一万円札に学ぶ著者マーケティング
こんにちは、樺木宏です。
今日のタイトルは「一万円札に学ぶ著者マーケティング」。
といっても、お金の話ではありません。
一万円札の顔「福沢諭吉」の話です。
福沢諭吉といえば、「学問のすゝめ」と「慶應義塾」が有名ですね。
この「学問のすゝめ」ですが、Wikipehiaによると、
「最終的には300万部以上売れたとされ、当時の日本の人口が3000万人程であったから
実に10人に1人が読んだことになる」
とあります。
現代の日本に当てはめると、1200万部クラスの超大ベストセラー、ということになりますね。
このベストセラーの存在が、その後の慶應義塾の躍進、ひいては著者が一万円札の顔に
なるほどのブランディグに大きく寄与した事は間違いありません。
これを今風に分析すると、
・フロント商品=学問のススメ
・バックエンド商品=慶応義塾
という、2ステップマーケティングが成り立っていたわけです。
ちなみに、「天は人の上に人を造らず・・・」は、人の平等を説いたものではなく、
自己啓発の重要性を説いたものです。
「身分の違い、貧富の格差は学問の差だ。だから勉強しましょう=慶応義塾に来て下さいね」
というセールストークでもあったのです。
現代でも、基本的に同じです。
もちろん出版される本の数がものすごく増えているので、1点1点のインパクトは
小さくなりがちですが、その構造と、得られるメリットの質は同じなのです。
それくらい、著者マーケディングは可能性があるものなのですね。
そのメリットの量は、売れるかどうかにかかっていますが、
チャンスの量は皆同じ。
人生のステップアップの手段として、ご参考になれば幸いです。
本はだれのものか?を知ると、出版成功率があがります
こんにちは、樺木宏です。
「自分の本を出したい」という人を支援するのが私の仕事です。
でも、この言葉は、厳密に言うと矛盾があります。
それは、「本は、読者のもの」だからです。
この事は、知識として知っている人は多いと思いますが、
実際に実感として分かっている人はかなり少ないです。
というのも、最初の企画が「読者不在」である事が多いからです。
例えば、企画書には「想定読者」の欄がありますが、ここに、
・20代~60代の男女
などとあったら、それは読者不在ですね。
もしくは、
・30代半ばの会社員、男性中間管理職
とあっても、それは読者不在です。
そこにあるのは属性だけで、「悩み・欲求」といった人間的なものに
触れられていないからです。
本当に本は「読者のもの」だと思っていれば、こうした事は起きません。
読者を具体的にイメージし、その悩みや欲求を理解し、その解決手段として企画をつくる。
こうした事が自然に行われるからですね。
タイトル、企画概要、目次も、この意識の有無でまるで違ったものになるでしょう。
今日のまとめです。
「本は、著者のものではなく、読者のもの」
これをしっかり「分かると、あなたの企画は今までより遥かに
素晴らしいものになります。
ご参考になれば幸いです。