折り返し点
夏越祭・・・
今朝は大気が不安定で、ここ松山市の北井門地域では8時前後に土砂降りの雨に見舞われました。
すごかったです。
さて、きょうは6月30日。一年のちょうど半分が終わる日ですね。
神社では『夏越祓』(なごしのはらえ)という神事があり、この半年の厄を祓い、厳しい夏を無事に越せるよう、無病息災でいられるよう祈ります。
私も、近くの椿神社を参拝し、お祓いを受けたわけではないですが、家族全員の無病息災を祈ってまいりました。
しとしと降りそぼる雨に打たれる境内も案外乙な物でした。
境内の藪椿の木には大きな実がいっぱいに生っていました。
‟茅の輪くぐり”の茅の輪はありませんでしたが、ここ椿神社は確か旧暦で神事をされますので、おそらく7月に用意されるのでしょう。
皆さま、お時間がありましたらお近くの神社にお参りなさってはいかがでしょうか・・・。
気分一新できますよ。(^-^)
『 時雨宮夏越の祈り捧げけり 』
一歩
平成29年6月30日(金) 髭のマスター
気分転換
道端の花・・・
先日、と言いますか6月21日ですが、『夏至』のお話を綴りました。
あの日、ここ松山の日の出は4:58、日の入りは19:23で、昼間の時間は14時間25分だったとのことです。
前夜からの雨が午後3時ごろまで続いていましたので、そしてついでに言いますと朝は6時前にしか目覚めていないので、私自身一年で一番長い「昼間」を体感したか・・と問われたら、いいえとしか答えられません。
でも、日没時には外が薄暗くなっていく状況を見ておりましたので、本人は体感したつもりになっております。(笑)
皆さんはいかがでしたか。体感されましたか。
さて、きょうは土曜日、ここ松山市の北井門地区は‟ペットボトル”のゴミ出しの日です。
近くのステーションに持って出たついでに周辺を散歩して参りました。
道路端にある、とある畑に薄紫色した花が咲いていました。
これは何という花でしょうか?
植物に弱い髭マスにはよく分かりません。
す~っと長く伸びた茎の上に、まるで夜空に花火が開いたときのように球状に丸く花芽が開き、一つひとつが6枚の花弁を開いて咲いております。
華やかなんだけれど慎ましい・・そんな印象でした。
私が知らないだけで(^_^;)、どこにでもある一般的な花だと思いますが・・・。
この畑には4~5株咲いておりました。
鬱陶しい梅雨の時期に気分を明るくしてくれる優しい花だと感じました。
平成29年6月24日(土) 髭のマスター
夏至
長き一日・・・
本日、6月21日は『夏至』です。
これまで長年のサラリーマン生活やカフェの経営などでこの一年に一度しかない特別な一日を楽しんだり、確認したりする余裕はありませんでした。
特に日没の瞬間なんて見ることはありませんでした。
ことしも昨夜からの雨(梅雨入りしてから初めての本格的な雨)が日中も降り続き、やはり今年もダメか・・と諦めていましたが、幸運なことに午後3時ごろ雨があがり、青空が見えるようになりました。
このままいくと本当に十数年ぶり?に、久方ぶりに日没を確認することができそうです。
松山のきょうの日没は19:23とのこと。
地域によって時刻にずれはありますが、皆さん日没を確認して『一年で一番長い昼間』を確認・体験してみませんか。
『 久々に夏至の明るさ堪能す 』
一歩
平成29年6月21日 髭のマスター
あのいつもの田圃
日本の原風景が・・・
皆さま、こんにちは。
カフェを閉めたあとブログを再開したのが6月3日。あれから12日が経ってしまいました。
営業していた頃はネタに悩みながらもそれなりに記事にできる話題はありましたが、現場を離れた今、日々の生活の中ではなかなか見つかりません。
生活のこと、地域社会や周辺の話、趣味のこと等々考えていますが、皆さまにご紹介できるような話題はなかなか出てまいりません。(見つからないと言った方が正確かも・・・。)
でも、たまには何か書きませんと皆さまから見放されてしまいそう(笑)ですので、懸命に話題を探しております。
以前のように頻繁には書けないと存じますが、どうぞ気長にお付き合い下さいますよう、よろしくお願いいたします。
さて、カフェで書いていた頃、通勤途上の田圃(勝手に定点観測地)のことを時々お話していたことをご記憶いただいてますでしょうか?
・・・といった流れで季節の移ろい、豊穣の喜び、農家の皆さまのご努力への感謝の想い・・・等々を書き綴ってまいりました。
その、いつもの定点観測地の田圃が、この春は耕されなくなっていました。
農家の方が高齢となられてお止めになったのでしょうか・・・。
ある日、3人ぐらいの方が測量していらっしゃいました。
その時点で、「ここの田圃もいずれ宅地か何かに造成されるんだろう・・」と想像いたしておりました。
その田圃がいよいよ宅地として造成されることが判明し、5月、工事が始まりました。
土を入れ造成中の田圃
ところで、この北井門地区は縄文時代の遺跡が出ることがよくある地区であり、宅地造成着工に先立ち事前調査したところやはり遺跡の存在の可能性大ということで今回きちんと調査することになったようです。
真ん中の緑のフェンスに囲まれたところが調査範囲。
調査中であることを表示する立て看板。
縄文時代といえばおおよそ15000年前から2300年前までの人々の生活の跡の可能性もあるということで、貴重なものかもしれません。
遺跡調査については詳しくは存じませんが、少しずつ丁寧に表面の土を削るように掘り返していく工程が新聞紙上やテレビニュースなどで紹介されています。
たいへん根気のいる作業だと存じます。調査に当たる方々のご苦労に敬意を表したいと思います。
もし遺跡の存在が明らかになったら造成工事がどうなるのか分かりませんが、この地域がそんなに大昔から人々の生活の場であったことが判明する訳ですから、それはそれでたいへん誇り高きことなのではないでしょうか・・。
我が家の周辺には田圃が点在し、田植え準備で水が引かれた途端、蛙の鳴き声が喧(かまびす)しく、まるで‟四面楚歌”のようでしたが、このところ宅地造成などでめっきり減ってしまい、なんだか寂しく思っておりました。
そんなとき、この「勝手に定点観測地」とさせていただいていた大きな田圃も無くなってしまって、日本の原風景が失われてしまったようで本当に寂しく思います。
造成工事の概要説明の看板によれば、この土地は2170㎡余りあるとのこと。
つまり元々の田圃は2反(600坪)以上の広さだったということです。
大きな大きな‟一枚田”だったんですね。
通るたびにそよ風が吹き渡っていて気持ちのよい風景でした。
田植え前後の夜に通ると周辺の民家の灯りが水面に映えて幻想的でした。
稔りの秋にはこがね色の稲穂が風に揺れて、見ている私までが心豊かになる想いでした。
地主さんのご事情で無くなってしまいましたが、これまで長い長い年月心地よい風景を見せていただいていたことに感謝したいと思いました。
久し振りに書いたものですから長くなりましたが、悪しからず・・・。
平成29年6月15日(木) 髭のマスター
ブログを再開します。(ご挨拶)
お久しぶりです・・・
皆さま、こんにちは。
元『Cafe Poco a poco』の‟髭のマスター”こと、後藤善宏です。
ご無沙汰いたしております。
3月末をもって営業を止め、原状回復工事などを経て4月末に清算が終了してから一か月が経ちました。
通信回線の移転も済み5月末からメールもできるようになりました。
まだ若干やるべきことは残っていて予定より少し遅くなりましたが、そろそろブログを再開しようと思います。
店は無くなってしまいましたので、これまでのようにカフェでのいろいろな出来事を中心に・・というわけにはまいりませんが、これからは日々の生活の中で経験すること、感じることなどを周辺の自然、景色のことなども交えながら書いてまいりたいと存じます。
タイトルは悩みましたがこれまでどおり『髭のマスターのブログ』といたします。
このブログ開設以来のタイトルですし、カフェは無くなりましたが、これまでどおりコーヒーが好きで、手作りケーキやキッシュを志向し、ライブ・コンサートのできるカフェを目差したかつてのその気概を残しつつ生きていく自分自身を表現するのに一番適していると思うからです。
これまでどおり髭も蓄えていることですし・・・。(笑)
どうぞこれからもご愛読賜りますようお願い申し上げます。
この紫陽花は自宅の玄関先に咲いたものです。
以前カフェのお客さまからいただいた鉢物の一株を地植えいたしましたところ成長して花の数も増えてまいりました。
この時期きれいな薄紫や薄緑、白の色で目を楽しませてくれています。
鉢物でいただいた時は白い紫陽花だったのですが、地植えしたら毎年少しずつ色が変わってきました。不思議ですね。
これはオレンジ色や赤がとてもきれいなランタナの花です。
数年前に実家から移植したものです。
初夏から秋まで何度となく花開いて楽しませてくれます。
今後は季節の草花にももう少し目を向けて生活してまいりたいと存じます。
それでは今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
平成29年6月3日(土) 髭のマスター