未妊―「産む」と決められない | こんな本、読んでます。

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どれくらい本を読んでいるのか記録してみます。。

最高は☆5つです。

未妊―「産む」と決められない (生活人新書)/河合 蘭
¥735
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☆☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)
三〇歳で子どものいない女性が五〇%を超えた。彼女たちは、本当に「産まない」と決めてしまったのだろうか?仕事、結婚、実母、時代…「産む」と決められない彼女たちの、微妙で複雑な事情。それでも待ったなしで動き続ける生き物としての時計。悩み続け、先送りにした結果としての高齢出産、不妊治療。少子化の本当の原因はいったい何だ?データには現れない、彼女たちの声を聞け。


子どもが欲しいのに、実際にそれに踏み出せない状態を

著者は未妊と呼ぶ。

私もそんな一人だったかもしれない。


中学受験にはじまり、大学受験、就職活動と男女の壁無く乗り越えてきた。

就職先の会社においても、比較的女性が平等に扱われる企業を選んだと

今でも思っている。

実際の仕事においても男女差が気になったことはない。


しかしそれは、あくまで

おかしな男女平等----産まないなら平等、という平等

の下だったのかもしれない。


これから短時間勤務、深夜労働の拒否、残業の制限がでてきたとき

職場において立場がどう変化していくのか。。

そういう同僚が隣にいたら、自分がどう思うのかを考えると

悲観的にならざるをえない。


そういうことが、なんとなく気になるから

20代のうちはなかなか子どもを生もうとは思えないのだ。

そう、ただなんとなく。


しかし、実際に30才を超え、さあ子どもをつくろうと思ったとき、

「あぁ、子どもは授かるものなんだ」と実感する人は多い。

つくろうと思ってできるものでもないのだ。

流産率も年齢とともに増加する。


毎日数億の精子が量産される男性と異なり、

女性には月1回、年12回のチャンスしかない。

子どもがほしいと思うと、体調を整え、アルコールを控え、

できそうな期間を把握して活用し

できなかった場合にくる生理を哀しい思いで迎える。

それはけっこう辛い精神状態。


未妊の人は、一度不妊症についての体験談を読んでみると良いと思う。

女性の体にはリミットがあるということを感じてほしい。