オペラ座の怪人 DVD
『オペラ座の怪人』のDVDを見ました。
これは、ミュージカルにもなっているのですが、ミュージカルは見たことがないので、映画とどの部分が違うのかは分かりません。
古い映画ですが、カラーなので、劇場の室内の装飾とか、登場人物などの衣装の様子はよく分かります。
画質がよければ、そういった、衣装とか、劇場の様子を見るだけでも価値はありそうです。
怪人になる前は、彼は、間奏曲を作曲して出版社に持ち込むのですが、その作品が盗作されてしまい、盗作した人物を殺害して、その時に、顔に硫酸をかけられて、顔の半分が火傷になってしまいます。
そこで、仮面を被って、オペラ座に住み着くことになります。
オペラ座の怪人には、想いを寄せる歌手がいて、その歌手が主役の座に座れるように、ライバルの歌手や、邪魔をする者を次々と、殺害していきます。
最後はオペラ座の地下室で死んでしまうというストーリーです。
映画よりも、ふつうは、ミュージカルを観るべきだろうと思うのですが、こういう古いDVDは安いので、DVDを見ておけば、とりあえず、『オペラ座の怪人』を見たと、誰かに話すことはできます。
今年は、龍馬伝を毎週見る
今年は、大河ドラマを毎週見ます。
大河ドラマは、あまり見ることはないのですが、今年の、『龍馬伝』は毎週見ます。
『篤姫』は、初回の放送から見たわけではないのですが、篤姫は、放送の回数がすすむに従って、面白くなった。
ことに、龍馬に関しては、そこそこの知識とこだわりを持っている私としては、初回の放送から見ないわけにはいかず、じっくりと見ました。
初回の放送から、かなり、見せ場があります。
母と幼少の龍馬の愛、上士、下士の階級差がある土佐藩ゆえ、上士に下士が無礼討ちになり、龍馬が弥太郎をかばい、上士に下駄で殴られる。
涙なくして、見られない場面ばかりでした。
今後の展開に期待します。
今年は、一年中、龍馬伝で楽しむことができます。
『雨の殺人者』 チャンドラー短編集4
レイモンド・チャンドラーの短編集、『雨の殺人者』を読みました。
チャンドラーの長編は、短編とか、中編を元にして書かれたものが多いように思われます。
この短編集の中の、『雨の殺人者』と、『カーテン』の二つの短編は、『大いなる眠り』の元になった作品だろうと思われます。
『女で試せ』は、『さらば愛しき女よ』の元になった短編だろうと思われます。
この短編集の中で、少し異質だったのは、『青銅の扉』です。この作品は、ハードボイルドではなくて、ファンタジー・ミステリーのような感じです。文学的な香りがしました。
短編集はまだ3冊あります。それも読む予定ですが、今は、『プードル・スプリングス物語』を読んでいます。
青い手紙 15
畠山氏の葬儀の日取りが決まらないのは、葬儀の段取りに手間取っているということではなくて、他に理由があるような気がした。畠山家としては身内だけで密かに葬儀を行いたいという理由があるのではないかと思われた。
私は、畠山純一氏の家に電話をした。電話の応対に出たのは、メイドのようだった。私は名前を告げた。メイドは私の名前を覚えていた。
「葬儀の日取りは決まりましか」私が訊いた。
「いえ、まだ決まっておりません」丁寧な口調でメイドは答えた。
「喪主は、畠山純一さんということでいいんですね?」私がそう言うと、受話器の向こうでは、十秒ほど沈黙があった。
「その予定ですが・・・」メイドは言葉を濁した。
「畠山純一さんは、故人の畠山氏の実の御子息ではありませんね」
また、受話器の向こうで沈黙があった。
「はい」メイドはほとんど聞き取れないような小さな声で言った。
「ということは、畠山純一さんが喪主になるとも決まっているわけではなくて、別の誰かが、・・・、つまり、故人の畠山氏の実子が喪主になるかも知れないということですね」
「申し訳ございませんが、わたしにはお答えすることができません」そう言って、メイドは電話を切った。
畠山純一が故人の畠山氏の実子ではなくて、他に実子がいることが分かった。喪主が決まっていないということは、畠山純一と実子とが揉めているということだろう。
『レベッカ』 DVD
アルフレッド・ヒッチコック監督の、『レベッカ』のDVDを見ました。
これは、名作です。
主人公の女性は、イギリスの大富豪の後妻となる。
大富豪のマクシムは、どうやら、前妻を事故で亡くしたらしいのだが、単なる事故ではなくて、殺意のない殺人のような事故だった。
マクシムは、前妻の遺体を船に隠して、沈めてしまう。
後妻の新妻は、マクシムの豪邸で前妻の亡霊を感じるようになる。
前妻の亡霊に、新妻は屋敷を追い出されるように追い詰められていく。
使用人頭のダンヴァース夫人がなかなか不気味な雰囲気を出している。
船が沈没するという事故が偶然にも起こり、ダイバーが、事故で沈没した船を捜索している時に、マクシムの妻が乗っていた船も発見される。
その船の状況から、マクシムの前妻は、殺害されたのたではないかと、マクシムが疑いをかけられる。
前妻に自殺などする原因はなかったように思えた。
裁判で、マクシムは追い詰められていく。
しかし、物語の終盤では意外な事実が分かる。
前妻は、従兄との不倫の子供を妊娠して、ロンドンの病院に通っていたと思われたのだが、実は、妊娠はしていなかった。
彼女は、末期癌だったのだ。
彼女には、自殺する理由があった。
これでハッピーエンドになるはずなのだが、マキシムの豪邸は、使用人頭のダンヴァース夫人によって放火されるのだった。
物語は、終盤になって意外な展開となります。
まさか、マキシムの前妻が末期癌だったとは思いもしなかったし、マキシムの豪邸が燃えるとも思わなかった。
この作品の主演女優は、役柄の名前がありません。物語の最初から最後まで登場しているのに、名前を呼ばれるシーンがありません。
主演女優が、この映画の製作当時は、有名な女優ではなかったから、役柄の名前がなかったのでしょうか。
この女優(ジョーン・フォンテイン)が気になったので、調べてみると、彼女は日本生まれでした。もちろん、両親は、日本人ではないのですが、日本で生まれ、両親は、彼女が八歳の時、離婚して、14歳のとき父が元メイドの日本女性と再婚したため、父を訪ねて再び日本に戻り、3年間滞在。アメリカン・スクールと聖心女子学院に通ったということです。1941年、アルフレッド・ヒッチコックのスリラー『断崖』でアカデミー主演女優賞を受賞しました。
ヒッチコックの映画はあまり見ていないのですが、こういう映画がヒッチコックらしいというべきなのでしょうか。

