ツイッターではちょいちょいつぶやいたりしているのですが、ブログはめっきりでしたね。
自分のブログなのに久しぶりに見てみたら、お茶の間ゴブリンの公演もいつの間にやら終わっているし、今何やっているのかまったくわからない……みたいな状態(苦笑)
情報の発信は大事なのについつい疎かにしてしまう。
書こうとなると気合いを入れてしまうのがいけないんでしょうね。
今更どころの騒ぎではないですが、お茶の間ゴブリン『朱の半宵』ご来場ありがとうございました。
外部での脚本・演出ということで、色んなことに挑戦させてもらい、自分の中で多く得たものがありました。
素敵な出会い、実りある役者との対話は、今後の自分にも良い影響があったと思うし、演出をやりながら改めて役者という仕事について考えるきっかけにもなりました。
団体、関わった役者、今後のご縁もあるかと思いますので、皆様も是非お楽しみに。
さて、公演が終わってからは10月末にあるポムカンパニーの公演準備です。
お陰様でワークショップも盛況に終わり、今は日々いろんな作品や書物に触れ、時に出掛け、インプットとアウトプットを繰り返す毎日。
まだまだ次回作のカタチは見えてこないものの、気持ちは大いに高まっております。
一本公演を打つということは、多くの人を巻き込みます。
しかしながらそれらは一方的なものではなく、すべて双方向性である必要がある。
創作のエネルギーが足りないというのは、作品に関わる資格がないと判断される。
みんなが周りを見るように、周りも思っている以上に自分のことを観察し、判断しているのが演劇の世界であるように思います。
そして一回一回が本当に勝負。
余所見をしている暇なんてない。
海外の良質の映画のメイキングなんかを見ていると、その言葉から、仕事の結果から、どれだけの時間と労力を費やしているかがわからないぐらい費やしている。
各分野、それが生半可なものでないから、想像を超える結果を出してくるからこそ、仕事として依頼が来る。
それでいて他者を敬う心があるし、自然と敬えるだけの人物たちが集まっている。
何もせずして得られるものは何もない。
次の現場でも、今あるもの全てぶつけていこうと思う。