ミラノ大聖堂と、ドゥオモ広場。


ミラノ観光の拠点であり、また地元ミラネーゼたちにとっても自慢の憩いの場。 その大聖堂と隣接しているのが、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア。


写真の左側、アーケードになっているトコロです。





アーケード、といっても19世紀のお屋敷建築の粋を凝らした、とってもエレガンテな場所です。


中には有名ブランドショップはもちろん、老舗の本屋さんやBARなどが軒を連ねています。




観光客でにぎわうガッレリアですが、両側の建物を見ていると、中がどうなっているのか、気になってしまいますネ。


現在では一部ホテルとして営業しているようなので、機会があればぜひ、行ってみたいところではありますが、お値段がとっても高かったので、当分行けそうにありませんw


昔の貴族様のお屋敷だったようですが、現在ではオフィスとして使われていたり、VIP専用のブティックとなっているそうなんですよキラキラ スゴイですね~~。


さて、こちらの写真ですが、向かって左側のガラス張りのリストランテ、ここは実はわれらがタカヒコさんが今年の春、ガルデナからの帰りに立ち寄った「跡地」のヒトツなのであります(///∇//)



ガルデナ杯が終わった後の報道で、ここでワイングラス片手にロンカプについて語っていたところです!

覚えてますか??






はい、こちらがそのときの映像からキャプったタカヒコさんドキドキ ・・・・ス・テ・キо(ж>▽<)y ☆


ミラノに行くたびに、なんとはなしに通る場所ではありますが、跡地だと思うと、今までになくときめいてしまうんですから、単純ですねw





跡地といえばもう一つ。


ガッレリアの中央の床に描かれたモザイクなんですけど、ここはまあ、ローマのトレヴィの泉じゃないですけど、ちょっとしたジンクスがある場所なんです。


床に描かれているのは雄牛で、その急所(///∇//)の部分にですね、右足の踵を乗っけてくるん、とまわると願い事がかなうとか、再びミラノに帰ってくることができるとか言われているのです。


小さいお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、楽しそうにくるくる♪


みなさん割と、1回転で満足してしまうんですけど、ミラノの友達によると、願い事をかなえるためには実はここで「3回転」しないといけないとか。


写真の女の子は、お父さんに励まされて3回、きちんとまわり切ってました♪


・・・ちなみにタカヒコさんはというと、さすがですね、右足のカカトをつけて華麗に高速スピンを披露してましたよねドキドキ


おかげさまで雄牛さんのアソコはというと・・・・






あちゃ~~、陥没w


なんだか痛々しいですけど、これでもこのモザイクはほんの数年前に新しくしたばかりなんですよ~!


私が初めてここで回ったときは、もっと大きな「穴」があいていたものです、ハイw


なにはともあれ、ミラノにいらっしゃったらぜひ、ガッレリアでくるくるぽん!してくださいね( ̄▽ ̄*)



・・・・タカヒコさんの願いごと、しっかりかなえてあげてくださいね、雄牛さん!!



たかちゃん、がんばーーーーー!!!









全日本選手権直前の、砂漠化していたトコロへ、すぽるとでタカヒコさん注入~~~(≧▽≦)

日本男子指折りの実力者として紹介されたタカヒコさんドキドキ

・・・とはいえ、内容はやっぱり、昨シーズンからの怪我と、それに向き合ってきた1年間を追いかけたものとなりました。


私自身は中国杯、現地に行っていたので、会場からホテルへ帰ってくるタカヒコさんの、吐き出すようなコメント・・・・「スケート人生で最悪」と言っていたシーンは、あとから文字情報として知ったものの、実際に彼の声で聞けたことがすごく新鮮・・・というか、リアルに感じました。


「ひとつひとつ、しらみつぶしに」可能性を探っていく、といったタカヒコさんのシルエットに、いちファンとしては何もできず、ただ見守るしかないという実感がずん、と迫ってくるように思えました。。


そして、彼のスケーティング・・・・卓越した、美しく比類なき滑り・・・・に触れるところでは、鈴木明子選手や浅田真央選手からのコメントとともに紹介された後、


今シーズン、グランプリシリーズ開幕前に語った言葉として、

「今年僕自身の中で『我慢』という言葉をひとつのキーワードにしていて・・・・」







調子悪くても・・・続ける。


きつくても、


だるくても。



一語ずつ、自分に言い聞かせるように、かみしめるように語ってくれたタカヒコさんです。






ソチオリンピックがチャプターの最後だと思うので、完結できるようにやっていきたい。

そう結んでくれました。



今年のキーワードを「我慢」だと決めたタカヒコさん。

シーズンが始まってから、現実に「我慢」と向き合うことがどんなに大変だったか、私たちにははかり知ることもできません。

でも、彼の言うとおり、ソチオリンピックがこの我慢のシーズンの最終章となり、その向こうには新しい翼を思う存分広げてはばたける、また新たなチャプターが続くのだと、信じて応援していきたいと思いました。


だってここまできたら、腹をくくるしかないですもん!


結局また、同じ言葉で叫びますw


たかちゃん、がんばーーー!!





今日のすぽるとから、ツルスケ部分だけ画面撮りですが。。。
タカヒコさん、かっこいいо(ж>▽<)y ☆







愛するミラノの大聖堂ですドキドキ


初めてミラノに降り立った瞬間から、この街に恋してしまいました(///∇//)


どうしてっていわれてもうまく言えないんですけど、自分にとって求めていたものがそこにある、そんな気がして、かれこれもう10年以上、この街に通っています。


500年の歳月を費やして造られたミラノの大聖堂は、ヨーロッパゴシック建築の最高峰と言われていますが、なにせ500年です。 完成したと思ったら、最初に造った部分はもう、修復が必要になっていて、修復工事でまた数百年w。。さらに、修復が終わったら今度は汚れ落としの作業が入り、それが終わるとまた今度は修復。。。。


ミラノでは、「きりがない」とか、「終わりのない」っていう意味で、Il lavoro del Duomo・・・「ドゥオモの工事」という言い方をするんだそうです( ̄▽ ̄*) もちろん、ミラネーゼたちはそんな大聖堂に誇りと親しみをもっているんですけどね。


イタリアの中でもミラノは、ファッションやショッピングの町として有名ですし、大都市としてエネルギッシュでスピーディな町という印象が大きいかと思います。


でも、私の愛するミラノはそれだけじゃない。


ちょっと郊外にでれば、のどかな田園風景がひろがり、水路やカッシーナと呼ばれる牧場風景が身も心も癒してくれます。それでいて、毎夜どこかでイベントが行われたりと、まさに宝箱のようなところです。


ローマやフィレンツェ、ヴェネツィアなどのいわゆる「王道」の観光都市とはまた少し違う魅力を、ちょっとでも伝えられたらいいなあ。。なんて思っています。


さて、「王道」という言葉が出たところで、フィギュアスケートのことなど。


王道という言葉は、いろんな意味でつかわれますね。フィギュアスケートではよく、試合で使う曲やプログラムを「王道」という冠を載せて言ったりします。


最近の王道は、いわゆる「定番」というか、知名度が高い=評価の高いという意味で使ったりもしますが、そもそもどんな意味なのか調べてみました。


まずは読んで字のごとく、「王様の道」という解釈。 王様が通るための道ですから、周到に準備され、整備された道のコト。王様は目的の場所まで迷うことなく進んでゆける、というなんとも素敵な道ですね♪


一方で、よく耳にするのは「学問に王道なし」という格言。


先の意味ですと、エスカレーター式に迷わず簡単にゴールへ到達できる、いわば近道のような「王道」ですが、学問を修めるのに、そんな近道なんてないよ、という戒めの言葉ですね。


まあ、学生時代が遠い昔になってしまった私にとっては、「学問」だけが「王道なし」だとは思えませんけどね(o^-')b


自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分で答えをみつけていくこと。 


周りが準備して、整備してくれた「王道」も、ただそのレールに乗って進むだけでは、ゴールに辿りついても、周りが求めていた「王」の冠をただ、頭に載せるようなもの。


実は私、去年タカヒコさんのFS「ロンド・カプリチォーゾ」を見た時に、「王道だな」って思いました。




曲そのものもそうですが、初めてこのプログラムを見たときに、美しさはもちろん技術的にも体力的にも壮絶なプログラムだと思ったものです。


これぞ、王道。


タカヒコさんだからこそ出来るプログラムでありながら、今までどおりのタカヒコさんではまだまだ表現しきれなかった部分を求め、引き出そうとする。。。


実際、初めて昨年のジャパンオープンで見たときよりも、試合を経るごとに洗練され、熟成されていくのがとてもとても楽しみでした。


怪我をして、体にも心にも重荷を背負って迎えた新年から、がむしゃらに這い上がってきた12か月。


タカヒコさんに示された「王道」は、決してやさしい近道ではありませんでしたが、ゴールはもうすぐです。


いばらと闇に覆われた道を切り拓き、その先の光を信じて駆け抜けてください。


それが、あなたのための「王道」なのです。


道を切り拓き、駆け抜けたあなたの笑顔を楽しみにしています。



たかちゃん、がんばーーーー!!!











さて、イタリア紀行のほうは、ヴェローナ散策が終わったので、ミラノへ帰ろうかと思ってたんですが、写真を整理していたらマントヴァの学術劇場の画像がたくさんあって、そういえば動画も撮ってたなあ。。。
なんて思い出したので、ブログに書いてみようかと思います♪


マントヴァはヴェローナとボローニャのちょうど中間にあたる場所にある古都。

地図上ではロンバルディア州に入りますが、ヴェネトとエミリア・ロマーニャとも隣接していることもあり、中世から政治的な要所として発展してきました。
とくにルネッサンス文化の中心として、芸術都市としての名をヨーロッパ中に響かせていたというマントヴァは、ロミオとジュリエットの物語の中にも、ロミオがジュリエットの兄を殺してしまった後、亡命先として登場しています。

もう何年も前から訪れてみたいと思っていたマントヴァですが、今年の3月に、仕事の合間の休日にミラノから日帰りで行くことが出来ました。

といっても、その日はあいにくの雨。

お天気が悪かったので、雨宿りの目的でぶらっと入ったのがこの、学術劇場。

小さな劇場ですが、それこそ何世紀もタイムスリップしたような独特の世界が広がります。







ビロード張りの小さめの座席、ロビーと劇場との仕切りはなくて、同じくビロードのカーテンで仕切られています。

中でも圧巻なのが、舞台と平土間を見下ろす、4階建てのボックス席。




舞台のそでのあたりから、客席をみたところです。

お客さんと舞台とがほんとに近い!!

見ている方も、見られる側も、一体となって音楽やお芝居を楽しめるような感じですね♪

座席に座って、これからどこに行こうかと、ガイドブックとにらめっこしていたら、舞台の方が賑やかになってきました。





・・・・いつの間にか楽団が!!

この日は土曜日だったので、夜からここで演奏会が開かれるためのリハーサルを行っていたのでした。

そして、それまでは「ただの舞台」だった場所が、彼らがやってきて椅子を並べ、ピアノを動かして、音を合わせ始めると、急に輝きだしました。

マエストロ、とみんなが呼んでいたのはピアノに向かっているシニョーレ。

てきぱきと、にこやかに皆に指示をだして、演奏が始まります。





舞台に一番近いボックス席から見てみました♪

マエストロはそんな私に気づいて、ピアノを弾きながらにっこり笑ってウィンク(o^-')b

いやん、ドキドキしちゃったじゃないのドキドキ


劇場の音響効果もすばらしくて、このとき私を含めて6-7人の観光客がいたのですが、思い思いに劇場内をうろうろしていた皆が、いつしか客席に座って、この非公開のプチコンサートを楽しんでいたのでした♪






・・・えっと、相変わらず手ブレまくりの動画なんですが、よかったらどうぞw


思いつきで電車に乗ってやってきた場所で、思いがけなく雨が降って駆け込んだ劇場で、こんなに素敵な演奏を聴くことができて、ほんとに嬉しくて、今思い出してもドキドキします♪

本物、そしていいものと出会う歓びって、劇的で忘れられないですよね。。

そんな出会いが沢山いただけるイタリアが大好きです(≧▽≦)









12月もあっというまに半分が終わってしまいました。

いよいよ全日本選手権ですね! タカヒコさん、毎日いい練習ができているという報道があったとか。たのもしいです☆


タカヒコさんがスケートで見せてくれる「本物」の喜びにまた会えるのを心から楽しみにしています♪

たかちゃん、がんばーーーー!!


そろそろ、ヴェローナの町ともお別れです。


賑やかなエルベ広場から、駅へと戻る帰り道は、すこしだけまわり道してみましょう♪





来るときに通ったマッツィーニ通りも、だいぶ人通りが少なくなりました。


それでも、目抜き通りということで、通りの両側のお店はまだまだ明るいですネ。






でも、ちょっと待って!


この路地もなんだかステキじゃありませんこと??


路地を照らしているのは街灯ではなくて、建物の壁に飾られた、木の枝みたいなイルミネーションキラキラ


現代のように電気が通っていなかった時代には、通りに面したお屋敷の壁には、たいまつを差し込んでおくスペースが設けられていたようですが、このモダンなイルミネーションも、そのころの名残のようにも見えますよね♪


せっかくだから、こっちの路地を通ってみることにします♪



・・・ふ~ん、この通りにはどうやら、アンティークのインテリアショップや小さな雑貨屋さんが軒を連ねているもよう。。。





かと思うと、キャンドルの光がまぶしいバカリなどもあったりしてワイン


ぶらぶらと歩いていると、両側の建物からいろんな音が聞こえてきます。


テレビの音、話し声、そして食器やグラスのぶつかる音・・・・


日常の、なんでもない当たり前の音がなぜか心地よくて、いつのまにかリラックス♪


それにこの路地、実はけっこう近道だったみたいです(°∀°)b





閑静な路地を通リ抜けるとそこは、アレーナ前の広場でした♪


急に目の前がパァっと開けて、ざわめきと雑踏の現実世界。


そして、夜になってライトアップでおめかししたアレーナに再会です♪





・・・幻想的ですね~キラキラ


ここでオペラやアイスショーが行われるんですよ!


うん、やっぱり一度は行ってみたいですよねo(^▽^)o  頑張って働こう~~っとw






やっぱりヴェローナはこうしてまわり道をしても、うっかり間違えて路地に入ってしまっても、光あふれる素敵なところでした♪





人生にもいろんな選択肢があって、寄り道やまわり道はつきものですが。。


目標さえしっかり見失わなければ、ちゃんとたどり着くことができるはずですし、道に迷ったと思っていても、気づいたら新しい発見や出会いがあったりします☆


あのまわり道は無駄じゃなかった、この時のためにあったんだと思えるように、日々精進しないといけないですね(o^-')b


そんなわけで、今日も叫んでいきましょう!


全日本までもう少し!!

たかちゃん、がんばーーーーーー!!!












旅行の楽しみの一つはやっぱりショッピング♪ イタリアならブランド品やファッションもいいけど、やっぱりその国、その町の生活感のあるお店は魅力的ですよね☆


食料品や雑貨屋さんは、ウィンドウを見ているだけでもワクワクしちゃいますo(^▽^)o


ヴェローナの路地でみつけた小さな食料品店。

瓶詰のピクルスやジャムが積まれた棚や、天井から大きな生ハムやチーズがぶら下がってます目


今はデパートや大きなスーパーでなんでも売っている世の中になりましたが、こういう小さいお店では香辛料を量り売りしてくれたりするので、料理にあわせてハーブソルトを作ってくれたりするところも。


お肉のローストならこのハーブ!とか魚のグリルならこのハーブと岩塩をミックスして。。。なんていろいろアドバイスしてくれる店もあるので、お土産にもおすすめです。


でもまあ、今回私が心を惹かれたのは、実はお店の外。





変わった形のボトルに入ったテーブルワインといっしょにぶら下がってたのはお魚の干物でした( ̄□ ̄;)


棒鱈みたいに見えますが、なんのお魚なんでしょうね~~。 ヴェローナはヴェネツィアから100キロほど内陸に入ったところにあるので、新鮮な魚よりも、こういう干物の方がよく食べられてきたのかもしれないですね。





一方こちらはスイーツ屋さん♪


メレンゲやクッキーなどの焼き菓子はもちろん、ヴェネトでは揚げ菓子も名物です。


そして、ヴェネトの名物料理である、トウモロコシのポレンタを模したかわいらしいケーキはやはり、この地方ならでは。





棚にずらっと並んでいるのがその、「ポレンタ・ドルチェ」。 甘いポレンタ、というベタなネーミングのこのお菓子は実際にはポレンタの粉は使わず、クリームをスポンジ生地で包んで、ポレンタのような黄色いアイシングのようなもので表面をコートしてある、私が出会った中でも相当甘~~~~いデザートなのであります:*:・( ̄∀ ̄)・:*:





お料理のポレンタはお肉料理の付け合せとして頂くものなので、ポレンタ・ドルチェのほうも、お肉料理に見立てたチョコレート製のカモや鳩などが載っているのがふつうです。


見た目のかわいらしさに引かれてカフェなどでオーダーすると、そのボリュームと頭がキーンとするくらいの甘さと戦わなくてはならない難関スイーツだったりするのですw







ヴェローナは、チロル地方への玄関口ということもあり、町のパン屋さんにはチロルの名物、アップル・シュトゥルーデルも売られていました~ヽ(゜▽、゜)ノ


隣のチーズたっぷりのフォカッチャも気になりますけど、このシュトゥルーデル、リンゴがたっぷり入っててとっても美味しそうですよ☆ 昔ながらのチロリアンレシピで作ってます!って書いてありますネ♪


いつもは一人用に切り分けられた状態のシュトゥルーデルしか見たことなかったので、ここでも思わず、その大きさにビックリしちゃいましたw





・・・・長いの1本8ユーロですか。。。??


お土産にいいかもしれないですね(`∀´)




・・・・毎日こういうブログを書いていると時々、ちゃおはイタリアに住んでるのか?というご質問をいただいたりしますが、ワタクシは日本に住んでいますよ~。


今日は、彦会のみなさまと、来たる全日本選手権に向けて、熱く彦愛を叫んできたんですけど~・・・


都内某所の居酒屋で、会計時に1000円札を100円玉に両替してもらおうとして、レジのおにーさんに


「すみません、これ(1000円札を出しつつ)、全部ひゃくまんえんにしてください! :( ̄∀ ̄) 


って言ってしまいましたあせる


ひゃ~~、恥ずかしかったε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ


こんなワタクシで申し訳ありませんが、タカヒコさん、全力応援しています(≧▽≦)


たかちゃん、がんばーーーーーーーー!!










ランベルティの塔で絶景を楽しんだ後、地上に降りてみると、広場はすっかり夜の顔。


こちらはエルベ広場とはコムーネ宮をはさんで反対側にある、シニョーリ広場。


庶民的なエルベ広場とは対照的に、ちょっぴりスノッブな雰囲気です。


それもそのはず、昔はヴェローナの権力者たちのお屋敷や公的な施設が並んでいた場所なんだそう。


広場の真ん中に建っている像は、




放浪の天才詩人、ダンテ・アリギエーリさん。


フィレンツェに生まれたダンテは政争に巻き込まれて生まれ故郷を追放されたのち、イタリア各所を転々としながら放浪の末に、ラヴェンナで生涯を終えます。


ヴェネト州でのダンテの足跡は、パドヴァ大学で教鞭をとったり、そしてここ、ヴェローナでもしばらくの間亡命生活を送っていたとか。


旅装束に身を包み、悩める表情の詩人は今、世界中から押し寄せる観光客をどんな気持ちで見守っているんでしょうねえ。。。






ふたたびコムーネ宮の階段。


中世の面影を色濃く残すイタリアの町は、やっぱり夜がおすすめ。


・・・・そろそろお腹がすきましたね。


いつもは一人旅なので、食事といっても軽いもので済ませてしまうことがほとんどなんですが、


今年の4月、ガルデナ杯観戦後に立ち寄ったときは、試合後ガルデナでお別れしたはずの応援メンバーさんと偶然にも再会♪


せっかくなので、ロミオの家の隣にあるレストランへ行くことにしました☆




ヴェネトの家庭料理を楽しめるお店はこじんまりとしたとても居心地のいいところでしたドキドキ


ヴェネト州で有名なのはヴァルポリチェッラという、少し重ための赤ワイン。

そして、赤ワインに合うのはやはり、お肉料理ですよね♪


ロバや馬の肉なんていうのも、実はヴェネトの名物なんですよ(* ̄Oノ ̄*)





こちらはショートパスタや豆、野菜を煮込んだスープ。


体の中からポカポカ温まって、優しい味なんですけど・・・・量が・・・・ハンパなかったですw





ヴェネトで私が食べたかったのが、ポレンタ。


サラミやチーズの下にある、黄色いのがポレンタといって、トウモロコシの粉を水で溶いて、鍋で火にかけながら練り上げたものです。


いわゆる「そばがき」みたいなものですネ。

(おとなりのロンバルディア州では、日照りや疫病などで食料が乏しいときには実際にそば粉のポレンタを作っていた、という話も小説などで読むことができますので、やっぱりそばがきだと思っていいのかなって思っていますw)


ポレンタは時間をかけて練り上げることで、滑らかな舌触りともちもちとした食感が楽しめる、ちょっとクセになるお料理。シンプルだけど、実際自分で作ろうと思うとけっこう時間も力も必要です(^_^;)

こちらでいただいたのはシンプルなポレンタにチーズやサラミ、キノコのソテーを添えたものですが、練り上げる段階でパンチェッタやチーズを一緒に練りこんだものもとっても美味しいんですよ♪


・・・思い出すだけで、よだれがでちゃうわ~~~w





ロマンティックなヴェローナの夜に、美味しい料理をいただきながらスケートの話ができるなんて、ほんとに贅沢でした☆


こんな時間が持てたのも、タカヒコさんのおかげですね。 ありがとう♪


タカヒコさん、今日の毎日新聞のコラム、頼もしく読ませていただきました。


あなたの紡ぐ言葉、その行間から沢山の思いがあふれ出ているように感じました。


大丈夫。


あなたのソコヂカラを信じてます。


「いってきます」 のひとことが、こんなにも頼もしく、誇らしく心に響いたことが嬉しくて、ただただ感謝しつつ、その背中を押してあげたいと思いました。


全日本選手権、・・・落ち着いて、肝を据えて。


最良の小塚崇彦を、世に送り出してください。




たかちゃん、がんばーーーー!!!





ヴェローナのシンボル、ランベルティの塔。

15世紀に造られた、高さ84メートルの鐘楼です。 21世紀の現代では便利なもので、エレベーターで一気に天上の世界へと昇ることができます♪





塔からの眺めはすばらしく、薔薇色の街並みが手に取るように見ることが出来るんです♪

こちらは町の北側を見たところです。中央右寄り、白いファザードと鐘楼が見えていますが、あちらが先ほど前を通ってきたヴェローナのドゥオモ。

その向こうには小高い丘があって、丘のふもとにアディジェ川が流れています。

そして、さらに遠くに目をやると、水墨画のように濃く薄く、連なる山並みがトレンティーノの山々。夕暮れ時はかすんでしまいますが、天気の良い早朝にはその向こうに雪を抱いたドロミティやオーストリアアルプスが臨めるところです。





今度は東側。 レンガ積みのとんがり屋根の鐘楼を抱く大きな教会がサンアナスタシア教会。

美味しいジェラート屋さんは、教会の左側あたり・・・かなw





塔のすぐ下、エルベ広場はずいぶん人が少なくなってきました。

昼間の、賑やかな広場も魅力的ですが、金色の光で満たされる夜の顔もまた、とってもステキ☆






結局、夕日の残照がなくなるまで、1時間くらいここにいたのかな(-^□^-)

この時間帯は、刻一刻と空の色や町の明かりが変わってゆくので、時を忘れて見入ってしまっていましたw

ふいに、大きな鐘が時を告げて、足元からビリビリ痺れるくらいの音にビックリヽ(*'0'*)ツ

そろそろお腹もすいたし、ご飯でも食べに行きましょうか♪






西の空は、太陽の最後の名残の色に染まっていました。

地平線を遮る大きな建物が無いので、見渡す限りのヴェネトの平原を独り占め♪
・・・Il mondo è mio、世界は私のモノ!な~んて唄いたくなってしまいますネ(^O^)






明日もいい日になりますように・・・・☆



そして今日も唐突にタカヒコさん応援を叫びたいと思います( ̄▽ ̄*)

全日本選手権まで1週間、、、Σ(・ω・;|||

その日、その瞬間に Il mondo è tuo、世界は君のものだと言えるような、素敵なタカヒコさんに会えることを信じて祈っています☆

たかちゃん、がんばーーーーー!!!







「Il mondo è mio」って言ったらやっぱり、アラジンですが。。。最近ジャスミン姫がどうみてもメリル様に見えてしまいます・・・w

この曲はもちろん、アラジンの A Whole New World のイタリア語バージョンです。
イタリア語もなかなかステキでしょ・・??













ふっふっふドキドキ


今日は仕事を終えて帰宅すると、予約注文していた雑誌が届いていました♪


タカヒコさん、表紙でございますぅうううううо(ж>▽<)y ☆


ああ~~もう!BangBang彦、ホントにカッコイイ!!


といってもこちらは、カバーを外した、いわゆる「中表紙」w 実際の、表向き(?)のカバーはというと、





こちら。


いやん、ここにも王子様ドキドキ


実はこれ、グランプリファイナルの会場で先行販売していたものを買った方から教えていただいたんです。


中表紙という奥ゆかしい演出がまた、ニクイじゃありませんか(*´σー`)


・・・内容は、ここで詳しく書くわけにもいきませんが、タカヒコさんらしい言葉でつづられた頼もしい言葉の数々に、中国杯以来の砂漠が一気に潤ったのでありますドキドキ


たかちゃん、ありがとう(≧▽≦) これからも、いつまでも応援します!!


たかちゃんがんばーーー!!






・・・・というわけで、唐突にヴェローナ紀行へと戻りますw


アディジェ川から、ドゥオモのそばをとおって、再び町の中心、エルベ広場へ。


日暮れ時ということで、日中とは違って少し落ち着いた雰囲気ですね♪


カフェではパラソルをたたんで、夕暮れのアペリティーヴォタイムのためのテーブルセッティング。






カップルや友人同士など、気の置けない仲間たちと、とりとめのない話で盛り上がるひと時♪

この2人はどんな話をしてるのかしらね音譜



・・・私の場合?? ふふ、もちろん彦会の仲間と彦バナで盛り上がるわね、きっと♪
TAKA-timeは、時間も場所も、選ばないものネ☆




・・・・・広場から、ヴェローナのシンボル、ランベルティの塔へ上って、町を見下ろしてきました。

う~~ん!いい景色☆











Buona fortuna!


ジェラートを食べながら、ぶらぶらとアディジェ川の川べりを歩いてみました♪


川を境に、建物が密集しているヴェローナの市街地と、なだらかな丘やブドウ畑が広がる郊外の風景がくっきり分かれているのが面白くもあり、中世のころからあんまり変わっていないのかな、なんて感慨にふけったり。


それにしても、水辺の風景って癒されますね♪




Buona fortuna!


とんがり屋根の鐘楼のある教会は、少し前に訪ねた聖アナスタシア教会。


あとで調べたら、あの鐘楼にも上ることが出来るんですって。町の中心にあるランベルティの塔(教会の右手に小さく見える塔です)からは町の全景が見えますが、ここの鐘楼からはアディジェ川の雄大な流れが手に取るように見えるんだそうです。


今度はぜひ、行ってみたいですネ☆


さて、そろそろ日没。


町の中心に戻って、ランベルティの塔からヴェローナの夜景を見にいかなくっちゃ♪




Buona fortuna!


さっき渡ってきたピエトラ橋をもう一度戻って町へ入ります。


こうしてみると、町側の橋のたもとはいかめしい城門のようになっています。


昔はここで検問みたいなことをしていたのかもしれませんね。




Buona fortuna!


橋のたもとの建物もそうでしたが、町に入ると、昔ながらの建物が軒を連ねる、イタリアならではの風景が広がります。


この、お隣さんとの境目がまったくない、密着した建物が続く風景が、実は私個人的にかなりツボなんですよね~~w




Buona fortuna!


そして、そんな細長い道の間から、劇的に姿を現す美しい広場や教会。


夕日に染まるファザードは、ヴェローナのドゥオモです。


この時間帯、刻々と変わる空の色と夕日の残照が、町をより一層美しく輝かせるので見ていて飽きませんね♪





Buona fortuna!


ロマネスク様式とゴシックの入り混じった、どこかエキゾチックなファザードは、夕日を浴びて、金色からほのかな薔薇色に。


・・・明日もいい天気になりそうですネ♪






 ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆    ☆




さて。

・・・・いよいよ全日本選手権までカウントダウンですね。


タカヒコさんも毎日練習がんばってることと思います。


去年の全日本選手権。

タカヒコさんの壮絶な、それでいて美しいロンドカプリチオーゾの姿が目に浮かびます。


あれから1年。


この300日余りで、タカヒコさんも私たちも、あまりにも多くのことを経験し、いろんな気持ちに直面しながらも、変わらない思いで前に進んできました。


今年こそ、タカヒコさんの持てるもの、あらゆる全力を尽くして夢の階段を駆け上がることが出来ますように。


・・・・雲の間から、輝く空に向かって。


たかちゃん、がんばーーーー!!!