白鳥は哀しからずや空の青・・・

DOIをテレビで観ていました。無観客ってやっぱり不思議な感じですね・・・。でも、何はともあれ、選手の皆さん、元気そうで良かったです。今日も東京はかなりの感染者数が発表されていましたね。今季は初めてのことだらけで本当に大変だと思いますが、全員元気でいてほしいです。

■　今日の一曲。

ベートーヴェン　「エリーゼのために」

■　本日の一枚。

菊

https://note.com/lesondesfleurs/n/n005c385a772c

■　ちょっと今日はこちらを・・・↓。

白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
若山牧水

私の大好きな歌。なんとなく結弦くんを連想させるんですよね・・・。

ですが、白鳥はここでは「はくちょう」ではなく、「しらとり」となんです。

でも、初めてこの歌を知った時は、なんとなく「はくちょう」をイメージする方が多いのではないでしょうか！？

ここで詠われている白鳥は実は海鳥・・・カモメらしいんですね。

えっ？ぼく？・・・そう、あなたです↓

なんか、ごめんなさい。ちょっと、イメージが・・・(;^_^A

私の中でははくちょうのイメージにしておきたいところなのですが・・・。

ここのところ結弦くんの話題が少ないので、文学とか音楽とかそちらの話題がブログで増えていますが・・・私にとってはそのすべてが、最終的には結弦くんに結びついていってしまうので、多少つまらなく感じられてしまうかもしれませんがすみません・・・。

現代社会は活字離れと言われ、何かを発信したり、受け取ったりする際も、手軽で便利なSNSが重宝されています。

文学って、映画を見たり、ビデオを見るのとはやはり何か違うような気がするんですよね。映像はそれを製作された方や出演者の主観がやはり入り込むので、あくまで自分の受け止め方が主体となる活字とはちょっとまた違うんじゃないかと・・・。もちろん、映画は映画の良さがあり、映画は言葉にできないものを伝えることができます・・・。

でも、先日御紹介した遠藤周作さんの「女の一生」の第2部の方に登場するサチ子の恋人・幸田修平は小説家を夢見る学生なのですが、彼のセリフにこんな言葉がありました・・・↓。

「文学を読んでいる私は、どんな人間にも、深い人生があることを知りました。表面は何もないようでも、沼のようなその底にはその人の苦しみ、悲しみ、悦びと共に願いと祈りとが、地層のように集積しているのだと知りました・・・」

ここは本当に遠藤周作さんの芯となるような考えを、修平に言わせたところだろうと思います。

今、SNSでは匿名性をよいことに、相手を傷つける言葉が平然と飛び交ったりして問題になっていますよね・・・。こうした現象は、修平の言う「どんな人間にも、深い人生がある」ということとはかけ離れたものだと思うのです。

修平の言葉を読むと、やはり言葉ってそう簡単にポンポンと投げることができなくなってくるんですよ・・・。

書いたり読んだり・・・は、立ち止まって考えることができる。それが大きな特色で、それが「行間」という奥の深い『間』なのではないかと。

行間を読むことができたら、それがしだいに、自分以外の誰かの背負った目に見えない深い人生に、思いを馳せる視点につながっていくのではないかとも思ったりします。

かなり偉そうなことを書いてしまいましたが・・・そういう自分だって、なかなかできていないことなんですけれども。だからこそ、なのですが、活字を読む時間というのはもっと増やしていきたいなと思っています。

本を読みながら・・・結弦くんのすばらしさを形容する言葉を探している、というのも、私の場合はあるかもしれません。

■　食卓から「美味すぎ」の声が届きました

南三陸ホテル観洋様ブログ

https://www.mkanyo.jp/tokimeki-pichipichi-dayori/2020/09/09asdrsktottk/