「出版の勉強」をする前に注意したいこと
こんにちは、樺木宏です。
著者を目指す方は、当然情報収集をされると思います。
いわゆる「出版の勉強」ですね。
ですが、それを始める前に、注意したいことがあります。
それは、
「企画書の書き方を覚えても、それは企画の通過とあまり関係が無い」
ということです。
意外に思われるでしょうか?
しかし、これは事実です。
なぜなら、企画書の存在意義は、
「売れるかどうか?」
を判断する為、その1点にあるからです。
その為、一生懸命時間をかけて書いた企画書がものの数秒で却下になったり、
メモ程度の企画を話しただけで企画が決まってしまったり、
という事が起きるのですね。
企画書のフォーマット自体は、手段であって目的ではないと言う事です。
ありがちなミスは、出版企画書の書式を覚えて、満足してしまう事。
その上、中身が自画自賛の羅列になってしまっては、通る企画も通りません。
私のところで相談に乗る場合は、こうした表面的な出版知識は全く知らなくても問題ありません。
むしろ、先入観が邪魔をしない分、知らない方が早く企画が良くなることも多いです。
逆に、「自分は出版の勉強をした」という人ほど、企画改善が進まず苦労する、
という事もあるのですね。
今日のまとめです。
出版の勉強は多いに結構です。しかし、書式などの表面的な事は後回しでOKです。
その本が売れるかどうか、つまりマーケティング的な思考の方がはるかに大切。
セミナーや教材で勉強される際は、その順番に注意しましょう。
遠回りをしたくない方の、ご参考になれば幸いです。
数をこなせば、質に転化します
こんにちは、樺木宏です。
商業出版で著者を目指す、というと、
「凄い企画」を作らなければいけないのでは?
と思ってしまいがちですね。
そうすると、何やら腰が引けてしまうのではないでしょうか?
もちろん私も、企画が一定のレベルに達しないと、出版社への提案自体を行いません。
ただ、それは
「最初から凄い企画である必要はない」
という但し書きがつきます。
ここの違いは、実はかなり大きいです。
なぜなら、数をこなして、アドバイスを元に企画を考えていけば、
企画は見違えるほど良くなるからです。
つまり、最初は残念な企画でもOKなのです。
むしろ大切なのは、自分のこだわりを手放す「柔軟性」と、
諦めない「熱意」です。
自分でも気づかない強みが眠っていることはよくありますが、
最初に思いついた企画にこだわり過ぎると、それも引き出すことが出来ません。
せっかくの力量がありながら勿体ないので、こだわりを手放す力は大切です。
また、ベストセラーを出した著者といえど、最初は何回、何十回と出版社に断られて
いるものです。
ましてや新人著者が、企画に2度や3度NGがでたからといって、
途中でやめてしまっては結果はでません。
それを乗り切る熱意が大切な所以です。
いかがでしょうか?
商業出版のハードルはしっかりと存在しますが、何も最初から超えられなくともよいのですね。
試験勉強で言えば、今合格できる実力が無ければ、勉強すれば良いだけの話です。
出版となると、「切り捨て」をする編集者や出版プロデューサーも多く、
そのあたりで引いてしまう人も多いので、書いてみました。
ご参考になれば幸いです。