DVD放浪記

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皆既月食2025の:深夜の一千一秒物語

【警告:まじめな天文ファンの方はスルーお願い申し上げます <(_ _)>】

 

 

 

 

昨夕、スーパーへ買い出しに通りへでたところ、大きな丸い月が目に飛び込んできた。それで皆既月食があることを思い出した。

 

 

いつもなら最寄りの駅舎の入る建物の屋上が格好の見物席になるのだけれど、今回は深夜2時、3時の出来事になるので、そこは利用できない。それに、最近の天文イベントでは、きまって薄曇りにたたられ、今回もどうせショボいもんなんだろうとパスするつもりでいたのだ。

 

それでも気が変わったのは、‘深夜の散歩’ にトライしてみるいい機会に思えたからだった。先日の栄養指導の先生も散歩の効用を強調されていた。といっても、昼に出歩くのは避けたい。でも夜なら熱中症にはなるまい。ちょっと歩いたところにある開けた公園からある程度の眺めは期待できそうだったし、万一天体ショーがいまいちでも、あこがれの ‘深夜の散歩’ デビューを果たせるのだ! (^^;

 

 

 

 

深夜の通りはひんやりと心地よい風が吹き……なんてことはなく、少し歩いただけで汗ばんできた。見上げた月はすでに食が始まっていて、どす黒くも感じられた。

 

公園にはそこここに人だかりができていて、話し声が聞こえてくる。望遠鏡を覗く人もいる。ちょっと驚いたのは、犬と散歩している人たちが何人もいたことだ!

 

 

私がよっこらしょとベンチに座ると、正面に月が見えた。公園内の照明は明るかったけれど、邪魔にはならなかった。

 

今日の月には特別な雰囲気があった。

 

 

 

 

このとき、月は公園のすぐ上にまで降りてきていたのだ!

 

何度見返しても、その赤銅色をした球体は、私が今蹴りあげたサッカーボールがその先の空中で凍りついたかのように静止しているとしか思えなかったのだ。そのボールは、向こうに見える樹木よりも明らかにこちら側にあった!

 

こんな経験は初めてのことだった。私はしばらくその空中のボールから目が離せなかったが、じきに、その左上方向にある小さな星に気がついた。小さいといっても、私の視界にはそれ以外に星は見えなかったから、かなの光量だったのだろう。恒星ではなく惑星だったのかもしれない。

 

その星を意識しだすと、今度は、その星から目には見えない強靭な糸が右下に延びてきて、公園のボールを振り子のおもりのように支配しているようにも見え始めた。その振り子も右側に振れた状態で静止していた。

 

そして、その糸をボールの先の方向に延ばしていくと、それは地平線の向こうではなく、すぐ先の公園の芝生に突き刺さるのだった。

 

もう私は、蹴りあげたサッカーボールと振り子のおもりのイメージのあいだを行きつ戻りつするばかりだった。

 

じきに、月の右上のへりに強烈な光が射してきた。それとともにボールもおもりも消え、お勤めを終えたただのお盆がそこにあった。魔法の時間(マジック・アワー)は終わったのだった。

 

 

 

 

私は、あらためて明るい夜空をふり仰いでみた。そこにはオリオン座があった。そのベテルギウスも、おおいぬ座のシリウスも、そしてこいぬ座のプロキオンもはっきり見えている。

 

公園の他の人々がどういう時間を過ごしたかはわからないけれど、この日の私は稲垣足穂『一千一秒物語』の世界を垣間見てしまったのかもしれない。 (^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて栄養指導を受ける

昨日は、以前すっぽかしてしまったMRI検査のやり直し結果の件で大学病院の消化器内科へ出頭。撮影時間が長引いた気がしてビクビクものだったのだけれど、特に問題なしとのことでホッとする。

 

予約すっぽかし

 

予約取り直し

 

 

まあ、長引いただけあって、撮影画像の量もハンパなく、先生も画面をスクロールしながら驚いていた! これって担当者の気分しだいで変わってくるものなんだろうか?(^^; 

 

次回は1年後の夏。再びMRI検査を予約したわけだが、これってまた忘れてしまいそうだ!

 

で、血液検査のたびに尿酸値の要注意状況が続くのをぼやいてたら、先生から、栄養指導を受けることをすすめられた。血液内科でも以前に「どうします?」と訊かれたことがあったのだけれど、今回は、「明日でも、来週でもすぐ予約取れますよ……」と話がトントントンと進んでしまった。 (^^; 

 

 

 

 

で、本日初の栄養指導を体験! 要は、食生活の見直しカウンセリングで、正直なところ、その効能についてはやや懐疑的だったのだけれど、自身の思い込みや誤解を正す機会が得られてけっこう有意義だった。

 

特に、栄養を取らねばと意識しすぎた結果、私が 結果的に “食べ過ぎ” 傾向にあったことが判明するとは……(^^;

 

これで食生活の改善が進めば、次回の血液検査の結果が楽しみだぞ!

 

 

 

 

 

次はいよいよか?

29日(金)は地元の眼科で定期検診(眼底検査)を受ける。

 

飛蚊症がやや進み、白内障は現状維持、次回は緑内障の検査だ。そろそろ引導を渡されそうな気配も感じられるが。はたしてどうなることやら? (^^;

 

 

 

 

とにかく、読めるうちに読みたい本は読んでおかなければ! 安いからちょっと覗いてみるなんてバカなことはやってられないのだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、日本能率協会マネジメントセンターって、こんな本を出すところだったのかぁ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

渋谷天津甘栗の現況 と 東京丸の内でのクマ目撃

27日は水曜日だったので、渋谷のスクランブル交差点前の天津甘栗を買って帰るつもりだった。

 

交差点の人混みを通して向こうに見えてくる店舗がどこか黒っぽく見えるのは……まさか……シャッターが降りていた! 

 

◆ 月火のみ休業だったのが……

 

◆ 遂に週休三日制へ突入だ!

 

 

 

万が一、休業分の減収をカバーするために値上げに踏み切るようなことになれば、この甘栗ともお別れということになるのかもしれないな……。

 

 

 

 

近年クマ問題が世間を騒がせているようだけれど、東京駅北口の丸の内側に1頭を発見した!

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
目撃場所は、丸善丸の内本店が入っているOAZO ビル前のスペースだった。ただ、一見したところでは、人に危害を加えそうな気配は感じられず、親子連れの写真撮影用スポットと化していた。  (^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

「零日攻撃」第3話に高橋一生登場!

台湾有事を想定した配信ドラマ「零日攻撃」を私はアマゾンのプライムビデオで観ている。このほど第4エピソード「心理操作」が追加された。

 

 

 

 

 

 

 

 

第3エピソード「放送中」には早くも高橋一生が登場している。彼は中国本土の大手半導体メーカー社長の娘の随行員のかたちで台湾を訪れており、彼の大学時代の恋人が現在テレビのニュースキャスターとして活躍中という設定だ。ということで、この回は英語、中国語、日本語が飛び交うドラマとなっている。

 

中国語に詳しい方なら、本土の中国語と台湾語との違いなどがわかるのだろうけれど、私などにはさっぱりだ。 (^^;

 

それでも、(幼稚すぎると笑われるだろうけれど)劇中の会話で「ドイブチー」とか「ブーハオイース」、電話口で「ウェイ」、そしてところどころに「メイヨー」みたいな音の切れ端が聴こえてきたような幻想に浸れるのも、日頃から漫然とでも「まいにち中国語」を聞き流してきたおかげというべきなのか。

 

あの「三体」のときの体験から半歩でも先へ進むことができたのなら、ちょっとうれしいぞ! (^-^)

マジかよ?

 

 

 

 

NHKラジオ第2の「まいにち中国語」はもうすぐ2025年前期の課程が終了する。後期(10~来年3月)は、2024年前期の「「おとなりさんと中国語で話そう」(講師:西 香織)の再放送となるらしい。賽の河原でまたせっせとお勉強だ......φ(.. )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高峰秀子が歌った「同期の桜」

名女優のなかには文才に恵まれた人も少なくない。

 

沢村貞子の現役時代を知る人はだいぶ減ってしまったかもしれないが、彼女のエッセイ集の多くが今なお読みつがれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

有馬稲子の「私の履歴書」を日経新聞で読まれた方も多いことだろう。

 

有馬稲子の俳優候補青田買い

 

 

 

女優業以外の活躍も華々しかった岸惠子も筆がたつ。

 

 

 

 

 

 

中谷美紀も近年読者を集めているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、忘れてならないのが高峰秀子である。彼女の著作は数多あるけれど、その半生を振り返った『わたしの渡世日記』(上下)はもう別格である。沢木耕太郎のことばを借りるなら、そこには「思いがけないほど豊かな世界が存在してい」るのだ。

 

 

 

 

その上巻巻末には、先の戦争末期の出来事が綴られている。

 

東宝の女優は外地の慰問には出なかったが、昭和十三年には歌謡界から将兵慰問団が大陸へ渡り、「十七年には戦争記録画制作のために、画壇から、藤田嗣治、宮本三郎、猪熊弦一郎、川端龍子らが動員された。文壇からは、久米正雄、丹羽文雄、岸田国士、林芙美子などが。そして十九年の海軍従軍文壇班には、佐藤春夫、菊池寛、小島政二郎、吉屋信子などが、軍用機に乗って南方に向かって飛び立った」という。

 

この慰問で彼女が特攻隊員を前に「同期の桜」を歌ったエピソードは少し長くなるけれど、そのまま引用しておきたい。

 

 

  特攻隊慰問では、フィナーレに「同期の桜」を合唱する。まだ少年としか言いようのない紅顔の特攻隊員は、舞台の私たちと一緒に元気に歌った。この人々の行く手に待っているのは、確実な「死」である。いったん命令が下れば、彼らはだれ一人ためらうことなく、お腹に爆弾を抱えた零戦に乗って、沖縄やサイパンの米軍の基地、南の海に浮かぶ軍艦めがけて飛び立って行く。それは明日だろうか? 明後日だろうか? 彼らのだれ一人としてそれを知っている者はない……。私は二十一歳だった。見物席から食い入るように私を見上げ歌っている彼らの目を、とても、まともにみつめられはしない。喉もとに熱いかたまりが突き上げてきて、私は半べそだ。「これはいけない」と思えば思うほど歌声がレロレロと乱れる。二番の最後は声にならず、伴奏だけが場内に響いている。私の涙にさそわれたのか、こらえていた涙がいちどきに溢れ出たのか、見物席の隊員たちはオイオイと男泣きに泣きだした。

 「同期の桜」。私の脳裏によみがえるのは、あのときの、恥も外聞もないといった特攻隊員たちの子供のような嗚咽である。 (下巻に続く──文中敬称は略しました)

 

高峰秀子 『わたしの渡世日記』上巻 文春文庫

 

 

 

 

 

 

そして、続く下巻は終戦後の生活に飛ぶ。その冒頭近くで、彼女はこう記すのだった。

 

 つい昨日までの私は、日本軍の兵士のために軍歌を歌い、士気を鼓舞し、一億玉砕と叫び、日本軍の食糧に養われていた。いや、食糧ばかりではない。私の着ていた上衣やズボンも日本陸軍将校から贈られた軍服の布地で仕立てた洋服だったのである。色はカーキ色だが布地は民間では到底手に入らぬ立派なウールで、裏地からボタンまでが一揃いになっていた。私はその布地を貰ったとき、文字通り飛びあがって喜んだものだった。

 それが、戦争が終わってまだ半年も経たないいま、今度は米軍の将兵のためにアメリカのポピュラーソングを歌い、PXのチョコレートやクッキーに食傷し、おまけにアメリカ・マリーンの将校服地で仕立てた美しいグレーのコートを羽織って、テンとして恥じない。

  「昨日までの自分」と「今日の自分」のつじつまは絶対に合わないはずなのに、私はそれに目をつぶり、過去という頁をふせて見ようともしないのである。なんという現金さ、なんという変わり身の早さ。

 《中略》

 私の歌った「同期の桜」で決意を固め、爆弾と共に散った若き将兵も何人かはあったはずだ。私がみせた涙で「生」への決別を誓った軍人もあったに違いない。あの日の涙は、何人かの人間を殺している。私は「アーニー・パイル」のステージに立ちながら、混乱するばかりであった。

 

高峰秀子 『わたしの渡世日記』下巻 文春文庫

 

 

これからも私はこの本を何度も読み返すことだろう……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルーバックスと Kazuo Ishiguro

おなじみの、キンドル本の販促キャンペーンの話題である。

【注意:以下のキンドル本関連情報は次の瞬間には新たなものに更新されているかもしれません!】

 

 

 

 

講談社のブルーバックスのキンドル本は折に触れ、① 価格の30%とか50%引きといった割引販売を行ったり、② 価格自体は据え置いたまま、その30%とか50%相当の Amazon ポイントを割り増し付与するキャンペーンを行ってきている。

 

今回はポイント付与キャンペーンなのだが、それが最大で価格の70%相当となっている。以下はその一例だ。

 

 

 

 

 

770ポイント (70%)

 

924ポイント (70%)

 

770ポイント (70%)

 

924ポイント (70%)

 

770ポイント (70%)

 

832ポイント (70%)

 

770ポイント (70%)

 

770ポイント (70%)

 

 

 

 

 

 

いっぽう、海の向こうに目を転じると、Faber & Faber 社から出ている Kazuo Ishiguro のキンドル本のうち、『忘れられた巨人』『浮世の画家』『充たされざる者』が180円となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

180円ではないけれど、まずまず控えめな価格みたいなので以下の『遠い山なみの光』も突っ込んでおく。これもまた Faber & Faber 社だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「零日攻撃」配信始まる!

戦後80年を迎えた今年8月、台湾で制作されたドラマ「零日攻撃」(ZERO DAY ATTACK)の配信が開始された。

 

台湾有事の危機的状況を背景にしたポリティカル・フィクションもので、第1話を観たかぎりでは、つかみはオッケーといった印象だ。この先には、高橋一生水川あさみら日本人俳優が登場する回もあるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今の日本でここまでのドラマを創りあげることが可能だろうか?

 

 

 

 

で、私がふと思ったのは、シーズン2が予定されている「沈黙の艦隊」のできばえのことである。

 

 

 

 

 

 

いや、映像的にはだいたい想像がつくのだけれど、要はシナリオの現実世界への対応力、切り込み具合のことなのだ。

 

原作マンガは1988年から1996年まで連載されたもので、当時その思考実験は新鮮で面白かった。事実、米国内でもテロリストによる原潜奪取、独立国家樹立の可能性と対応策が検討されたという。

 

だが、それ以後世界情勢は激変している。

 

強権的な大統領を国王と奉じるに至ったアメリカ、領土拡張を目指してなりふり構わず隣国に侵攻するロシア、そしてあの中国と、権威主義的大国の鼎立状況下に、核保有小国群の不穏な動き、国連の無惨な機能不全ぶりが続き……。

またあれを読み返したくなったぜ

 

 

「沈黙の艦隊」の原作はある意味、尊大ぶったアメリカ大統領の理性に依存する面が大きかった。もはやマンガ以上にマンガ的(にヤクザ化した?)大統領相手にどのような展開が考えられるのか? ドラマ内では引き続きベネット大統領とのあいだで抽象的な国家論、戦争論、核抑止論が戦わされるのだろうか? それとも、新大統領クラウン(Clown?)とのあいだで “ディール合戦” が繰り広げられるのか? (^^;

 

独立国家を宣言した原潜「やまと」が、この2025年の世界状況にどれだけのインパクトを与えうるのか……脚本家の力量(構想力・はったり度)が試されるところで、これは見ものだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島・長崎だけじゃない!

8月15日は、アジア太平洋戦争の ‘終戦’ 記念日である。

 

私がガキの頃、この時期テレビでは、戦争のぐちゃぐちゃした始まりから終結までの記録映像を何日にも渡って流していた。毎年毎年だ。さまざまな戦争秘話も繰り返し掘り起こされ、「懐かしのメロディー」的な歌番組でも軍歌の類いは定番だった。

 

そうしたものが少なくなって久しく、私もこの時期てきとーに関連映画を観てやり過ごすことが多くなってしまっていた……。

 

もうひとつの「日本のいちばん長い日」

 

 

でも、今年は思わぬ出来事があった。

 

◆ よくぞ言ってくれた!

 

 

まあ、カーティス・ルメイの叙勲理由が「自衛隊創設への貢献」なら今になって取り消すわけにもいかないのだろうけれど、広島・長崎への原爆投下に並ぶこの暴虐無比な無差別爆撃は戦争犯罪以外のなにものでもないだろう。

 

 

 

 

 

ケネディ政権下で国防長官を務めたロバート・マクナマラは戦時中ルメイのもとでこのプロジェクトに参画していた。その彼がドキュメンタリー映画「フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白」のなかで、もしこの戦争に負けることがあれば、間違いなく戦争犯罪に問われるだろうとルメイが語っていたと回顧していたことを思い出す。

 

映画「フォッグ・オブ・ウォー」のこと

 

ルメイはキューバ危機にあっても強硬派の最右翼として映画「13デイズ」などに描かれていたし、キューブリック監督の「博士の異常な愛情」でジョージ・C・スコットが演じた好戦的空将はルメイを徹底的にカリカチュアライズしたものとされている。

 

映画「13デイズ」のこと

 

映画「博士の異常な愛情」のこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、私もこのあたりのところをいま一度学び直そうかなと考えているところだ。

 

 

 

 

 

 

MRIと日航ジャンボ機墜落事件のこと

この前すっぽかしてしまっていたMRI検査を受けに大学病院へ。

 

予約は17時20分だったけれど、16時に病院入りする。受付では「今入ると定刻まで出てこれませんけれど大丈夫ですか?」と問われる。どのみち時間潰しに飲食はもうできなかったし、キンドル本専用のタブレットを持ってきているのでノー・プロブレムだった。

 

もっとも、私は以前にもこのあたりの時間帯で画像撮影を何回か経験していて、1時間以上前に行くと、たいていは早めに呼び込んでもらえて、今日も、4時10分には名前を呼ばれたのだった。

 

最初に250ccの造影剤を飲んでから撮影となったが、今回はいつもより撮影時間が長かったような気がして少し気になる。

 

 

 

 

 

日航ジャンボ機墜落事故から40年。

 

ミサイル誤射説などさまざまな言説が渦巻いたなか、あの事件最大の謎というか、不可解極まりない出来事は、いち早く現場上空に到達し、生存者救出のために降下しようとしていた在日米軍が、なぜか直前で活動を中止して基地へ帰還してしまった点だと思っている。

 

そして、私が思いつくいちばんありそうな理由は、いちばん情けなく、いちばん単純なものである。私の妄想なんてかわいいもんだよな……(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

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