POM-C-ISM ~松木円宏のブログ~ -10ページ目

POM-C-ISM ~松木円宏のブログ~

俳優・松木円宏の個人ブログ。
日々、この広い世界に小さな足跡を残していくのです。

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今回は画家の話ということで、油絵の指導をして頂くべく画家・森山亜希さんに来て頂きました。
バナナをモチーフに目の前でデモンストレーションして頂いたのですが、真っ白いキャンバスがみるみるうちにその姿を変えていく。
色の濃い赤や青など、バナナからはなかなか想像もつかない色が塗り重ねられて、それが美しい一枚の絵になっていく。
経験と蓄積された技術のなせる技であり、その一挙手一投足に役者たちは釘付けになりました。

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多くの質問に答えてもらうことができ、役者にとっての役作りはもちろん、演出のヒントも頂けたように思う。
取材も兼ねた有意義な時間を過ごすことができました。
森山亜希さん、本当にありがとうございました!!


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さて、肝心の芝居もここからです。
詰めて行かないといけないことがまだたくさんある。
不安の払拭にしても、モチベーションを高めるにしても、まずは自分から動いて行かないとな。
毎度戦いです。
頑張っていかねば。

パソコン開いて延々執筆にカタカタやっている日々です。
改訂する候補の台詞やシーンは青い文字にし、書き直したら赤にする。
わかりやすいようにそんなことを繰り返しているのですが、稽古をすればあぁもう少しここはクッションが欲しいだなんだ思って、青が増えてはまた赤へ……と、そんなことを続けていく。
毎回難産ではありますが、ようやく青文字がなくなりまして、そりゃ稽古やってりゃ変更は出てくるでしょうが、一先ずこれで行こうというものができました。
これでようやく他の仕事ができるぜぃ。

ポムでは公演の度に素敵な役者が集まってくれる。
ホントは役者紹介をしたいのだけど、自分の仕事が終わらないのが最大の難関。
余裕は作りたいものですね、そこは何とか努力していきたい。
せめて挑戦はするか。
よし、稽古場で役者の写真を撮ることから始めよう。

何にしても本番まで三週間を切りました。
是非観に来てくださいね!



『色のない虹』のご予約はこちらから


是非!!


ポムカンパニー8th effect
『色のない虹』

脚本・演出:松木円宏 

世界はいったい いくつの色で出来ているんだろう。
私の目に映る世界はこんなにも真っ暗で、霞んでいく記憶だけが唯一の灯。
それが私のすべて。これからはそれだけが私のすべて。
まるで色のない虹を見てるみたいだ。

【日時】
2014年10月30日(木)~11月3日(月・祝)

【公演日程】
30日(木)   /19時半
31日(金)   14時/19時半
1日(土)  14時/18時半
2日(日)   14時/18時半
3日(月・祝)14時

※受付開始は開演45分前、 開場は開演30分前を予定しております。
ロビーはございませんのでご了承ください。

【料金】
(日時指定・全席自由)
前売3200円/当日3500円

【劇場】
下北沢シアター711

〒155-0031 東京都世田谷区下北沢1-45-15
TEL:03-3469-9711
小田急線/京王井の頭線「下北沢」駅より徒歩6分
http://www.honda-geki.com/map.html


【キャスト】 
金馬貴之(マリエ・エンタープライズ(株))
升望(プロ・フィット)
丸本陽子(DanceCompanyMKMDC)
箕輪達昭(T1project)
澤木柚季江
山下雄資((株)エー ライツ)
高向弥生
吉田由布子(現代制作舎)
金子麻里也(ファーイーストカンパニー)
鈴木達也(海市(kaishi)‐工房)
吉田千絵(シグナルズ)
清水斐子
辰巳雅子(別世界カンパニー)
芹川翔
松木円宏


【スタッフ】  
脚本・演出:松木円宏
舞台監督:武田佐京
舞台美術:田中新一(東京メザマシ団)
照明:中川明日香(株式会社コローレ)
音響:齋藤瑠美子
宣伝美術:杉浦慶子(演劇集団 円)
撮影:イマイトシヒロ
演出部:丸本陽子 箕輪達昭 野宮有姫(企画団体シックスペース)
協力:お茶の間ゴブリン
企画・製作:ポムカンパニー


『色のない虹』のご予約はこちらから



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『色のない虹』の稽古が始まっております。
最近はみんな体調が悪いから神社にお参りでも行ってこようかなぁと、初稿も上がらずどの口がそう言うのか。
しかしながら自分の背中を叩くという意味でもね、気を引き締めたいと言うか、そんな気持ちがあります。

今週は、次回出演の金馬貴之さん、箕輪達昭さん、辰巳雅子さんがそれぞれ本番ということで稽古には全員がまだ揃っていない。
それでも次回からほぼ合流の流れとはなる。
できることからやるしかないし、まずは台本上げるのが一番みんなテンションあがると思ってる。
何より目標が定まる。
このラストへ全員で持っていくのだと。

今回もまた多くのスタッフさんに助けてもらっている。
舞監さんも美術さんも気になることがあればこれはどうかとアイデアを持ち込んでくれるし、演出部の丸本陽子さんは役者だけでなく、衣裳・裏方にも多くの気を配ってくれている。
演劇集団円の杉浦慶子さんのチラシはやっぱりいつ見ても素敵で、企画団体シックスペースの野宮有姫さんが雑務だけでなく宣伝にも力を注いでくれている。
役者のみなさんのご尽力も多く、つまり僕が頑張る必要が相当ある。
僕らが届ける物語を、関わる全ての人たちに応えるためにもより良いものに。

芝居の話を少ししよう。完全な雑記ですが。

脚本を書くとそのセリフの旋律がわかる。それがよくわかる、そりゃ自分が書いているから。
さらに演出もやるとなると、その世界はやはりより濃く僕の目に映っている。
台詞の音もテンポも、見せ方、空間も密度も、これがこのように描かれるべくしてあるというようなものたち。

「演技に正解はない」とは誰が言った言葉だろう。
それはある種の自由なのかもしれないが、それがあくまで「技」であるということは忘れてはならない。
その言葉の表面だけを取って、都合のいいように解釈してしまってはいけない。
僕らには本があり、そこには特殊な解釈を持ち込まない限り、その物語におけるある一定の正解はあるはずと信じる。
解釈や構成を変えればそれはそれで、またその旋律の正解がある。
始まりがあり、終わりがあるのだ。
そして、その正解という制約がある中での演技の自由とは、とても繊細で神経が指の先まで行き届くほどの奥深い自由なのでないかと想像する。
台本と役者の関係は、譜面とピアニスト、振りとダンサー、対象に対しての写真家・画家の関係にほぼ同じと言っていい。
僕らがそのある種の「型」にハマったとき、さてどうそこに立つか。

言うは易し、ここからです、僕。


『色のない虹』のご予約はこちらから
https://ticket.corich.jp/apply/58402/


是非!!


ポムカンパニー8th effect
『色のない虹』

脚本・演出:松木円宏

世界はいったい いくつの色で出来ているんだろう。
私の目に映る世界はこんなにも真っ暗で、霞んでいく記憶だけが唯一の灯。
それが私のすべて。これからはそれだけが私のすべて。
まるで色のない虹を見てるみたいだ。

【日時】
2014年10月30日(木)~11月3日(月・祝)

【公演日程】
30日(木)   /19時半
31日(金)   14時/19時半
1日(土)  14時/18時半
2日(日)   14時/18時半
3日(月・祝)14時

※受付開始は開演45分前、 開場は開演30分前を予定しております。
ロビーはございませんのでご了承ください。

【料金】
(日時指定・全席自由)
前売3200円/当日3500円

【劇場】
下北沢シアター711

〒155-0031 東京都世田谷区下北沢1-45-15
TEL:03-3469-9711
小田急線/京王井の頭線「下北沢」駅より徒歩6分
http://www.honda-geki.com/map.html


【キャスト】 
金馬貴之(マリエ・エンタープライズ(株))
升望(プロ・フィット)
丸本陽子(DanceCompanyMKMDC)
箕輪達昭(T1project)
澤木柚季江
山下雄資((株)エー ライツ)
高向弥生
吉田由布子(現代制作舎)
金子麻里也(ファーイーストカンパニー)
鈴木達也(海市(kaishi)‐工房)
吉田千絵(シグナルズ)
清水斐子
辰巳雅子(別世界カンパニー)
芹川翔
松木円宏


【スタッフ】  
脚本・演出:松木円宏
舞台監督:武田佐京
舞台美術:田中新一(東京メザマシ団)
照明:中川明日香(株式会社コローレ)
音響:齋藤瑠美子
宣伝美術:杉浦慶子(演劇集団 円)
撮影:イマイトシヒロ
演出部:丸本陽子 箕輪達昭 野宮有姫(企画団体シックスペース)
協力:お茶の間ゴブリン
企画・製作:ポムカンパニー


『色のない虹』のご予約はこちらから
https://ticket.corich.jp/apply/58402/
ポムカンパニー8th effect『色のない虹』の顔合わせが先日あり、ようやく始まったなぁという感じです。
今回集まってくれたこの座組みと共にまた一本舞台を創っていきます!
初稿は残念ながらまだ上がらずですが、毎度のこと最後まで足掻き、納得できるものにすべく改稿を重ねていきたいなと。
みんな忙しく全員じゃないですが、飲み会の席にて。

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ちなみに今回は顔合わせにチラシが間に合うという・・・
世の劇団では当たり前かもしれませんが、ようやく少し大人になったということでしょうか。
強力なサポーターである演出部もついておりますので、力を借りつつ本番まで突っ走っていきたいと思います。

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そしてそして、このチラシも是非見てみてください。
ポムでいつもチラシデザインを手がけてくれる演劇集団円の杉浦慶子さんが描いてくれたもの。
ポムカンパニーとその作品に寄り添ってくれる彼女だからこその表現だなと思います。
たった四行の文章から主に連想したとのことですが、想像を超えて表現してくれることの喜びといったらないですね。

さぁ、ここから頑張っていきますよ!

皆様、是非ご来場くださいませ!

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時間が経つと更新せずに終わる。
その時々すぐ動ける、もしくは熟考して決断できるのが、何をするにしても強いのだと思いますね。

先日下北沢にポムでお馴染み戦友の金馬貴之さんの芝居を観劇。
ちなみに、5月のOi-SCALEオムニバスで、古山憲太郎さんの『息子』を共同脚本・演出として関わった守富龍人さんも出演されていました。
輪の広がった公演だったのだなと改めて思いますね。

写真は終演後少しお話する時間を設けてくれた金馬さんとのツーショット!
短い時間ながら、観劇した芝居の話から次回ポムの話、今後の話まで幅広くできました。
会って話すだけですごくプラスのパワーを貰える。
これを「人間性」という一言で一般的に片付けられてるような気がしますが、こういう人がつまり、周りに良い影響を与える人なのであり、いつまでも共に居たいと思える人なのだと思いますね。

さぁ、今日も執筆!!

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役者殺すにゃ刃物はいらぬ

ものの三度も褒めりゃいい


歳を重ねると理解した気になることがある。
ダメ出しが若手より減ることも多い。
そして厄介なことに、自分ができていると思い込んでくることも。

もちろん出来ている可能性もあって、その時は演出家の要望に応えられているのだろう。
でも、自分でできていると思ったら、自分だけが思い込んでその執着にも似た自己肯定から抜け出せなくなったら終わる。
褒めて伸びる人もいるだろう、そりゃ嬉しくもなるだろう、でもそこで歩みをいつの間にか止めてしまうのは役者だ。

ストイックで、受け入れる器が大きい人は、いつだって挑戦し続けている。
褒められることなど望まない、できて当たり前、素晴らしいと唸らせて当たり前だから。
それでもまだ先があると探し続けるのが当たり前だから。

役者に限らない。

自戒と、己への鼓舞の念を込めて。
執筆活動に追われる毎日です。
一日何杯コーヒー飲んでるんだろう(笑)
顔合わせまでに初稿間に合うかなぁ。
間に合わせないとなぁ、うん。

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ポムではお馴染みのメンバーに加え、新たに参加して下さる役者さん多数。
一緒にやりたいと思っていた人も何とか口説き落とし、これは板の上でどんな物語を紡いでいけるのかと楽しみです。
総勢15名のそこそこ大所帯、プレッシャーもハンパないですな。
あとはその基盤となる物語ですね。
是非楽しみにしていてください◎


ポムカンパニー8th effect
『色のない虹』

脚本・演出:松木円宏 

世界はいったい いくつの色で出来ているんだろう。
私の目に映る世界はこんなにも真っ暗で、霞んでいく記憶だけが唯一の灯。
それが私のすべて。これからはそれだけが私のすべて。
まるで色のない虹を見てるみたいだ。

【日時】
2014年10月30日(木)~11月3日(月・祝)

【公演日程】
30日(木)        /19時半
31日(金)   14時19時半
 1日(土)    14時18時半
 2日(日)    14時18時半
 3日(月・祝)14時

※受付開始は開演45分前、 開場は開演30分前を予定しております。
ロビーはございませんのでご了承ください。

【料金】
(日時指定・全席自由)
前売3200円/当日3500円


【劇場】
下北沢シアター711

〒155-0031 東京都世田谷区下北沢1-45-15
TEL:03-3469-9711
小田急線/京王井の頭線「下北沢」駅より徒歩6分
http://www.honda-geki.com/map.html


【キャスト】 
金馬貴之(マリエ・エンタープライズ(株))
升望(プロ・フィット)
丸本陽子(DanceCompanyMKMDC)
箕輪達昭(T1project)
澤木柚季江
山下雄資((株)エー ライツ)
高向弥生
吉田由布子(現代制作舎)
金子麻里也(ファーイーストカンパニー)
鈴木達也(海市(kaishi)‐工房)
吉田千絵(シグナルズ)
清水斐子
辰巳雅子(別世界カンパニー)
芹川翔
松木円宏


【スタッフ】  
脚本・演出:松木円宏
舞台監督:武田佐京
舞台美術:田中新一(東京メザマシ団)
照明:中川明日香(株式会社コローレ)
音響:齋藤瑠美子
宣伝美術:杉浦慶子(演劇集団 円)
撮影:イマイトシヒロ
演出部:丸本陽子 箕輪達昭 野宮有姫(企画団体シックスペース)
協力:お茶の間ゴブリン
企画・製作:ポムカンパニー



久しぶりの更新となりました。
ツイッターではちょいちょいつぶやいたりしているのですが、ブログはめっきりでしたね。
自分のブログなのに久しぶりに見てみたら、お茶の間ゴブリンの公演もいつの間にやら終わっているし、今何やっているのかまったくわからない……みたいな状態(苦笑)
情報の発信は大事なのについつい疎かにしてしまう。
書こうとなると気合いを入れてしまうのがいけないんでしょうね。


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今更どころの騒ぎではないですが、お茶の間ゴブリン『朱の半宵』ご来場ありがとうございました。
外部での脚本・演出ということで、色んなことに挑戦させてもらい、自分の中で多く得たものがありました。
素敵な出会い、実りある役者との対話は、今後の自分にも良い影響があったと思うし、演出をやりながら改めて役者という仕事について考えるきっかけにもなりました。
団体、関わった役者、今後のご縁もあるかと思いますので、皆様も是非お楽しみに。


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さて、公演が終わってからは10月末にあるポムカンパニーの公演準備です。
お陰様でワークショップも盛況に終わり、今は日々いろんな作品や書物に触れ、時に出掛け、インプットとアウトプットを繰り返す毎日。
まだまだ次回作のカタチは見えてこないものの、気持ちは大いに高まっております。

一本公演を打つということは、多くの人を巻き込みます。
しかしながらそれらは一方的なものではなく、すべて双方向性である必要がある。
創作のエネルギーが足りないというのは、作品に関わる資格がないと判断される。
みんなが周りを見るように、周りも思っている以上に自分のことを観察し、判断しているのが演劇の世界であるように思います。
そして一回一回が本当に勝負。
余所見をしている暇なんてない。

海外の良質の映画のメイキングなんかを見ていると、その言葉から、仕事の結果から、どれだけの時間と労力を費やしているかがわからないぐらい費やしている。
各分野、それが生半可なものでないから、想像を超える結果を出してくるからこそ、仕事として依頼が来る。
それでいて他者を敬う心があるし、自然と敬えるだけの人物たちが集まっている。

何もせずして得られるものは何もない。
次の現場でも、今あるもの全てぶつけていこうと思う。


ふとした瞬間に、演劇を始めた頃の、余計なものがない、ただ純粋に自分の役や作品創りに取り組んでいる役者たちの姿を思い出した。

役の何たるかも作品の何たるかもまったくわからなかったような時期に、ただガムシャラに取り組み、稽古場で自分という役者がどう在るかを示す。
誰よりも先に台詞を入れ、誰よりも集中し、演出家や先輩の芝居を見て、その声に耳を傾け、言われたことは全力でやり、疲れた態度など微塵も見せず、一つでも多く吸収して、一日でも早く追い抜いてやろうと、そんなことを繰り返しながら己の蓄積としていく。
その純度において役者は熱を帯び、放出し続けていたように思う。

俳優は孤独な仕事である。
俳優に限らない、表現するにあたり、孤独でないホンモノがどこにいようか。
吐き気がするほど自分の役を考えて、具体的な表現をいかにすべきか突き詰める。
俳優の評価は、稽古場でも板の上でも、そこに費やした労力、頭と身体と感覚による試行錯誤の質と量にこそ与えられる。

人にも環境にも依存の余地などない。

戦うのは常に自分。




お茶の間ゴブリン3rd Tempest
『朱の半宵 -アケノハンショウ-』

原案:升 望
脚本・演出:松木円宏



■物語
遠い昔、まだ森羅万象に神が宿ると強く信じられていた頃、とある山で噴火が起きた。
麓の村ではそれを神の怒りとして、一人の女を生贄に差し出すことを決める。
やがて激しくなる地鳴りの中、ただ死を待つ女の目に飛び込んで来たのは白い蛇だった。
女の祈りは蛇とその魂を共にし、宿りしモノは妖怪へとその姿を変えた。

時は過ぎて現代。
村は祭りで大騒ぎ、朱をくぐりて「あやかし」踊る。
人に紛れて、神に隠され、因果の歯車 動き出す。
妖怪となり生き続ける蛇と、神隠しに遭った一人の女との出会いから、この物語は始まる。


■出演
岡村佳代子
奥原ひとみ(メディアゲート)
加藤真由美
丸本陽子(Dance Company MKMDC)
宮下 奏(Zelfstandig)
塩田良平
升 望(プロ・フィット)
月岡 鈴
伊藤 真
澤木柚季江
桑原勝行(劇団桟敷童子)
三澤行寛(東京ポップシップ)
斉木テツ(斉伸堂)
中村勇矢
小川大二郎(劇団BOOGIE☆WOOGIE)
(背の順)


■公演日程
2014年8月6日(水)~10日(日) 全7公演
8/06(水)19:00
8/07(木)19:00
8/08(金)14:00/19:00
8/09(土)14:00/18:00
8/10(日)14:00
※ロビー開場は1時間前、客席開場は30分前を予定しております。


■料金 (日時指定・全席自由)
前売 3,500円 / 当日 4,000円
※浴衣でご来場のお客様は500円引き!(甚平・作務衣・ビキニも可)


■劇場
日暮里d-倉庫 (JR日暮里駅より徒歩7分)
荒川区東日暮里6-19-7-2F
03-5811-5399


■スタッフ
脚本・演出:松木円宏(ポムカンパニー)
舞台監督:武田佐京
舞台美術:田中新一(東京メザマシ団)
音響:齋藤瑠美子
照明:ESPミュージカルアカデミー
振付:中川真希
歌:Meg
撮影:イマイトシヒロ
宣伝美術:杉浦慶子(演劇集団 円)
ロゴデザイン:オールライトグラフィックス
グッズデザイン:nakaseruna
企画・製作:お茶の間ゴブリン


松木へのご予約はコチラ(←クリック)



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この10日ほど、お茶の間ゴブリンの演出・脚本準備をしながら、東京芸術劇場が主催したイラン・レイシェルさんのWSに参加しておりました。
一週間に渡って、午前中にはじっくり丁寧にアレクサンダーテクニークを学び、午後にはアニマルエクササイズを行っていく。
初めてだらけのことで、勉強になったのはもちろんのこと、多くの気づきを頂き、可能性を広げ、自分の考えを受ける前よりも一層深いものにしてくれた濃密な時間でした。
WSが終わった今も、気づけば身体を意識するようになっているし、視界がクリアになっているように思う。
稽古との同時進行だったので夜あまり眠れなかったが、楽しくて起きていられる限り起きていたかった。

そうそう、最終日には突然あの野田秀樹さんが来て(笑)
アニマルエクササイズの発表前にいらしたのだけど、もう心拍数がこんなにも上がるものかと。
それでも間近で野田さんを見られたことで、その瞬間に多くの観察をしている自分がいて、気づいた部分もあって、ある種の得心もいって、最後の最後まで有意義な時間でした。

外に出ること、学び続けることの、何と素晴らしいことか。

この経験を、これからの自分と、目の前のゴブリンに注ぎ込めたらと思う。


お茶の間ゴブリン3rd Tempest
『朱の半宵 -アケノハンショウ-』

原案:升 望
脚本・演出:松木円宏



■物語
遠い昔、まだ森羅万象に神が宿ると強く信じられていた頃、とある山で噴火が起きた。
麓の村ではそれを神の怒りとして、一人の女を生贄に差し出すことを決める。
やがて激しくなる地鳴りの中、ただ死を待つ女の目に飛び込んで来たのは白い蛇だった。
女の祈りは蛇とその魂を共にし、宿りしモノは妖怪へとその姿を変えた。

時は過ぎて現代。
村は祭りで大騒ぎ、朱をくぐりて「あやかし」踊る。
人に紛れて、神に隠され、因果の歯車 動き出す。
妖怪となり生き続ける蛇と、神隠しに遭った一人の女との出会いから、この物語は始まる。


■出演
岡村佳代子
奥原ひとみ(メディアゲート)
加藤真由美
丸本陽子(Dance Company MKMDC)
宮下 奏(Zelfstandig)
塩田良平
升 望(プロ・フィット)
月岡 鈴
伊藤 真
澤木柚季江
桑原勝行(劇団桟敷童子)
三澤行寛(東京ポップシップ)
斉木テツ(斉伸堂)
中村勇矢
小川大二郎(劇団BOOGIE☆WOOGIE)
(背の順)


■公演日程
2014年8月6日(水)~10日(日) 全7公演
8/06(水)19:00
8/07(木)19:00
8/08(金)14:00/19:00
8/09(土)14:00/18:00
8/10(日)14:00
※ロビー開場は1時間前、客席開場は30分前を予定しております。


■料金 (日時指定・全席自由)
前売 3,500円 / 当日 4,000円
※浴衣でご来場のお客様は500円引き!(甚平・作務衣・ビキニも可)


■劇場
日暮里d-倉庫 (JR日暮里駅より徒歩7分)
荒川区東日暮里6-19-7-2F
03-5811-5399


■スタッフ
脚本・演出:松木円宏(ポムカンパニー)
舞台監督:武田佐京
舞台美術:田中新一(東京メザマシ団)
音響:齋藤瑠美子
照明:ESPミュージカルアカデミー
振付:中川真希
歌:Meg
撮影:イマイトシヒロ
宣伝美術:杉浦慶子(演劇集団 円)
ロゴデザイン:オールライトグラフィックス
グッズデザイン:nakaseruna
企画・製作:お茶の間ゴブリン


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