PressbeeのTips【印刷工房プレスビーのハチのブログ】 -89ページ目

印刷用語:アミ(ドット)

こんにちわ。ハチです。
桜も満開をすぎ、散り際美しいところですが、今年もお花見をせずじまいの私…。
急いで近場の桜の木にお花見をしたいなーとおもいます。
皆様はお花見、されましたか??

新入社員の方々は、就職されて一週間。
まだまだ慣れる事もできず大変でしょうが、どの先輩方も同じ道を通ってきています。
一歩一歩着実に進んで行っていただきたいものです。


話がそれました。

今日も色のお話を。(昨日 の内容は、CMYKのKのお話でしたが…)

私どもでは、色の濃淡を、「アミ」と言う言葉で表します。
アミとは、「網点」、「ドット」ともいいます。
簡単に言えば、水玉模様です。

画面上で色の濃淡は、パーセントで表すと、色そのものが薄くなっている印象がありますが、印刷の時はこのアミの大きさで色の濃淡を表しています。





このアミは、少し図中にも書き込んでありますが、湿度や紙質によってもドットの大きさに変化がでてしまうものがあります。(アミの太りやドットゲインといいます。)
大きさが変わってしまうと、色の面積が変わってしまうため、思っていた色や仕上がりとちがうものができあがることもあります。
(特に精度の高い写真を使ったポスター印刷には注意が必要。イメージポスターなどは確認に時間がかかります。)

湿気は、インクのにじみを助長させます。アミ点ひとつひとつが小さければ、間隔が広いので大幅な影響というのは避ける事ができますが、密度が上がると、点同士がくっついて見えてしまい、思っていた色と違うことになります。
また、紙質も同じように、水が沁み込みやすい紙では滲みが大きくなってしまい、色のバランスを取る事が難しくなります。

画用紙とかで絵の具をそのままのせたら割としっかり輪郭が取れるのに、少しぬれた所だとにじんでいくあの感じを思い浮かべていただくと、分かりやすいと思います。
紙のお話は、また後日させていただきます!!


なぜドットで色の濃淡を表示するのか。一つ一つに薄い色をのせたらいいのじゃないか。
とおもわれる方もいらっしゃるかもしれません。
そこは、また違う問題が潜んでいるのです。
そのお話を次回させていただきます。


印刷色:K(スミ)について。

こんにちわ。ハチです。
昨日、初めてアクセスを気にしてみて、ランキングがあがってる事にちょっとうれしさを感じてます!!
どなたか見てくださっていると思うだけで、更新する力が湧いてきますね!!
頑張って書き続けたいと思います。
近いうちに、コメントも付けられるようにしたいです。


さて。
昨日 お話させていただきました、CMYKのCMYは、お分かりになられましたか?
今日は、そのCMYKのK(クロ・スミ)のお話をします。

CMYを、それぞれ100%ずつ足すと、黒に近づくのはご想像できるかと思います。
ですが、それっぽく見えるだけで、やはり実は違うのです。
そこで、K(Kuro/ Key tone)を加えます。

これで、印刷に使うCMYKが完成です。

でも、このスミ。
チラシなどの4色印刷では一番影響を受けにくい色として、私どもの会社で使用しています製版機では(今の製版機は全てだと思われますが)下の色を透過してしまいます。

例えば、マークに■を重ねてみたりすると…。





版に出力されると、こんな感じです。
(分かりやすくするためにわざとスミを薄くしてあります。)

このように、下に絵柄が表示されるため、お客様の想定していない模様が浮き上がってしまったり、隠しておきたかったところが見えてしまう事があります。(気にされない方や、商品の性質上それを意図していらっしゃるお客さまも中にはいらっしゃると思いますが…。)
そして、色も透過されると、影響を受けてしまいます。




頭の中ではスミ100%なのに、青みがかったり、赤みがかったりすると、イメージが変わってしまうのは、このようにちがう色が混ざっているからなのです。
もし、イメージを変えたくないとおっしゃる場合には、データは基本的にスミ100%で作ってください。
「下の色を透過したくない!!」時は、リッチブラック(C60%・M40%・Y40%・K100%) にして頂くと、安心です。

次回も、もっともっと、色のお話です。

印刷色(CMYK)について。

こんにちわ。若干久々のハチです。
もう4月…!!!月日のすぎるのは本当に早いです。
桜も咲いて、とってもいい季節ですね。風も気持ちいいです。

さて。今日は印刷色(CMYK)についてちょっと説明させていただきます。
チラシ印刷やパンフレット印刷の「視覚的要素」を一番左右するのが印刷色だと考えますので…。

皆さん、「色」というと、ピンク空色…という色を想像されると思います。
「その色で印刷!!」と決めて、データを作成される時、カラーモードの設定をRGBモードで作成されてそのまま印刷すると、
「想像してたのと違う」と思われることがありませんか??

これは、モニタが使う「RGBカラー」というのと、印刷で使う「CMYK」の色の考え方が違うからなんです。

ちなみに、「R」=Red(赤)、「G」=Green(緑)、「B」=Blue(青)。
「C」=Cyan(藍)、「M」=Magenta(紅)、「Y」=Yellow(黄)の略です。


よく、お客様に「CMYモードに変換」をお願いすることがあります。
これは、特に難しい作業ではないので、私どもですることも簡単なのです。
が、色の変化があまりにも激しいため、モードの変換はお客様自身で行っていただき、どれだけ色に違いがあるのかを認識していただくために、変換をお願いしています。

RGBは、主にモニタなど、光で出力をするもので使われるカラーモードです。
CMYは、印刷やプリンタで使われるカラーモードです。
ただ、表現しているものが違うだけで、その表現方法は全く違います。





上の図のように、RGBとCMYは、全く逆の考え方です。
スポットライトと絵の具を想像していただければ分かりやすいと思います。

スポットライトは色を混ぜたら白くなります。
でも、絵の具は混ぜれば混ぜるほど、色は濁り、黒に近づいていきます。

下の□の色を見ていただけると分かりますが、RGBでピンクで作っていても、CMYに置き換えると、濁ったピンクになってしまいます。
CMYは、RGBに比べて、色の再現できる領域が狭いため、無理矢理RGBをCMYで表現しようとすると、濁りがでてしまうのです。

この色の落差を、お客様が確認しないまま印刷してしまうと、「色が違う」ということになります。
そのことを踏まえていただく為に、私どもではお客様に色の変換をしていただくことを決まりとしています。

「じゃあRGBで印刷したらいいのでは」と言う事は、そもそも紙に色をのせる時点で、「光」ではないのでできないことになります。

色の世界は本当に奥が深くて、とても一回では説明できません。
また、折りをみて書き込みをしていきたいと思います。

今度は、上に出てこなかった、K(スミ・黒)のお話です。