芝居漬けの日々 | POM-C-ISM ~松木円宏のブログ~

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俳優・松木円宏の個人ブログ。
日々、この広い世界に小さな足跡を残していくのです。

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この10日ほど、お茶の間ゴブリンの演出・脚本準備をしながら、東京芸術劇場が主催したイラン・レイシェルさんのWSに参加しておりました。
一週間に渡って、午前中にはじっくり丁寧にアレクサンダーテクニークを学び、午後にはアニマルエクササイズを行っていく。
初めてだらけのことで、勉強になったのはもちろんのこと、多くの気づきを頂き、可能性を広げ、自分の考えを受ける前よりも一層深いものにしてくれた濃密な時間でした。
WSが終わった今も、気づけば身体を意識するようになっているし、視界がクリアになっているように思う。
稽古との同時進行だったので夜あまり眠れなかったが、楽しくて起きていられる限り起きていたかった。

そうそう、最終日には突然あの野田秀樹さんが来て(笑)
アニマルエクササイズの発表前にいらしたのだけど、もう心拍数がこんなにも上がるものかと。
それでも間近で野田さんを見られたことで、その瞬間に多くの観察をしている自分がいて、気づいた部分もあって、ある種の得心もいって、最後の最後まで有意義な時間でした。

外に出ること、学び続けることの、何と素晴らしいことか。

この経験を、これからの自分と、目の前のゴブリンに注ぎ込めたらと思う。


お茶の間ゴブリン3rd Tempest
『朱の半宵 -アケノハンショウ-』

原案:升 望
脚本・演出:松木円宏



■物語
遠い昔、まだ森羅万象に神が宿ると強く信じられていた頃、とある山で噴火が起きた。
麓の村ではそれを神の怒りとして、一人の女を生贄に差し出すことを決める。
やがて激しくなる地鳴りの中、ただ死を待つ女の目に飛び込んで来たのは白い蛇だった。
女の祈りは蛇とその魂を共にし、宿りしモノは妖怪へとその姿を変えた。

時は過ぎて現代。
村は祭りで大騒ぎ、朱をくぐりて「あやかし」踊る。
人に紛れて、神に隠され、因果の歯車 動き出す。
妖怪となり生き続ける蛇と、神隠しに遭った一人の女との出会いから、この物語は始まる。


■出演
岡村佳代子
奥原ひとみ(メディアゲート)
加藤真由美
丸本陽子(Dance Company MKMDC)
宮下 奏(Zelfstandig)
塩田良平
升 望(プロ・フィット)
月岡 鈴
伊藤 真
澤木柚季江
桑原勝行(劇団桟敷童子)
三澤行寛(東京ポップシップ)
斉木テツ(斉伸堂)
中村勇矢
小川大二郎(劇団BOOGIE☆WOOGIE)
(背の順)


■公演日程
2014年8月6日(水)~10日(日) 全7公演
8/06(水)19:00
8/07(木)19:00
8/08(金)14:00/19:00
8/09(土)14:00/18:00
8/10(日)14:00
※ロビー開場は1時間前、客席開場は30分前を予定しております。


■料金 (日時指定・全席自由)
前売 3,500円 / 当日 4,000円
※浴衣でご来場のお客様は500円引き!(甚平・作務衣・ビキニも可)


■劇場
日暮里d-倉庫 (JR日暮里駅より徒歩7分)
荒川区東日暮里6-19-7-2F
03-5811-5399


■スタッフ
脚本・演出:松木円宏(ポムカンパニー)
舞台監督:武田佐京
舞台美術:田中新一(東京メザマシ団)
音響:齋藤瑠美子
照明:ESPミュージカルアカデミー
振付:中川真希
歌:Meg
撮影:イマイトシヒロ
宣伝美術:杉浦慶子(演劇集団 円)
ロゴデザイン:オールライトグラフィックス
グッズデザイン:nakaseruna
企画・製作:お茶の間ゴブリン


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