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カルメン


創作ラボ2-カルメン



知らない知らないではいけない。とにかく一度は聴いて、観て、判断するべきだろうと思い、オペラコレクションのDVD付き雑誌を買ってみた。


カルメンは、おそらく、日本人にはもっとも知られているオペラだろうと思う。でも、個人的には全く知らない。


ストーリーをあらかじめ知っておくと、それなりに、楽しめる。


初めて観て、聴くので、驚くことばかりです。


劇場は、ウィーン国立歌劇場です。ものすごく豪華です。観客は、みな、ドレスアップしています。オペラは、庶民が普通の格好をして観るものではないようです。


オペラは、基本的、歌と歌の間をセリフでつないでいく、歌劇です。演奏は、オーケストラの生演奏です。


長丁場の舞台で、主演となる、カルメン役のプリマドンナは何曲も歌い、セリフもあるし、フランス語の歌詞とセリフをすべて間違わずに覚えるには、強靭な体力と、喉の力と、暗記力と、演技力が必要になります。


オペラが、総合芸術だということがよく、理解できます。


舞台には、主役、準主役以外にも大勢の出演者がいて、けっこう窮屈な感じもするほどに賑やかです。


主役や、準主役の熱唱が終わると、観客席からは、会場が割れんばかりの拍手と、『ブラボー』の声が響き渡ります。


ほんの少しではあるのですが、なんとなく、オペラとはこういうものかということが分かりました。


日本人なら、オペラでなくて、歌舞伎とか能を観るべきでしょうが、そういう機会は一度もありません。


せめて、DVDでそういうものは観られないものでしょうか。

神を見た

ある人のことで、頭の中は支配されていた。


目は前方を見ているはずなのに、頭の中では映像として処理されていなかった。


前方の車が右折するために停止していることに気付いた時には、時速60キロで走っている車がフルブレーキングしても停止できる距離ではなかった。


一瞬、衝突して、エアバッグの中に自分の頭が沈み込む光景が見えた。


しかし、見えざる神秘的な手によって、ハンドルは繊細な動きをして、タイヤと路面との摩擦による白煙と、スリップ音を残し、縁石と、停止している前方の車の間のわずかな空間を私の車はすり抜けた。


何が起こったのか、私には説明はできなかった。


『鈴鹿の130Rで神を見た』と、かつて、アイルトン・セナは言った。


まさしく、私も、神を見たのだ。


あるいは、別の何かに守られていたのか。


私は、あることに気づいた。


財布の中を見ると、そこには、小さな、お守りが入っていた。


鈴虫寺のお守りだった。


わらじをはいたお地蔵さんが私を守ってくれたのだろうか。



9.11

2001.9.1の同時多発テロから8年めの日。


ほんとに、テロなのか、あるいは、陰謀なのか、真実は闇の中。


一般大衆には、知らせてもいい情報だけが公開される。


いつの時代も、真実は、封印される。


知らなくてもいいことは知る必要はない。


それも真実である。


人々は、知りたいと思うことだけに関心がある。


私がこの世界に存在していることに関心がある者はいるのだろうか。



随筆、エッセイ、散文、小説の違い

締切が9月30日だということにもっと早く気づくべきだった。


というよりは、そのコンテストにはあまり興味はなかった。


しかし、ふと、思ってしまった。


応募しようと。


締切まで、あと、20日。


小説を書くには時間的余裕がないから、随筆で応募することにした。


4百字詰めの原稿用紙で10枚という規定だから、20日あればなんとか書けると思う。


随筆という分野で、これまで、コンテストに応募したことはない。


随筆と、エッセイと、散文と、短編小説の境界線がよくは分からない。


ストーリーのある随筆は、短編小説と考えていいのではないか。


随筆と、短編小説の明確な境界線はどこにあるのだろうか。



09 09 09

とくに、たいしたことではないけれど、今日は、『09 09 09 』ということで、9が三つ並ぶ。


9が三つ並ぶ日は、もう二度と訪れない。


9という数字を見ると、どうも、忙しい。


みんな急いでいるように思える。


どこへ行くのかはわからないけど。


急ぐと、あまりいいことは起こらないから、のんびり行こう。