★1950年つぼみ堂 三線式Oゲージ モハ81とクモユニ81の仲間たち ~ 横浜ワンダーランド | ポルシェ356Aカレラ

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★海外旅行代金と相部屋の話
2024年7月21日(日)の朝日新聞に某旅行会社のイタリア旅行の全面広告が掲載されていて、見るともなしに見ていると、同じ旅程ながら飛行機のクラスにより3種類もの料金が設定されていることに驚きました。シチリア島・南イタリア10日間の旅の2024年11月出発の場合の旅行代金はエコノミークラス約50万円、プレミアムエコノミークラス約102万円、ビジネスクラス約130万円と記載されており、ビジネスはエコノミーの2.6倍の料金設定となっており、これは戦前の日本の鉄道の上・中・下等(後の1・2・3等)の区分を連想しますが、私など根が貧乏性な所為かビジネスとエコノミーの差額80万円を払うなら、その浮いた資金でミニカーや鉄道模型でも買った方が余程良いと思ってしまいますが、更にどのクラスを選択した場合でも燃油サーチャージ約7万4000円と各種空港施設利用料・イタリア国内の宿泊税や他人との相部屋ではなく個室を希望する場合の追加料金(個室料金はプラス7万5000円)が掛かる旨が記載されています。
相部屋は当然男女ではなく同性同士のペアになるのだと思いますが、私はこの価格帯で全くウマの合わない知らない人と相部屋になって10日間我慢して過ごす位なら追加料金を払っても一人部屋の方がいいなと思いましたが、世の中には「1人は寂しいから相手がどこの誰であろうとも相部屋の方がいい」といった考え方の人も居てはるのでしょうか?

【質問】
皆さんは趣味も性格も合わない知らない人との相部屋でも全然OKですか?

さんまさんみたいに関西弁(←ここが重要、標準語は×)で喋りまくるオッサンと相部屋になったらちょっと面白いかも・・などと一瞬思いましたが、幾ら面白い人でも始終テンションが高いのは疲れるし、もし体臭がキツかったりイビキが凄かったりしたら嫌だしと色々考えると相部屋より追加料金を払ってでも1人の方がいいなあ、と私は思い直したのでした・・・☆☆



★閑話休題
という訳で、今日はえーっ!また鉄道記事?と言われそうですが、先週、先々週、先々々週に引き続き、鉄道関連のコレクションから、つぼみ堂のOゲージモハ81型と仲間たちをご紹介しますne☆☆☆



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★国鉄モユニ81型郵便荷物電車
1950(昭和25)年に湘南電車80系用に製造された郵便荷物電動車。国鉄初めての新造貨物電車で、全国の鉄道車両に模倣され一世を風靡したクハ86第2次型と同じ正面2枚窓の流線型の顔を前後に設け両運転台とし単行運転も可能とした車両です。
製造台数は僅か6両、1959(昭和34)年の称号規程改正の際にモユニ81からクモユニ81に改称しています。
クモユニ81形の中で飯田線での運用のため豊橋機関区(現在の豊橋運輸区)へ転属した3両は、1963(昭和38)年、郵便室を廃止し荷物室に振替える改造がクモユニ81004・81005・81006の3両を対象に浜松工場で施工され、クモニ83形(クモニ83101・83102・83103)に生まれ変わっています。





【1950年 国鉄モユニ81郵便荷物電車 主要諸元】
全長20000㎜・全幅2805㎜・全高4127㎜(屋根上3650㎜)・パンタ中心間隔13600㎜・台車 DT16


★形式図  (Webより転載)


解説




★つぼみ堂 三線式Oゲージ 自由型15m級 モハ81型 電車ボデー カタログ  (縦135×横170㎜)
カタログに発行時期の記載なしですが、1950年代半ば~後半の発行と推定。ジュニア向けに単行運転が出来るよう自由型15m級クハ86を両運転台化した製品で郵便荷物電車ではないものの、両運転台の湘南型という外観上の近似からモユニ81(クモユニ81)の形式名をアレンジした「モハ81型」を製品名にしています。塗り無しボディ、卸価格、小売価格の箇所には手書きかスタンプを押すという仕様だったのか残念ながら空欄となっており当時の価格が判りません。但し、このカタログでは「電車ボデー」と記載されていることから台車・モーター・パンタ・床下機器・電灯類は別途購入しユーザーまたは町の模型店が組み立てることを想定していたと思われます。



★つぼみ堂 三線式Oゲージ 自由型15m級 モハ86型 電車ボデー カタログ  (縦135×横170㎜)
片運転台のクハ86をジュニア向けに15m級とした車両。モーター付とモーター無の2両で走らせると良いと記載されています。カタログに掲載はありませんが、中間車モハ80のショーティーも少量市場に出ています。完成品は湘南色と関西急行色が市場に出ています。




★つぼみ堂 三線式Oゲージ 1/45スケール 自由型15m級 モハ81型 電車
全長約34㎝。上掲のカタログの現物。片運転台のモハ86よりこの両運転台のモハ81の方が現存数は少ない印象です。








ライセンス生産の日野ルノー(仏CIJ)と日産オースチンA40サマーセット(英DINKY)との並び。


赤いルノーはちょっと派手な感じの女性がドライバーのようです。






●つぼみ堂 Oゲージ 1/45スケール 自由型15m級 モハ81型(両運転台) とモハ86型(片運転台)の並び






●つぼみ堂 Oゲージ 1/45スケール 自由型15m級 モハ86型(片運転台・関西急行色/湘南色)とモハ81型(両運転台)の並び





●つぼみ堂 Oゲージ1/45 自由型15m級 モハ81型(両運転台)と1/80カワイモデル・1/150 Nゲージの並び
全長は大きい順に34㎝・24㎝・13㎝。Nゲージは箱無のためメーカー不明(グリーンマックス?)ですが、よく見ると塗分けラインが乱れているため、キットを組立てて塗装した物なのでしょうか。










●つぼみ堂とカワイモデルのHOゲージ16番1/80 クモユニ81の並び
左:つぼみ堂、右:カワイモデル。つぼみ堂は恐らく1960年代、カワイモデルは1990年代のカワイ製クモユニ81末期の完成品。











★オマケ(その1): 2024年7月トミカ新製品
2024年7月20日(土)はトミカ新車発売の第3土曜日ということで、また一通り買ってきてしまいました(汗)。今月発売のレギュラー品(税込定価550円)が48番の1/59スケール日産スカイラインGT-R(R32)と100番レクサス IS 350 F SPORT(通常品:白、初回限定:グレイメタ)、トミカプレミアム(税込定価935円)が33番1/61スケール ランボルギーニ カウンタック LP400(通常品:赤、発売記念:オレンジ)、更に20日はトイザらス限定の1/57スケール ホンダ S660 カスタマイズデザイン仕様(税込実勢価格819円)も発売され全て1台ずつ買ってきてしまいました。個人的にレクサスは全く興味も縁もないクルマですが、これまでの習慣で何となく買ってしまい、買ってから失敗したと後悔。2010年以降のトミカで元々興味がないのに惰性で買ってしまった車種については殆どを売却していますが、通常品と初回限定を2台セットで出品しても2台で500円位で終わってしまうものもあり、基本的にはトミカは、売った際にはかなり損をしてしまう状況です(汗)。今後30年位寝かせておけば、損をしない程度にはプレミアが付くかもしれないとも思いますが、30年後には私がこの世には居ない可能性の方が高いでしょう(大汗)




カウンタックはヘッドライトとエンジンカバーの開閉アクション付♪




★オマケ(その2): アシェット・コレクションズ・ジャパン 1/8スケール富士重工業ラビット スーパーフローS601をつくる
1/8スケール富士重工業「スバル360をつくる」は次回発売の90号が最終回ですが、何とこのパンフレットをよく読むと「スバル360をつくる」の定期購読者は「自動的」に91号から140号までの「ラビットをつくる」(50号購読で10万円台前半?)に切り替わるとのこと。スバル360好きが100%ラビットを作る訳ではないのに、ラビットは要らない場合には別途キャンセルの手続きが必要というのは、少々強引な商法と思います。私はラビットは要らないため、早速キャンセルの電話をしようとしたら、何と土日祝日は電話受付けをしておらず2度閉口(汗)。








★オマケ(その3): 鉄道模型趣味(TMS) 2024年8月号 Vol.991
来年2025年5月号で通巻1000号となるTMSの8月号がこの週末に発売になっています(IMONでは17日頃発売)。最新号の両国の花火と夥しい人々のいるミニチュアの表紙写真を見て思わず胸キュンとなり、気付けば本屋さんのレジの列に並んでいたという人も多いことと思います。


1/80サイズの橋や船の造り込みと大勢の人々が配置されたミニチュアはインパクトがあります。


何だか似たような表紙を見たような既視感があり調べてみると、ちょうど35年前の1989(平成)元年のTMS8月号(Vol.518・画像左)の表紙が隅田川の花火大会の写真でした。




★オマケ(その4): 第117回 ワンダーランドマーケット
2024年7月21日(日)は横浜産貿ホール1Fでワンダーランドマーケットがあり、1時間強程度の短時間でしたが駆け足で見て来ました。


モノも人も多い会場


ブリキ。バンダイのS4グロリアは売れずに残っています。


プラモデル


収穫。米澤玩具のレール付2台電車セットは箱がかなり傷んでいますが、中味は新品同様のデット状態で3000円。鉄道系のブリキが安価で多数並んでいるテーブルがありました。画像のカタログ等の紙モノは、日本GMの1935年ポンティアック(当時の表記は「ポンテアク」)の日本語版16頁フルカラーの本カタ、1948年トヨペットトラックの4つ折カタログ(消防車・救急車・ルートバン等のバリエーション掲載有)、1952年いすゞカレンダー(B5判近似サイズ・12頁)、ロボットのような角ばった造形の1962年ダイハツ・ライトバス(A4判・1枚物)の4点。


1935年ポンティアックは1934年秋発行のため今年で満90歳のカタログですが、クーペやカブリオレは現在の目で見ても非常にスタイリッシュです。


路面電車風2両連結レール付セット(箱サイズ:縦19×横31㎝)


箱絵と同様に「遊園地」の行先表示を付けた路面電車風2両がゼンマイを巻くとガラレールの上を快走します。電車は概ね1/80スケール16番程度の大きさです。






★オマケ(その5): 今日のビートルズ「Honey Pie」(1968)
ポールの創った1920年代ディキシー・ジャズ風の1曲。


私のテキトーピアノ・バージョン