・ヘラーの小説のタイトルだ。
- 出版社 : Global Publishers (2025/5/8)
- 発売日 : 2025/5/8
- ファイルサイズ : 841 KB
- 本の長さ : 697ページ
- 出版社 : Horizon Ridge Publishing (2024/7/28)
- 発売日 : 2024/7/28
- ファイルサイズ : 964 KB
- 本の長さ : 601ページ
現在2社から200円未満の廉価版が出ているが、本のページ数が少ないほうがファイルサイズが大きいというこのミステリーをどう解くか? まさか、表紙の色数の違いが影響しているとでもいうのだろうか? (^^;
ちなみに、これら2冊のテキストの信頼性にも不安を感じる方は、たとえば、Simon & Schuster 社の Catch-22: 50th Anniversary Edition あたりで手をうつべきなのかも。(^^;
【オマケ】
Time Travel and Warp Drives: A Scientific Guide to Shortcuts through Time and Space なんてタイトルと、18円という価格からどんなパチもん本かと訝る方は多いかもしれない。
ただ、版元が The University of Chicago Press となるとどうだろうか? しかも、カスタマーレビューで「★ひとつ」評価はゼロ! 理系ものでいい加減な内容であれば酷評必至なので、ひょっとしてこれはいけるかもしれない(^^)と「★★」評価を見ると、“Not for Lay Persons!!” 。 そして「★★★」以上の評価も覗いていくと、本書はブルーバックスの類とはちょっと違いそうだということが、私のようなお子ちゃまジジイにも、感じられてくるのだった……(^^;
洋書そるど市 2026:やっぱりもうダメなのか?
この時期に気になるのは、丸善丸の内本店で毎年恒例だった “年始め洋書そるど市” のゆくえである。
前回(つまり、この2025年初頭)は遂に開催中止となった!
今年はいったいどうなるのか?
すでに多くの方はご存知だろう。
少なくとも、例年行われてきた形での1月初めの開催はなさそうだ。
ここ数年そるど市が行われてきたのは、丸の内オアゾ内にある丸善・丸の内本店4階のギャラリーなのだが、2026年の1月2日(金)~13日(火)にかけてここでは “「丸善」を創った男 早矢仕有的資料展” が行われる。今のところ、来年年初のそるど市の開催告知はないのだ。
念のため丸の内本店に直接問い合わせてみた。
「洋書そるど市は2024年を最後にもう行われることはないのか?」との問いには、さすがに非常に答えにくそうだった。今なお “洋書の丸善” をアピールする由緒正しき書店としては、毎年年初の名物行事だった “洋書そるど市” の看板を簡単に引っ込めたくはないのだろう。
ただ、どうやらセール品を集めること自体が難しいらしいのだ。
私は洋書業界の裏事情には《にも》疎い人間だが、例年のバーゲン品の多くには、NIPPAN IPS とか、(ペンギン・ブックスをはじめ、ハーパー・コリンズ、マクミラン、アシェット社などの取り扱いで有名な)三善ほか卸売り各社のシールが貼られていた。
もちろん、丸善直扱いのものもあるにはあったけれど、その多くは、ガチの理工系か、人文系でも要は大学のセンセイたちが研究費で購入するようなタイプの本が大半を占めていた。
だから、卸売り各社からセール品が集まらなければ、丸善単独で一般読者向けの “洋書そるど市” の体裁を整えることが難しいということなのだろう。
となると次は、新宿にある紀伊國屋書店の洋書専門店 Books Kinokuniya Tokyo の洋書バーゲンと比較してみたくなるのだけれど、それはまた別の話だ。 (^^;
※
この2022年は、浦沢直樹の『Monster』の英語版に出会えた画期的な年だった。これをきっかけとして私は本格的に国産コミックの英語版を集めるようになっていったのだった!
名著百選 2025
新宿駅西口側にあるモード学園コクーンタワーの地下1、2階にあるブックファースト新宿店で、毎年恒例の “名著百選” というイベントを開催中だ。
今年も、すべての推薦者のコメントを収録した小冊子が用意され、“名著百選” 該当本を購入するとレジで1部もらえるようになっている。昨年同様に本文ページには “光沢紙”(正確な名称は不明)が用いられている。
その第1ページには、初代店長(現在の店長は4代目)からのご挨拶があった。この巻頭の辞は2009年から続けられてきたが、今回をもってひとまず筆を置かれるのだという。
※
その名著百選のなかで高野秀行は『ブート・バザールの少年探偵』を選び……
万城目学は『Y字路はなぜ生まれるのか?』を推す。
昨年司馬遼太郎の『空海の季節』を選んだ、NHK第2「ラジオ英会話」の大西泰斗講師の今年のチョイスは、100分 de 名著シリーズの『集中講義 大乗仏教』だった。(^^)
そして、あの川添 愛が選んだのは田中宏和の『全員タナカヒロカズ』!
で、私は何を買ったかというと、今年の初めに出ていながら買い損ねていたこの文庫本。B級映画の帝王ロジャー・コーマンの『私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか』(五十嵐貴久推薦)だった。
なんか長ったらしいタイトルだけど、いちおう原題には忠実そう。(^^; 横文字のキンドル本ならもう少しは安いのかなと探してみたのだが、やはり紙書籍しかなかったのがちょっと残念!
黒人男性が電車内で挙動不審……(^^;
それは昨日6日(土)の夕刻、JR山手線内での出来事だった。
私は東京駅から外回りで品川・渋谷方向に向かう列車に乗り込んだ。
目の前で開いた扉の右側は “優先席” だったが、斜め左の一般席に(扉側からふたつめに)空き席を見つけたので、私はそこに座ってすぐ目を閉じた。
少し寝たのか、しばらくして右隣に動きを感じて目を開けるとそこは空席。その前に地味なジャジーにジーンズ姿の黒人男性が立って、進行右方向を見つめていた。仲間のだれかが来るのを待っていたのか。けれど、だれも来ぬまま彼は私の右隣に腰をおろした。
彼は左手に持っていた白いビニール袋から取り出したCDの検分を始めた。最初のCDはケースから取り出すと、裏面の状態を入念に確認している。中古CDだったのか? それ以外は、もっぱら収録曲を確認しているもよう。
私の左隣の人物が席を立ち、次の駅で下車する。それと入れ替わりに杖をついた老人が入ってきた。黒人男性がわずかに動きかけたが、老人はまっすぐ歩いて私の隣に座った。続いて同じく杖をついた年配女性が乗車してくると、今度も黒人男性が腰を浮かせかけた。だが、私の向かいの座席左端(つまりいちばん扉より)に座っていた女性がすぐにその年配女性に席を譲った。
どうも、私の右隣の黒人男性は、優先席に座れぬまま車両に乗り込んできた人に自分の席を譲ろうとしたがっているようだった。それもかなり強い思いをもって……。
次の駅に停まったときも、男性は席を立ち、少し中央に進み出て進行方向の扉から乗り込む人々を見つめているようだった(今思うと、そちら側には優先席がなかったからか?)。彼の席の前にいて、今は少し私のほうにずれて立つ若い女性は、男性の意図を知ってか知らずか、その彼の席に座ろうとはしなかった。
黒人男性は人混みをかき分けていったん姿を消したが、すぐに幼児を抱いた若い日本人男性を連れ帰ってきて、“その空席” を譲ったのだった!
車内はさらに混みあってきて、その後黒人男性の姿を見ることはなかった。
※
特にバッグ類など持っていなかったから、いわゆる観光客ではなかっただろう。もしかしたら彼は日本人だったのかもしれない。都内のCDショップでの買い物帰りだったとか。とにかく彼は、電車内にもうけられた優先席の意味を平均的な日本人よりはるかに強く意識していたように思われた。まるで強迫観念にとりつかれたかのように……。過去に車内の優先席の件でトラウマ体験でもあったのだろうか?
その理由は、私には見当もつかなかった。
ラドリオってどこですか?
12月1日(月)は、ちょっとワケありで神保町へ出かける。
東京堂書店で創元推理文庫の2025年復刊本と岩波文庫をそれぞれ1冊ずつ買ってから裏路地をぬって、現在準備中の三省堂書店神保町本店の裏に出た。少し前までは、以下のような状況だった。
そもそも、荷物の搬入口なら、駐車スペースを用意すべきところだろうに……と素人なりに考えていたところが……、
えっ? 壁が奥のほうまで引っ込んだってことか? (@@; どんなマジックを使ったんだろう? もしかして、書店員総出でせ~のと声を合わせてグググググーっと奥のほうまで押していったのか? (^^;
これはぜひ記録しておこうと、スマホでパシャッ! すると、傍らから「ちょっとお伺いしますがぁ……」と声をかけられた。見ると小柄で丸メガネをかけ普段着の、上品そうな老婦人だった。「あのぉ、ラドリオ(喫茶店)ってこのあたりにありますでしょうか? もしかして、もうひとつ向こうの道なのかしら……」
いやいやいや、「えーっと、あちらのほうに……」と、ご婦人の後ろのほうを指し示すと、その先にある看板にすぐ気がついたらしく、大声で「あっ、あったぁ!」 (^^; お役に立ててなによりでした!
神保町には長らく出入りしてきたけれど、ここで道をたずねられたのはほんとうに久しぶりのことだった。いや、初めてのことだったかな?
その路地を抜けて靖国通りに出てから、あちこちの古書店のワゴンをあれこれ覗いていったものの、収穫はなかった。
結局、明倫館書店で『和算史年表 [増補版]』(500円)を拾って引きあげることにした。
交差点近くでは、改修後の DOUTOR がオープンしていた。いや、今日が再開の日だったか。
帰りがけにちょっと覗いてみておくと……気になっていた入り口付近(レジ前)のひとり用テーブルはすべて対面式のふたり用に変わっていて、電源タップの類いは撤去されていた! もはや、モバイル端末の充電基地としての役割は期待できないのか。(T-T) 1階は全体に明るくきれいに模様替えされていたけれど、もう時間がなかったので2階には上がらなかった。
午後5時ごろまでに地下鉄のホームにたどり着かないと通勤客で混み始める。急ぎ足で横断歩道を渡っていくと、なにやらイルミネーションの明かりが見えてきた。メガネをかけてなかったのでボンヤリ文字が4つ光っているようだった。“クリスマス” では数が合わない! でも、“謹賀新年” では気が早すぎないか? 近づいてみると、それは “B O O K” だった! なんてったって、ここは神保町だもんな。
その横にもトナカイさんが!
もうすぐクリスマス、そして大晦日かぁ……。
地元クリニック・グランドツアー
28日(金)は、朝から地元のクリニックを渡り歩いた1日だった。
◆ 皮膚科クリニック
頭部2箇所に小さなできもの。右足くるぶし内側に湿疹。どちらもなかなかひかないので皮膚科で診てもらうことにした。
頭部のできもののほうは、あっさり老人特有のものと診断され、(T-T) 湿疹のほうも、靴下との擦れが続いた結果だろうとのこと。湿疹については軟膏を、全体に肌が乾燥しているので、保湿のための泡状スプレーを処方される。
ジジイのお肌に潤いを絶やさぬようにってか? (^^;
薬局で薬を受け取ってから、いったん自宅に戻り、高齢者インフルエンザ接種の案内にあった契約医療機関一覧から、比較的近場のクリニックを選んで電話をかけた。多少待つかもしれないが、予約は不要とのこと。
◇ 郵便局
一昨日の不在配達票を持って少し遠くの郵便局へ出向き、アマゾンからの品物を受け取る。宅配便については屋外のガスメーターのところへの置き配でオッケーなのだが、郵便局はそうもいかないらしい。
局内で予防接種予診票への記入を済ませてから件の内科クリニックへ向かう。
◆ 内科クリニック
受け付けを済ませると、それほど待たされることなく名前を呼ばれる。女性の看護士さんからは「アルコール消毒でかぶれたことはありませんか?」との定番のご下問! ほどなくして先生が登場し、予診票の内容を確認した後に、実際の接種は看護士さんが行った。料金は2500円ポッキリ。コロナワクチンはパスだ!
◆ 眼科クリニック
延々と歩き続けて眼科クリニックに到着! その混み具合に少し驚く。大学病院でも眼科は超過密状態だったっけ。
視力は落ちている自覚があったのだけれど、ランドルフ環の視力検査では、「よくわかりませんが、たぶん左のほう(が空いてる)かな?」程度のアバウトな回答でもオッケーらしく、視力は前回から特段の変化はなしとのこと。視野検査の結果でも、前回から特に悪化は見られないので「緑内障の薬はまだいいでしょう」との判定だった!
まだまだ文字は読めそうなのがなによりだ! (^0^)
※
「予防接種後健康被害救済制度について」という書面をもらったが、亡くなられた場合の死亡一時金は、どうせなら、生きてるうちに貰いたいよなぁ……と言ってみたい! (^^;
ついにやっちまった!
11月21日(金)、私は意を決してボタンをクリックした!
そして 翌日アマゾンから品物が届いた!
率直にいって、現在の私に中国語の電子辞書など猫に小判である。とりあえず、今聴いているNHKラジオ第2の「まいにち中国語」のテキストに出てくる語句だけでも確実に覚えておけばいいはず……なぁ~んて思っていたのだが……。
中国語の周辺をちょこちょこっと覗いているうちに、少しまじめに取り組んでみようかなと思うようになってきたところに、遅ればせながら、カシオが電子辞書の新規開発を中止した(ただし、既存モデルの販売は継続?)というニュースを聞きつけ、さらに、アマゾンが Black Friday セールで電子辞書の価格を若干下げてきたことを知り、今回の無謀な投資、いや、浪費に及んでしまったわけだ。
カシオの中国語電子辞書(XD-SX7300)には色違いで2種類あり、アマゾンでは今、赤(RD)が ¥39,000 → ¥35,100、白(WE)が ¥36,000 → ¥32,648 と直近価格の10%引きとなっている。
両者の価格差の理由は不明だが、私は当然安いほうを選んだ。
現物が到着して私が真っ先に開いたのは『日中英固有名詞辞典』(日中韓辭典研究所 2004)だった。自分の名前(の中国語読み)が一発で出てきたのはうれしかった。 (^0^) まあ、このあたりは Web上でも確認できるのだろうけれど。
中国語では、日本人の名前は中国語での発音に読み替えられる。高市早苗の漢字は日本語のママでも、高市は [gaoshi]、早苗は [zaomiao] と読まれる。【注:声調記号は省略。以下同】 中国語では、高いは [gao]、早いは [zao]、苗は [miao]と読まれるのだ。
ちなみに、この辞書で「orwell」とABC入力すると、英国作家の Orwell の中国語読みは [aoweier] 、中国語の漢字では「奥○○」と出てくる。もっとも、英文学の話をしているなら、フツーに「George Orwell」で通じるのだろう。ただ、日本の某大型書店で電話注文を受けた伝票のなかに、
『情事OLの1984年』
とメモ書きされたものがあったという笑い話は、ママでは中国人には伝わらないんだろうなぁ。(^^;
まあ将来、この無謀な浪費が「思いきった投資」として、いや、せめて、「楽しいギャンブル」だったぐらいに振り返ることができるといいのだが……。
※
こうなると、残るは英語の電子辞書の買い時ということになる。メインで使っていたカシオの XD-G20000 のバッテリーまわりが不調で、新しい乾電池を入れても数日で切れてしまう。すぐにでも最新機種を購入したいところなのだが、それはまた別の話だ!
◆ ボディもボロボロ
11月22日は “いい夫婦の日” だとぉ?
今日11月22日は「いい夫婦の日」なのだそうだ。
▼本日限定!ブログスタンプ
まあ、世間一般ではそうなのかもしれないが、私が思い出すのは、ジョン・F・ケネディ大統領が1963年テキサス州ダラスで暗殺された日であること、そして、バカラック(とハル・デイヴィッド)とディオンの曲をカップリングした1枚のノベルティ・レコードのことだ。
リンカーンは奴隷解放宣言を発してから南北戦争勝利直後に暗殺された。ジョン・F・ケネディは人種差別撤廃を目指す道半ばで暗殺されている。そして、公民権運動の推進に尽力したキング牧師、ロバート・F・ケネディらが次々と凶弾に倒れ、ひときわ騒然とした1968年に生まれたのが、ディオンの Abraham, Martin and John だった。
このディオンの曲と、バート・バカラック&ハル・デイヴィッドの1965年の名曲 What the World Needs Now is Love(邦題は「世界は愛を求めている」)をかけあわせることを思いついた人物がいた!
What is segregation?I don't know what segregation isAh, what is bigotry?I don't know what bigotry isWhat does, er, hatred mean?I don't know what that isWhat is, er, prejudice?Hmm, I think it's when someone's sick※妄想リスニングの産物のため正確性はいっさい保証できない。I don't know where they livesのように聞こえてしまうところさえあるのだ。ああ、悲しい! (T-T)
































































