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POM-C-ISM ~松木円宏のブログ~

俳優・松木円宏の個人ブログ。
日々、この広い世界に小さな足跡を残していくのです。

ポムでお世話になっている金馬貴之さんと道又菜津子さんの稽古場発表にお邪魔してきました。
上質の二人芝居で、作品はこれまたずっと芝居で関わってきているミルクディッパーの碧田直さんの作品。
丁寧な脚本と芝居にたくさん感じるものがあり、見事に惹きつけられました。

見学者には初演を演じて、過去にポムにも出てくれた里村泉美さんと上田浩志くんの姿も。
発表が終わってから、飲みながらあれやこれやと芝居の話を。

今回の作品のことから、付き合いが長い分ポムの過去公演、一役者の話まで様々話をする。
付き合いは長くもお互いに妥協なく、だからこそ忌憚のない意見を言い合うことができるし、そんな話の流れで自分としても課題を持ち帰ることができた。
こういう仲間が傍にいる……本当にありがたいことですね。

ここからまた頑張っていきたいと思う!
さてさて、いろんなことが同時進行で進んでいたわけですが、
あまりブログを更新してなかったからWS以降の活動報告とか報告できてなかった(^^;)
少しずつですが、脚本の依頼が増えてきていて、何だか嬉しい限り。
ゆっくりしていられない、こういうときにもっと頑張らねばと思う次第です。

そんなこんなで・・・
ようやく次回、脚本・演出として関わらせて頂く公演、お茶の間ゴブリンさんの台本が一段落!
改めて長編作品の大変さを感じます。
もちろんまだ精査はしていかなきゃだし、稽古を重ねる中で変更もしていくだろうけど、ブログを書く余裕ができました(笑)

今回の座組み、はじめてご一緒させて頂く方々がほとんど。
そしてみなさんお忙しいから稽古期間がまだ1か月以上あるとは言え、けっこうシビアなスケジュール。
この時期からっていうのは大変かもしれませんが、当たり前に持っているモチベーションの高さを、さらに上げてかかる必要がありそうです。

今日の稽古ではずっと読みでやっていたものが、立ち稽古になっただけでイメージがかなり広がった。
こんなに頭の中で描いているものと違うんだと思うぐらい。
とても素晴らしい瞬間だったと感じる。
あーこうやって作品が立ちあがっていくんだなぁと。

きっと楽しんでもらえる作品になります!
是非お楽しみに(^▽^)


お茶の間ゴブリン3rd Tempest
『朱の半宵 -アケノハンショウ-』

原案:升 望
脚本・演出:松木円宏



■物語
遠い昔、まだ森羅万象に神が宿ると強く信じられていた頃、とある山で噴火が起きた。
麓の村ではそれを神の怒りとして、一人の女を生贄に差し出すことを決める。
やがて激しくなる地鳴りの中、ただ死を待つ女の目に飛び込んで来たのは白い蛇だった。
女の祈りは蛇とその魂を共にし、宿りしモノは妖怪へとその姿を変えた。

時は過ぎて現代。
村は祭りで大騒ぎ、朱をくぐりて「あやかし」踊る。
人に紛れて、神に隠され、因果の歯車 動き出す。
妖怪となり生き続ける蛇と、神隠しに遭った一人の女との出会いから、この物語は始まる。


■出演
岡村佳代子
奥原ひとみ(メディアゲート)
加藤真由美
丸本陽子(Dance Company MKMDC)
宮下 奏(Zelfstandig)
塩田良平
升 望(プロ・フィット)
月岡 鈴
伊藤 真
澤木柚季江
桑原勝行(劇団桟敷童子)
三澤行寛(東京ポップシップ)
斉木テツ(斉伸堂)
中村勇矢
小川大二郎(劇団BOOGIE☆WOOGIE)
(背の順)


■公演日程
2014年8月6日(水)~10日(日) 全7公演
8/06(水)19:00
8/07(木)19:00
8/08(金)14:00/19:00
8/09(土)14:00/18:00
8/10(日)14:00
※ロビー開場は1時間前、客席開場は30分前を予定しております。


■料金 (日時指定・全席自由)
前売 3,500円 / 当日 4,000円
※浴衣でご来場のお客様は500円引き!(甚平・作務衣・ビキニも可)


■劇場
日暮里d-倉庫 (JR日暮里駅より徒歩7分)
荒川区東日暮里6-19-7-2F
03-5811-5399


■スタッフ
脚本・演出:松木円宏(ポムカンパニー)
舞台監督:武田佐京
舞台美術:田中新一(東京メザマシ団)
音響:齋藤瑠美子
照明:ESPミュージカルアカデミー
振付:中川真希
歌:Meg
撮影:イマイトシヒロ
宣伝美術:杉浦慶子(演劇集団 円)
ロゴデザイン:オールライトグラフィックス
グッズデザイン:nakaseruna
企画・製作:お茶の間ゴブリン


松木へのご予約はコチラ
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さて、そして本日はポムのWSオーディション。
結局また新作短編を書いてしまった。
参加者が分散してしまって、今日が一番人数は少ないのですが、昼夜やる今日だけのための新作。
昼しか来られない人と夜しか来られない人がいるので、三人芝居を同じベースで2バージョン用意。
何か自分では普段書かない雰囲気になったなと思うけど、どうなんでしょうかね(笑)
でもこれもきっと僕なんですね。
または、ここからより僕色に染めるかですよね。
本日も楽しみであります!
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先日、パフォーミングギャラリー&カフェ絵空箱にて『眠る男』という作品を観劇。
ポムでもお世話になっている升望さん(左)と澤木柚季江さん(右)が出演。
ポムでも関わって頂いている丸本陽子さん、桑原勝行さんも客席にいたので、
観劇後はみんなで飲み。

役者にはある意味でシビアな舞台空間。
そこは鉄管を積み上げ、組み合わされたジャングルジムの中に役者が密集し、移動する。
すぐ隣には生演奏の楽隊。
かき消されまいと届ける役者の声と熱、それと同調しつつもここぞとばかりに主張する楽隊。
開場したその時既にパフォーマンスは始まっており、見どころは満載。
岸田理生の作品ということで、決してわかりやすい作品ではないですが、
観客としては作品を理解していくというより、演出によって押し出されたものの何に引っ掛かるかという印象。
わからないけど面白いというのは、生の舞台だからこそのものという気もして、何だか良いですね。
日曜はまで昼も夜も若干お席に余裕があるそうです。
お時間ある方は是非に◎


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道路が波打ってました。
ここ二日間は執筆で家から出ていなかったのですが、まさかここまでになっているとは。
車が通ると波のように水が迫ってくるのですが、そうなるとやっぱり何か怖かったですね。
足がびしょ濡れになる以上の、飲み込まれてしまいそうな怖さがありました。
そんな中で地に足つけて歩くというのは、やはり勇気がいることなのかもしれません。

さて、今月14、15日のポムWS締切まであと3日となりました。
お茶の間ゴブリン『朱の半宵ーアケノハンショウー』の書き直しが結構過酷で、16日の顔合わせまでに納得のいくものにしたくて、だからWSでまた新作書けるかは微妙ですが、最後まで諦めずに行きます。
皆様のご応募お待ちしておりますm(_ _)m

こりっち掲示板 ポムカンパニーオーディション情報

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ポムカンパニーのWSオーディション、終了致しました。
ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。

一日目は独白を中心に構成。
男女それぞれに二作品を用意。
自由度が高い作品、表現力が必要な作品をやってもらったのですが、同じ作品でいろんなアプローチ、表現を見ることができた。
僕としては、演出の方向性・考え方を、相互に理解できるような取り組みを心掛ける。

二日目は書き下ろしの新作を。
参加者の人数に合わせた20分の9人芝居。
当日なので台本を離すところまでは行かないけど、読み合わせ、配役発表、段取り、小返し、通し、さらに小返しをして発表できるところまで持っていった。
音の演出もつけて、一日で仕上げたとは思えないぐらい描きたいイメージに近づいたと思う。

個人的にも贅沢な時間だった。
本番を終えた後のような疲労感と充実感がある。
ここからキャスティングで、もちろん選ばなければならないのだけど、縁ができたなら今回でなくともいずれと思う。

何にしても進んでいきます。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

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ポムカンパニーでは201410月末からの公演に出演して頂けるキャストを募集致します。

2015年以降も公演を予定しており、今回の出会いが今後のご縁にも繋がれば幸いです。

 

◆オーディション対象作品

ポムカンパニー 8th effect 『タイトル未定』

脚本・演出 松木円宏

公演日程:20141030日(木)~113日(月・祝)

会場:下北沢シアター711

 

◆募集対象

・俳優・女優、共に若干名

※チケットノルマ2230枚程度あり(ノルマ以上のチケットバックあり)

 

◆応募資格  

・心身ともに健康な男女、情熱とプロ意識を持って創作に取り組める方

20149月中旬からの稽古~本番に参加できる方

※経験不問、ワークショップのみの参加も歓迎!

 

◆日時

2014530() 18:0021:30

2014531() 13:0021:30

※基本2日間通してのご参加をお願いします

※出演希望の方は②必須

 

◆ワークショップ内容

①シアターゲーム、コミュニケーション、ほか

②テキストを使った課題、グループ発表

 

◆場所

・豊島区周辺施設。

※詳細は参加者にのみお伝え致します。

 

◆参加費 

2000円(コマ数に限らず一律)

 

◆申込方法

pomcom0123☆gmail.com宛てに ※☆を@に換えてご利用ください

件名「オーディション参加希望」と明記の上、

下記内容をメールでお送りください。

 

1.名前(フリガナ)

2.所属劇団/事務所(あれば)

3.性別

4.生年月日(年齢)

5.芸歴(舞台・映画など)

6.ご連絡先電話番号

7.出演希望の有無

8.顔写真・プロフィール画像(写メでも可)

9.備考(特記事項あれば)

 

ポムカンパニーからの返信をもって応募完了とさせていただきます。

携帯電話への返信を希望される方は、上記アドレスの受信設定をお願いします。

ご不明な点はお気軽に同アドレス までお問い合わせください。

 

※締切⇒527()2200 沢山のご応募、お待ちしております!!

 

 

【松木円宏(まつきのぶひろ) ポムカンパニー主宰】

早稲田大学演劇倶楽部在籍時より小劇場を中心に出演作を重ねた後、自身の俳優活動のベースとすべくポムカンパニーを2010年に始動。役者兼演出を担当。つかこうへいや北村想など本流の演劇作品に実直に向き合い、俳優を生かす演出に好評を得る。近年は、オリジナル脚本執筆にも力を注ぎ、死生観をテーマに、影と光が生む心象のグラデーションを表現した様な繊細な劇世界を発信している。

Oi-SCALE企画公演「オムニバスofOiOivol4our favorite movies~」にご来場頂きまして誠にありがとうございました。

無事に千穐楽を終え、早速次に向けて動き出しております。

ご観劇頂いた皆様、心に何か残るものがあれば幸いです。


今回多くのことを学ぶ機会となり、Oi-SCALE主宰の林灰二さんには本当に感謝です。

脚本の執筆に関しても多くの発見と経験をもらえたし、初めてでいろんな所から集まった役者とのやり取りも勉強になった。

短い稽古時間でより密な意思疎通を図ろうと、自分の演技論(演出において役者の演技に求めること)を言語化できたことも大きかった。

経験と出会いは宝であるし、今回のご縁が今後に繋がればいいと思う。


また、『花とアリス』をテーマに描いた『スティップリング』は、10分という短い話であったが概ね好評を頂けたように思う。

何人にも言われたのは「観てみたくなったからこのあとレンタルしようと思います」という言葉。

この言葉を引き出せただけでも、オープニングの役割は果たせたのではないかと。


今回の公演でのことを糧に今後も精進していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します!


ありがとうございました!
早いことにもう千穐楽。
Bプログラムは日曜までありますけどね。

僕が描いた物語と、僕が演じる物語は、今日紡がれて、溶けて消える。

その日、その回、たった一度きりの時間、ご来場頂いた皆様に、今魅せられる最高のものを、と、いつも強く想っている。

背負えないなら、そこに在る必要はない。

そのことを、自身、肝に銘じたい。







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素敵なお花を頂きました!
こういうの本当に嬉しいですよね。
写真に気持ちまで乗っかればいいのに。

今回たくさん嬉しい言葉を頂いてます。
幸せなことだと思うし、それ以上に、色々頑張っていかなきゃと思います。
兎にも角にも千穐楽まではさらに上げていかなきゃだし、終わってからの活動も。

今後ともよろしくお願い致します!

頑張って参ります!!