ごま油は控えめに
ごま油は、基本的には大量に使用する油ではありません。
風味豊かで、よく中華料理やてんぷらなどに使用されますが、基本的にはごく少量です。
ごま油だけでてんぷらを揚げるという家庭は、ほとんどないのではないでしょうか。
その為、大量摂取の心配は基本的にはない油と言えます。
ただ、最近ではごま油を使ったドレッシングなどが結構人気が高い為、ドレッシングとして大量摂取してしまう可能性はあります。
ドレッシングは生野菜をたくさん食べる為にと、健康志向の人に限って過剰に摂取しやすい傾向にあります。
ごま油をサラダ油等と比較した場合、リノール酸の占める割合はそこまで多くはありませんが、それでもかなり高い数値になります。
よって、大量摂取は禁物です。
花粉症対策を行う上では、ドレッシングはできればノンオイルの商品を購入する事をお勧めします。
一番良いのは何もつけず、あるいは少量の塩や酢でいただくという食べ方ですが、それだとさすがに味気ないですね。
ごま油も、大量に使用するのはご法度ですが、少量を使って風味をつけて、そこに塩と酢を加えるという方法であれば、十分に有効です。
花粉症対策だからといってごま油を完全にシャットアウトするのではなく、少量使用に留める方法を考えれば、リノール酸の過剰摂取を抑えつつ、美味しく生野菜を食べる事ができます。
重要なのは、油を使わないという事ではなく、いかに少ない量で美味しく作るかという事です。
上手く作れば、市販のドレッシングより食べやすく美味しい物をごま油で作る事ができるのです。
つづく
コーン油や大豆油にも注意
コーン油や大豆油に関しても、注意が必要です。
香ばしい匂いが食欲をそそるコーン油は、しばしば揚げ物に使用されます。
特に、弁当チェーン店などが、他の会社との差を打ち出す為に、よくコーン油を使用しているという宣伝をしています。
実際、コーン油で揚げたから揚げやてんぷらは美味しいので、家庭でも揚げ物の為に購入するケースがよく見られます。
一方、大豆油は大豆が原料という事で体に良さそうな印象がありますよね。
実際、クセが全くなく使いやすい油ですが、家庭用油の主流であるサラダ油はこの大豆、そして菜種を基本的な原料として作られている為、大豆油の特徴はそのままサラダ油と同じといっても過言ではありません。
尚、サラダ油にはコーン油もブレンドしていますので、それぞれに特徴が似ている部分はあります。
料理面でいうと、コーン油は酸化安定性が良いので過熱する料理に向いており、大豆油は加熱しない料理が望ましいと言われています。
サラダ油はこれらの混合なので、バランスが良いのが特徴です。
では、花粉症対策に焦点をあててみます。
花粉症対策という観点でいうと、どちらの油も過剰摂取は危険です。
コーン油も大豆油もリノール酸をかなりの割合で含んでいるからです。
大豆油は特に、健康志向の油なのではと思って使用する家庭があるようですが、リノール酸の量で言えばかなりの数字になってしまいます。
もし花粉症で悩んでいる場合は、量を抑える必要があります。
つづく
サラダ油を抑えるには
現在、各家庭において使用している油は、ほとんどがサラダ油ではないでしょうか。
日清が開発し、その後一気に普及したサラダ油は、他の油と比較して安価な事もあり、瞬く間に日本の家庭の主役となりました。
砂糖、塩、醤油と並び、日本人の家の台所には必ずある材料といえるでしょう。
そんなサラダ油ですが、安価である要因のひとつに、リノール酸を含んでいる事が挙げられます。
リノール酸は安価に作れるので、その分この酸を含む油は安くなります。
よって、サラダ油とリノール酸は切っても切れない関係にあると言っていいでしょう。
サラダ油の過剰摂取は、今の日本においては既に社会問題と言っても良い状況です。
メタボリックシンドロームになってしまう人が増えたのも、サラダ油を大量に使用する食品が増え、過剰摂取をしてしまうようになったからです。
特に、ファーストフードに代表される若年層が好む食品の多くに使用されていたり、スーパーなどの惣菜コーナーや弁当などで食材の有効期限ギリギリでも美味しく調理できる揚げ物関連が非常に重宝されていたりと、サラダ油の過剰摂取が日常生活の中で浸透しきっている感があります。
これを自分の管理の下で防ぐ事が、花粉症対策に繋がります。
花粉症で悩んでいる人は、まず外食を控える事が花粉症対策の第一歩となるでしょう。
家で油を控えめにした食事をする事で、炎症の悪化等を抑える事ができます。
億劫と思わず、まずはやってみる事が大切なのです。
つづく
べに花油やひまわり油を抑制しよう
べに花油やひまわり油は、一般的にサラダ油よりも良質の油としてよくアナウンスされています。
その為、料理に力を入れている家庭では、よく使用されているのではないでしょうか。
べに花油はサフラワー油とも呼ばれ、サラッとしたクセのない油です。
その為、油臭さがなく、よくドレッシングに使用されています。
一方のひまわり油はサンフラワー油とも呼ばれており、植物のひまわりの種子から作られている事もあり、ミネラルやビタミンなどを含んでいる油です。
健康に良いと言われており、健康重視の家庭でよく使用されています。
味わいも上品でまろやかなので、揚げ物に使用するとかなり食べやすく、胸焼けを起こさない油としても有名です。
実際、この2種類の油は質が高く、こだわりを持つ主婦の間でも評判の良い油です。
ただ、注意しなくてはならないのが、この2つ、特にべに花油はリノール酸をかなり多く含んでいるという点です。
つまり、必要摂取量をしっかりと把握しておかないと、花粉症対策の妨げになるという事ですね。
リノール酸を多く含むべに花油で揚げ物をしたり、ドレッシングを作ったりした場合、一日の摂取量をしっかり決めておかないと、しつこくないだけに食べ過ぎてしまいかねません。
特にドレッシングに関しては、生野菜を食べるのは体にいいからと、大量にドレッシングを使って野菜を食べる人もいるようですが、それは逆に危険です。
花粉症対策の為には、まず使っている油のリノール酸の含有量をしっかりと整理しておきましょう。
つづく
花粉症対策とリノール酸の抑制
たくさんある花粉症対策の中でも、リノール酸を抑制して過剰摂取を控える事は、特に有効な手段の一つと言われています。
では、どうやってリノール酸を抑制すれば良いのでしょう。
リノール酸は、体内で自然に作られるものではありません。
体外からの摂取によって補われる成分です。
リノール酸が体内で他の必須成分に変わる事もあり、またコレステロールの値を制御する事にも繋がる為、摂取自体は必要な事ですが、必要量以上を摂り過ぎると問題となってしまいます。
摂取量のコントロールを行うには、リノール酸がどのような食物に含まれているかを調べる事が有効となるでしょう。
リノール酸が含まれる食べ物をどれくらい摂れば良いか、またどれくらい控えるべきかという事がわかれば、リノール酸の過剰摂取を控える事ができ、その時点で十分な花粉症対策ができた事になります。
花粉症対策は、例えばハーブ、アロマテラピー、サプリメント、あるいは漢方薬など、お金のかかるものが結構あります。
しかし、リノール酸の抑制に関しては、お金がかかるどころか、お金の節約にも繋がります。
食生活を見直す事であらためて家計を整理できますし、食費を見直すきっかけにもなります。
また、それによって健康面の改善を行い、別のメタボ等の問題を解決する糸口にもなるでしょう。
リノール酸の抑制は、花粉症を軽減させる為のかなり有効な手段です。
その為にはどのような食品にリノール酸が含まれているかをしっかりと学習し、自分が今の食生活の中でどれだけそれらの食品を摂取しているかを知るところから始めると良いでしょう。
つづく