『チ』にも狂うほどハマったけど、

宇宙兄弟も同レベルの最高傑作

だった。



私が一番惹かれたのは、主人公の

ムッタでもなく日々人でもなく、

ビンスだった。




ビンスは、幼馴染のリック、ピコという

親友がいた。



3人は、田舎村の小さな炭鉱町で

育って、両親も炭鉱の仕事をしていた。

その町の子どもはほとんどが

両親と同じ炭鉱の仕事についていた。




でも3人だけは、宇宙で働くのが

夢だった。そんな3人がこの小さな

村で出会えたのは奇跡だと話し、

強い絆で結ばれていた。





でも、周りの大人も両親も

教師も、3人への理解はなく、

炭鉱の道に進めと強く言ってきた。



ビンスとピコはもう周りへの説得

は無理だと諦めて、炭鉱の道に

進むことにした。



でもリックは激しく2人を怒った。

そしていつもの3人で集まる日に

必ず待っているからと話して、

2人を待った。



でも2人は炭鉱の専門学校に

行こうとして、リックに会わなかった。 



最悪なことに、その日にリックは

事故で亡くなった。



ビンスとピコは嗚咽が出るほど

泣き叫び自分達がどれだけ

バカな選択をしたのか悔やんだ。




そして誓った。



人生は短い!

テンションの上がらないことに

パワーを使っている場合じゃない!



リックを裏切った自分達が

リックにできることは、

宇宙の道に進むこと。






そして、ビンスは宇宙飛行士に、

ピコは宇宙ロケットの開発者になった。



それがやっぱり、自分の過去と

深く繋がった。



ビンスと同じように、親友を

ある日突然なくして、

泣き叫ぶしかなかった日々。



私も全く同じことを思った。



テンションが上がらないことに

パワーを使っている場合じゃない!

人生は短い!!!

もっともっと後悔しないように、

全力で全身全霊で生きないと!



親友を失った日に、私は一生分の

後悔をしたからもう2度と

後悔はしないと決めた。



無理だと自分で決めつけない!

やると決めたことは必ず最後まで

やり遂げる!

途中で絶対に諦めない!



自分のこれまでの日々と

ビンスの過去と今現在が重なって

凄く心に響いた。



あの時、宇宙兄弟を知れたら

どんなに良かったことかと思った。



過去の私は『宇宙』と名前が

つくものが凄く嫌いだった。



宇宙兄弟は宇宙飛行士になる為の

話なのに、宇宙と名前がついた

ものは凄く嫌だった。



とにかくスピリチュアルが大嫌い

だったからだ。



スピリチュアルは現実無視の、

物事をあまりにも自分にとって

都合がよく考える人が多くて

凄く嫌だった。



私が不幸なのは宇宙からやって

きたからとか、

私がうまくいかないのは宇宙人

だからとか、

私が体調が悪いのは満月の日

だからとか、

私が運が悪いのは宇宙の今は

波動のせいだからだか、

私が恋愛がうまくいかないのは、

宇宙から選ばれた使者だからとか。



とにかくそうゆう都合が悪いことは

全部宇宙の責任だという女性を

山ほど見てきたから凄く嫌だった。



だから極端に宇宙を遠ざけたいた

から、宇宙兄弟もうっとなって

読めなかった。




でも、ビンスとピコとリックに

出会えたのはきっと、私が

同じ道のりに来たからだ。



だからムッタにもピコにも

ビンスにも出逢えた。



あぁ、本当あの時1人で立ち向かって

良かった。


いくらでも逃げられた、

親友の死から。


いくらでも元通りの生活を

することもできた。



でも、逃げなかった、ここで逃げたら

自分の人生が全て終わると、

分かっていた。



本当あの時の自分に感謝しても

しきれない。


もしあの時、親友が死んでも、

また元の生活に戻っていた自分を

考えると吐き気がする。



両親のご機嫌とりにニコニコ、

両親にとってのいい子でニコニコ、

昔からの友達を大事にして

ニコニコ、 

兄と比べ続けて自己肯定感は低い、

お金のブロックがある、

自己愛は全くなく自己犠牲の日々、

運命の相手と出会えなくて、

適齢期に結婚をしようとする、

子どもは必ず2人産まなければ

いけない、男の子と女の子、

他人の顔色を気にしていいたいこと

は言えない、

仕事も楽しいけど天職ではないのに

自分を誤魔化す日々。



リアルに想像できた、

問題があり過ぎる自分が。



本当に過去の私は、よくやった。

全ての人から反対されて、

文句言われて、世界が敵になって、

一人ぼっちになったのに、


その道を進んだ。



でもそれだけの選択ができたのは

自分1人の力ではない。

親友が私をこの道に引っ張って

くれた。



ビンスにとって、リックが永遠に

宝物で道しるべのように。



宇宙兄弟は哲学書だ。

この漫画でありとあらゆることを

学べる。



もう私も2度とテンションが

上がらないことに時間は使わない。



テンションが上がらない仕事は

しない。

テンションが上がらない人とは

会わない。

テンションが上がらない家には

住まない。

テンションが上がらない場所には

いかない。



人には使えるエネルギーは

決まっている。そのエネルギーを

どう使うかで、どんな未来に

なるのかだけなんだ。








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■読者様ご感想

📕『この本は、私にとって本当に本当に必要な本だった。今まで言葉にできなかったこと、苦しかったこと、蓋をしていた感情が溢れてきて何度も泣いては、目を拭いたので目がヒリヒリしています。ゆりさんにメッセージを書いていても涙が溢れてきて止まりません…。』

 

📕私のために書いてくれたの?と思うほどです。

私の魂が私に読ませたかったんだと思います。

ほんとにありがとうございます。感謝で泣けてきます。』

 

📕恋愛の本なのですが学問であり、こんなに潜在意識が関わっているんだと驚きです。ご自分が経験されてないパターンの心理や傾向まで分析されどれだけの想いで向き合われたのか、本当に専門書レベルです。

 

📕ここ最近、自分でも幼少の頃の気づかなかった思いがひきづっているのだろうか?と思っていたところ、まさに優里さんのこの本を読んで、腑に落ちました。人の心には本当に潜在意識の深いところまで、セメントの足跡が固まっていたのですね。涙が溢れます。私も あのねノートで完全にセメントを溶かしきりたい思います。

 

■ご感想vol.1

 

■ご感想vol.2

 

■ご感想vol.3