キャンピングカー快適化 ~ リチウムバッテリー 施工 前編 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【入れ替え】


 

熱に弱いリチウムバッテリー専用で排気口を追加した続きです。

 

さ~ いよいよ実作業として鉛バッテリーを取外した後、

今回製作した生セルのリチウムバッテリーと入れ替えます。

動作確認が完了したリチウムバッテリーユニットの取り付けです。

 

最大の難関は鉛バッテリーの取外しです。

技術的な問題ではなく重量的に1つ28.5kgはかなり重い

これっ 一人で作業した絶対に腰やっちゃうやつです(^_^;)

取っ手がしっかりしているので持ちやすいので助かりますが、

一人だと体勢が悪いのでやはり二人作業が推奨ですね。

 

リチウムバッテリーユニットは載せ替えのため一旦バラしました。

とは言え再組み立てが必要前提で組んでいるので作業はスムーズ。

重量は14.3kg(1セル)✕4セルで総重量57.2kgとそれなりの重量ですが、
鉛300Ahの28.5kg✕3=85.5kgと300Ahが400Ahに容量アップしたけど

重量は約30kg減と軽量化に貢献しています。

軽量化もリチウムバッテリーに変更するメリットの1つです。

我が家は車両の軽量化にも拘るのでリチウム化のもう一つの魅力です。

リチウム280Ahの容量でも良かったんじゃないかという思いもありますが、

大容量は正義ということで400Ahの魅力に負けました(笑)

 

バッテリーの積替えはガラスの腰を持つ自分には

30kg近くもあるバッテリーは重くて一人の作業は無理と判断して

リチウム化の先駆者ゆきさんにお手伝いをお願いしました。

キャンピングカーと子育てスノーボード

 

当日の快適化の裏話はこちらです。

 

LINEで連絡を取り合って作業の日程は決めていましたが、

生セルはLINEで送る数枚の画像だけの情報です。

ゆきさんは初めてみる生セルに興味津々(^^)

本日のリチウムユニット交換レシピはゆきさんにLINE済み

 

前準備
 1.IGN+配線確認(エンジン始動して確認)
施工
 2.鉛バッテリー、座板、ソーラーMPPT撤去+清掃
 3.リチウム座板位置決め、取付け
 4.リチウムバッテリー取付け・配線

 5.車体側負極配線接続
 6.走行充電器6本配線接続(BMS、100A、IGN+、PV 2本、正極)
確認
 7.バッテリーモニターを400Ahに設定変更
 8.BMS・BT-2のBluetooth接続動作モニタリング確認
 9.メインスイッチON 室内灯点灯確認
10.インバーターON エアコン稼働確認 → 30分程度様子見

11.充電制御・60AブレーカーON → ソーラー充電確認
12.100A・70AブレーカーON → エンジンの走行充電確認

 

という流れでリチウム換装を二人でがんばります。
レシピにある通りバッテリーの入替えに伴う作業は非常に簡単です。

メインになるのは2番の既存設備の撤去作業です。

元から取付てある鉛バッテリーの負極側の配線を外し、

続いて正極に付いている配線も取外します。

あとは各バッテリーを連結している配線を取外してから

鉛バッテリーを1つづつ取外していきます。

 

元からある鉛バッテリー用の座板も取外します。

 

ソーラーチャージャーも鉛専用なので取外します。

充電はBMSで管理するので鉛専用でも良いという考えもありますが、

とにかく2重で充電制御したいとの考えでこちらは使用しません。

 

これでスッキリ広大なバッテリースペースが出来ました。

ふ~ これでリチウム換装における最大の山場?は終了です。

 

あとは自宅で組立たCEL systemを元に戻す作業がメイン。

新規に製作したリチウムバッテリーユニットの座板を取付けます。

座板を床に直接ネジ止めしてバッテリーユニットを固定します。

バッテリーが重いって言う事以外はとてもスムーズに作業が進みます。

載せ替えは想像していたより全然簡単な作業ばかりが続きます。

ま~ 予め想定される面倒な作業は自宅で済ませているので、

リチウム化と言っても載せ替えはほぼポン付け作業だけです。

 

重量バランスを考えてもっと中央に寄せることも出来ますが、

コルドリーブスなら点検口から走行充電器を点検できる位置を考慮して、

比較的右寄せで設置しました。

 


【まとめ】


 

Nutsのハイパーエボリューションという高価・高機能の指針が見えたので

自分のシステムのあるべき立ち位置がよく分かって助かりました。

ハイパーエボリューションに勝とうとは一切思っていません(笑)

我が家のシステムはあくまでもCheap & Easy Lithium Systemです。

仕組みはローエンドですが機能自体に不足は有りません。

ハイエンドな凝ったシステムよりシンプルな構成の方が

トラブルが少なかったりすることも多いので期待しています。

スマートBMSがあるので我が家のシステムの方が、

バッテリーに関してより安定志向な設定が可能です。

実容量としても生セルSinopoly SP-LFP400AHAの方が

既製品の100Ah×4=400Ahより多いのも魅力です。

 

まだまだリチウムバッテリーユニットの取付けが続きます。


 

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