著者を目指す事に躊躇している方に、お伝えしたいこと
こんにちは、樺木宏です。
今日は、出版に関心がある方によくある勘違いについてお話します。
それはどのような勘違いかと言うと、
「凄い経験や実績がなければ、目指してはいけないのではないか?」
という考え方です。
結論からいうと、この考え方は逆です。
著者の立場から見れば、
「知名度・実績があるから出版できる」のではなく、
「知名度・実績をつくりたいから出版する」のです。
そう考えますと最初は、企画の品質は、低くてもOKです。
しかし、上記のような誤解も、全くいわれの無いものではありません。
というのは、知名度・実績が無ければ、それに変わるものが必要だからです。
もし何の対策もなしに、出版社に企画を送っても、それが採用される可能性は
著しく低いでしょう。
そして基本的に出版社は「売れる企画」を求めるものなので、中長期的視野で
引き上げようとは思わないものです。
そこで、予め企画を練り上げて、準備しておくことが必要になります。
そして、企画の切り口自体をユニークなものに出来ればその企画は成功します。
例えば、私が支援している起業支援のNPO法人「週末起業フォーラム」
の場合、士業の方もいますが、サラリーマンで副業の方が多いです。
しかし、この1年ちょっとの間に21冊もの出版が決まっています。
つまり、「知名度・実績」がずば抜けていなくとも、ブラッシュアップをすれば
十分出版できるのです。
今日のまとめです。
著者になるので、知名度・実績が企画がずば抜けている必要はありません。
企画自体をユニークなものにする事。
計画的に学び、戦略的に行動すれば、それは十分可能なのです。
出版に関心がありつつ躊躇している方の、ご参考になれば幸いです。
本はタイトルが9割?!企画の成否を分けるコツとは
こんにちは、樺木宏です。
ブラッシュアップを行い、出版企画の完成度をある程度高めたとき、
あとは、最後にして最大の懸案項目は、タイトル(とサブタイトル)です。
残りの時間は、すべてここに費やされるのが良いでしょう。
なぜなら、タイトルの重要性は、本の売れ行きの9割を占める、とも言われているからです。
誤解の無いようにお伝えしますと、中身が1割という事ではありません。
店頭で、1日に約200冊もの新刊が溢れている現在、いかに読者の気を引き、手に取ってもらうか。
もし手に取ってもらえなければ、その本は決して売れる事はないですから、
最初のステップとして、タイトルが圧倒的に重要、という事なのです。
編集者の中には、タイトル案の数を多く出し(3桁くらい)、絞り込むという工程を経ている人もいます。
また、読者の欲求をを強める事が得策です。
欲求には2種類あり、
・欲しいと思う
・苦痛を避けたいと思う
があります。
例えば、
・「儲ける」という欲求であれば「本当に儲かっている」や「数字」化することで強める
・「ちょっとの努力」であれば、「1日○分」や「たったこれだけ」的な表現にして強める
・「これを知らなければ損をする」的なネガティブな表現で、危機感をあおり、強める。
・「儲かっている他社はもう始めている」的な表現で、取り残されるリスクを示し、強める。
などをご参考にして下さい。
追加事項としては、そのコンセプトは、読者に一瞬で伝わる事が大切です。
しかも、中学生レベルの相手でも、伝わるように工夫すべきです。
なぜなら、本書の内容に関心があり、知識があって優秀な人でも、
日ごろは頭の中はl悩み事や考え事で1杯なのが普通です。
つまり書店で本を選ぶときは、脳のメモリーは他の事に占められている、
という前提でタイトルは考案すべきなのです。
作成した出版企画をより強めたいあなたの、ご参考になれば幸いです。
企画のスタートは、読者の欲求から考えましょう
こんにちは、樺木宏です。
今日は、企画を考える上で最重要とも言えるポイントについてお伝えします。
それは、出版企画は、読者の欲求からスタートする、という事です。
なぜなら、書籍の読者は「欲求を満たす、苦痛から逃れる」事に対してしか、
お金を払わないからです。
もしこれが300円程度の週刊誌だと、一時の時間つぶし的な動機もあり得ます。
しかし書籍の場合、1,000円以上と高額ですので、読者は自分に「得」が感じられないと、
買ってはくれないのですね。
その点を踏まえると、いくつもポイントがあります。例えば、
一般にターゲットは、広げすぎると訴求しません。
読者の具体的な悩み・欲求まで絞り込みましょう。
具体的には、読者の悩み、不安を理解するという事です。
なぜそこまで細かく読者をターゲッティングしなければいけないか、と言えば、嗜好の細分化が背景にあります。
年齢や性別で分類した旧来のターゲッティングでは、読者感情をつかめないというのが今の時代であるからです。
細分化された現在のマーケットには、「この本を欲しがる感情的な理由」にまで、踏み込む事が大切です。
結果、対象が1人の人間として浮かび上がってくるような具体性をもつことが、良いターゲッティングとなります。
同時に必要なのが、そのターゲット、すなわち想定読者が何人いるのか?という点です。
これは、具体的に人数を数字で記載しましょう。その際、根拠となる計算式や統計も欲しいところです。つまり、断言する事が必要です。
一般的には、100万人程度の分母がひとつの目安です。
そのうち1%が購入すれば1万部ですので、6,000部位からスタートしたい、
と出版社は考えるからです。
この数字の根拠があれば、出版社はどれくらい売れるかのイメージがつかむことが出来、
企画が採用される確率が上がります。
今日のまとめです。
出版企画は、読者の欲求からスタートして考えましょう。
その上で、企画書は読者に配慮して設計しましょう。
ご参考になれば幸いです。