ニュージーランドの楽しみ -4ページ目

ブドウ畑と春の霜

 

ニュージーランドは春爛漫、と思っていたらあっという間に季節は逆戻りして冬のように寒くなってしまいました。

表通りの桜はあっという間に満開を迎えてすでに散ってしまいましたが、いつも遅れて咲く我が家の桜はチラホラと蕾が綻びかけて、そこで止まっています。

 

来週はどうも霜が降りるらしいという予報が出ています。

冬のブドウは冬眠状態ですから霜も問題ありませんが、春の芽吹いてしまったブドウの木に霜は大敵です。

 

この時期ブドウ畑を持つ方々は大変です。毎日天気予報をいくつもチェックして、夜も霜が降りるか降りないか、携帯電話の情報と睨めっこの日々が続きます。いよいよ霜が降りるとなったら夜中に畑に駆けつけて、上空の暖かい空気と地表の冷たい空気をかき混ぜてブドウの周りの温度を上げてくれるタービン(大型の扇風機のようなもの)を稼働させたり、ヘリコプター会社にヘリコプターを飛ばしてもらって空気をかき混ぜてもらったり、畑のあちこちで火を燃やしたり...。

 

お世話になっているブドウ農家さんの畑(もちろんそれ以外の方達の畑も)が、この春の時期を無事に乗り切ることができますように。

 

 

鯵と休肝日

 

夫がピカピカの鯵を見つけて買ってきてくれました。

この国では日本みたいに魚屋さんに行けば必ず新鮮なお魚が手に入るわけではないので、これは一期一会。

例えその日の晩ごはんのメニューが別のものに決まっていても、ピカピカの鯵とか金目鯛とかを見つけてしまったら問答無用で買う、というのが我が家の暗黙の了解です。それで相手に文句を言われることは絶対ありません。

 

今日はカレーの予定でしたが、速やかに予定変更。晩御飯は鯵のお刺身となめろうとなりました。ありがたや。

 

 

夫はお酒が大好きで、アルコールを飲まずに晩ごはんを食べるという習慣が無い上に、ワインメーカーという仕事柄、どうしても仕事がらみでお酒を飲むことも多くなります。そろそろ体のことを考えて休肝日を作らねば、と言っているのですが、ピカピカの鯵のお刺身の前にはそれも無力...

カレーの日はぜひ休肝日にしてもらいたいと思います。

 

休肝日を作って、それ以外の日はビールかワインか日本酒を美味しくほどほどに頂いて、末長くご飯とお酒を楽しめる体をキープしないとね、と思います。

 

 

リネンが好きです

<長年愛用しているリネン&デコールさんの美しいエプロン>

 

私はリネン(麻)が好きで、リネンのシャツやエプロンを愛用しています。肌触りや触感が良くて何しろ気持ちが良いし、見た目も大好きです。そして丈夫なのでヘビーユースに耐えてくれて何年も使えるのも嬉しい。

 

シワが気になるという方もいらっしゃいますが、私はあまり気にせず、アイロン無しで着ることもあります。洗いっぱなしのちょっとよれっとした感じのシャツをジーンズに合わせて着るのも好きだし、パリッとアイロンをかけたシャツにちょっと着た時のシワが付いている感じも、どちらも好きです。

 

リネンは意外と暖かいので、私は年中着ていますが、やっぱり暖かい季節になるとリネンラブは盛り上がりますね。

ニュージーランドはずいぶん春らしくなってきましたが、ジーンズにリネンのシャツ一枚、サンダルという最高に気持ちの良い格好で出かけられる季節はもう少し先です。

早く夏が来ないかな...。