ポルシェ356Aカレラ

ポルシェ356Aカレラ

★20世紀の自動車カタログ、鉄道車輛カタログ、玩具・模型カタログ、ビートルズ、ショパン、ヴィンテージ・ポルシェ、草軽電鉄 etc


★昭和前期・中期・後期
明確な公式区分はないようですが、個人的には1926(昭和元)年~1945(昭和20)年までの戦前20年間を前期、1946(昭和21)年~1969(昭和44)年=1960年代終焉までの23年間を中期、大阪万博が開催された1970(昭和45)年~1989(昭和64)年までの1970年代~1980年代の19年間を後期と分けるのが対外的にも判りやすい=説明しやすいと考えています。

もう一つの判りやすい区切りとしては、中期を戦後1946年から歴史的な大イベントである東京オリンピックおよび新幹線開業の1964(昭和39)年までの18年間とし、1965(昭和40)年~1989(昭和64)年までの24年間を後期とするのも判りやすく「あり」かなと思います。

何れの区分でも筆者は昭和中期の人間ということになり、1945(昭和20)年8月22日生れで今年81歳のタモリさんはギリギリ昭和前期の人間ということになります。尤も昭和前期を1945年8月15日の終戦(敗戦)までとした場合には、終戦1週間後に生誕のタモリさんはギリギリ中期の区分となる訳です。

★カーナビ
筆者のような昭和中期の人間では、近年は新車時から付いていることも多くなったカーナビを今でも使わず道路地図を見ながら移動するという人もいます。かく言う筆者も昭和期に生を受けた自家用車には今でもカーナビを付けていません。尤も道を知っているところ以外には滅多に出掛けないためカーナビがなくても全く困らないという事情もあります。

★ドラレコ
筆者のような昭和中期の人間では、近頃流行りのドラレコは付けていないという人もいます。かく言う筆者もドラレコを付けていませんが、万一の事故の時には役に立つから付けた方がいいと言われる人がいて付けるべきか最近迷っています。

★カセットテープ
筆者のような昭和中期の人間では、音楽の媒体はアナログレコードかカセットテープであって、近頃流行りのNet配信はおろかCDにも移行しておらず、昭和期に生を受けた自家用車には新車時からの純正カセットテープ再生装置が付いており現在も問題なく稼働しているため、今でもクルマでは1970年代以降に自分で録音したカセットテープを聴きます。2026年現在では、クルマでカセットテープを聴いているというのは「天然記念物レベル」(爆)との声も聞きます。


★閑話休題
今回は懐かしの商用車コレクション最新号で初代マスターライン ピックアップが発売されたことに因み、初代マスターラインの木製キット等の立体造形物についてご紹介します☆☆☆



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★初代トヨペットマスターライン
1955年(昭和30年)1月、初の本格的なトヨタ製乗用車「初代トヨペット・クラウンRS型」(自動車カタログ棚からシリーズ第98回記事参照)と同時にデビューした「トヨペット・マスターRR型」(自動車カタログ棚からシリーズ第35回記事参照)の派生車種として商用車トヨペット・マスターラインが1955年(昭和30年)11月にデビューした。

マスターラインはトヨペット・マスターRR型のボディプレスを流用し、当初はピックアップ・トラック(型式RR16:シングルシート)とライトバン(型式RR17)が発売され、翌1956年(昭和31年)8月に乗用車トヨペット・マスターのトランク部分を荷台にしたようなスタイリッシュなダブル・ピックアップ(型式RR19)が追加発売された。
名称は乗用車トヨペット・マスターから派生した商用車であることから「トヨペット・マスターライン」と命名された。
クラウンにおけるR型エンジンのパワーアップに追随して、当初48psだったエンジン出力は1956年(昭和31年)に55ps、1958年(昭和33年)4月に58psにアップされた後、兄弟車とも言えるトヨペット・トラックのフルモデルチェンジより1年3ヵ月早い1959年(昭和34年)3月に初代後期型RS20系クラウン(自動車カタログ棚からシリーズ第101回記事参照) をベースとした2代目マスターラインにバトンを渡した。

なお、マスターラインのデザインは関東自動車工業の菅原留意氏を中心とするグループが手掛け、ボディ製造も関東自動車工業がおこなった。


★初代マスターラインとトヨペット・トラックの外観上の差異
ピックアップにおいてはキャブと荷台がマスターラインでは一体となっているのに対してトヨペットトラックでは荷台がキャブと分離しキャブ直後に頑丈な鳥居を備えていること、フロントグリルおよびバンパーがマスターラインではクロームメッキされているのに対してトヨペットトラックでは安価な塗装となっていること、マスターラインに付けられていたバンパーオーバーライダーがトヨペットトラックでは省略されていることなどがあり、ヘビーデューティーなトヨペット・トラックに対してマスターラインはよりマイルドかつスタイリッシュで乗用車並の乗り心地をもった上級商用車という位置付けであった。
トヨペット・トラックベースのライトバンおよびダブルピックアップとマスターライン・ライトバンおよびダブルピックアップとの外観的な見分けは遠目には難しいが、前述の差異に加えてトヨペット・トラックベースの車両はタイヤサイズが大きくサスペンションはマスターライン以上に強化されていた。
なお、小型車規格の変更に伴って1958年(昭和33年)7月にデビューしたロングボディのトヨペット・トラックRK35型ベースの車両はマスターラインよりもボディが一回り大きいためマスターラインと区別はしやすい。但し、トヨペット・トラックRK35型と初代マスターラインの併売時期は1959年(昭和34年)3月までの僅か9か月間であった。


【主要スペック】 1955年 トヨペット マスターライン ピックアップ(RR16型) 1955 Toyopet Masterline Pickup truck
全長4275㎜・全幅1670㎜・全高1600㎜・ホイールベース2530㎜・車重1180kg・FR・R型直列4気筒OHV1453cc・最高出力48ps/4000rpm・最大トルク10.0kg-m/2400rpm・変速機3速コラムMT・乗車定員3名・最大積載量750kg・電装系12V・最高速度:不明・新車販売価格71万2000円
※註)RR17型ライトバンも基本的なスペックは同一・6名乗り・最大積載量500kg・79万3000円



★1956~1957年式トヨペットトラック1500RK23型 思い出の写真
2014年6月14日付自動車カタログ棚からシリーズ第228回記事で1枚だけ一度アップしていますが、今回は同時撮影の3枚をアップ。1960(昭和35)年12月亡父撮影、1歳2ヵ月の筆者とトヨペットトラック1500RK23型。フロントグリルの意匠から撮影時点で3年落ち位の1956~1957年式と判ります。この時期のトヨペットトラックは初代マスターラインとフロントパネルを共用していたため、一見同じクルマに見えます。


同車の荷台にて


後方に自宅改築のための木材が見えます。



●1955年11月発行 トヨペット マスターライン ピックアップ RR16型 専用カタログ (A4判・2つ折)
トヨタカタログNo.347。初期のトヨペットクラウンRSおよびマスターRRと同じ48ps・R型エンジンを搭載した初期のマスターライン・ピックアップ専用カタログ。フロント・グリルも前期型トヨペット・マスターと同じ意匠。


初期型はスペアタイヤがキャビン後方の荷台に置かれています。



●1955年11月発行 トヨペット マスターライン ライトバン RR17型 専用カタログ (A4判・2つ折)
トヨタカタログNo.348。ピックアップとカタログナンバーは連番。これも初期のクラウン、マスターと同じ48ps・R型エンジンを搭載した初期のマスターライン・ライトバン専用カタログ。


トラック同様、初期型ではスペアが荷台に置かれ荷室を狭くするのみならず左後方視界を大きく狭めています。




●1956年?月 トヨペット マスターライン ピックアップ RR16型 専用カタログ
(縦18×横25.5cm・4つ折)
トヨタカタログNo.390。出力を55psにアップしたR型エンジンを搭載した最初のマイナーチェンジ後のピックアップ専用カタログ。フロントグリルがトヨペット・マスター後期型と同じものに替えられ、荷台を狭めていたスペアタイヤは不評だったのか荷台からリア下部に移されています。


キャビン背後の荷台からスペアが消えています。



●1956年?月 トヨペット マスターライン ライトバン RR17型 専用カタログ(縦18×横25.5cm・4つ折)
トヨタカタログNo.364。55psにパワーアップしたR型エンジンを搭載したマイナーチェンジ後のライトバン専用カタログ。ピックアップ同様フロントグリルがトヨペット・マスター後期型と同じものに替えられています。




1957年に追加されたダブルピックアップ(正式名称:ピックアップ・ダブルシート)






★木製組立キット
1950年代末に日本製プラモデルが誕生するまでは、戦前から長きに亘り模型キットは木製でした。1960年代初頭のプラモデル黎明期は木製キットとプラモデルが市場に混在し、あの田宮模型からも初代縦目のセドリック・2代目コロナラインピックアップ・2代目スタウト等がリリースされています。
これは1960年代初頭に三ツ星商店が発行したカタログより自動車模型の頁(plamotta氏所蔵)。乗用車のみならず、ロンパー・ベスタ・ホープスター・ヂァイアントコニーなどクルマなら何でも模型化の対象となっていた様子が判ります。




★エルエス 1/21スケール程度 1955年トヨペットマスターライン ライトバン 木製キット
箱サイズ:縦105×横220×厚さ22㎜。本体全長:約200㎜。プラモデル誕生前の木製キットは真面目に組み上げても本物には殆ど似ていないシロモノながら、当時の少年達は夢中になって組んだのでしょうか。




このキットはセロファン未開封のため、さすがに70年もの時が経つと開封することは躊躇われるものの組説を見てみたい衝動に駆られます。


ドアノブ、ナンバープレート、ナンバー灯、フロントグリル等が印刷された紙を切り取ってボディ各部に貼り付けるよう指示が書いてあります。




★三和模型 1/23スケール程度 1956年トヨペットマスターライン ライトバン 木製キット
箱サイズ:縦130×横265×厚さ20㎜。本体全長:約185㎜。上掲のエルエス製より二回り程度箱が大きいもの本体は小さ目。ライトバンではなくライト「パン」と書いてあります。


箱横の英字も何とLIGHT PAN




こちらはセロファンが一部破けていたため、組説を取り出して確認。組説もライトパンです。




★関東自動車工業 1/18スケール 1956年トヨペットマスターライン ライトバン プラスチック製シガレットケース
全長240㎜・全幅95㎜。関東自動車工業が製作したプラ製シガレットケース。最初のMC後の実車をモチーフとしています。手元にある個体は元箱無で右フェンダーのmaster lineエンブレム・リアドアノブ・左サイドウインドパーツの3点が残念ながら欠品しています。












アンチモニー製シガレットケースと同様、ルーフを外すと取り外し式の灰皿と煙草置き場が現れます。




関東自動車工業の文字


本来は関東自動車工業のマークが入った木箱が付きます(ヤフオク出品画像より転載)。



★関東自動車工業 1/18スケール 1956年トヨペットマスターライン ライトバンと1/17スケール1955年トヨペットクラウンRS プラスチック製シガレットケースの並び
ほぼ同時代のクラウンRSのプラ製シガレットケースとの並び。クラウンの方が全長は若干大き目ながら何れも1/18スケールの誤差範囲。1955年1月のクラウンRS新車発表会で配布されたプラ製シガレットには5色程度の色違いがあり、画像は左から初代マスターライン、RS赤ボディ/赤茶ボディ/緑ボディ/紺ボディ。RSの赤と赤茶は画像では同じように見えますが現物は色味が異なります。クラウンRSのシガレットについては何れ別記事にて詳しくご紹介予定。








★懐かしの商用車コレクションVol.126 1/43スケール1957年トヨペットマスターライン ピックアップ「行李店仕様」
2026年4月15日(水)書店発売新製品。spark/ダイキャスト製。税込定価2798円。これまた昭和30年代マニア狂喜乱舞の1台。最初のMC後の実車をモチーフとしています。実車を彷彿させる渋めのカラーリングがそそります。
















スラジオ-KAN「STREAM-LINEARシリーズ」No.32 1/43スケール 1958年トヨペットマスターライン ダブルピックアップとの並び


左右バンパー中央のナンバー左右に小さなテールライト


「STREAM-LINEARシリーズ」No.32




★初代トヨペットマスターラインの立体造形物 大集合!
最後に今回の記事でご紹介した製品の並び









★オマケ(その1): 月刊誌「鉄道模型趣味」2026年5月号 No.1012
B5判/114頁。税込定価1100円。都内IMON各店4月17日(金)発売。


オールド西武ファンなら見逃せない赤電8車種33両製作記事




★オマケ(その2): トミカプレミアム新製品1/61スケール1992年フェラーリ512TR
2026年4月18日(土)はトミカ新車発売の第3土曜日ということで色々発売されましたが、現行トミカコレクションは基本止めたため、この2台のみ購入。赤:通常品、黒:発売記念仕様。何れも税込定価990円。リトラクタブルライト可動、エンジンフード開閉の嬉しいアクション付。通常のトミカでは基本アクションが無くなったのはコスト面よりも子供が遊んだ際の安全性の観点からなのでしょうか。。








★オマケ(その3):今日のビートルズ「Get Back」 1969
1969年1月30日、伝説のルーフトップコンサートより。

★紙焼き写真、整理していますか?
2026年4月12日(日)付朝日新聞に昔の紙焼き写真を整理していますか?と訊いたアンケート結果が出ていました。結果は6割強の人が「いいえ」、4割弱の人が「はい」だったとのこと。かく言う筆者も「ゆうパック100サイズのダンボール箱3箱程度の紙焼き写真とネガを大半は現像から戻って来たままミニアルバムなどにも入れずに保管してあります。概ね1980年前後以降の東京モーターショーや旅行や出張で地方に行った際の写真が多く、旅先での写真は意識的に自動車を写り込ませてあるものが多くあります。写真は遺品となった際に処分されることが多いと言われますので、もし写真を後世に残し人の目に触れさせたければデジタル化するだけではなく、メジャーなブログサービスなどにデータをアップしておくしか手はないのかもしれません☆☆



★閑話休題
今回は、バンダイがリアルタイムに出したキャプテンスカーレット パトロール車の完成モデルをご紹介します☆☆☆



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★キャプテンスカーレット
『キャプテン・スカーレット』(原題:Captain Scarlet and The Mysterons)は、1967年にジェリー・アンダーソン率いるセンチュリー21プロダクション (the Century 21 Organisation) が製作し、インコーポレイテッド・テレヴィジョン・カンパニー(英語版) (ITC Entertainment) が配給したイギリスのSF特撮人形劇番組である。全32話。
日本では、まず1968(昭和43)年1月2日から同年8月27日までTBS系列局で計35回(全32話+再放送3回)が放送された。森永製菓の一社提供で、毎週火曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)に放送されていた。その後、1971(昭和46)年7月から同年9月まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)で、『宇宙大戦争キャプテン・スカーレット』と題して再放送が行われた。同局での放送時間は毎週木曜 19:30 - 20:00 (日本標準時)。

★キャプテンスカーレット パトロール車(スペクトラム・パトロールカー=S.S.C. Spectrum Saloon Car)
幹部隊員の常用車両。赤色で尖ったアンテナが印象的な5人乗りスポーツカー風車両。全長5480㎜と当時のアメ車フルサイズ並みの巨大なクルマで最高時速241.3 km/h、ガスタービンエンジン。超合金フリートニウム製防弾施工。ファンエクゾースト駆動。前部ボンネットにレーザー・キャノン、ミサイル・サブ・マシンガン、赤外線ビームアイ、長距離監視カメラ装備。
(以上、Wikipediaより抜粋)





★1968年 日本冷蔵「キャプテンスカーレット カマボコ&ソーセージ」
週刊「少年サンデー」1968年6月23日号掲載広告。1960年代の子供番組タイアップでは鉄腕アトムの明治マーブルチョコ・エイトマンの丸美屋のりたまフリカケ・狼少年ケンの森永ココアなどを始め、子供向け人気番組と食品のタイアップ物は多数存在しましたが、よくもまあカマボコやソーセージにまでと現在の目で見るとあっと驚くような商品。日本冷蔵は現在のニチレイ。1袋30円のカマノコは全てキャプテンスカーレット「ワッペン」入りということから、サンデーを読んで、「ねぇ買って、ねぇ買ってよぉ」と早速親にせがんだ子供もいた感じがします。


1袋30円のキャプテンスカーレット「ワッペン」付カマボコ


1本20円のキャプテンスカーレット「ソーセージ」。派手な包装に釣られて買った人もいたのでしょうか。大箱もなかなか魅力的ですが、食品だけに現在まで未開封のまま残っているモノはまずないでしょう。


少年サンデーに連載されていた、江波譲二氏によ見開き2頁の漫画。絵本、ソノシート等多数出ていた紙モノが全て配給元の版権を取っていたとは思えません。




●英DINKY 日本語版カタログよりキャプテンスカーレット「パトロール車」他
パトロール車のモデルとして定番のDINKY製。



●玩具商報1968年5月1日号「バンダイ広告」(国立国会図書館の蔵書より複写)
キャプテンスカーレットをメインにプラボディの50系3代目クラウンと510ブルーバードも掲載されています。


今回の記事でご紹介する都内600円/全国660円売りのパトロール車。3代目クラウン都内500円/全国550円や510ブルーバード都内450円/全国490円よりも高価。


都内600円売りパトロール車(ヤフオク出品画像より転載)。左ドア、右リアサイドウインド欠品ながら落札額は2万5000円。



見開きの左側に掲載された都内350円/全国380円売りシリーズのパトロール車


都内350円売りパトロール車(ヤフオク出品画像より転載)



●玩具商報1968年6月1日号「バンダイ広告」(国立国会図書館の蔵書より複写)
100円売りのキャプテンスカーレット・シリーズ


100円売りパトロール車(ヤフオク出品画像より転載)



●玩具商報1968年12月1日号「バンダイ広告」(国立国会図書館の蔵書より複写)
リモコン仕様と何とパトロール車を模した広告キャラバン用車両が「ただ今、全国パトロール中!」と題して掲載されています。


全国の百貨店や専門店(玩具店)を回ったというキャラバン用パトロール車は、人物との対比から怪奇大作戦スーパーカートータスのようなスバルサンバーあたりの360cc軽商車をベースとした車両だったのでしょうか。


全国売価730円のリモコン仕様パトロール車


リモコン仕様(ヤフオク出品画像より転載)。リモコン仕様の室内およびリアエンジン部はブリキ製のようです。




★1968年バンダイ1/22スケール キャプテンスカーレット「パトロール車」(付属パーツ欠品・ウインド部に目立つ経年劣化有)

・製品名: キャプテンスカーレット パトロール車
・バンダイ品番: F33
・当時定価: 都内600円・全国660円
・発売時期: 1968(昭和43)年5月頃
・主要素材: プラスチック
・全長: 250㎜(実車比1/21.9スケール)
・動力: 前輪フリクション
・ギミック: ドア/後部窓/ヘッドライト開閉およびミサイル発射
・入手難易度: 10段階評価で9程度
・2026年現在の市場評価額: 7~10万円程度(箱付・付属パーツ付完品の場合)

同時期のバンダイ製MS50クラウン・510ブルに比べ同じプラ製でもパトロール車はプラ系素材が軟質なためプラ素材の伸縮等の経年劣化が酷く大半は捨てられてしまい現在まで残っている個体は少ないと思われます。




ヘッドライト閉じ状態


ヘッドライトを開きミサイルを発射できます。


小さ目なテールライトも別パーツが奢られています。




箱横に使用説明


秘密兵器の小パーツやミサイルが付属し、ミサイルの発射ボタンは何と左ミラーに内蔵されており、ミラーを前にスライドさせると発射できます。




箱横に印字されたリアルタイム物を証明する「TBS系 毎週火曜日7時~7時30分放送」の印字


室内には2名乗車




シャシー裏


シャシー裏にはバンダイロゴや製造国の刻印がなく、菱形にMP?文字のロゴとNo.9の文字、その下には何らかの文字を消し去ったような怪しい形跡があります。元々は香港製などだったのでしょうか。


2002年コナミ製 パトロール車(全長9㎝=約1/60)との大きさ比較









★オマケ(その1): 第122回横浜ワンダーランドマーケット
1981年より同一主催者による開催が今年で45年目となり、50年の大記録が視野に入ってきたワンダーランド。


日本を代表するミニカーコレクターズクラブ JMACの毎回秀逸な展示








80系クラウンポリスなど珍しい欧州輸出向けトミカ。


大阪アイアイアドは1/24フランクリンミントを大量出品。1台6000円前後で爆買いした人もいたのか、かなり売れていたようです。


プラモデル各種。


今回のワンダーの収穫。仏Solidoのポルシェ906の色違いが欠品有/箱無ながらトミカより安い1台500円/4台で2000円。




★オマケ(その2): 今日のビートルズ「We Can Work It Out」 1965
邦題:「恋を抱きしめよう」。 聴くと何故か元気の出る1曲。

★一番好きな作家はつげ義春
2026(令和8)年4月1日(水)付朝日新聞(朝刊)に山下裕二氏(1958~)によるつげ義春さんの追悼文が掲載されています。何より驚いたのは広範に亘る日本美術史の研究家として著名な山下氏が「一番好きな作家はつげ義春」であることが、広島の高校に通う17歳だった1976(昭和51)年から67歳となる現在まで一度も変わらずブレていないとのお話。これはちょうど、筆者が高校生の頃から「一番好きなアーティストは、ジョン・レノン」というのが一度もブレていないことと似ています。一番好きの対象であるつげ義春やジョン・レノンが、神のようなある種絶対的な存在であって他にブレようがないから時を重ねても変わらないとも言えます。


そんな山下氏が初めてつげさんに会うことが出来た時、もう人生の目標を達成してしまった心持ちでボーッとして帰りに家とは反対向きの電車に乗ってしまったとの話も、もし自分がジョン・レノンに会ったなら同じような状況になったに違いないと思えます☆☆




★閑話休題
今回はポルシェ904が初上陸した際の国内価格と併せアサヒ玩具の1/20ポルシェ904をご紹介します☆☆



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★ポルシェ904
国内では1964(昭和39)年5月の第2回日本グランプリでのプリンス・スカイライン2000GT(S54)とのデッドヒートの末の優勝があまりにも有名。式場壮吉氏(1939年2月9日-2016年5月17日)操るポルシェ904を生沢徹氏(1942年8月21日-)のスカイラインがヘアピンで抜き1周だけトップを走ったものの、レーシングポルシェに敵う訳はなく、翌1965(昭和40)年、プリンスは打倒ポルシェを最大の目標にR380という純レーシングカーを登場させた。

スカGがポルシェ904を抜いた瞬間(CG誌1964年7月号 第2回日本グランプリ特集 28頁より転載)


日本グランプリの904登場はプリンス(1966年に日産と合併)の優勝を阻止するためにトヨタが密かに手配し式場氏の個人出場という形を取ったのではないかとの説があるものの噂の域を出ず、904で出場した式場氏本人は、「個人的に日本グランプリに904で出場したいと思って早い時期に注文したものの注文が殺到してポルシェから一度断られました。ところが、ポルシェのレーシングマネージャーで1963年の第1回日本グランプリに356カレラ2で出場したハンシュタイン氏から自分の904を特別に私に振り向けるとの話になり、日本グランプリに間に合うよう急遽日本に空輸されてきたのです」という趣旨の発言をされている。



●1964年6月発行ポルシェ904 オフィシャルカタログ(A4判・独語8頁)
カタログNo.W222。2012年12月23日の本ブログ「自動車カタログ棚からシリーズ」第100回記事でご紹介済ですが、ブログ画像が小さかった時代である上に早14年も時間が経っているため、よりクリアな画像で再録することとします。自動車カタログ市場に現れることは殆どないレアカタログです。






ダッシュパネル、シート




シャシー


エンジン、サスペンション


スペック。155ps・最高速250㎞/hと180ps・最高速263㎞/hの2種が掲載されています。


カタログ番号および発行年月印字部分




●1964年ポルシェ904カレラGTS 主要スペック(1964 Porsche 904 Carrera GTS Specifications)
全長4090mm・全幅1540mm・全高1065㎜・ホイールベース2300mm・車重650kg(乾燥重量575kg)・587/3型 空冷水平対向4気筒4カムDOHCエンジン1966cc・最高出力180ps/7200rpm・最大トルク20kgm/5000rpm・乗車定員2名・最高速263km/h・西独本国販売価格DM29700(当時のレートでの円換算約267万円だったものの三和自動車国内輸入販売価格は571万円)



●1964年ポルシェ904カレラGTSの日本国内での新車販売価格
CAR GRAPHIC誌1964年4月号に掲載されたポルシェ正規輸入代理店 三和自動車の広告に571万円と記載されています。当時、105万円だったクラウンデラックスRS41なら5台買って46万円お釣り、当時119万円だったプリンスグロリアスーパー6なら4台買って95万円お釣り、当時93万円だったベレット1600GTなら6台買って13万円お釣り、同じポルシェでは当時250万円だった356Cクーペなら2台買って79万円お釣りという計算となる金額ですが、現在の貨幣価値は概ね1964年の10倍になっていると考えれば、現在なら6000万円程度の価格だったと言えそうです。




904カレラGTSクーペ 571万円と記載されています。




★アサヒ玩具 1/20スケール1964年ポルシェ904 プラ製玩具
ポルシェの所謂レンシュポルトの中で904は古くから高い人気があり、玩具・ミニカー・プラモデル等の立体造形物は当時物から近年のミニチャンプス等に至るまで山のようにリリースされています。その夥しいモデル群の中から今回はアサヒ玩具が香港ROXY TOYS製品を輸入し自社ブランドの箱に入れて販売した1/20モデルをご紹介することとします。アサヒ玩具が日本で販売した香港ROXY TOYS製の904には大小2サイズがあり、今回ご紹介するのは大サイズです。元々1台だけ手元にあったのが、2019年に浜松ミニチュアポルシェミュージアム主宰の松島氏の逝去に伴い市場に出た際に色違い2種を入手し現在手元に3色ありますが、箱の写真に使用されている白などまだ他にもカラバリがありそうです。

・製品名: アサヒグランプリシリーズ ポルシェ904
・製造国: 香港
・製造メーカー: ROXY TOYS
・発売時期: 1960年代後半(実車デビューから2~3年遅れの1966~1967年頃と推定)
・品番: No.636(シャシー裏の刻印)・25-02(箱記載の番号)
・全長: 205㎜(実車比:1/19.9スケール)
・全幅: 70㎜(実車比:1/20.5スケール)
・動力: 前輪フリクション
・当時定価: 不明











右下は大きさ比較用1/64京商


左ドアにはポルシェエンブレムのデカール


エンジンフード開閉。


実車では後に投入された8気筒。


右サイド


右ドアには中央にフォーミュラカーのイラストの入ったユニオンジャックのデカール


室内は全て白成型で何と実車には存在しない右ハンドル


シャシー裏


ROXY TOYS No.636 Made in Hong kongの刻印




●アサヒ玩具 プラ製ポルシェ904 大小サイズの並び
2台共、香港ROXY TOYSの製品。小サイズは全長140㎜×全幅52㎜で1/30スケール程度。小サイズにも成型色違い多数あり。






●ポルシェ904の当時物プラモデルとの並び


1960年代のプラモはBOX ARTが秀逸


1960年代半ばのエルエスと山田模型(ヤマダ)のプラモデルカタログより


筆者的には所謂ツボる車種、ジャガーEタイプ・ポルシェ904・C2コルベットの山田模型 初版箱。価格は全て300円。


同車種の山田模型 再販箱


山田模型1/24ポルシェ904完成写真



左:イッコー、右上:童友社、右下:モノグラム(画像提供: henry collection)







★オマケ(その1): 1/24スケール 2006年いすゞエルフ佐川急便「特注モデル」
全長約20㎝。いすゞ車ということで持っていたものの、処分することとしたエルフ佐川急便。1万台限定とシリアルナンバーが入った台座プレートに記載があるものの、1万という数が果たして限定と言えるのか疑問です。






お馴染みのユニフォームの配達スタッフ フィギュア付


シリアルナンバ―付プレート


クリアケース付。手前は大きさ比較用トミカ




★オマケ(その2): 今日のビートルズ「And Your Bird Can Sing」 1966
ツインリードが印象的な1曲。ギター練習用にも打ってつけ。

★ねじ式に登場する蒸機のこと
88歳で亡くなられた、つげ義春さんの代表作「ねじ式」(1968年6月10日刊行『月刊漫画ガロ』6月増刊号「つげ義春特集」掲載)には3、4カット蒸機が登場し緻密に描かれているにも関わらず如何なる実物にも似ていなかったりしますが、隣村に行くつもりで乗った汽車が不可思議なことに、もとの村に戻ってきてしまう場面では狭い路地からヌッと顔を出したナローっぽい蒸機が描かれています。この場面では、あえて線路が描かれていないことも妙に印象に残ります。☆☆





★閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションから」シリーズ第236回記事として萬代屋(現バンダイ)の1957年 空港化学消防車を御紹介します☆☆☆


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★空港化学消防車
空港用化学消防車とは、航空事故に備えて空港に配備される化学消防車。大量の水槽と強力な放水の土台となる車両であるが、同時に広大な飛行場で速やかに展開する速力と高い不整地走行能力も求められる。飛行場内でのみ使われる車両であり一般道路で使用する際に掛けられる制限を考えないで設計できるので、通常の消防車に比べ大型のタンクを備えた消火能力の高いものが多い。
日本ではモリタが「MAF」シリーズを製造している他、ローゼンバウアー「パンサー」シリーズ、オシュコシュ「ストライカー」シリーズ、マギルス「ドラゴン」シリーズ、シデス「センチネル」も輸入されている。かつては東急車輛製造も製造していたが、現在は製造していない。

空港用化学消防車の日本での歴史を紐解くと、1958(昭和33)年6月に羽田飛行場(羽田空港/東京国際空港)が全面返還されたことの伴い、羽田が運輸省の管理下に置かれ、東京航空保安事務所に消防課が設置されたことに遡る。消防課が設置された時点では羽田に駐留していた米国軍用輸送航空隊の所有する米国製化学消防車を借用していたが、翌1959(昭和34)年に国産の化学消防車を製作して配置することが決まり、運輸省航空局の指導の下、東急車輛製造株式会社が米国製O-11型を手本として謂わばコピーする形でM-5型化学消防車を製作し、東京及び大阪国際空港に各2台が配備された。
これとは別に1959(昭和34)年には民生デイゼル工業(後の日産ディーゼル/UDトラックス)がミンセイMF61空港用化学特殊消防車を開発し、1964(昭和39)年にMF81型、1970(昭和45)年にMF82型と進化させた。



★1959年東急車輛製造株式会社 M-5型 空港用化学消防車
以下のWebサイト(株)三冷社 秋葉和夫著 「空港用化学消防車両等50年の変遷」より転載。
https://archiveservier-airportreview-s3.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/target/target5/1999%E5%B9%B4110%E5%8F%B7/1999%E5%B9%B4_110%E5%8F%B7_%E3%80%8C%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E7%94%A8%E5%8C%96%E5%AD%A6%E6%B6%88%E9%98%B2%E8%BB%8A%E8%BC%8C%E7%AD%8950%E5%B9%B4%E3%81%AE%E5%A4%89%E9%81%B7%E3%80%8D.pdf




こちらは1961(昭和36)年に五十嵐平達氏が羽田で撮影した画像。五十嵐氏はてっきりアメリカ製と思っていたのが日本製コピーと聞いて驚かれた旨を記されています。




★米国軍用化学消防車O-10/O-11型
海外のWebサイトより。






★1959年 民生デイゼル 化学特殊消防車 MF61型
アメリカのO-11Aのコピーとは別途に民生(日産ディーゼル)/東急車両製造にて独自の空港用化学消防車が製作され、自動車ガイドブックには1959(昭和34)年10月発行のVol.6(1959-1960年版)に初掲載されています。全長7200㎜・全幅2500㎜・WB4000㎜でUD6型7413ccエンジンを搭載し230ps/2000rpm・最高速度95㎞/h。



★1964年 日産ディーゼル 化学特殊消防車 MF81型
MF61の4輪から6輪へ進化。後にトミカNo.94-1となったことで有名。全長9645㎜・全幅2492㎜・WB4400㎜・9882ccエンジン・310ps/2200rpm。



★1970年 日産ディーゼル 化学特殊消防車 MF82型
MF81のMC版。全長9850㎜・全幅2492㎜・WB5050㎜・9882ccエンジン・330ps/2200rpm・最大トルク122㎏-m/1400rpm。


日産ディーゼルの消防車専用カタログよりMF82型




★1966年 日産ディーゼル 化学消防車 形式不詳
ひかりのくに昭和出版「こどもとしぜん」1966年12月号表紙と中頁に掲載された日産UDの化学消防車。自動車ガイドブックに掲載がなく詳細不明ながら大阪市消防局の所属のため空港用ではなかったのでしょうか。






★絵本に描かれた空港用化学消防車 東急車輛 M-5型

光洋出版トップ絵本「しょうぼうじどうしゃ」より(画家不詳)。


永晃社の愛児えほん「消防自動車」より(絵・甲田好文 画伯)。運転席中央に何故か消防士らしからぬ、ちょっと怪しい身なりの人物が描かれています。




【萬代屋(現バンダイ) 1/36スケール 1957年 米国空軍 空港用化学消防車O-11A型 ブリキ製モデル玩具 主要データ】(1/36scale 1957 U.S. Air Force Airport chemical fire engine typ.O-11A by Bandai-ya Tinplate Model Toy KEY DATA)

・製品名: CHEMICAL FIRE ENGINE
・萬代屋 製品番号: No.540
・基本素材: ブリキ
・発売時期: 1957(昭和32)年8月頃(品番530のミンセイコンドルバスが6月発売だったことによる推定、東京玩具商報の新製品記事からすると1958年に入ってからの発売の可能性があるものの品番順とは一致しない)
・販売価格: 不明(180円程度と推定)
・全長:220㎜(実車9530㎜=実車比1/43.3スケール)
・全幅:70㎜(実車2500㎜=実車比1/35.7スケール)
・スケール表記: なし
・動力: リア前方軸フリクション
・箱サイズ: 縦82×横223×厚さ101㎜
・シャシー再現: 細かなプリント表現有
・ギミック:  ①フリクション連動ベル内臓 ②梯子上下/回転 ③ルーフ前方の噴射ノズル上下/回転 ④ホース取り外し
・特記事項: 本製品の発売時点では東急製コピーM-5型の実車はデビュー前のため、まだ羽田等では空港用化学消防車を米軍から借用利用していた時代のアメリカ製O-11A型をモデル化したものと思われます。
・入手難易度: 10段階評価でレベル7~8程度
・2026年現在のアンティーク・トイ市場の推定評価額: 2.5~4万円程度(箱付未使用ミントコンディションの場合)


●国立国会図書館蔵・玩具業界誌「東京玩具商報」1958年3月号に掲載された萬代屋・化学消防車の新発売記事
記事には「化学」を「科学」とした誤字がみられるが、箱絵にはChemical Fire Engine(ケミカル・ファイヤーエンジン)の印字が確認出来ます。品番540の発売は品番順では遅くとも1957年秋頃と推察されるが、何らかの事情により発売が1958年にズレ込んだのでしょうか。




★萬代屋(現バンダイ) 1/36スケール 1957年 米国空軍 空港用化学消防車O-11A型(箱付・欠品等難有)
穴開き・ガムテープ補修・落書き有ながらオリジナルの箱付。ホイール1個欠品ながらクロームメッキは良い状態が保たれています。アメリカから里帰りした個体。












実車には梯子の付かない化学消防車に梯子を付けたのは、「消防車のおもちゃに梯子がなかったら売れない」との判断だったのでしょうか。


細かい室内プリント


後席右側には黄色い縄が置かれています。



●傷みあるもダメージ少な目の元箱
ヤフオク出品画像から。本来はこのように上箱上面の左上に品番540がプリントされています。




★萬代屋(現バンダイ) 1/36スケール 1957年 米国空軍 空港用化学消防車O-11A型(箱なし・傷み有・欠品なし)
梯子根本左右のパーツの色が黒のバリエーション。








★萬代屋(現バンダイ) 1/36スケール 1957年 米国空軍 空港用化学消防車O-11A型 2種類の比較
梯子の根本左右の長方形のパーツの色が黒と赤のバリエーション。








★萬代屋(現バンダイ) 1/36スケール 1957年 米国空軍 空港用化学消防車O-11A型最終プリントバージョン(海外Webサイトより転載)
リアの梯子やスペアタイヤやルーフのノズル等がオミットされ窓廻りがプリント表現となった最終バージョン。










★品番が近い萬代屋(現バンダイ) 543番トヨタパトロールBH26/FH26との並び
品番が僅か3番違いの観音クラウン前期型ベースのトヨタパトロール「警視廳パトカー」との同時代の緊急車2台の並び。銀色のサイレンが共用パーツだったことが判ります。










★萬代屋(現バンダイ) 1/36スケール 1957年 米国空軍 空港用化学消防車O-11A型と日本製化学消防車のミニカー大集合!
トミカ・トミカダンディ・バンダイエアポート・シンセイの化学消防車との並び。






1950年代と1970年代、約20年の時を隔てたバンダイ製空港用化学消防車2台の並び






★シズキョウCOE化学消防車風の梯子消防車プラモデル
オマケとして扱うには勿体ない大物のため次回以降に別記事としてご紹介します。








★オマケ(その1): モデル・カーズ2026年5月号 No.360
2026年3月26日(木)発売。税込定価1599円。130頁。通巻360号は360cc時代の軽特集と思いきやレビトレ特集。


ボンネット開閉が嬉しい魔女の新製品2000GTは赤内装がイケてます♪


シューストック秘密のコレクション第168回は1960年代の魔女


4月12日(日)終了のオークションにはイチコーの2代目40系クラウン前期紺色箱付ミントが税込55万円スタートで出ています。




★オマケ(その2): 今日のビートルズ「Twist And Shout」 1963
カバー曲ながらジョンのボーカルの魅力が炸裂したような1曲。1964年6月17日のメルボルン公演から☆☆

★ガソリンは山形県が一番高いってホント?
2026年3月21日付朝日新聞朝刊に「ガソリン最高額の山形、生活者の悲鳴」との記事が掲載されていました。筆者の場合はクルマには普段は殆ど乗らないため名古屋の山見様が言うように例え1リッター300円とか400円あるいは500円に値段が上がっても左程の問題なしですが、クルマがないと買い物にも仕事にも行けないような場所に住んでいるといった場合には1リッター200円では困るという事情は判らなくもありません。
ところが、山形在住の髙村様などは記事に特にガソリンが高いとは書かれていないため、この朝日新聞の記事の信憑性(記事にはガソリンが山形より安い仙台で給油する場合もある等とも書かれています)には少々疑問を感じてもいます☆



★コレクション処分その1「1980年代半ば~1990年代 ダイヤペットいすゞ大型車」
御承知の通り、1980年代以降の自動車は芸風範囲外のため基本手放すとして、既にいすゞ大型車(バス/トラック)の実車カタログについては殆ど手放していますが、ミニカーについては手放していなかったことから一通り手放すことにしました。今生の別れと言うのは少々大袈裟かもですが、まあ、お別れする前にざっくり写真を撮っておくことにしました。ダイヤペットの1980年代半ば以降のいすゞ大型車のミニカー達とはお別れ。国内ではいすゞが最も好きなメーカーであることから色々集めてきた経緯がありますが、モーターショーで売られた1/43スケールの近年のGIGAなども何台か既に手放しています。




左2台は全く金型が異なり、右4台よりも少し時代の新しいフォワードのようですが、この時代の実車には詳しくないため、モデルとなった実車の正式な車名や型式等については恥ずかしながらさっぱり判りません。




ギミックも満載の東京都清掃局の清掃車はまた売っているのを見掛けたら、思わずそそられてまた入手しちゃったりする危険があります(大汗)





★コレクション処分その2「いすゞオフィシャル1/43スケール2010年代6代目エルフ2種」
2011年の東京モーターショーで売られたものと2016年いすゞ自動車首都圏 創立70周年の限定モデル。出来が良いため手元に置いてありましたが、年代的に芸風範囲外のため手放すことに。TLV-NEOのヤマザキパンや引越のサカイについては人目を引くPOPな魅力に抗しがたいものがあるため、当面、手元に置いておくことに。
そう言えば、3月21日(土)はトミカの発売日だったようですが(完全に忘れていました)、今月も無事、新規購入台数ゼロ!を達成し、今月に入ってから過去15年位の期間に入手したトミカを250台程度整理/処分しました。





ボディは同じながら顔は異なります。







★閑話休題
今回はカワイモデル閉店からちょうど2年に因みレアな都電「金太郎塗」3種をご紹介します☆☆☆


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★2026年3月19日(木) 閉店から2年を経過したカワイモデル
2024年3月19日の閉店からちょうど丸2年を経たカワイモデル。秋葉原駅・神田駅・淡路町駅から歩いて気軽に行かれる距離という好立地ながら2年前から時が止まったかのように、何も変わっていません。


TMSの広告と同じ書体のカワイビルの表札も2年前のまま




★絵本に見る緑/クリーム塗装時代の都電

(1)1948年若葉社「汽車と電車」よりポール付都電
戦後の絵本ですが、行先表示は戦前のままの右から左に「上野」「品川」と書いてあります。1950年代後半まで使われた緑/黄の塗色は1942(昭和17)年に採用されたもの。



(2)1950年代後半 トッパンの愛児絵本「でんしゃ」表紙
表紙は1954(昭和29)年にデビューした緑濃淡塗装の7020カルダン車37系統「神田橋」行。


同じ絵本に掲載された「三ノ輪橋」行の3124と1957年型フォード2ドアHT。祝日はこのように都電にも日の丸を付けて走ったようです。絵:小山泰治 画伯。



(2)1950年代後半 トッパンの愛児絵本「たのしいのりもの」より6000形サイドビュー
真横からのアングルが印象的な6052緑/黄塗装車。後ろを走る蒸機と旧客の編成も魅力的です。絵:小山泰治 画伯。



★1959年4月有楽町・日劇前の6165とクラウンデラックスRS21他
フォト・パブリッシング「発掘写真で訪ねる都電が走った東京アルバム 第2巻」(三好好三 著)の表紙画像。撮影: 小川峯生氏。



★カワイモデル1959年版カタログ(No.5)より
1954(昭和29)年発売のボギー市電の金太郎塗と1949(昭和24)年発売の初代2軸路面電車の緑/黄塗装が掲載されています。



★鉄道模型趣味(TMS)1959年7月号 カワイモデル広告
ボギー市電 都電「金太郎塗」と初代2軸路面電車の緑/黄塗装が掲載されています。初代社長による「路面電車は愛嬌もの…」のコピーが泣かせます。



★鉄道模型趣味(TMS)2001年8月号 カワイモデル広告
1968(昭和43)年発売の2代目路面電車の都電塗装2種(金太郎塗と黄/赤帯)が掲載されています。




【その1】カワイモデル 1/80 都電「金太郎塗」横7窓
真鍮製。1968(昭和43)年発売の2代目2軸路面電車を2001(平成13)年に金太郎塗と黄色/赤帯の都電カラー2種に化粧直しして販売されたバージョン。定価22100円(税抜)と自由形モデルとしては高価だったため、市場に出たのは極少量だったと思われます。カワイモデルお膝元の20系統「須田町」行(TMSの広告と同一)が泣かせます。




メーカー完成品を示す銀色のkawai Modelシール




【その2】カワイモデル 1/80 都電「金太郎塗」横10窓
真鍮製。6000形と同じ横10窓としたカワイモデル特製品。カワイモデル閉業時に出てきた品物で2代目路面電車をベースに製作された恐らく1点物または極少数だけの特製品と思われます。ルーフはカワイ独特の砂を撒いたような実感的な質感表現が為されています。横14窓仕様のカワイモデル製の路面電車スクラッチ用側板も販売されていますが、屋根やフレームも製作する必要があり、上級者でないと利用が難しいパーツでした。








【その3】カワイモデル 1/80 都電「金太郎塗」横11窓 ポール2本付
真鍮製(屋根は木製)。1954(昭和29)年発売のボギー市電をベースに1959(昭和34)年に金太郎塗として市場に出たバージョン。発売された1954年時点で大都市圏では既にポール仕様は珍しくなっていたものの、5年早くリリースされた2軸市電でも実物でも長年馴染みのあるポール仕様としてあえて製作/発売したということだったのでしょうか。ルーフはこちらもカワイ独特の砂を撒いたような実感的な質感表現。カワイのカタログで見る限り、初期の完成品には当時PCCカー5500にのみ採用された黄色に赤帯の新塗装が存在したようです。ボギー市電は、DC(直流)とAC(交流)の2種が出ていますが、1959年登場の金太郎塗バージョンはDC仕様のみと思われます。








★カワイモデル都電「金太郎塗」3種の並び
何れも現存数の少ないカワイの金太郎塗3種の並び






カワイモデルと同じ須田町交差点近くに店舗を構えるケンクラフト企画/販売のロシア製St.Petersburg Tram collection Ref.106の日本型Oゲージ1/45スケールの都電6149(限定50両生産品)金太郎塗10系統「須田町」行との並び。








St.Petersburg Tram collection の6149は無動力ながら同じOスケールのムサシノモデル製よりも細部の仕上がりは良い印象。







★オマケ(その1): 鉄道模型趣味(TMS) 2026年4月号 No.1011
2026年3月19日(木)発売。税込定価1100円。


今月号も盛沢山の内容ですが、とりわけ、自動車/鉄道2刀流の元祖いのうえ・こーいちさんのインタビュー記事が目を惹きます。


いのうえ・こーいちさんは何故か年齢非公開ながら1970年代から活躍されてきたことから筆者よりは大分年上と思いますが、断捨離はしない!と言われているのには驚きます。昭和一桁のミニカーコレクション界の先輩と同様に死ぬまでモノは処分しないという生き方が元気でいるための秘訣といったところでしょうか。




★オマケ(その2): 今日のビートルズ「I Will」 1968
シングル化もされていないThe隠れた名曲といった立ち位置の1曲とも思いますが、並のコンポーザーなら代表曲としてもおかしくはないレベルの曲を溢れるように大量に生み出したポールはやはり凄いと思います。