キャンピングカー快適化 ~ エクストラバッテリー 充電配線 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【基本情報】


 

日東工業 DCS 切換カバースイッチ DCS2P30A

 

定格電圧:250V
定格電流:30A
線押え端子:M5
適合電線:3.5~8SQ
質量:0.2kg   

 

 


【充電配線】


 

インバーターからの100Vの配線が完了しました。

 

エクストラバッテリーへの充電はソーラー充電からのみです。

将来的にはサブから100Vでエクストラへ充電できるようにするかですが、

多分エクストラバッテリーへの充電はソーラー充電だけで、

サブバッテリーからエクストラバッテリーへの充電は考えないと思います。

理由はエクストラバッテリーが足りなくなるのはエアコン使用時期のみ

エアコンを使用してして走行充電を他に回す余力は無いと感じています。

なのでエクストラバッテリーへの充電はソーラー充電のみです。

 

それに加えてなぜ我が家はソーラー充電を基本とするかですが、

理由としては走行充電とソーラー充電の2系統同時充電は

メーカーも公式に言っているように推奨しないからです。

2系統同時充電が出来ないとは言っていません。

2系統同時充電はもちろん可能ですが、

我が家が使用している走行充電器:DCC50Aとソーラー充電器の兼用では

走行充電器がソーラーの高い電圧を満充電と勘違いして充電が暴れます。

ソーラー兼用の充電器なので同時入力はもちろん安定して可能ですが、

別途ソーラー充電器から同時に充電すると電圧・電流が乱高下

Renogyのアプリだと更新頻度が分単位と長いので暴れている状態は見えませんが、

更新頻度がリアルタイムで見れるモニターで確認するとよくわかります。

だから不具合があるのかと言われたら無いような感じがしますが、

何かにつけて不安に思う自分の性格ではこの状態は容認できない。

だったらキッパリとバッテリーも充電器も2系統に分けてしまえば問題ない

サブバッテリーは走行充電器のみか走行充電+ソーラー充電の2in1

エクストラバッテリーはソーラー充電器のみ

上記充電方法で2つのバッテリーを個別に充電することになります。

2系統同時充電が可能な走行充電器があるかもしれませんが、

RenogyのDCC50Aを使う限り充電が暴れるのは避けられ無さそう。

走行充電器を通さずオルタ直結なら同時充電も問題ないけど、

リチウム換装に走行充電器は必要なのでなかなか難しい。

でも現時点で手軽に買える走行充電器はDCC50Aがベストかな。

 

切替カバースイッチは車内の点検口から手の届く位置にあるので、

ソーラー充電の入力先をサブバッテリーとエクストラバッテリーに

容易に手動で切り替える事ができます。

指定電圧で自動で切り替わる様にも出来ましたが、

あえて手動のほうが使い勝手が良いと判断しました。

 

切替カバースイッチからサードシートのソーラー充電器まで約2.5m
配線長さが気持ち長いので今回は8SQの配線で取り回しました。

 

ソーラー充電器はサブバッテリーの充電で使用する予定だった

ものを流用してエクストラバッテリー専用としました。

 

ソーラーチャージャーとの通信はモジュール追加で可能です。

スマートBMSがあるので不要といえば不要ですが念のため設置します。

Renogy BT-1 Bluetooth モジュール

 

 

切替カバースイッチの選択でソーラーからの入力を通常は、

エクストラバッテリー側のソーラーチャージャーに入力していますが、

サブバッテリー側の2in1の走行充電器に切替えることも出来ます。

当初は充電状態により自動でソーラーの入力を振り分ける予定でしたが、

検討の結果、手動切替が無難だろうとの判断になりました。

充電の自動化って便利なようで不便だったりしますからね。

ちなみに自動切り替えをする方法としては、

バッテリーモニターの機能を利用して、

 

リレーを兼用すれば可能だと思いますが、

今回はスッキリとリレーも取外して手動切替え専用としました。

 

エンジンをかけている時は既存のインバーターを起動して

エアコンをオルタの発電とサブバッテリーで稼働させます。

追加インバーターを起動させると冷蔵庫をソーラー充電しながら稼働します。

エンジンを切ったら既存のインバーターを手動で切って、

エアコンの使用は主に追加インバーターで賄います。

我が家の真夏のエアコン使用時の運用方法はこんな感じです。

ポイントはオルタとソーラーの充電を効率よく使えるように、

2つあるインバーターを適切に手動で切替えて使うことです。

走行充電とソーラー充電の二系統同時充電は推奨されていませんが、

我が家のように完全に切り離したバッテリーでそれぞれ充電するなら

100%無駄にならず充電できると思います。

ソーラー充電器と走行充電器の2系統同時充電は、

充電できないのではなく充電を多少無駄にして充電することになります。

 

ソーラー充電は夏場はパネルの7割程度、冬は5割程度と言われています。

我が家は120W×2+80W×2の合計400Wパネルを搭載しています。

5月の晴れ間で400W×0.7=280Wなのでほぼ定格通りの出力です。

電流値で表すと280W / 13.6V=20.6Aなので良いところでしょう。

 

発電量は昼間の半分、1日6時間位の計算が妥当と言われているので、

20A×6時間=120Ah程度がソーラーによる発電量の目安です。

晴れた日なら120Ah以内の使用量ならバッテリーを消費せず使用できます。

ソーラーによる発電120Ah+バッテリーの230Ah×8割の合計300Ahが

エクストラバッテリーで1日使える最大使用量となります。

日中のエンジン始動中はサブバッテリー兼用でエアコンを稼働して、

エンジンを停止している時のみエクストラバッテリーでエアコン使用

これが我が家の真夏でのバッテリー運用方法です。

真夏はエクストラバッテリーを積極的に使用して、

サブバッテリーを温存するように考えています。

車内の12V系はサブバッテリーからのみなのでサブの温存が有効です。

 

参考までに5月のとある1日の400Wソーラーによる発電状況です。

一日ドピーカンって訳ではなく晴れたり曇ったり標準的な晴れ間の日

使い切りの8Ahから夕方には155Ahまで増えていたので、

条件が比較的良い日なら150Ah以上の充電も期待できると思います。

 


【まとめ】


 

追加したエクストラバッテリーは充電も考慮しています。

ポタ電と違って取外して車外持ち出しに出来ないので、

充電もきちんと考慮しないといけません。

サブバッテリー:400Ahに対して走行充電器:50A(MAX 44A 位)

エクストラバッテリー:230Ahに対してソーラー充電:400W(MAX 22A 位)

充電の対比を考えて容量のバランスを取りました。

一応今まで使用してきてこの位が良い所かなとの判断です。

実際に使うともっと大容量が良かったかなと思うのかな?

ま~ それを言い出したらキリがないでしょうね(笑)


最後に車内での使用に問題ないか確認します。

 

 

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