久しぶりにオ・スンフンくんの話題です。
メソッド以降ドラマや映画出演が続いていたスンフンくんですが…
舞台「エクウス」出演のニュースが入ってきましたね。
スンフンくんは2018年にもこの作品に出演しています。
ところで「エクウス」っていったいどんな劇?
と思って検索すると。
こんな画像ばっかり出てきます。
一体どんな話なんだよ…
エクウスはイギリスの戯曲家、ピーター・シェーファーによる戯曲。
タイトルのEquus(エクウス)というのは馬の学名だそう。
6頭の馬の目を潰した17歳の少年アランと精神科医ダイサートの対話をメインとした心理的なストレートプレイ(会話劇)のようで…
2007年にはイギリスでダニエル・ラドクリフがアランを演じ舞台上で全裸になった事も話題に。
この作品、劇団四季の上演でも有名です。
舞台をよく見る方は内容をご存知かもしれませんね。
韓国でも人気演目で何度も再演されているようです。
私はエクウスの内容を全く知らなかったので韓国版ビジュアルにはギョッとしました。
だってマッチョな男たちがSMチックな格好をしているので…
しかし。
この裸マッチョたち、実は「馬」なんですよね!
そう!人間がお馬さんを演じてるんです。
以下エクウスのあらすじです。
【ストーリー】
ある日、精神科医マーティン・ダイサートは、家裁判事から「少年を1人引き受けてくれないか」と依頼されます。
少年の名はアラン・ストラング。
その少年が6頭の馬の目をつぶすという奇怪な事件を引き起こしたと言うのです。
翌日、ダイサートのもとに連れてこられた17歳の少年アラン。
彼はダイサートの質問にまったく答えようとせず、ただコマーシャルソングを歌い続け、拒絶するのでした。
アランの心理の深層を突き止めようと、執拗に、また時には突き放すように対峙するダイサート。
一方、アランの母親や父親、彼が働いていた厩舎の経営者からの話をつなぎ合わせ、アランを取り囲む状況が次第に明らかになってゆきます。
宗教に反対する父親、息子をただ溺愛する母親。
両親の間に根付く矛盾、彼らの抑圧からアランの精神状態は不安定になっていたのです。
アランにとって馬は、幼い頃の経験から畏敬・信仰の対象であり、「神」にも等しい存在となっていたはず。
一体なぜ、その馬の目を突くような「異常な」行動に出たのか・・・?
アランは、ダイサートが自分の質問に答えるのなら、自分もダイサートの質問に答えても良いという条件を出します。
会話が進むうち、アランは初めて馬を意識した幼い頃の話を始めました。
事件の鍵を握っている年上の女性ジルとの出会い――。
少しずつ心を開きかけていたアランですが、彼女に関することになると、とたんに質問を受け付けなくなります。
再び心を閉ざした彼は逆にダイサートへ厳しい質問を投げかけます。
ダイサートもまた、孤独な人間でした。
自身の問題に心の内奥では気づいていたものの、精神科医という立場上、それに直面することを避けてきました。
最後の戦いに臨む決心をしたダイサートは、アランの心の謎を一つひとつ解いていきます。
しかし、アランを苦悩から解き放つ過程で、ダイサートの心には大きな疑問が生じるようになります。
事件の真相が明らかになったとき、ダイサートの胸に去来するものとはいったい・・・?引用サイト
正直このあらすじだけ読んでもどこが見どころかハッキリしないですよね。
そこで私も色々ネタバレ記事など読んでみたんですが…
どうやらこのアラン少年、馬に異常なほどの愛を感じているようなんですね。
年上の女性に誘惑されて事に及ぼうとするがうまくいかない。そしてそれを美しい馬たちに見られていた、というのがこの事件のきっかけとなるわけです。
そしてその馬を演じるのが「たくましい筋肉美の男性たち」
…というところがまさに私ら的な見どころ!?ではないですかね。
戯曲は日本語訳が出版されています。
韓国語が分からなくても原作を読んで行けばある程度理解できるかも。
スンフンくんファンの方!ぜひ渡韓して観劇してきてほしいです。
私、スンフンくんはこういう難しい役を演じてこそ光る役者さんだと思うんですよ。
少年アランの愛、性、そして狂気。
まさにスンフンくんの本領発揮となる舞台では?
ぜひ見た感想を教えてほしいものです。
舞台で生まれる空気感や役者さんたちのエネルギーから見た人それぞれの解釈が生まれる作品って気がしますよね。
見応えありそう。
私も一人でさらりと韓国に行かれる身なら絶対見たかった…
今回「エクウス」を色々調べてこの作品にかなり興味が湧きました。
もし今後日本で公演されるような事があったら見たいなぁと思います。