こんにちは。
プラネット美容整形外科 代表院長のシン・ドンウです。
多くの方が切開リフトを受けるクリニックを探す際、まず最初に費用から確認されます。
もちろん、費用はクリニックを選ぶうえで重要な基準のひとつです。
しかし、切開リフトは費用だけを基準に決めるには、慎重な判断が必要な手術です。
価格を基準にクリニックを決めてしまうと、手術結果が期待に届かない可能性もあり、その場合には再手術を検討することになる可能性もあるからです。
そこで今日は、私が切開リフト手術において最も重要だと考えている3つの基準についてお話しします。
切開リフトを控えてクリニックを探している方は、ぜひ今日お話しする3つの基準に注目してみてください。
<プラネット ミニプラスリフト ビフォーアフター>


1.SMAS層をしっかりと修正しているか?
切開リフトでまず確認していただきたいのは、皮膚の下にあるSMAS層をどのように修正するのかという点です。
SMAS層とは、皮膚の下に位置する線維性の組織で、顔の軟部組織を支える役割を担っています。
以前はSMAS層を直接処置せず、皮膚を切開した後、余った皮膚を引き上げて縫合する方法が主に行われていました。
しかし、皮膚だけを引き上げる方法には、皮膚に張力が集中してしまうという限界があります。
皮膚は手術後も自然に老化が進むため、皮膚だけに頼って引き上げた状態を維持することには限界があります。
そのため、より安定したリフトアップを行うためには、皮膚の下にあるSMAS層も一緒に処置することが重要です。
SMAS層を十分に剥離したうえで、たるんだ組織を希望する方向へ移動させて固定することで、皮膚を過度に引っ張ることなく、より深い部分のたるみまで改善することができます。

ただし、ここでもうひとつ確認していただきたい点があります。
単に「SMAS層を修正する」というだけでは十分ではありません。実際にどの範囲まで剥離し、どこまで修正するのかも一緒に確認する必要があります。
例えば、耳周辺の限られた範囲だけでSMAS層を剥離する場合、たるんだ組織を十分に移動させることに限界がある可能性があります。
一方で、必要な範囲まで十分にアプローチすることで、たるんだ組織を希望する方向へ移動させ、より安定して固定するうえで有利になります。
つまり、切開リフトを検討する際には、単に「SMASを処置する」という説明だけではなく、SMAS層をどの範囲まで、どのように修正するのかを確認することが重要なのです。

2.リガメント(保持靭帯)を十分に剥離するか?
SMAS層をしっかりと修正するだけで、十分というわけではありません。
たるんだ組織を希望する位置まで十分に移動させるためには、その動きを制限している保持靭帯(リガメント)も適切に剥離する必要があります。
保持靭帯は、顔の軟部組織を周囲の構造に連結し、支える役割を担っています。
これを十分に解除しない状態では、たるんだ組織を希望する方向へ移動させることに限界があります。

一方で、必要な部位の保持靭帯を適切に剥離することで、たるんだ組織をより自由に移動させることができます。
もちろん、保持靭帯は多く剥離すれば必ず良いというわけではありません。
保持靭帯の周辺には重要な神経や血管の構造があるため、解剖学的な構造を正確に把握したうえで、必要な範囲だけを繊細に剥離することが重要です。
結局のところ重要なのは、SMAS層の修正と保持靭帯の剥離を一緒に考え、必要な範囲で適切に行うことです。
3.十分な手術時間を確保しているか?
最後に確認していただきたいのが、十分な手術時間を確保しているかという点です。
切開リフトは、患者様一人ひとりによって必要となる手術の工程や範囲が異なる可能性があります。
初回手術なのか再手術なのかによっても異なりますし、皮膚や軟部組織の状態、たるみの程度によっても必要な手術時間は変わってきます。
そのため、すべての患者様の手術を決められた時間内に合わせて進めるのではなく、患者様一人ひとりに必要なだけ十分な時間を確保することが重要です。
実際、私は切開リフト手術を1日にお一人のみ行っています。
このようにすることで、お一人の手術に十分な時間を確保できるだけでなく、手術中にほかの予定を気にすることなく、患者様お一人に自分の体力と集中力をすべて注ぐことができるからです。
結局のところ重要なのは、何時間早く手術を終えるかではなく、必要な工程を十分に行い、安定した結果をつくっていくことです。
<プラネット ミニプラスリフト ビフォーアフター>


(左)手術前 (右)ミニプラスリフト+脂肪移植(ほうれい線)術後6か月
切開リフトの費用は、手術を決める際の重要な基準のひとつです。
しかし、単純に金額だけを比較するのではなく、SMAS層をどれだけ安定して修正するのか、保持靭帯を十分に剥離するのか、そしてこれらすべての工程を行うための十分な手術時間が確保されているのかまで、あわせて確認していただきたいと思います。
ただし、こうした部分はホームページや症例写真だけでは確認することが難しいものです。
ですので、実際のカウンセリングの場で医療スタッフと十分に話し合い、ご自身の顔の状態に合わせてどのような方法で手術を行うのか、直接質問し、説明を聞いてみることをおすすめします。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、プラネット美容整形外科 代表院長 シン・ドンウでした。










