創作ラボ2 -461ページ目

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み直してみようとしている

村上春樹の、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み直している。


今回は、スピードを抑えて読んでみる。


文章の中のキーワードに注意しながら読もうと思う。


今まであまり聞いたことがない、キーワードも出てくる。


たとえば、『ケミストリー』。


そういうときは、すぐに、ネットで検索する。


知らない言葉、四文字熟語などに出会ったらすぐに調べる。


春樹の小説にはかならず、音楽が登場する。


しかも、世間的にはあまり知られていない曲。


わざわざ、そういう曲を選んでいるのだろうと思う。


その曲のCDも売れる。


『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』では、鉄道マニアも喜んでいる。


彼らも、読者に取り込んでしまう。


そして、男色家、女色家も読者に取り込む。


『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』によって、新たな、読者が増えたのではないかと思う。

英語で読む村上春樹

今更ながら、インターネットでラジオを聴けることを最近知った。


実際のところ、わざわざ、インターネットでラジオを聴いている人はそう多くはないと思う。


その番組で、英語で読む村上春樹という番組があることを知った。


毎週日曜の午後10時50分から、11時20分まで。


『像の消滅』『かえるくん、東京を救う』。


聴いてみたいと思う。



『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み終えた

村上春樹の、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み終えた。


春樹の作品は、総じて、そうなのだが、心に染み入る。


全体としては、恋愛小説にも思える。


ただし、私は、恋愛小説はあまり好きではない。


ファンタジー、ミステリー的な要素の多い小説を好む。


『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』には、殺人事件が登場するから、ミステリー的要素はある。


しかし、この事件は解決はしない。


気に入らないのは、男色の描写。


そんな描写はいらないと思う。


村上春樹の作品を読み続けている人は分かると思うけど、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』には、『ねじまき鳥クロニクル』、『ノルウェイの森』、『羊をめぐる冒険』的要素も垣間見られる。


彼の小説を読んでいくと、なんだか、気持ちがやさしくなってしまう。


いつの間にか、心が癒されている。


『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』も、許しと、癒しの物語だと思う。


この小説が発するメッセージは、307ページの、『そのとき彼はようやく・・・』の段落に凝縮されているように思う。


小説の感じ方は、それぞれの人が置かれている環境によって全く違ってくる。


小説は、筆者の手を離れると、個々の人々の、それぞれの物語になる。


他人がどう感じようと、そんなことは気にする必要はない。



村上春樹は、現在、64歳。


健康であれば、まだまだ作品を書き続けることができるだろうか、長編小説を書く時間的間隔が空きすぎている。



健康で、精力的に書けるのは、あと、10年足らずだろうと思う。


とすると、3年に一冊のペースだとすると、あと、3冊しか読めないことになる。


もっと、村上春樹の長編小説を読みたい。


だから、2年に1冊のペースで書いてほしい。


これまでにないモチーフ

あまり、読むスピードは、速くない。


『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、現在、2/3ほど読んだ。


全般的な感想などは、のちほど書くことにします。


雰囲気的には、これまでの、村上春樹の作品の要素が、あちらこちらに出現します。


しかし、これまでになかった、モチーフも出現します。


自分としては、あまり好ましいとは思えないモチーフ。


『禁色』と同じモチーフ。


このモチーフは避けてほしかった。

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読み始めた

村上春樹の新作、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が本日、アマゾンより届きました。


日本全国、お祭りのようになっています。


初日で、売り切れ続出で、発売初日に、10万部増刷となりました。


出版業界が活況を呈し、消費が増えることは、喜ぶべきことです。


春樹など嫌いという人は買わなきゃいいわけです。


春樹の作品はわからない、こんなのは純文学ではないという人もいるようです。


私は、春樹の文章は、身に染みてくるくらいに分かるけど、三島由紀夫の文章はわからない。


三島由紀夫の小説は、まるで、お経のよう。


今のところ、101ページまで読んでいる。