樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -12ページ目

"感情移入"すればうまく行く!


こんにちは、樺木宏です。


さて、優秀なビジネスパーソンであれば、必ずしも本が売れるとは限りません。

逆に、そこそこの実績でも、ベストセラーを出せる人もいます。

その違いはなぜか?


その1つは、

「読者に感情移入しているか否か」

だと私は考えています。


なぜかと言うと、

「素晴らしいコンテンツ」と、「どこかで聞いた事のある話」

の分かれ目が、ここにあるからです。



すでに自分が出来ている事を、あえて分解し、見ず知らずの人に分かりやすく説明する、

これは、苦痛といってもいいかもしれません。

これを乗り越える為には、優秀さが必要なのでは無く、どれだけ読者の事を思いやり、

考える労を厭わないか、つまり感情移入が必要なのですね。


例えば、

会社の人間関係でなやんでいる、

という人に、著者が達している境地を、そのまま全部伝えた所で再現は出来ません。

しかし、

「1日たったこれだけで良い」という風に、ノウハウを吟味し、必要最低限のものに

絞り込み、修得方法をを工夫してあげたら、違ってきます。

読者は「自分にも出来そうだ」と思うわけです。




ノウハウをそのまま出すのは、ある意味とてもラクです。

著者の工夫がいらないからです。

しかし、実はここが書籍の一番大切なところ。

ビジネス書のベストセラー著者には「思いやり」のメンタリティを

強く持った人が多いです。


商業出版の成否を分けるのは,こうしたメンタルば部分です。

ぜひ、読者に感情移入してみて下さい。


出版プロデューサーがこっそり教える、出版する為に本当にたいせつなこと

焦って出版してはいけない理由


こんにちは、樺木宏です。


さて、過去プロデュースした本を見ていてつくづく感じるのは、

"良い本でも、露出が足りないと埋もれてしまう"

ということ。

逆に、内容が多少アレな本でも、お金をかけてガンガン露出すれば、

そこそこ売れる本になる、というのも、残念ながら事実です。


例えば、売れている本が何冊も出ている出版社は、宣伝広告に掛ける費用がとても多かったり、

書店に営業する部署の人が意欲的かつ多人数だったりします。

あるいは、著者が数百万円単位の出費をして販売促進をする事を、推奨する出版プロデューサーもいるようです。

出版関係者の中には、「ベストセラーになる本は、(広告やメディア露出を)仕掛けたものだけだ」

と言い切ってしまう人もいるくらいです。


中には、商業出版のノウハウをちょと勉強して、こうした事実を知り、

「お金をかけないと、自分をブランディングすることは出来ないのか・・・」

と意気消沈してしまう人もいるのではないでしょうか。


でも、本を出したい人の中には、多額の費用を掛けたくない、あるいは掛けられない人も当然います。

とうよりも、むしろ順番が逆で、

「高額の販促キャンペーンができるほど稼ぎたいので、本を出したいんだ」

というのがホンネではないでしょうか。

特に私は、

「人生で1冊目の出版を支援する」

「出版することで人生のステージを一段上げる」

というコンセプトで支援していますので、なおさらそうした声を、無視するわけには行きません。


では、どうするか。

自分の持っているリソースを最大限に活かし、ひたすら企画を、練り上げて行けば良いのです。


考えてみれば、いくら宣伝広告に費用をかけても、それは認知の初期段階だけの話。

本当に売れる本は、口コミやソーシャルメディアでの拡散、メディアからの取材という形など、

自費ではとてもできない規模で、自然に露出が増え、広まっていくものだからです。

例えば、ミリオンセラーは、ほとんどが新人著者の1冊目ばかりなのも、良い例ですね。

つまりは、「企画」さえ良ければ、本は売れますし、企画も十分通ります。

もちろん、最初の「認知のカベ」を越えるために、ある程度自費で販売促進をするのは有効ですが、

ムリしてまで行う必要はないでしょう。


逆に気をつけなければいけないのが、

「出せるからといって、十分な企画でもないのに、焦って出版してしまうこと」

こうなると、いくら宣伝に費用を掛けても、本の一瞬露出しただけで、あっという間に忘れられてしまいます。

1冊目の本が売れない、と言うことだと次の本も出版しづらくなったりもします。

よく、そうした本がいかにも「amazonキャンペーンです」という感じで数日ランクインし、

その後一気に100位圏外に飛んでいってしまうのを見かけますが、これは残念ですね。

中にはそうした事を繰り返さないと本が出せない、負のスパイラルにハマってしまっている人もいるようです。


そうした落とし穴に落ちない為にも、まずはじっくりと、腰をすえて企画を考案することをお勧めします。

他力本願ではなく、自分自身の企画力を高めていくことが、回り道のようでいて、実は成功への近道です。

焦って出版してしまうことは厳に慎みたいものですね。