★引き続き、ダブリ等処分
6月16日(木)夜終了のヤフオクにシュコーのブリキやポルシェミニカー各種ダブリ分、TLV-NEOのVWゴルフⅡ各種など色々委託出品していますので、是非ご覧ください。(以下は抜粋。赤字クリックでヤフオクに飛びます）☆☆
１）独シュコーブリキ1/18メルセデスベンツ170V幌付トラック約25cm税抜定価3万円 元箱付(傷み有)
２）独シュコー・エクザミコ約15cm 1937年Frazer Nash BMW 328？青紫 税抜定価1万3500円 元箱付
３）独シュコー・エクザミコ約15cm 1937年Frazer Nash BMW 328？赤 ボンネット開閉 フィギュア付 税抜定価2万3400円 元箱付
４）伊ブルム1/43フェラーリ512BB LM 1979年ピニンファリーナ風洞実験室ジオラマ元箱付
５）独シュコー1/43スケール1968年ポルシェ911Sヨッヘンリント所有車 元箱付
６）中国製1/24ポルシェ356Bクーペ青メタ 1990年代ファミレス/高速SA販売商品 元々箱無
７）中国製1/24ポルシェ356Bクーペ 黒 1990年代ファミレス/高速SA販売商品 元々箱無
８）中国製1/24ポルシェ356Bクーペ エンジメタ 1990年代ファミレス/高速SA販売商品 元々箱無(ホイール片側変色有)
★閑話休題
今回は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズの第171回記事として トミー1964年日野RA100-Pお話はとバスをご紹介しますne☆☆☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・
★1963年6月 日野ハイウェイバスRA100-P試作車落成記念ポストカード (縦100×横140㎜)
1963年(昭和38年)、名神開通が秒読みとなり国鉄バスの高速営業運転用に三菱ふそうMAR820型(290ps)及び日野RA120P型(320ps)が誕生します。何れも従来のバスより高出力で平地での走行性能も安定し、10列40人定員として設計された車両でした。特に日野RA120P型はノンターボで300psオーバーという当時の世界最高レベルの出力を誇る画期的な国産バスで、翌1964年(昭和39年)にはRA120Pのホイールベースを5800㎜から6250㎜に拡大し、全長を法定限度の12mに迫る11950㎜とした日野RA100-P型をデビューさせています。
★1964年 日野RA100-P/RA120-P/RA120ハイウェイバス 専用カタログ (A4判・8頁)
カタログNo.B118。4灯ヘッドライトと室内照明を点灯させた夜景のバスを写した表紙が印象的なカタログ。
運転席
世界最強レベルを誇った16ℓ320psエンジン
図面
後方には日野コンテッサ900
スペック
裏表紙
【1964年 日野RA100-P型 高速バス 実車主要スペック】 (1964 Hino Express bus Type.RA100-P specification)
全長11950㎜・全幅2490㎜・全高2950㎜・ホイールベース6250㎜・車両重量10365kg・RR・DS120型水冷12気筒15965ccディーゼル・噴射順序1-9-5-12-3-8-6-10-2-7-4-11・圧縮比17.4：1・最高出力320ps/2400rpm・最大トルク103m･kg/1600rpm・変速機5速MT・最小回転半径11m・主ブレーキ：エアブレーキ・タイヤサイズ11.00-20.12PR・電装系12V・乗車定員：座席リクライニングシート48+乗務員2＝50名・冷暖房完備・最高速度141km/h
【トミー 1/21スケール 1964年日野RA100-Pはとバス ブリキ玩具 主要データ】 (1/21scale 1964 Hino typ.RA100-P Express bus Tinplate Toy by TOMY)
・基本素材： ブリキ
・商品名：トミーのハンドルおはなし はとバス
・トミー工業 品番(管理番号)： TP-12037)
・発売時期： 1965(昭和40)年？
・販売価格： 不明(1500円前後？)
・全長：445㎜ (実車比：1/26.8スケール)
・全幅：120㎜ (実車比：1/20.8スケール)
・全高：140㎜(実車比：1/21.1スケール)
・ホイールベース：213㎜ (実車比：1/29.3スケール)
・同一金型のバリエーション： 不明
・動力： 後輪フリクション
・箱サイズ： 縦190×横460×厚さ145㎜
・シャシー再現： 殆どなし
・スケール表記： なし
・アクション： トーキング(手回し式)
・入手難易度： 10段階評価でレベル8程度
・2022年現在のアンティークトイ市場の推定評価額： 6～9万円程度(箱付未使用美品の場合)
※1/21スケールは全幅/全高比
★財団法人日本玩具輸出協会発行「NEW DESIGN」1965年12月25日号(通巻64号) 米澤玩具トーキングはとバス意匠登録記事（国立国会図書館の蔵書より複写）
昭和40(1965)年11月2日意匠登録。トミー工業、富山栄次郎、米澤玩具、米澤靖喜の印字があり、恐らく米澤製トーキングバスの製造はトミー、販売は米澤だったと思われます。トミーが自社ブランドで日野RA100-Pトーキング仕様はとバスを発売した時期は米澤製トーキングはとバスより後だったものと思われます。
★トミー 1/21スケール 1964年日野RA100-P「ハンドルおはなし はとバス」（箱欠損部あり傷み大・トーキングギミック不動・本体美品）
東京タワーをバックに首都高を走る箱絵に描かれたはとバスは製品とは全く異なるデザイン。恐らくトミーの企画サイドから製品の詳細を何も知らされないまま、「はとバスの絵」とだけ依頼された絵師が描き上げ、企画サイドも製品と絵を見比べずにはとバスの絵なら何でもＯＫとそのまま採用されたのではと推定します。後のトミーテックに繋がるトミーの仕事としては例外的にアバウトだった印象です。現状でトーキングギミック不動ですが、米澤製のトーキング玩具のように電池式ではなくルーフ上のハンドルを廻して音を鳴らす仕組みとなっています。分解修理してトーキング機能を復活させたいところです。
タグ2種付
手前右は大きさ比較用同じトミ―製のトミカ1-2番1/147スケール三菱ふそうスーパーはとバス
ルーフ上の黄色いハンドルを右に廻すとガイドさんの声が聴けます。
車番No.103。プリントされたガイドさんとベレー帽の乗客の目元と口元がポール・マッカートニー風。
シャシー裏
同じトミ―製のトミカ1-2番1/147スケール三菱ふそうスーパーはとバスとの並び
タグ、チラシ入り
ルーフのハンドルを右に廻すとおはなしをする旨の印字
●付属のタグ2種
１つは往年のプラモデルに入っていたのと似た検査した人の個人印のある「検査合格証」。品名：お話しはとバス、製造LOT No.T5043、DATE25のスタンプが押されており、LOT No最後の2桁43は昭和43年を示す可能性もありそうですが、現タカラトミーに1960年代の製造記録が残されていればNoが示す意味が解明できると思われます。もう1つのタグは「ハンドルおはなしハトバス」の「おはなしの内容」と題して以下の記載があります。「ようこそご乗車くださいまして、誠にありがとうございます。今日1日は楽しく東京の名所を訪ねて参りましょう。では発車いたします。ブッブッー。」
●付属のトミー傷害保険カード1点入り説明書
高価だったと思われるこのはとバスで1点というのに何と6点集めて漸く子供の名前で交通事故傷害保険に加入できるというもの。補償額は交通事故で怪我をした場合には1日50円と記載されています。交通戦争と言われ、年に1万人以上が交通事故で命を落とした時代を象徴するようなプレゼントですが、親としては大怪我をしたり命を落として保険で補償されるより事故に遭わないのが一番と思ったのではないでしょうか。トミーの住所は現在の葛飾区立石に移転する前の台東区駒形のものが記載されています。
★米澤玩具 1/20スケール 1962年いすゞBC161Pはとバス 292号車 「トーキングはとバス」(左)＆トミー1/21スケール1964年日野RA100-P「おはなし はとバス」(右)の並び
申し合わせたかのように概ね同じ大きさであることが判ります。
箱2種(上：トミー、下：米澤)
※1964年日野RA100-P高速バス 帝国ボディの実車カタログについては、2016年6月4日の自動車カタログ棚からシリーズ第317回記事をご参照ください。
【ブリキのはとバス 過去記事一覧】 （赤文字プッシュで過去記事に飛びます)
（１）野村トーイ1957年日産590キャブオーバーはとバス
2020年3月29日「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第55回記事
（２）マルサン商店/米澤玩具/野村トーイ1963年三菱ふそうAR470SスーパーデラックスはとバスAタイプ「月光仮面」3種
2020年4月29日「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第61回記事
（３）アサヒ玩具/HOPE/三浦商事1963年三菱ふそうAR470SスーパーデラックスはとバスBタイプ「金魚鉢」同一金型3社
2020年6月16日「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第69回記事
（４）アサヒ玩具/米澤玩具1959年ＧＭニュールックはとバス
2020年7月19日「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第77回記事
（５）イチコー1966年いすゞＢＵオバＱはとバスとそのバリエーション
2020年8月5日「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第81回記事
（６）アオシン/浅草玩具/光球商会1965年ちょっと変わったはとバス3台
2020年4月26日「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第60回記事
（７）マルサン商店ピストルを構えた少年が乗車するはとバス
2020年5月17日「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第65回記事
（８）米澤玩具1963年1/28スケール No.1はとバス
2020年10月25日「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第96回記事
（９）米澤玩具1962年1/20スケール いすゞBC161Pトーキングはとバス
2022年3月27日「ブリキ自動車コレクションからシリーズ」第164回記事
★オマケ（その１）： 2022年6月トミカリミテッドヴィンテージ＆NEO購入品
早いところは6月9日(木)、家電量販店では6月11日(土)より販売されている6月のTLV&NEOの新製品は以下の4台のみ購入し(4台でも税込定価では軽く2万超え)、フェラーリ328GTB黄色、アルト2種、Y32セドリックのグレイッシュブルー、日産GT-Rミレニアムジェイドはパスしました。Y32黒は2019年に発売されたグロリアバージョンもスルーしたため、今回も購入するつもりではなかったのが黒塗装に惹かれて衝動買い(汗)。
１）LV-199aホンダS600オープントップ白ボディ・トランクキャリア＆スーツケース付(税込3080円)・・・エスロクはオープントップと幌/ハードトップの取付穴が同じためパーツを入れ替えてバリエーション作りを楽しめます。但し、オープン用のパーツは白ボディのみ、クローズドトップ用のパーツは赤ボディにしか付属しないため、ダブって購入しなくても済むようパーツの分売が望まれます。
２）LV-199bホンダS600クローズドトップ赤ボディ 黒幌/白ハードトップ付(税込3080円)
３）LV-N139I いすゞエルガ「京成バス」(税込1万2100円)
・・・都内でも西部にある現在の居住地では普段見掛けない事業者のため当初は買うつもりではなかったのですが、亀有駅行の表示にそそられて入手(汗)。
４）LV-N265aニッサンセドリックV30ツインカム グランツーリスモSV 1991年式 黒（税込2970円）
ホンダS600
いすゞエルガ「京成バス」亀有駅行
★オマケ（その2）： 今日のビートルズ「Yesterday」 1965
最初に聴いたビートルズは多分1969年、小4の時に映画館で観た映画「イエローサブマリン」の劇中曲の数々、イエスタディは1972年、中1の時に吹奏楽部が演奏しているのを聴いたものの特別いい曲とは思わず、翌1973年、中2の時、テレビの深夜放送で映画「A Hard Day's Night」を観て体が電気が走るように痺れて完全にビートルズにハマったのでした☆
私のテキトーピアノバージョン