顔のたるみ手術、20~30代が受ける理由と注意点についてお伝えします | プラネット整形外科

 

 

 

 

こんにちは。

プラネット整形外科代表院長のシン・ドンウです。

顔のたるみ手術を検討される理由は、思っている以上にさまざまです。単なる加齢によるたるみだけでなく、別の原因によって生じるケースも少なくありません。

少し前にカウンセリングを行った30代前半の患者様も、そのようなケースでした。

5年前に輪郭手術を受けられて以降、顔のたるみが目立つ状態になっていました。

改善のために糸リフトやあご下脂肪吸引なども試されたそうですが、たるみ自体は改善しなかったとのことでした。

さまざまな方法を試しても問題は解決せず、悩まれた末に当院プラネットを受診されました。

実は、この方のように輪郭手術後にたるみが生じたケースでは、一般的な加齢性のたるみとは原因そのものが異なります。

そのため、アプローチの方法も変わってきます。

今回はこの患者様の症例をもとに、輪郭手術・両顎手術後に顔のたるみ手術が必要となる理由と、その際に必ず注意しなければならないポイントについてお話ししたいと思います。


<プラネット プラスアップリフティング 術前・術後>

 



(左)手術前
(右)プラスアップリフティング 術後1か月


【目次】

輪郭手術・両顎手術後に皮膚がたるんでしまった場合
輪郭手術・両顎手術後の症例で注意すべき点

 

 

 

 


 1. 顔のたるみ手術、輪郭手術・両顎手術後に皮膚がたるんでしまった場合

 

まず、輪郭手術後に顔のたるみが生じる理由からご説明します。

私たちの顔は、皮膚層、脂肪層、筋膜(SMAS)層によって構成されています。

多くの方は、顔がたるむ原因を単純に「皮膚の弾力低下」と考えがちですが、実際には皮膚の下にある筋膜層が下方へ移動することが主な原因です。

そのため、たるみを根本的に改善するためには、下垂した筋膜層を本来の位置へ再配置する工程が必要となります。

この操作こそが、顔のたるみ手術、すなわちフェイスリフトです。

 

 



一般的に40代後半以降では、加齢によって筋膜層が下がっていることが多く、フェイスリフトが必要となる可能性が高くなります。

皮膚層だけを扱ったり、筋膜層を部分的に引き上げる糸リフトでは限界があるためです。

一方で、20~30代では加齢による筋膜層の下垂が起こっている可能性は低く、多くの場合フルフェイスリフトまでは必要ありません。

しかし、今回ご紹介する患者様のように、輪郭手術後にたるみが生じたケースでは話が異なります。

輪郭手術や両顎手術では骨を削るため、術後は骨格のボリュームや突出感が以前より小さくなります。

問題なのは、骨は小さくなっても、その上を覆っていた皮膚や脂肪、SMAS層などの軟部組織はそのまま残るという点です。

簡単に例えると、大きな箱にぴったりとかぶせていた布があるとして、その箱を小さくすると余った布がたるんでしまうのと同じ原理です。
 

 

 

そのため、このようなケースでは、下垂した筋膜層を再配置することではじめて顔のたるみを改善することができます。

糸リフトや脂肪吸引などの施術は筋膜層そのものに直接アプローチする方法ではないため、十分な効果を得ることが難しいのです。

先ほどご紹介した患者様が、さまざまな施術を繰り返しても改善しなかった理由も、まさにそこにあります。

 

 

 

 

2.顔のたるみ手術、若い年齢層で注意すべきこととは?

 

 

しかし、このようなケースでは、フェイスリフトを行う前に必ず押さえておくべきポイントがあります。

比較的若い年齢でフェイスリフトを受けられる方は、50代以降に追加手術が必要になる可能性があるということです。(手術とは別に、老化自体は進行し続けるためです。)

そのため、初回手術の段階から将来的な再手術の可能性も考慮し、筋膜層をできるだけ温存する方法でアプローチすることが重要になります。

では、なぜ筋膜層を温存することが重要なのでしょうか。

フェイスリフトの要となる筋膜層は、一度手術を受けると、術前と全く同じ状態を保つことは難しいからです。



<筋膜層の位置>

実際に再手術の患者様を診ていると、前回の手術によって生じた瘢痕組織や癒着の影響で、筋膜層の境界が不明瞭になっているケースが少なくありません。

このような状態では、組織剥離の難易度が高くなり、正常組織と癒着組織を見分ける作業もはるかに複雑になります。

さらに、手術中の組織損傷のリスクが高まるだけでなく、リフティング効果が制限されたり、仕上がりが不自然になったりする可能性も高くなります。

初回手術よりも再手術の方が難しい理由は、まさにここにあります。

そのため、輪郭手術や両顎手術後の顔のたるみ手術を検討されている方は、単に経験豊富な医師を探すだけではなく、同様の症例を十分に執刀してきた医療陣かどうかをしっかり確認されることをおすすめします。

初回手術の設計が、将来の再手術の難易度まで左右するということを、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。


<プラネット プラスアップリフティング 術前・術後>



(左)手術前
(右)プラスアップリフティング+前頬・側頬脂肪吸引 術後1か月


今回は、比較的若い年齢層で顔のたるみ手術が必要となるケースと、その際に注意すべきポイントについてお話ししました。

同じ顔のたるみ手術であっても、今回ご紹介した患者様のように、輪郭手術や両顎手術後にたるみが生じたケースでは、一般的な加齢性のたるみとは原因もアプローチ方法も大きく異なります。

フェイスリフトをご検討中の方は、この点を念頭に置いたうえで手術計画を立てていただければと思います。

同じようなお悩みをお持ちの方にとって、今回の記事が一つの判断基準となれば幸いです。

また、ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、プラネット整形外科代表院長 シン・ドンウでした。

 

 

 

 

 

 

 

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