バンテック車にある車速センサーの位置
常時電源:黄
アクセサリー電源:赤
イルミネーション:グリーン
車速センサ:紫/白
リバース:赤/黒
※バンテックのHPより転載
オートクルーズが付いているならユニットから車速線を分岐可能です。
オートクルーズのユニットは我が家の場合はステアリングコラム下に設置
pivot製オートクルーズ配線図
8Pコネクター:オレンジ(車速信号)
【施工】
こちらからの続きになります。
今回取り付けする間欠ワイパーの配線図はこちらです。
カムロードの場合、配線例 1ではないので注意が必要です。
重要:カムロードは配線例 2です。
カムロードのワイパーユニットに刺さっているコネクターはこちら
ステアリングコラムカバーを取り外して確認出来ます。
間欠ワイパー
白色20Pコネクター:19番 薄緑線(MIST)にユニットの緑線を配線します。
ワイパーミスト
白色20Pコネクター:18番 ピンク線(Lo) ワイパーミストの快適化で使用します。
【スイッチ】
ステアリングコラムカバーを取り外して自宅に持ち帰ります。
取り外し方はこちらを参照してください。
ステアリングコラムカバーにボリュームスイッチを取り付けます。
ワイパーレバーの斜め下辺りに穴を開けます。
スイッチのツマミ用の大きい穴は7mmで、
スイッチがズレない為の爪用の小さい穴は3.2mmです。
ドリルを百均で購入して手でグリグリして開けます。
電動ドリルがなくても樹脂なら手でドリルを手で回せば簡単に開きます(笑)
回転止め用の爪の小さい穴は寸止めで貫通させていません。
見た目を気にしてペンチで爪を曲げても良かったかもですね。
ボリュームスイッチの回転はとてもスムーズなので、
ガッチリとナットを締め込めばやすやすと動いたりしないと思います。
位置的にスイッチが気持ち下を向く感じの場所です。
このくらいのほうが回しやすいかな~って感じです。
極力手前で下側に有ったほうが手が届きやすいと感じました。
この位置なら足がぶつかるって感じでもありません。
スイッチのつまみは下向き6時方向でOFFになるように押し込みます。
【配線】
不使用
ユニットから出ている青線、黄色線は使用しません。
かなり長い線なので適当な長さでバッサリ切って問題ありません。
メインユニット
配線の長さを決定するためにも最初にメインユニットの取り付け場所を考えます。
使用しない青線・黄色線を切断したら、メインユニットはかなりシンプルに
配線をまとめられて作業がやりやすく設置しやすいと思います。
自分はそのまま束ねたので大量の配線で大変でした(^_^;)
位置的にステアリングコラムの左下に逆さで吊るす感じでしょうか。
最終的に配線が完了してからまとめてインシュロックで本体を固定します。
ボディーアース
本体ユニットの黒線とスイッチの黒線をまとめてアースに落とします。
今回はオートライトで使用した箇所からアース線をとりましたが、
アースが取れるなら何処からとっても問題ありません。
いつでも取り外しが出来るように今回も圧着端子で接続します。
ユニットの紫線はユニットの黒線のアース線に配線します。
ユニットを取り付ける前にあらかじめ配線しておくと作業が楽です。
ネットで調べたら他のトヨタ車はプラスコントロールと有ったので
真似してプラスコントロールで接続したら動かず焦りました。
ちゃんと自分で確認しないとダメですね(^_^;)
重要:新型カムロードはマイナスコントロールです。
スイッチ
スイッチのボリュームから出ている黒/白の線とユニットの茶色を接続
今後もステアリングコラムカバーを取り外すこともあるので
こちらの配線もいつものようにギボシ端子で接続して
ステアリングコラムカバーと一緒に取り外し可能になっています。
車速センサー
一番大変なのはナビ裏から車速センサー線の取り出しですが、
インパネは何度か取り外していますがやはり面倒ですね(^_^;)
クルコンからも車速線は分岐できますが今回は他の作業も有ったので
ナビの裏から車速線を取り出しました。
ナビの裏は狭くて作業がなかなか大変です。
車速センサ:紫/白を探し出して分岐します。
予め取扱説明書でどの色の線がナビの車速センサーに接続しているか
調べてから作業すると焦らず簡単に見つけることができると思います。
ちなみに我が家のナビはストラーダなのでこちらです。
CN-RX04D/CN-RX04WD 取付説明書
ストラーダの場合、SPEEDと印字のある桃色線が車速センサー線です。
分岐した配線をステアリングコラム下まで伸ばしてきます。
これさえ出来れば今回の間欠ワイパー取り付けの山は越えました(笑)
ユニットの灰色線にギボシ端子で配線します。
※オートクルーズから車速線を分岐したほうが簡単ですが、
今回は別の作業も有ったのでわざわざナビの裏からの配線です。
電源線
ユニットの赤線をIG+線に接続します。
※イグニッションをオンにした時に電気が流れる電源線
但し、IG+線がどれかわからなかったのでナビ裏から
車速線と合わせてACC電源を引張ってきて接続しました。
基本的にこの電源はユニットを動作させる為の電源なので
ACC接続でも良いと勝手に判断しました。
IG+線がどの線か分かる人はそちらからどうぞ(^_^;)
ワイパー出力
配線例 2に従い車両コンピューターにつながるMIST線に割り込ませます。
カムロードの場合はワイパーコネクターから出ている
白色20Pコネクター:19番 薄緑線(MIST)にユニットの緑線を配線します。
場所が狭いので配線タップで分岐線を引き出してから接続しました。
ワイパー端子に繋がる線は細いので細線用の配線タップを使用します。
各配線の接続が終了したらキーONで動作の確認です。
ユニットの電源をACCから貰っていますが、
ワイパーの動作はACCでは作動せずキーONでの動作です。
ワイパースイッチはOFFの状態でボリュームスイッチを操作します。
ボリュームを右に回すとワイパーが間欠動作します。
右に回すと間欠時間が短くなります。間欠時間は、20秒~2秒です。
車速センサーに繋いでいるので停車中は動作間隔が倍になります。
これは停車中でもニッコリの嬉しい機能ですね。
間欠ワイパーを OFF にする場合は、
ボリュームを一番左一杯に「カチッ」と音がするまで回します。
ボリュームを一番右一杯に回すとワイパーが連続動作します。
最後にステアリングコラムカバーを閉じたら作業は終了です。
スイッチは場所的にあまり見えるところではないので違和感は無いですね。
ワイパーミストと間欠ワイパーの共存は可能です。
まとめてセットで取り付けするのがベストだと思います。
間欠ワイパーとワイパーミストスイッチを合わせたら
もう純正ワイパースイッチを使うことはほぼなくなります。
使いづらい新型カムロードの純正ワイパースイッチときっぱり決別です。
ネットにはカムロードの間欠ワイパー快適化の記事がないので
今回の作業はかなり苦労して取り付けしました。
まずは配線例 1だと思って作業を進めたのがそもそもの間違い
マイナスコントロールにも気づかず動作せず。
今度は動いたと思えば配線例 1では正常に動作せず・・・
配線例 2だったらと考えてMIST線は総当り(笑)
GW期間中のためサポートと連絡が取れず苦労しました(^_^;)
自分が苦労した箇所を明記したので安心して真似してください(^^)
何も情報が無いところからの作業は大変ですが、
ポイントさえわかってしまえば間欠ワイパーの取り付けは
それほど難しい作業ではありません。
【まとめ】
間欠ワイパーはそんなに期待していなかったけど
付けてしまえば思ったよりも快適でかなり良いですね~。
雨の日ってだけでストレスなのにストレス低減は効果大
とにかく新型カムロードベースのキャンピングカーは
ワイパーに不満が有るのでコルドリーブス以外にも有効な
コスパ抜群の快適化になると思います。
キャンピングカーのお勧め記事はこちらです。
他のお勧め記事はこちらです。