(速報)縄文タラの丘と、琉球の辺戸モハーの断崖 ~初訪問アイルランドで30年ぶりの海外ドライブ1 | かんながら

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旅の記録です

 

 

明治神宮に虹がかかったり、いろいろあった。

 

 

で、振り返って同じ景色をみてたのは、たしか東京オリンピック2020の頃だったって思い出した。

ずっと虹がでるのよね。

転機に。

 

で、思い出したわけ。

明治神宮に虹がかかった日は、しろくまさんの散骨で北極に行ったときだったなって。

あれから4年。

わたしはあきらかに、この世にいなかった。

 

ま、そうだ。

美志摩かな、をやっていたんだから。

 

わたしは肉体を維持するために「美志摩かな」を繰り出してなんとか生き延びた。

「御用」をして。

記憶はなくなるのはわかっていたので、そのために起きたことをなるべく記録した。

 

それでも消えた現実はいくつかある。

それが「ひも世界」とか「多次元」って言われるのかもしれないんだけど、

何層にもある現実を生きたんだろうなってかんじる。

 

 

 

予想していたことではあったが、海と川の街で安住できそうだった仕事も、みえない世界からの「妨害」で暗雲が立ち込めてきた。

しろくまさんとのことも、「カオナシ」と「蛇(みーさん)」の代理戦争っていわれたことがあったけど、

今回は熊野がらみの人と対立させられている。

 

キレるのは相手の方で、今までの私だったらなんでも「はい」で回避してもう少し時間稼ぎをしたんだけど、

今回はもう時間がないので、理不尽に対して若いころジャンヌダルクはいらない、ってクビになったときみたいに、

論理的にノーをいった。

瀬織津姫さんたちへ、もう一度言っておくよ。

「はい」っていうのとか、「上司の言うことだから受け入れる」ってのは、同意なのだ。

「そうですね」も便利だったけど、自分は違うと思ってても相手は同意ととるからね。

あいまいにして引き延ばしてきたけどそろそろ限度だよ。

 

 

相手にはお気の毒と思う。

これも神々の戦いだとかんじるから。

だからけっこうな火花が散っている。

相手がわたしに恐怖しているのもかんじる。

 

 

でもきちんと律するべきところは律しないと、美しくないのよ。

いうべきことはいう、やるべきことはやる。

 

どうも、今、力をもっている人たちの中に、上にたつべき人にふさわしい帝王学をみにつけていない人がいる気がする。

お金とか権力って、しかるべき人がもたないと、ただの暴君になって世が荒れるじゃない。

 

売家と唐様で書く3代目、じゃないけど、

権力や財産だけひきついで、本来もっているはずの帝王学の方を身につけていないから、この世が荒れてきたのよ。

 

 

2代目は親の苦労を間近でみているからある程度は知っている。

3代目はおじいちゃんおばあちゃんとの関わりで知恵を引き継げているかかなり違う気がする。

 

政治の世界も財界も、みんなそうなんじゃないかな。

 

 

 

今年はスプレー菊が黄色だった。

もう一方は赤。

白と赤の組み合わせが多かった気がするんだけど。

笠間稲荷も思い出すと涙が出るくらいのいろんなことがあった。

うがふくさん。わたしとしろくまさんが白山からなぜかひきとってきた白狐の親子。

 

あのお狐さんはうちにきたときはとても怖い顔をしていたが、

しろくまさんが愛情深く大切に育てたのでとても穏やかな顔になった。

 

そういうことでわたしも激しさをそれほどださずにいられたのかもしれないな。

もうわたしを飼える人はいないんだろうか。

いや、いてもらわないと困る。

歴代の夫たちは、この激しいわたしを「助けたい」って世話してくれた人たちだからね。

 

そういえば、「君を抱きしめたい」ってよく言われている気がする。

伊勢平氏おじさんもそうだったけど、突然ハグされるってこともとても多い。

 

しかし、みんな逃げ出すんだよね。

逃げ出さなかったのは唯一亀好きの元ダンナだけだったかもしれない。

 

でも残りの人たちはちゃんと卒婚まで世話してくれたからね。

 

 

 

沖縄の旅で健児の塔にいったとき、白山のサルタヒコが愛飲している津南の水が供えられていて笑ったが、

今回もついてきた。

 

 

 

 

大石林山に二週連続でいったときだ。

そして大石林山から、わたしは大神島に縁して、今や「大神島のユリ」はイヌのユリではなく、人の子の美志摩かなとなっている。

いや、あったんだもの。

「大神島のユリ様」って荷物が届いて、郵便屋さんが気を利かして電話してきてくれたわけ。

 

わたしは「大神島のユリ」に荷物が届いたって聞いた瞬間に「犬のユリだよ」って思い切りツッコんだけど、人間の方は当たり前だけど郵便は人間に送るものなんで「人の子のユリ」を探したのよ。

 

わたしを排除しようという神々の戦いは続いていて、わたしは島から遠ざけられているけど、島とのつながりはあって、ウヤガンがなくなって(本当は)ふつうの島になったとか、わたしは知っている。

 

 

旅の直前も、島からの連絡があって、島尻のウヤガンの日で、パーントゥが出た日だった。

 

で、消えたいろいろ。

 

9月の満月。べた凪で空と海がわからなくなるっていう日。

某有名な神の島で漁師にきいた。

 

空と海か。

でたな、空海(笑)。

 

 

 

 

最近飛行機で見るようになった邦画はイチケイノカラス。

 

田舎の街の問題を天然の正義感で明らかにしちゃう女性弁護士の話。

でも結局、古い体質を終わりにしようって結び。

こうなるように、って動きがあるのはつくづく感じてる。

 

最近は飛行機でテレビもライブでみられたりして、NHKのクローズアップ現代は、袴田さんの事件でテーマは「冤罪」。

昔のわたしには遠い世界のことだったけど、ストーカー事件を捏造されて、加害者にされたわたしには他人事には思えない。

 

イチケイノカラスもそうだけど、長いモノには巻かれろ、っていうのが、世の中を蝕んでしまった。

何でも反対する人はわたし、嫌いなんだけど、今は美しくない忖度が多すぎて嫌になる。

 

やっぱり「美しく」が大事でだと思う。

恥の文化って必要なんじゃないかな。

 

阪神淡路大震災の前日に「すべてを見せられた」っていってた世界的なヒーラー(故人)は、

日本人の「恥」の文化が人間を不自由にしているって、解放活動していたけどね。

 

 

わたしもそれは確かにそうだと思うけど、限度があると思う。

今の世の中のなんでもありには、うんざりする。

 

 

ちょうど彼女が活動していた時代が日本でいう「平成」って時代だったと思う。

彼女も令和が始まる前に役目を終えて、本人が常々望んでいたようにアセンションした。

 

わたしはまだ御用が終わってないみたいでまだ生かされている。

 

 

ダブリン空港についても、行き先がぴんとこない。

朝6時につくからって初日の宿もとってない。

そして空港についたら、ハロウィンの飾り。

ん?渋谷のハロウィンがうっとおしいからっていうのも旅に出た動機だったんですけど?

 

しかもしらべたらハロウィンってアイルランド発祥?

 

どおりで今月、近所でお店やっているおじさんがちびっこにお菓子をあげてうれしそうにしているから、

「わたしにもくれないといたずらしちゃうよ!!!」っていったら、おじさんがきょとんとしているから、

「ハロウィンですよ」っていったんだけど、すでに自分で前振りしていたみたいだわ。

 

 

 

空港でとりあえずeSIMを調達。

ガイドブックももたず、事前に何も調べず、空港にはこれるけど、これからどうするのよ。

ネットだけでもないと。

で、eSIMは日本語で検索しちゃって、最初にでてきてたこれに。

 

Holafly | 海外旅行向けの国際eSIMプラン

 

7日間データ無制限、音声通話あり。

3400円。

 

あとで聞いたけど、ヨーロッパでは使えるみたい。

 

で、eSIM設定して、シャトルバスで市内へ。

往復14ユーロ。

片道10ユーロ。

 

そして下りるバス停も分からないままバスにのる。

シティセンターかなってところで降りそびれて、ほぼバスが空になったところで、運転手さんに、

ツーリストインフォメーションがトリニティカレッジってところにあるみたいなんですけど、そこにいけますか、ってきいてみる。

 

もう過ぎたから、次の近くのバス停についたら教えてあげるから歩きな、って言われて向かう。

観光案内所って書いてあるから、今日の宿を聞こうと思ったら、

「BOOKING.COMで探して」だってさ。

 

ツアーは明日の1日ツアーしか扱ってないってさ。

 

街はオランダみたいできれいだけど、道路で寝てる酔っ払いとか、そこいらでたばこ吸ってるし、わたしはちょっと無理。

わたしにはでかすぎる。

たった情報なしに数日ここにいても、東京に数日滞在しても本当の東京の魅力はわからないように無意味だと悟ったので、地方にクルマで行こうって思った。

 

街中で車を借りる手も絶対あると思ったが、そのためにまたこの街にしかも車で来るのかと思ったら面倒になり、空港へ。

往復券をそのまま使うくらいだったら街に出なければって思わなくもないけど、これでダブリン市内もとりあえず「みた」からね。

自分の足であるいて。

 

 

バスの中で予約したレンタカーは、レンタカー会社用のパーキングからシャトルバスがでている。

営業所で、受付を済ませたら(日本の免許証の原本も必要だった)、鍵のロッカーの番号をもらう。

 

 

 

鍵を取り出して、車を指定のパーキングにとりにいく。

とにかくアイルランドの人たちは目ぢからのある人が多い気がする。

まっすぐな目に真剣に「困ってる」って思いをこめたら、みんな動いてくれるんだもの。

 

ダブリン市内では、塩対応で、こんなところにいてもストレス溜まるだけって、早々に切り上げて空港に戻ったけど、空港では多くの人たちが助けてくれた。

 

 

英語は上手だけど早口。思えば彼らはアイルランド語が母国語で、ゲール語の仲間らしい。

とにかくわたし、無知すぎる。

 

 

 

どこに行くかも考えていなかった。

とりあえず、知っているのは「タラの丘」だ。

 

風と共に去りぬのスカーレットが、戦争ですべて失ったときに、「タラに帰ろう」っていうあれ。

母が大好きだったスカーレット・オハラのヴィヴィアンリー。

 

わたしはその母の影響でアフリカにいくまでは緑ばっかりきていた。

で、昔の自分を思い出そうって思って、ちょっと前に「風と共に去りぬ」をAmazonでみたわけ。

 

ま、わたしにも、レットバトラーがあらわれたら受け止めてもらえるかもね。

 

 

 

この時期のアイルランドは雨らしい。

でも晴れてきたよ。

 

 

タラの井戸。

なんか黄色い花が供えられているのは、気のせい?

黄色い花はエチオピアでもみたよ。

この井戸は古い書物にでてくる井戸のひとつなんだってさ。

 

 

気持ちがよくて、なんか明治神宮の芝地を思い出すんですけど、

通称亀石があるところ。

 

よく考えたらあそこも遺跡の上にあるんだよね。

 

 

 

 

 

 

ここも古い王様の古墳の上にある。

 
古墳内部。
 
 

古い地層にのっかっているケルトとキリスト教。

わたしを呼んでいるのは、ケルトより先にここにいた人たちのもよう。

あのアルテミスの神殿にいったときもそうだったけど。

 

アルテミスの神殿は、ヨハネの祈りが強すぎて破壊されたって話を最近きいたばかり。

すでにある神殿を吹っ飛ばすくらい祈りが強いって言葉をきいて、祈りの力で原爆を消し去ったとか、ソ連のミグ戦闘機を北海道に不時着させたとか噂があった天皇陛下のことを思い出したんだった。

 

人間の想念の力が、現実を動かすことは、物部氏や土御門家の話も含めて日本の伝統でもある。

 

 

心頭滅却すれば火もまた涼し。

火渡りとかやるもんね。

うちのくまさんがはまっていた自己啓発でもやったと言っていたよ。

 

 

 

途中こういうのをみたりとか。

石灰岩の石垣をみて、当然大東島や、沖永良部島を思い出した。

 

 

『龍を放つ旅 ~沖縄慰霊の日 琉球からヤマトへ その4沖永良部島編前編 』沖縄県の旅行記・ブログ by ジプシーりこさん【フォートラベル】 

 

龍を放つ旅ってタイトルをつけた沖縄慰霊の日の旅行はついにamebloを使えなくなっちゃって、別サイトで写真だけ残したんだった。

 

沖永良部島なんか暑いアイルランドって感じよ。ほんと空気感そっくり。

 

世の主は、ここの人と一緒かもね。

デジャヴくらい似ているから。

 

ちなみに、四島主の墓もね。

白川家系譜発祥の地?って石碑がおかれていたあれね。

 

 

なんとなく来たけど、わたしずっと沖縄のその先を旅しているんだな。

エチオピアでもまさかの尚円王そっくりさんのテオドロスをみかけるし、

ここでは石垣。

ここで道に寄せて写真とってたら嫌な感じの男にあおられて、しかも道譲って止まってもぴったり後ろにつけて止まってクラクション鳴らすわけ。

なんだったんだろ。じゃま?

うっとおしいんだったら先に行けばいいのに。

 

 

300キロくらい走って到着したのはもうひとつみたことがあったここ。

モハーの断崖。

 

 

ええ、関係者のみなさん、この景色、どっかでみたことありませんか?

 

辺戸岬。安須森。

 

デジャヴ。

 

 

 

 

 

あるのよ、立岩も。

 

もう日暮れだったんだけど、ビジターセンターは7時までやってて2時間あるよ、って言われて入場。

10ユーロ。

 

それにしても似ている。

ここに連れてきたのは安須森の神様か。

涼傘もアフリ(雨降)も、繋がっているものね。

アフリカでまさかの尚円王そっくりのテオドロスに遭遇するとは思わなかった。

アフリのアフリカで。

 

安須森はアメノミナカヌシ、天の帝の場って感じがする。

神を神と思わないわたしもあそこに初めて立ったときには上からの圧に吹っ飛ばされそうで自然にひれ伏した。

 

 

ここでエントランスで「あと2時間あるよ」って声をかけてくれたおじさんに、

「すみません、この辺で泊まれる場所はないですか」って声をかけてみる。

だってbookingcomで3万円とかの宿泊まるの嫌なんだもん。しかもこんな夜遅くに。

 

いざとなったら寝袋持参しているから車中泊でもいいけど、丸二日横になってないからね。

 

地図でみつけためぼしいところに片っ端から電話するしかないけど、いかんせんわたしは英語力がないので苦戦はめにみえている。

夜に英語のあやしい外国人から泊まりたいって電話がきても満室だって言われるのは関の山。

 

 

「わたしの代わりに電話してもらえませんか」って頼んで彼らがよく知っているという隣町のChurchfield B&Bを紹介してもらって予約してもらう。

 

ネットで110ユーロって書いてあったからひるんだけど、まあ初泊だし夜だし仕方がない。

流れは止めない方がいいしね。

すごくきれいなところだった。

やっと落ち着ける!!

 

ピンポンしたらハロウィンでお菓子をもらいにきたキッズと遭遇。

なにより出てきたオーナーが緑色の顔をして緑色の衣装を着ていた。

 

ほんとにハロウィンだった。

 

Facebookにのせた文そのまま貼っておこう。

 

ハロウィン🎃👻の起源はアイルランドランドで「若者たちは死者の霊に扮するために、マスクやベールを被り、あるいは顔を黒く塗り、白い装束や藁(わら)で変装した」だってさ。

宮古島の奇祭ウヤガンのパーントゥを思い出す。

ここにくるまで知らなかったよ。

妖精がこの世に登場する日らしいよ。

神宮の妖怪美志摩かなが降臨じゃ。

しかも、ケルトの大晦日。

もちろん仕事の連休にあわせて一番コスパがよかったチケットがダブリン行きだったというだけで、そんなことはここで知った。

ハッピーハロウィン🎃👻

 

 

結局日常のここはみられなかったけど、まあ、これも地上世界と地下世界の交流の瞬間に立ち会ったってことか。

どこまでもアングラな美志摩かな。

 

 

地ビールとFish and Chipsこれでもハーフサイズ。

だって後ろに小さく写ってるビールはパイントなんで。

 

 

つづく