樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -141ページ目

一万円札に学ぶ著者マーケティング


こんにちは、樺木宏です。


今日のタイトルは「一万円札に学ぶ著者マーケティング」。

といっても、お金の話ではありません。

一万円札の顔「福沢諭吉」の話です。


福沢諭吉といえば、「学問のすゝめ」と「慶應義塾」が有名ですね。

この「学問のすゝめ」ですが、Wikipehiaによると、

「最終的には300万部以上売れたとされ、当時の日本の人口が3000万人程であったから

実に10人に1人が読んだことになる」

とあります。

現代の日本に当てはめると、1200万部クラスの超大ベストセラー、ということになりますね。

このベストセラーの存在が、その後の慶應義塾の躍進、ひいては著者が一万円札の顔に

なるほどのブランディグに大きく寄与した事は間違いありません。


これを今風に分析すると、

・フロント商品=学問のススメ 
・バックエンド商品=慶応義塾 

という、2ステップマーケティングが成り立っていたわけです。

ちなみに、「天は人の上に人を造らず・・・」は、人の平等を説いたものではなく、

自己啓発の重要性を説いたものです。

「身分の違い、貧富の格差は学問の差だ。だから勉強しましょう=慶応義塾に来て下さいね」

というセールストークでもあったのです。



現代でも、基本的に同じです。

もちろん出版される本の数がものすごく増えているので、1点1点のインパクトは

小さくなりがちですが、その構造と、得られるメリットの質は同じなのです。

それくらい、著者マーケディングは可能性があるものなのですね。

そのメリットの量は、売れるかどうかにかかっていますが、

チャンスの量は皆同じ。

人生のステップアップの手段として、ご参考になれば幸いです。

メリットが10倍になる、出版企画を出し終わったあとの行動とは?

本はだれのものか?を知ると、出版成功率があがります


こんにちは、樺木宏です。


「自分の本を出したい」という人を支援するのが私の仕事です。

でも、この言葉は、厳密に言うと矛盾があります。

それは、「本は、読者のもの」だからです。
 

この事は、知識として知っている人は多いと思いますが、

実際に実感として分かっている人はかなり少ないです。

というのも、最初の企画が「読者不在」である事が多いからです。


例えば、企画書には「想定読者」の欄がありますが、ここに、

・20代~60代の男女

などとあったら、それは読者不在ですね。

もしくは、

・30代半ばの会社員、男性中間管理職

とあっても、それは読者不在です。

そこにあるのは属性だけで、「悩み・欲求」といった人間的なものに

触れられていないからです。

本当に本は「読者のもの」だと思っていれば、こうした事は起きません。

読者を具体的にイメージし、その悩みや欲求を理解し、その解決手段として企画をつくる。

こうした事が自然に行われるからですね。

タイトル、企画概要、目次も、この意識の有無でまるで違ったものになるでしょう。


今日のまとめです。

「本は、著者のものではなく、読者のもの」

これをしっかり「分かると、あなたの企画は今までより遥かに

素晴らしいものになります。


ご参考になれば幸いです。