樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -13ページ目

本は何部印刷されるのか?


こんにちは、樺木宏です。


よくセミナーで、「商業出版って何部印刷されるのか?」という質問を頂きます。

質問されるということは、こちらから伝えていないという事で、

ついお伝えし忘れてしまいがちです。


という事で、今日の記事は「部数」。

結論からいってしまいますと、商業出版では通常、4,000部~6,000部程度を、最初に印刷します。

新人著者の1冊目であったり、ベテラン著者であってもこの数字はあまり変わりません。

ただすごく売れっ子の著者で、売れる事が分かっている場合は、1万部以上を刷る事もあります。


ここで、「ちょっと少ないのでは?」と思ったあなた、鋭いです。

日本の書店の数は約15,000店と言われていますから、全ての書店には行き渡らないのです。

だから、初版だけでなくて、追加の印刷=重版・再版がかかっていく事が大事なのですね。


もう1つ著者として気になるポイントは、書店で「平積み」されるかどうか。

書店を入ってすぐの良い場所や、そのテーマの棚の手前に、上向きに本が何冊も積まれていたら、

目立ちますよね。これが平積みです。

当然、著者としては平積みしてもらいたいのですよね。

ただ当たり前の話ですが、その書店に本が1冊しか無ければ、積めません(笑)

多くの本をその書店に送りたいのですが、そうなると送れる書店数は減っていきます。

だから、初版部数は多いに越した事はないのですね。


ただ、出版社も多く印刷すると売れ残り・返本のリスクを抱えますし、

重版の方が支払い条件が良かったりするので、出きれば初版は少なめに・・・

という思惑もあったりして、ここは一筋縄では行きません。

著者として出来るのは、「これは売れそうだ!」と出版社に思わせる企画、原稿を作る事。

そして、自分自身の販売協力で出版社のリスクを下げ、「それならもうちょっと印刷しよう」

と思ってもらう事、ですね。


ひとことに部数と言ってもいろいろありますが、著者の基礎知識としてご参考になればと思います。




最近の出版トレンド


こんにちは,樺木宏です。

7月に入りましたが、涼しい日が続きますね。


さて、最近の出版トレンド。

昨年の今ごろはTOP10の半分を健康本やダイエット本が占めていました。

文字通り「占めている」といった印象で、勢いがあったのは記憶に新しいですね。


もちろん、それは過去の話。

出版トレンドは常に変動しています。

今年の上半期は、健康本だけでなく、ビジネス・経済などに分散しているようです。


という事は,昨年なかなか企画が通らなかったビジネス本著者、著者候補のあなたにも、

チャンスが巡ってきている、という事ですね。

もし昨年あまり企画が通らなかったからといって、企画考案から距離を置いていたら、

今年は勿体ない。

あなたがビジネス書になり得る専門知識や経験をお持ちなら、

今年の下半期の目標を「企画書の作成」にしてみるのも一興ですね。





なぜ著者の影響力は高いのか?


こんにちは、樺木宏です。


さて、よく本を出すメリットについて、多くの人が語っていますね。

いわく、ブランディグや集客効果や印税などについてです。

これらはもちろん正しいのですが、私は一番大きいメリットは、

そのいずれでも無いと思います。


では何か?という事ですが、

自分の中で、「相手を自分の理念に巻き込むストーリーが出来る」ことです。

だから著者がセミナーをやると、「この人の言う事なら聞いてみたい」

となるのです。

決して、著者が集客できるのは単に名前が売れているからとか、著者として箔がついているから、という理由だけではないのです。


自分を徹底的に棚卸しし、もっとも自分が説得力をもって語れるテーマは何か?

ライバルの著者にも負けない切り口はなにか?を徹底的に考え、明確にしたからこそ、

「これを語らせれば、自分が一番」

と思えるテーマが見つかったのが、著者という存在です。

だからそこ、説得力が高く、集客できるのです。


逆に言えば、そのポジションさえ見つかれば、著者という肩書きが無くても、成果が得られます。

先日、出版の企画を一生懸命に考え、その内容を少しずつブログに書き始めた人がいました。

もちろんまだ本になってもいませんし、ファンが多いという事も無いので、読者はごくわずか。

でも、開始してわずか数日後に、某地方議員の方から連絡があり、一緒に仕事をしたいとのオファーが来ました。

その理由が、ブログに書かれた記事から理念を感じ、それに共感したから、との事。

徹底的に棚卸しを行い、自分の強みを考え抜き、コンセプトを行く通りも組み合わせた結果,

相手を自分の理念に巻き込むことが出来たのですね。


今回の事例ではたまたまブログでしたが、それは他の情報発信でも同じ事です。

メルマガやセミナー、そして本。

「何を伝えるか」が明確になっていれば、「どう伝えるか」はさほど問題ではないのですね。


すでに本を出している方は、ぜひその強みを再確認して下さい。

そしてまだの人は、本を出そうと、企画を考えて見て下さい。

その事が、あなたの影響力を高めます。