こんな本、読んでます。 -8ページ目

こんな本、読んでます。

どれくらい本を読んでいるのか記録してみます。。

最高は☆5つです。

美味しい食事の罠―砂糖漬け、油脂まみれにされた日本人 (宝島社新書 246)/幕内 秀夫
¥735
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☆☆☆


当たり前のことを書いている本。

御飯を中心に3食をきちんと食べましょうと。


ただ、残業前の18時の缶コーヒーは夕食、

帰宅後の21時の御飯は夜食になるというのは

なるほどなあと思った。


パスタ、サラダなどのカタカナ飯を避け、

なるべく和食を食べよう。

飲みにいくなら、おやじの集まる居酒屋にいこう。

おやじは本能的に体にいいものを知っている。


まあ、おやじとはいわず

30も半ばを過ぎれば女性だって

和食系のあっさりしたものを食べたくなる。


口ではなく、身体が欲しているものは何かを

探求してみましょう。

経産省の山田課長補佐、ただいま育休中/山田 正人
¥1,470
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☆☆☆☆


内容(「MARC」データベースより)
子どもと接する楽しさ・大変さ、日本の子育て環境の良いとこ、悪いとこ…。働き盛りのパパが体験した、とびきりユニークな1年間。とっても温かくなって、すこし考えさせられる物語。


経産省という急がしそうな職場の課長が1年間の育児休職をした。

それにたいする周囲の反応や、こどもとの生活をユーモラスに綴っている。

ぜひお子さんを持つお父さんに読んでほしい。

誰が読んでも面白いと思う。


毎日何やってるの? 

と専業主婦の奥様を持つ男性が問うという。

兄妹の保育園への送迎、赤ちゃんへのミルク、掃除洗濯等の家事。。

そう。育児家事はけっこう大変なのよ。

分かってる、世間のお父さん?


著者が最後に記している少子化への提言は

そうそうそうそうと、大きくうなづいた。

ばらまき政索である月額1万円の育児手当(所得制限付き)をやめ、

扶養控除とする。

現状の扶養控除なんて微々たるものだ。

子どもの数に応じて無視できないくらい所得控除を多くすれば

それは産む原動力になる。


住宅政策についてもそうだ。首都圏で4LDKのマンションなんて

そうそうお目にかかれない。

たくさんの部屋数が必要な時期はせいぜい小学校高学年から大学入学まで。

この約10年だけなのだ。

下の子が18歳になるまでという条件付でよいので

格安の広い公営住宅があったら

悩み無く産める世帯はおおいと思う。


うちだって、こども3人欲しいが、家が狭いので現状では無理だ。


東京オリンピックにカネを使うくらいなら

他に使いどころはたくさんあるとおもう。




未妊―「産む」と決められない (生活人新書)/河合 蘭
¥735
Amazon.co.jp

☆☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)
三〇歳で子どものいない女性が五〇%を超えた。彼女たちは、本当に「産まない」と決めてしまったのだろうか?仕事、結婚、実母、時代…「産む」と決められない彼女たちの、微妙で複雑な事情。それでも待ったなしで動き続ける生き物としての時計。悩み続け、先送りにした結果としての高齢出産、不妊治療。少子化の本当の原因はいったい何だ?データには現れない、彼女たちの声を聞け。


子どもが欲しいのに、実際にそれに踏み出せない状態を

著者は未妊と呼ぶ。

私もそんな一人だったかもしれない。


中学受験にはじまり、大学受験、就職活動と男女の壁無く乗り越えてきた。

就職先の会社においても、比較的女性が平等に扱われる企業を選んだと

今でも思っている。

実際の仕事においても男女差が気になったことはない。


しかしそれは、あくまで

おかしな男女平等----産まないなら平等、という平等

の下だったのかもしれない。


これから短時間勤務、深夜労働の拒否、残業の制限がでてきたとき

職場において立場がどう変化していくのか。。

そういう同僚が隣にいたら、自分がどう思うのかを考えると

悲観的にならざるをえない。


そういうことが、なんとなく気になるから

20代のうちはなかなか子どもを生もうとは思えないのだ。

そう、ただなんとなく。


しかし、実際に30才を超え、さあ子どもをつくろうと思ったとき、

「あぁ、子どもは授かるものなんだ」と実感する人は多い。

つくろうと思ってできるものでもないのだ。

流産率も年齢とともに増加する。


毎日数億の精子が量産される男性と異なり、

女性には月1回、年12回のチャンスしかない。

子どもがほしいと思うと、体調を整え、アルコールを控え、

できそうな期間を把握して活用し

できなかった場合にくる生理を哀しい思いで迎える。

それはけっこう辛い精神状態。


未妊の人は、一度不妊症についての体験談を読んでみると良いと思う。

女性の体にはリミットがあるということを感じてほしい。


迷走する両立支援―いま、子どもをもって働くということ/萩原 久美子
¥2,310
Amazon.co.jp

☆☆☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)
仕事にうちこみ、生活とよべるだけの経済的基盤をもち、子どもや家族との時間を大切にする。ただこれだけの暮らしが、なぜこんなにも遠いのか。「家庭と仕事の両立支援」とは、誰のための、何のためのものなのか。ワーク・ライフ・バランスのゆくえ。



この本は、前レビューを補完する。

「子どもをもって働くって、こんなに大変」 っていう本。

この2冊を読むと、

じゃあ私はどうすればいいのーって頭を抱えたくなる。

でもこれが日本の現実。

乗りこなしていくしかない。




実際に正社員として子どもを生み、育児休業から復帰した後。


どうして夜、子どもと同じ時間に寝てしまうんだろう。

家事だってもっと効率的にできるはずなのに、

もっともっと、頑張れるはずなのに。

でも、そのさきにあるものは、なんなのだろう。

いつかやってくるだろう夫の転勤。

そのとき私は、どうしたらいいのだろう....。


きっと復帰後の私はこれとまったく同じことを感じている予感がする。


以前のように仕事に全力投球している手ごたえのない焦り。

子どもを長時間、預ける不安。手抜きになりがちな家事や育児。

夫との関係、夫の仕事のこと。自分のキャリアの将来。心身の疲れ。


こんな生活、こんな仕事に意味はあるのか。

なんのための仕事なんだろう。

そう思ってしまうような気がする。


短時間勤務で復帰すれば、残業はできず

勤務内容にも見えない制限ができる。

魅力的なプロジェクトにも自らは手を挙げにくくなるだろう。

昇格昇進も同期とは間違いなく遅れる。

会社での滞在時間の長さが

能力とは別に、仕事量として測られがちな企業において

それは避けられない。


仕事を頑張ろうと思っていても

仕事に対する熱意を冷まされる環境におかれてしまったら

家庭生活と天秤にかけたとき

そこで私は頑張れるだろうか?


もちろん一人で家計を支えているシングルマザーに比べれば

はるかに恵まれた環境ではあるはずなのだが。


「復職するまでは育児・介護休業法が守ってくれる。

でも、復職したら、”子どもがいて働けるだけでもありがたいだろう”と

言われながら、あとは低空飛行を続けるだけ」


周りをみていてもそれは大方正しい。


男性の昇進・昇格が優先される社会においては

家庭内収支をみれば、妻が育児を引き受けたほうが

金銭的には有利だ。

特に子育て世代は教育と住宅という大きな支出予定を抱えるため

それは非常に重要なファクタになる。


夫が早朝深夜と仕事に出かける中、

女性は仕事・育児・家事と時間に追われ、

キャリアでは将来の夢も描けない。


私が引き受けた現実に対し、いったい、夫は私のなにをひきうけてくれるのか


その言葉はあまりにも重く、家庭に社会に響く。


多くの夫は家事を頑張る妻をありがたく思いつつも

妻が引き受けている状況を理解しているのだろうか?

賢妻は一人抱えこんで頑張っているのではないか。



本書の後半は海外・国内のファミリーフレンドリーな企業の例を紹介しつつ

様々な支援策について紹介している。

ただ、読んでいる一個人としては、

「でも私の会社はこうではない」

という思いをぬぐえない。


私はいったいなにができるのだろう?

年収1/2時代の再就職 (中公新書ラクレ)/野口 やよい
¥798
Amazon.co.jp

☆☆☆☆


この本はヤバイ。

この本を紹介するメッセージはひとつ。

「正社員は辞めてはいけない」


不況と構造改革が専業主婦を前提とした家庭の維持に

NOをつきつけている。


夫の給料がそんなに上がらない中、

小さな子どもがいても、生活のために再就職を目指す女性たち。

しかし、彼女たちの多くはパートや派遣、期間雇用などの非正社員として

働かざるをえない社会になっている。

そんな現実を鋭く多面的に切り取っている。


出産や育児のために、とりあえず退職を考えている人は

ぜひ読むべきだと思う。




HINKS (Half income with Kids) 。。。

子どものいる年収が1/2になった夫婦のことを作者はこう名づけた。


子育て、住宅購入の中心である若年・中堅世代の男性の経済力が脆弱になっている実態と

家庭と仕事に悩む母親の例が次々に紹介される。

もっとも、家事に協力的でないと、彼女たちの夫をせめても問題は解決しない。

彼らは、家事をもっと分担しようにもできないほど、過酷な働き方をしているのだ。

三十代の男性---小学校にあがる前の子どもをもつ父親の中心世代---は、

他のどの年代の男性よりも長時間働き、精神的ストレスも重い。


いっぱいいっぱいの仕事の状況の中で、精一杯の家事協力をしようとするある男性。

しかし、妻自身も余裕がないため、その夫の状況には気付かない。

日曜日に朝食を用意すれば、妻は「作りながら使った道具を洗えないなら作らないで」

と怒り、洗濯物をたためば「たたみ方が遅い」と目くじらを立てる。

「大変なことがあったら言って」と指示を待つと、「言われる前に気づいて動いてよ」と言われる。




また、育児の各種サポート制度が「正社員の女性が働き続けること」を支援する制度だと

本書は問題提起する。

まるで、制度整備の裏をかくように、企業は、その恩恵を受けられない非正社員として

女性の採用を増やしている。再就職する女性たちもまさにそうだ。

彼女たちが妊娠して、家庭と仕事の両立が困難な時期に突入すると、

企業は、サポートを与えるどころか、彼女たちを外に放り出す。そのうえ、

家庭責任を負った、いわば「傷物」の働き手として労働市場で安い値をつける。

行政が決める認可保育園の入園基準も、正社員の女性に照準が固定されたままだ。


傷物!! 

使いにくい、売れにくい、傷物。。なんて寂しいんでしょう。

傷物として処分されるのを防ぐために

中絶という選択をする非正規社員が増えているという。

産むことによって生活が成り立たなくなるという不安から

とても哀しい選択をせざるをえない現実。


この非正社員への切り替えは若年男性層にも行われつつある。

少子化の背景には、若年層の経済基盤の脆弱性も大きい。


女性男性に関わらず、短時間勤務や自宅ワークなど

柔軟な勤務体系を選択でき、

一時期仕事を中断しても、再び働き始めることができるような

社会にしていくことがこれからは大切だと思う。

団塊世代が介護を必要とする年代になったとき、

今までのように残業の過小で仕事の能力や給料を判断するような

企業文化を変化させていきたい。


私にはいったいなにができるのだろう?

育児のための短時間勤務制度利用者として

堂々と仕事をしていくことはその第一歩だ。









いたずら魔女のノシーとマーム〈1〉秘密の呪文/ケイト ソーンダズ
¥840
Amazon.co.jp


子供向けなので☆つけるのはやめますね。


うーん、小学校中学年くらい向けかな。


ノシーとマームは若い魔女(といっても100才超!)。

魔女の女王様を怒らせて、魔女界から追放されてしまう。

そして人間界で大活躍。


場面の展開が早くてスリルがあるから面白い。

でもその分、物語の伏線みたいなものは皆無なので

ほんとに子どもが楽しむ本だと思う。

横道にそれないので、ちょっとづつ読み聞かせるのにも

いいかもしれない。


おいしい暮らしのめっけもん/平松 洋子
¥1,365
Amazon.co.jp

☆☆

食卓にあがるものを素材に、器好きの著者が書いたエッセイ。

モノクロの写真がまたかわいい。


「パンを布に包んで食卓にだせば、暖かく保て、いつもよりも食卓の温かみも増す」

要約すればそういうことなのだけど

それをとっても味わい深い文章でほっこりと書いてあるので

なんとなく心まで温かくなるかんじがする。


読んでいると、いろんな器が欲しくなるし

いろんな食卓の小物も欲しくなる。

でもうちのスペースじゃちょっと保管ができないな。。



いやでもわかる日本の経営 (日経ビジネス人文庫)
¥700
Amazon.co.jp

☆☆☆

確かにいやでもわかる。

小説仕立てなので面白く読める。


リスク管理、マーケティング、生産の海外移転、事業再生ビジネスなど

いろいろなテーマを扱っている。


日経新聞社編だけあって、実際のニュースになった事案をモデルに

非常に読みやすく分かりやすく紹介していると思う。

専門書を読む前のエントリとしても面白いかも。


ただ、小説としてもあらすじが面白いだけに

次へ次へと読んでしまって

肝心の中身がなかなか頭に入らなかったりもする。

じっくり何度か読むといいのかも。

赤ちゃんが来た (朝日文庫)/石坂 啓
¥462
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☆☆☆☆

著者の妊娠から出産、子育てについてのエッセイ。

妊娠時の違和感幸福感から出産の痛み喜び、そして子育ての苦労と楽しさ

そんな激動の数年が楽しく書いてある。


ちなみに著者の陣痛の痛みは

鉄のスキが腰にささって、下半身をもっていかれそうになる感じ

だったそうだ。

これは痛そう。。


文章の形でこどもの成長を記録しておけるというのは

本当に素敵だと思う。

その時々に感じたことを、後になって振り返ることができるから。

出産体験にしたって、ちゃんと書いておかないと、そのときの痛み、感動は忘れてしまう。


そして他人からみても、実体験に基づくエッセイは大いに参考になる。

育児用品でいらないもの必要なものから

泣く子に困るのはうちだけじゃないんだぁという心の軽さから

いろんなものが得られる。


赤ちゃんのいる生活に興味のある方には

とっても楽しめると思います。

(朝日新聞の連載がベースなので、読みやすいです)



留学で人生を棒に振る日本人―“英語コンプレックス”が生み出す悲劇 (扶桑社新書 8)/栄 陽子
¥735
Amazon.co.jp

☆☆☆☆

留学についての入門書。

1時間もあれば読めてしまうが、内容は充実。

留学を検討する人、留学に夢(幻想?)を描く人、留学で人生を打開(逃避?)したい人は

ぜひ読んでほしい。


アメリカの大学は日本の高校レベルで、学部のような専門課程は大学院で行われること。

大学といっても州立大学という希望者全入大学、

コミュニティカレッジのような働く人が技能等を身につけるためにいくところ、

ハーバードのような優秀な学生が集まる名門大学

とたくさんある。


留学エージェントはカレッジの名のもとに、日本の大学とは似てもつかないようなところへ

斡旋するものもあるらしい。

18や20の若い日本人がそのようなところへ留学し、人生の貴重な時期を費やしてしまうケースが

数多いようだ。


また、安易に英語上達のためにとする留学に筆者は警告をだす。

確かに日本人以外でそれを目的に留学する外国人はどれほどいるだろうか?

自分も含めた根深い日本人の英語コンプレックスが

若者の不幸を招いているようだ。


筆者のホームページが充実していて面白い。

これを片っ端から読めば、本は買わなくてもよいかも。

http://www.ryugaku.com/

http://www.ryugaku.ne.jp/  (アメリカ大学ランキング)