樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -175ページ目

資格をとったら、次は差別化が必要です


こんにちは、樺木宏です。


私が接する著者、及び著者候補の方々は、士業・コンサル・コーチ、カウンセラーなどの職種が多いです。

こうした「知識を提供し、対価を得る」職業は、社会的なニーズも高く、やりがいもあります。


反面、年々ライバルも増加しており、特徴を出さないと、顧客に選んでもらえませんね。

そこで「差別化」が必須となってきます。


私が思うに、「士業・コンサル・コーチ、カウンセラー」などの職種は、

資格をとった時点では、食べ物で言ったら

「白いごはんか、素うどんか」という状態なのだと思います。

この段階では、ライバルと差別化も出来ていませんし、自分ならではの売りもありません。


そこに、各人の個性を付け加える必要があります。
 
例えば、

「ごはん→カレーライス」

「ごはん→うな丼」

「うどん→月見うどん」

「うどん→鍋焼きうどん」

などです。

色々と個性があるから、多くの人の多様なニーズに応え、棲み分けも出来るのですね。


私のところに相談に見える方々の動機は、ここにあることも多いです。

「商業出版して自分をブランディグしたい」

という気持ちのの中に、

「自分ならではの強みを見いだし、ライバルと差別化したい」

という思いも含まれているのです。


商業出版の場合も、事情は同じです。

書店にはライバル著者が多くおり、差別化して勝たなければ本は売れません。

そこで、自分の特色を見いだし、無ければ作り、差別化する必要がありますし、

その為の方法論があります。

そして「出版社」という第三者がいるので、客観的に評価されます。

何度も企画を磨いていくうちに、自分の強みも明確になっていきます。


このプロセスが、「自分でも気付いていなかった差別化ポイント」

を見いだすことに直結します。

今すぐ本を出すつもりがなくとも、商業出版の知識をインプットしていくことで、

そうしたメリットを得る事ができるのですね。


ご参考になれば幸いです。



この本程度なら書ける、と思ったら危険です!その2


こんにちは、樺木宏です。

今日は昨日に引き続き、「この本程度なら書ける」に潜む落とし穴がテーマです。


昨日は、「想定する読者レベルが高いので危険」

という内容でお伝えしました。

http://ameblo.jp/pressconsulting/entry-11003339833.html

今日は別の切り口、

「知名度がある人と同じレベルの企画ではいけない」

という視点でお伝えしていきます。


なぜ、知名度のある著者と新人著者が同じ企画レベルではいけないのか?

それは、「知名度が、企画自体の弱さを補っている企画がある」からです。

知名度があれば、それはつまりファンがいるということ。

ファンがいれば、内容にかかわらず買ってくれる可能性が高まります。

つまり、多少弱い企画でも、出版されてしまうのが有名著者なのですね。

現に、ファンが多い有名人であれば、自伝や日記のようなものでも商業出版されています。

また、著名な著者であっても、殺到するオファー中で、しがらみから断りきれず、

流して書いたと思われる内容の薄い本はあります。



一方、新人著者は前提が違います。

内容が有益であるのはもちろんの事、ユニークな切り口でコンセプトが面白い事が必須です。

つまり、「企画自体の面白さ」で読者に買ってもらうという事ですね。

そうでなければ、企画が通ることは無いからです。


しかし多いのは、「有名な人でもこの程度だから、自分にも書ける」

もしくは、「自分の企画もこのような内容で大丈夫だろう」

と考えてしまうことです。

こうした方は実は多いのですが、残念ながら勘違いと言わざるを得ません。

著名人とはそもそもスタート地点からして違う、という事を踏まえて、

戦略的に企画を考える事が必要なのですね。


今日のまとめです。

著名人の本を見て、「この本程度なら書ける」と思ったら危険です。

ファンの存在が、企画の弱さを補っている企画もあるからです。

そこで安心せず、新人著者はさらにユニークな企画を考案する姿勢が大切なのですね。

ご参考になれば幸いです。

この程度の本なら書ける、と思ったら危険です!


こんにちは、樺木宏です。


自分の専門分野の本を読んだ時、

「この程度の本なら自分にも書ける!」

と思ったことはありませんか?

おそらく、あると思います。

ただ、ここは意外な落とし穴があります!

そこで、その点について今日と明日、2回に分けてお伝えしたいと思います。


さて、結論から言えば、「この本程度なら書ける」と思ったら危険です。

あなたの本は売れない、もしくは企画が通らない可能性が高いからです。


その理由は2点あるのですが、今日はまず1点。

そもそもなぜその本が簡単に見えたかと言えば、多くの読者がいる層を狙っているからです。

1つのテーマがあれば、その読者の8割は素人、というのは何度かお伝えしていることです。

つまり商業出版は、多くの読者がいるゾーンを狙っているということなのですね。

プロにしか分からない難しい書き方をしたり、通をうならせる専門的な内容を、

書こうと思えばかけるが、あえてそうしていない、という事です。



もしあなたが「この程度の本・・」と思ってしまった場合、

そのあたりの背景を分かっていないことになります。

想定読者を「プロである自分のレベル」に想定しているという事ですね。

それは、明らかにNGです。

その専門分野のプロであるあなたが、手応えを感じるレベルでは、

読者の8割はついてこれない可能性が大だからです。

そうなると多くの潜在読者を取りこぼすことになり、読者が少ないと判断されて企画が通りません。

つい自分の業界内にいる人、ライバルなどを想定してしまいがちですが、

それは大きなワナなのですね。


まとめです。

「この本程度なら書ける」と思ったら危険です。

想定する読者のレベル感を今すぐ下げましょう。


むしろ簡単な本に出会ったら、そのレベルの下げ方を参考にしましょう。


ご参考になれば幸いです。