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お菓子な言葉

お菓子、写真、そして言葉

久しぶりに、うえろくカメラさんの「てくてくフォト散歩」に参加しました。

今回は20人越えの参加者。

4~5人でうろうろしていた頃が夢のようです。

 

 

今回は、大阪駅「WONDER FLOWER GARDEN」でお花を撮影し、中崎町でレトロな町並みを撮影するという段取り。

 

 

うめきた広場で集合後、エスカレーターを上って5階へ。

見事な花の階段が迎えてくれます。

 

5階の広場は花でいっぱい。でも冬のイルミネーションの時より狭く感じるのはなぜ?

 

 

ガーベラ、カーネーション、ばら、あじさい、などなど、美しく咲き誇っています。

お手入れの作業員の方5~6人が常に花壇の点検、水やり、だから美しさを保てるのね。

 

 

でもこの日は寒い! 久しぶりに寒い !

耐えられなくて大丸に飛び込み、カーディガンを買っちゃいました。

 

 

ここまでは、やはりお花。 美しい色を残したいとカラーフィルムをメインで使用。

梅田から中崎町までてくてく歩き、12時前になったので、まずはランチ。

そして街散策。 

レトロな雰囲気の残る中崎町は、昔、労働組合の事務所があって良く足を運んだ場所。

何年か前、パン屋さんを探しにやってきたり、商店街に鯛焼きを買いに来たり、

ちょこちょこ来ていたつもりですが、ゆっくり歩くと面白いところがいっぱい。

 

 

レトロな建物はモノクロだよね~とモノクロフィルムを中心に撮りすすめました。

 

 

途中でお茶したり、のんびりてくてくです。

 

 

 

 

モノクロフィルムが予定枚数に近くなってきたので、カラーも使っちゃおう、

とカラーフィルムを入れたカメラにチェンジすると、

なんだかね、世界が変わって見えました。

 

 

 

 

それまで漫然と撮っていたカラーフィルムだったのですが、

あきらかにファインダーの向こうの色を狙っている私がいました。

 

少し前に花を撮っていた時、花の持つ色のバランスや組み合わせは

見えていましたが、色を生かすという意識はあまりなかったかも。

でも、中崎町で、色を見つけ、その色をどう撮れば生きる?と考えながら

撮っていました。

 

 

その感覚は、デジタルだけで撮っていたら、私には気づけなかったことかもしれない。

 

当たり前のことかもしれないのですが、なんだか目から鱗が落ちたみたいな

新鮮な感覚でした。

 

 

現像、焼き付けも、自由にこなせるように、早くなりたい!

 

お誕生日には普段行きにくいちょっとリッチなレストランへというのが我が家の習慣に。
私の誕生日は今日4月2日なので、年が明けると同時ぐらいにお店さがし。
昨年秋、桜井に高級なオーベルジュができ、レストランだけの利用もできると報道を知った時、場所などをチェックしたものの、「えっ、こんなところに!」と驚くような場所。まさに田んぼの中。奈良盆地ではよくある小高い丘の上。こんなところにどんなオーベルジュとレストランができたんでしょうと興味津々。

夫と二人で行ってみました。



菜の花の向こうの丘の上、ここにあります。

丘の上からの景色はこんな感じ。
写真正面が三輪山。



外観はこんな感じ。広い敷地に平屋に見える建物です。




オーベルジュの建物向かいは農業大学校。



ロビーからみた風景。


中に入ると。



写真の奥がレストラン。


廊下から厨房が見えます。




レストランは二面がガラスばりで、明るく、風景も美しい。

ランチは三つのコースがありますが、今日はお誕生会なので一番お高いコースで。

まずはアミューズ。



梅のジュレ、グリッシーニには梅味のギモーブ、下には春巻きの皮で作った桜の花びらとヘーゼルナッツ・ピスタチオの小石。素敵でしょ。春、春、ですね。


続いてアミューズ2品目。



野菜畑に見立てた宇田金牛蒡と人参のコルネ。
これはこちらのレストランの人気アミューズだそうです。
今日はご近所の農家さんの剪定で出た桜の小枝が添えられています。
人参、牛蒡のクレープ? おせんべい? みたいなものに野菜のムースとフレッシュの鮭、マグロがのせられています。とてもおしゃれだけど、味も満足の一品です。

アミューズ3品目。

奈良県産野菜の田園仕立て 
トマトと黒オリーブのタップナード麹味噌風味。
新鮮野菜にこの味噌、合います。

ようやく前菜。
フォアグラのポアレと筍のリゾット
木の芽の香り

これが運ばれて。

おだしをかけてもらいいます。


完成です。
良質のフォアグラに香ばしい筍。
和のリゾットであっさりいただけます。

魚料理、今日はイトヨリ。



和歌山県産鮮魚のポワレ
あさりと菊菜のソース 春野菜と共に

見た目に美しい緑。まさに春にふさわしい。

そして肉料理。



ヤマトポークのハチミツマリネ りんごのロースト
根セロリのピューレ添え

くせのないヤマトポークは柔らかく脂身も甘い。
甘いりんごを添え、黒ごまのチュイールを割って一緒に食べると
ほどよいインパクトが感じられる。
根セロリのピューレはあっさりと爽やかさを添えます。

デザートの前に、別料金になりますが、チーズをいただきました。
夫は全種類、私はヤギとブルーチーズを避け、食べやすい三種を。

全7種あります。


私用は3種だけ。
でも好きなものだけなので、うれしい~。
イチジク、パイナップル、ブドウのドライフルーツとナッツ入りパンの一切れが
添えられています。

そしてデザート。



クレームダンジュ ぷれざんすスタイル
お誕生日仕上げです。うれしい。

クリームの下にはピスタチオのジェラードとフレッシュのイチゴが。
イチゴは奈良県のアスカです。
さっぱり目のクリームが満腹のお腹にす~と入っていきます。
アクセントとして香ばしいピスタチオジェラート。

飲み物と一緒に小菓子が。



どれも可愛くて美味しいお菓子でした。

12時少し過ぎにレストランに案内され、飲み物を飲みながら時計を見ると3時に。
3時間弱経っていたのですね。
サービスの頃合いはちょうど良く、待たされる感覚は全くなかったのですが、
こんなに時間が経っていたなんて驚きました。

お料理は全体的にあっさりしています。
フレンチですが、バターやクリーム類をほとんど使っていないのでしょうか
重くなく、たくさん食べてもお腹の具合は心地良い。

料理もサービスも雰囲気も、とても素晴らしいものでした。

いつか一度は、オーベルジュに泊まって、ゆっくりディナーやモーニングを楽しんでみたいですね。

大満足のバースティランチでした。


本日のメニューです。

オーベルジュ ド ぷれざんす 桜井オーベルジュ / 桜井駅香久山駅大福駅)  
昼総合点★★★★ 4.0


第一回C.C.C.の会に参加しました。

Chocolate,Cheese、Coffee その三つの「C」のマリアージュを試みた会です。


チョコレート担当は、チョコレートソムリエのさつたにさん。
さつたにさんのチョコレートテイスティングの会などには何回か参加し、
バレンタインデーの頃には、素敵なBean to Bar のチョコレートを
紹介していただいている、素晴らしいチョコレートのエキスパート。



コーヒー担当は、カフェ・サボローゾの濱崎さん。
私自身はスペシャルティーコーヒーを学ぶために、京都のウニールさんでの
スクールにも通い、コーヒーの楽しみや味・香りの表現の仕方を学びました。、
チョコレートでさつたにさんに出会う前のことだったので、
コーヒーでの表現がチョコレートでも使えるのだとうれしく感じていたりも
していました。
濱崎さんと出会ったのは、少し前のさつたにさんの会で。
その時は、チョコレートとコーヒーのマリアージュ。
素敵なコーヒーを提供してくださった濱崎さんのファンに。


珈琲鑑定士&焙煎士 「カフェサボローゾ」濵﨑寛和さん
真剣にコーヒー抽出中。

そしてチーズ担当は、初めてお会いした
チーズ洗練士 「コパンドフロマージュ」宮本喜臣さん
私はチーズが大好きなのですが、ワインがあまり飲めないため
チーズを極めることは無理かと思い込んでいました。
やはりチーズとの最高のマリアージュはワインだから。
でも宮本さんがさつたにさんのチョコレートにあわせるために
夜も寝ずに探されたチーズのあり方を見ると、ワインが飲めなくても
様々な形でチーズの奥深さを追求することはできるのだと
感じました。

一組目のマリアージュは
おなじみパンプストリートベーカリーのエクアドルミルクチョコ
レッドスターというイギリスのチーズ
グアテマラのコーヒー

チョコを口に入れ、完全に溶けきらないうちにチーズを含み
チョコとあわせ、混ざった頃にコーヒーを含む、といういただき方。

一組目はすっきりとしかしミルクの香りが華々しく、
なじみのあるやわらかさが心地良いです。


和歌山「ふくみみ」さんのパンが用意されています。
フィリングは宮本さんのリクエストです。


二組目
アスキノジーのホワイトチョコ、こちらはヤギのミルクから作られたチョコ
チーズはイエトストというなめらかな粒子の細かいチーズ。
若干キャラメルのような風味がある。
それにコロンビアの豆を二通りの焙煎にし、あわせる。
チョコとコーヒーだけ、チーズとコーヒーだけ、2種で味わうのと、
チョコ、チーズ、コーヒー3種で味わうのでは全く異なる味わいがある。
やや苦手なヤギミルクのチョコも、チーズが穏やかに押さえてくれ
コーヒーがしっかりと味わい深めてくれる。

食用バナナのチップス 箸休めです。


三組目は
モランのカカオ100%のチョコレート
あわせるチーズは宮本さんが練りに練った、普通の市販のものではない
特性のチーズ。
そしてコーヒーはグアテマラとエチオピアの2種の豆を使ったもの。

この組み合わせは、なかなか難しかったです。
100%チョコレートは、ほんの一かじりならおいしいのですが、
そんなにたくさんは私でも食べられない。
またチーズもいろいろ手を加えてあると言っても、私の苦手な
ブルーチーズがベース。
コーヒーはしっかりと重いけれど重すぎないおいしいコーヒーですが、
なかなか難しい組み合わせでした。
正直言うと、最高のマリア^ジュかどうかは、う~~ん、です。
もう少しナッツやドライフルーツのようなものを加えたい。

左からさつたにさん、宮本さん、濱崎さん

なにはともあれ、なかなか楽しい会でした。
久しぶりに会う方や、いつも親しくしてくださる方、
なんと偶然ご近所の方もいらして、あっという間の2時間でした。


ぜひ、近いうちに2回目のC.C.C.会を開催していただきたいです!

カンパーニュ風パンは、カカオポッドの形でした。

仕事以外でどこかへ出かける時、
メインの用事以外にも、ついでになにかその近くですることないかな?
とついつい用事をいくつも作ってしまいます。
ゆったりすることの出来ない私です。

今日は、メイン+サブ、どころではなく、
メイン+メイン+メイン というような一日になってしまいました。

一つ目、今日のメインイベントは
友人達の写真展へ行くこと。
https://www.facebook.com/events/136937406644655/
詳しくは↑へ。

二つ目、「ヴォルフガング・ティルマンス」展へ行く。
国立国際美術館での大規模な写真店は昨年の
「アンドレアス・グルスキー」以来。かなり楽しみ。

三つ目、にしてしまっては申し訳ないけれど、「HOLGAエクスポ2015」
B組の展示を見に行くこと。
私も出させてもらったA組も学ぶべきものが多かったので、B組も見なければ。





まずは時間的なこと、位置的なこともあり、
国立国際美術館へ。
「ヴォルフガング・ティルマンス」特に事前情報もなく、どんな写真を
撮る人かも知らず言っちゃいました。
facebookでつながっているプロの写真家さん達が結構話題にして
いらしたので、見る価値ありだろうと思っていったのですが・・・。

どなたかが「様々な見せ方があり、写真の可能性の広がりに気づいた」
というようなことをやはりfacebookで書いていらした。
確かに、様々な見せ方がありました。
一つの技法ではなく、様々な技法、
対象もいろいろ。
モデルになっている人物はゲイやマイノリティも、という表記もどこかに
あったのですが、マイノリティを描くこと自体は、うん、好きです。
でもね、なんかね、う~~ん、私にはしっくりこなかった。
強く私の心を打つものは見いだせなかった。

様々な可能性ということでは、面白いのですが、だから? 
という感じも。
感性が彼に追いついていないのでしょうが・・・。
私にはグルスキーの方が分かりやすかった。

図録を買ってお勉強しよう、と思ったら、
図録は印刷の遅れとかで、予約販売になっているようです。
きっと届く頃には、ティルマンス理解したいという意欲もなくなっているだろうから注文しませんでした。

ついでに、同時に開催されていた「他人の時間」という展示。
こちらは写真だけでなく、映像、絵画もあり、また作家さん毎に
訴えることも分かりやすい展示でした。
でも写真の展示があまりインパクトなかったかな・・・。



南に戻って、先にアクリュで行われている「HOLGAエクスポ2015」に。
トイカメラでありながら、いえ、トイカメラだからこそ、
それの持つ独特の雰囲気を描き出すことのできるHOLGA。
私はまだまだ使いこなせませんが、先輩方の写真や展示法を見て、
来年につなぎます。来年はフィルムで出展したいな。
展示法ももっといろいろ研究しなきゃね。


そして友人達の「赤いトマトで目が覚めた」写真展へ。
今はソラリスとなったナダール大阪の女性写真教室で同じクラスだった二人と担任の明池先生が女性写真教室に今年から出来た展示コースの修了展として開いている写真展です。

懐かしい顔、写真集には懐かしい写真も。
私も展示コースに参加したかったのですが、時間的な問題でかなわず。
上にも書いたように、展示法に今とても関心のある私。
二人にもあれこれあれこれ聞いちゃいました。

今はソラリスのオーナーとなった大和さんに、フィルムカメラのことで
聞きたかったことを、まとめて教えてもらっていると、
フィルム写真コースでご一緒していた池上さんもいらっしゃって
池上さんが持っていらしたクラッシックフィルムカメラに
大和さん、ナカミイさんと三人で食いついてしまったり。

30分ぐらいで失礼しようとお思っていたのに、二時間近くおじゃましちゃっていました。でも懐かしいお顔にあえてうれしい!


そして、ソラリスにいる時、
「戦争の写真展をしているのは、こちらですか」と訪ねてこられたご老人が。ナカミイと大和さんが調べると、同じビルの三階で行われているらしい。私、偶然、その写真展のこと、前日テレビで見ていた。
でも詳しく調べることなくいたら、このビルだったんだ、ということで、ついでに見に行くことに。

「板屋めぐみ写真展」~戦争体験の人とLINEしてみた~
テレビの報道では元日本兵の証言を綴るということでしたが、
元日本兵以外にも、様々な戦争に関わった方の証言が。
写真展、というより、証言展?
LINEという形はおもしろいけど、字数の制限もあって、もっと効果的に伝える方法があったのでは?と思う。
写真も技術はまだまだ、な~~んて私が言ってはいけませんが。

でも翌日に終戦記念日を控え、安倍首相の談話も発表されたこの日、
なにかやはり私に考えさせるための偶然だったのでしょう。


さて、今日のさまざまな出来事での私への課題。
(写真展を見たら、何か一つ課題を自分に課すことにしています)
もっとたくさん写真展を見て、展示法を学ぶ。
人との繋がりは大切に。
早くテーマらしきことを見つける。
ぐらいかな?

参考URL
「赤いトマトで目が覚めた」
https://www.facebook.com/events/136937406644655/
国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp/index.html
HOLGAエクスポ
http://holga.g-avi.com/expo2015/
板谷めぐみ写真展
https://www.facebook.com/events/1457926154529542/



「村上さんのところ」が届きました。

村上春樹が、獄舎からの質問に答えたものをまとめた本です。
4万通弱のメールが届き、村上春樹はそれにすべて答え、
すべてのメールへの返信は期間限定でネットでも公開されていますが、
そこから選ばれた473通が本になりました。




私は古い言い方ですが、ダブル村上では村上龍が大好きでした。
文学少女で、こしゃまくれた内容の小説も書いていた私は
村上龍が芥川賞を取った1976年、その小説に多大な衝撃を受け、
私には才能がないことを悟り、以後、ペンを置きました。

少々早いあきらめであったかもしれません。
が、ティーンのうちにしっかりあきらめられたので、
その後の人生は堅実に歩むことができたのかもしれません。

それに対して、村上春樹との出会いは、普通でした。
おそらく「風の歌を聴け」から、長編は欠かさず読んでいますが
ふ~~ん、こんなものかな。で、結論は? という感じで、
読んではいるけれどファンではない、というスタンスが長く続きました。

その私が、村上春樹好きです、と言うようになったのは、
ここ10年ぐらいかな?
勤務先で、文学の授業を担当することになり、
海外でも人気で学生達も翻訳版を読んだことのある作家ということで
村上春樹リクエストがあり、授業でも使い始めました。

授業で小説を読む、ということは、そのために何回も何十回も読み、
自分なりの解釈築き、世間での解釈も理解し、研究論文があればそれも読み、
ネットでの評判も目を通し、とそれなりにしっかり準備が必要です。

そのように何回も読んでいると、なんだかとっても良いんです。
つまらなかったはっきりしない結論にも味わいを感じ、
なんと言っても音読すると、その美しい日本語にうっとりします。

現代小説は音読を前提には書かれていないでしょう。
村上龍の小説は音読していたら苦しくて先に進めないと思います。
でも村上春樹の小説は、声に出して読み、音読を共有することに
よって、より味わいが出、内容が頭?心?に入ってきます。

まずは音読で不思議な魅力に惹かれた村上の小説ですが、
何度も読むうちに、はっきりしない結論に涙することもしばしば
起こりました。
もちろんいらだちからではなく、感動からです。

はっきりしないことから、何か自分なりの結論が見つけられるように
なってきたのです。
これは単純に繰り返し読むことで、内容をより理解できたことからなのでしょう。

授業で使うということもあり、あまり長編は読むことができません。
短編が中心です。
が、短い小説の中に込められている様々なメッセージは
志賀直哉に勝るとも劣らないのではないでしょうか。

特に好きな小説は
「かえるくん、東京を救う」
2011年以降、苦しくてしばらく読めなくなっていたのですが、
今年、久しぶりに使ってみました。
最後のかえるくんが消滅するシーンは、涙なくして読めません。

「像の消滅」も好きです。
これは結論が分かりやすいかもしれない。
メッセージも分かりやすいかもしれない。
でもその分かりやすさ以上の大人さが好きです。

「沈黙」は村上春樹らしくない小説です。
非常にリアリスティックです。
こんな人間、私の周りにもいる、と思える登場人物ばかりです。
不思議な人はいません。
不思議なことも起こりません。
が、だからこそ、何をなすべきか、村上はその方向性をはっきり示し
私達にも問いかけているのでしょう。


長編では、最新作が一番好き、と言えるでしょう。
今のところ、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は
私の判断では中編なので、「1Q84]が好きかな。

授業で使う時の小さな苦労、
好きな村上作品はたくさんあるのですが、一応、大人相手ですが授業なので、
あまりセクシャルなシーンが出てこないものを選ばなければいけません。
「1Q84」も抜粋でも授業で使いたいのですがあ、結構、私のガイドラインに
抵触する場面が多く、まだ使えていません。


村上春樹と私のヒストリーが長くなりましたが、
今日、村上春樹を取り上げたのは、「村上さんのところ」について
書きたかったからでした。
戻りましょう。

ウエブはちらりとしか見ていませんし、本もまだ最初の方しか読んでいませんが、
村上春樹の返答、なかなかいいです。

彼は彼のファンのことを、世間で言われる「ハルキスト」ではなく、
「村上主義者」と名のったらどうか、と書いています。
昔の共産主義者みたいだと。

お説教でもなく、諭すわけでもなく、
ゆる~いようで、本質をついている、さすが!と思ってしまいます。

気軽に読めます。
最近、なかなか集中して本を読む時間が作れない私ですが、
これは読めそうです。

あまり熱心ではない村上主義者からのお勧めです。







PHOTO GARDENさん主催の山本まりこさんエアリーフォトレッスンに参加しました。
天気予報では雨だったこの日。心地よい風が吹く良いお天気となりました。

山本まりこさんはカメラ女子に大人気の写真家さん。
前日神戸で行われたレッスンから引き続きという2日連続の方も大勢。

PHOTO GARDENから文化会館の裏を通り、県庁を抜け、入江泰吉さん旧居の前を通過して東大寺境内へ。
戒壇院あたりでたまたまいらしたイケメンさんを撮影しながら、鹿の写真も。

東大寺の裏を通って二月堂へ。
二月堂でゆっくり撮影し、帰路につくという行程。

PHOTO GARDEN近くのカフェでアフタヌーンティセットをいただきながら、今日の一枚を選び、先生からの講評会。

山本まりこさんは、始終、サービス精神旺盛。
ファンの方も、そうでない方も、大満足の1日でした。

こちらにもこの日の写真を載せています。
http://hirokok88.exblog.jp/

 チョコレートソムリエのさつたにかなこさんが主催するチョコレートテイスティングの会が難波富士珈琲さんで行われました。
 昨年は、さつたにさんの事務所での会に何度か参加させてもらっていました。また今年2月の阪急百貨店でのチョコレートイベントでも、さつたにさんやカカオハンター小方さんがナビゲーターとなるテイスティングイベントに何度か参加していました。
3月以降、チョコレート関連のイベントには参加していなかったので、今回は久しぶりにチョコレートと真剣に向き合うことになりました。

 

 今回はさつたにさん制作のノートも配られ、なんだかうれしい。
レジュメもカラーです。

 植物としてのカカオの話やカカオ・チョコレートの歴史についてのお勉強に続いていよいよテイスティング。

 今回は5つのセッションに分かれてのテイスティング。
セッション毎にテーマがあります。

セッションA 同じ農園のカカオを使ったチョコレートの食べ比べ

アケッソンがマダガスカルに持つ農園で作られたカカオで作ったチョコレート。
フランスのアケッソンの他、ベルギーとアメリカの会社で作られたものをいただきました。

阪急のイベントでも大人気だったアケッソン。
やはり自社農場から製品までという一貫した行程で作るアケッソンのものが、バランス良く、群を抜いておいしい!と感じるチョコレートでした。が、やはりチョコレートの名店が多く、チョコレートについては他国に負けないベルギーの会社のものも明るい味となめらかな口溶けで好きでした。

セッションB 同じ国の違うエリアのチョコレート食べ比べ

ここではおなじみのカカオハンターのもの。
コロンビア南部のトゥマコ産と同じくコロンビアだけど北部のアラウカ産のカカオを使ったチョコレート。
カカオハンターのチョコレートは何度も食べているはずなのですが、改めて緊張して食べてみると、その味の違いがより鮮明に。
確か2月はトゥマコの方が好きだったように記憶していますが、この日はアラウカの方がおいしく感じたかな。どちらもおいしくて好きなのですが。

セッションC カカオ産地で作られるローカルBean to barを食べ比べ

最近めきめきと増えてきて、阪急のイベントで大注目されたBean to barチョコレート。でもやはりカカオ生産地は気温が高いため、現地生産をしている会社は少なくて、カカオをヨーロッパや日本に持ち帰ってチョコレートにチョコレートを生産する会社が多い。でもこのセッションのチョコレートはカカオ生産地でのチョコレート製造です。
まだまだ大手ではありませんがこれからが楽しみな取り組みですね。
一番左のメキシコのチョコレートが私は好きでした。

セッションD 世界の産地を食べてみよう

ジャマイカ、ベネズエラ、ドミニカ、ガーナ、インドネシア、など、
カリブ、南米、中米、アフリカ、アジアとカカオが採れる地域は広いですが、
それぞれの特徴は?
このセッションは地域差はよく分かりませんでしたが、おなじみのメーカーのものも
あり、それぞれにおいしくいただきました。

セッションE Bean to barを使ったお菓子など

びんのものは、チョコレートスプレッド。大豆や豆乳が使われているのですが、その味かな?なんだか癖のある味で、私は苦手かも。
手前の大きな間は、辻口さんの作った納豆入り。これはおいしい!
後の2種はミルクチョコレート。
ブラックチョコレートのテイスティングで研ぎ澄まされた感覚をちょっと一息つかせることができました。

全部で19種のチョコレートを味わったことになります。
セッションE以外は、カカオ分が高いチョコレートばかり。
と言ってもこの日は65%から75%ぐらいまでで、食べやすいです。

だけど、このような場では、75%も平気で食べる私ですが、
一人で自宅で食べていると、75%もなかなかしんどい。
ついついもっと甘い物に手が出てしまいます。

バレンタイン時期や3月の東京行きで買ったチョコレートがまだたくさん家にあります。クリオロ100%のドモーリなどを一人でぼつぼつ食べているのですが、一人だとどうもいけません。カカオのおいしさより、砂糖の甘さに心ひかれてしまいます。

どなたか一緒にテイスティングして遊びましょう。
素晴らしいチョコレートはたっぷり用意できますので。


青洋さんは、すてきな女性和菓子職人さんの和菓子のお店。
普段は注文菓子を作っていらっしゃるようで、お店を開いていらっしゃるのは、
だいたい月末の3日間だけ。
でも金曜日にお店からそう遠くないところで仕事をしている私は
毎月開店日の金曜日にお店を訪ねることに。

毎月6種ほどの上生菓子と、羊羹、干菓子がお店には並びます。
どれを買おうかな~と毎月迷うのですが、
結局上生菓子を全種買ったりしています。

和菓子はその季節季節を表現していますので、
伝統的な形というものがある程度決まっています。
桜や杜若などを現してものは、どのお店もそんなに形は
違わないかも。
もちろん味はお店お店でことなります。
でも和菓子は基本が小豆と餅米の粉ですので、
とてつもなく大きな差というものはないかもしれません。

ところがこの青洋さん、まずは和菓子の意匠に驚き。
見たことのない形状。

使っている素材もなかなか珍しいものも。
もちろん餡が中心ですが、いわゆる老舗の京菓子店では
絶対に使いそうにないものも、使っていらっしゃいます。

何ヶ月か買って、毎月驚いていますが、
今月の生菓子をご紹介してみます。

ピンク部分はお店でいただいた説明からの転載です。

空をつかむ 上用製

青空も雨も夕焼も手を伸ばして触れてみたくなるぐらい
爽やかな初夏の空。


こちらはシンプルな上用饅頭に見えますが、
画面ではうまくでていませんが、三分の一ほどがうっすら水色。
そこにはしごのような模様が羊羹で描かれています。
中の餡は二層になっています。
上品な上用饅頭です。



はかなきもの 羽二重製


花から綿毛へ。この一瞬の形が優しくも美しい。

こちらは綿毛を現した飾りがかわいい。
薄い羽二重に凍り餅がまぶされていて一見道明寺風。



宝さがし こなし製


海での砂遊び。見つけた色とりどりの貝たちは宝物でした。

今月の生菓子で、これが一番驚いたかもしれません。
こなし生地の中に細かく砕かれたピーナツが入っています。
香ばしピーナツは和菓子では珍しいですよね。
そして銘の通り、宝さがしの宝は餡に潜んでいる
ホワイトチョコレート。



満 うすいえんどう水羊羹製


植物、光、水・・目に映るものすべてがエネルギーに満ちています。
とても美しい水羊羹です。
私、水羊羹はそんなに好みではないのですが、これは見た目の
かわいさに惹かれてしまって買いました。
水羊羹はうすいえんどう製。
えんんどうのみずみずしい味も驚きです。



慶祝  つくね芋きんとん製


今月はたくさんの喜び事がありました。
それぞれの良き未来を願って。


こちらは普通のきんとんなのですが、
色の美しさに惹かれます。
私はつくね芋きんとんが大好きなので、
きんとんは毎月欠かさず購入です。
でもこちらのきんとん、きんとんでは京都で一番とも言われる

嘯月さんにも負けていないと思います。


日盛り 外郎製


皐月の光も美しいけれど、影もまた美しい。
形のおもしろさでは、今月一番ですね。
黒い部分が醤油味で、口に入れてまず驚き。
とても楽しいお菓子です。


また来月もどんな驚きの味と形に出会えるのか、楽しみです。

5月2日から4日、二泊三日で滞在した「LOHASくるみ谷」。
お宿のホスピタリティは心温まる、体もしっかり休まる
すてきなものでしたが、
体には食べ物も大切。

おいしいお食事の数々をまとめてみました。

一日目夕食。
鹿肉と大根、こんにゃくなどを炊いたの
ホタルイカ
ヤマゴボウの炒め煮
キュウリのつけもの
わさび漬け
ワラビの酢の物



そしてご飯は、オーナーさんがこの谷で作っているコシヒカリ。

これだけでも十分ごちそうだし、普段食べることの少ない
山菜たっぷりでうれしいのに、
なんとこの日は近くの間人で取れたというアンコウを使った
あんこう鍋!

ぷりぷりのアンコウです。
関西では、冬場も余りあんこう鍋を食べないので、
私にとっても珍しいお魚。



あっさりした醤油味の出汁にアンコウと野菜、キノコがたっぷり。
もう最高!!
アンコウって、さっぱりしていて、でもぷりぷりで、おいしい!!

二日目朝食。

朝食は欧風?
パンはやはりオーナーさん手作り。
なんとコシヒカリをゴパンで食パンにしたもの。
ヨーグルトは近くの牧場「空」で作られた牛乳を使った手作り。
リンゴジャムを添えていただきます。
コトコト煮込んだキノコスープもあったかいんだからぁ♪
充実した朝ご飯です。

二日目夕食。
たこ~~。
メバルの仲間、なんだったかな? 焼き魚。
蕗の炊いたの。
ウドのすのもの。
わさび菜の佃煮風。

ワラビの卵とじもたっぷり。

山菜のおいしさに目覚めた私達は、この日も山菜三昧に
大満足。

さらにこの日は鳥鍋。

さすがに鶏はこちらで育てているものではありませんでした。
佐賀県産とか。
写真を撮り忘れたのですが、若鶏の肉と、ひね鶏肉で作ったつくねがたっぷり。
でも同じ醤油ベースの出汁が鶏とつくねで、昨夜とは全く違ったものに。
どちらもおいしいです。
ひね鶏ミンチのつくね、ニラやニンニクが混ぜてあり、味もしっかり
スープにも良いアクセント。なかなか素晴らしい味でした。

三日目朝食
楽しみにしていたヨーグルト。
パンは同じくゴパン製。
スープはクラムチャウダーでした。
そそ、前日も出されたキャベツドレッシングというのがおいしい。

この日も満足の朝食でした。


夕食は6時頃お願いしていました。
最近、夫の帰宅が遅いため、自宅での夕食はどうしても遅くなってしまい、
すると朝は余りお腹が空いていない。
仕事のある日は無理矢理なにか食べていますが、翌日が休みだったりすると
昼過ぎまで食べたくない。

でもこちらでの3日間は、夜は早めにしっかり。
寝る頃には心地よくお腹もこなれ
朝、起きると、「朝食間だかな?」と待ち焦がれ、
そしておいしい朝ご飯、という健康的な日々でした。
本当にこんなリズムがいいんでしょうね。

毎日は無理でも、私ロハスじゃないし~、なんてあきらめずに
少しずつ、食べることから健康になっていきたいです。

本当はテレビはあります。ネットも有線ではつながっています。
でもテレビはリビングに一台だけ、携帯は圏外、愛用のipadもつながりません。
その分、一時一時をゆっくり過ごすことができました。
読みたいのに読めなかった雑誌をゆっくりと開き、
積ん読になっていた三島由紀夫の短編も読めました。



このお宿を選んだのは、光と共に泊まることができる、というのが第一の理由でした。

最近、ペット可の宿は増えてきました。
が、大型犬はだめだったり、ペットはケージに入れることが条件だったり。
また大型犬可であっても、やはりペット連れではないお客さんが多いところだとペット連れは肩身が狭いです。


そして「くるみ谷」という名前にも惹かれました。
GW直前まで、知人に「GWどこか行くの?」と聞かれると「くるみ谷!」と私。
「それ、どこ?」、「ええっと・・・」

奥丹後の京丹後市弥栄町須川というところ。
山の中の本当に谷間にある農地と数軒のお家。
その一軒が「LOHASくるみ谷」。



こちらはペットがいなくても宿泊できますが、一日一組限定というお宿。
私達以外のお客さんはいらっしゃいません。
光が少々はしゃいでも、許していただけそうです。

お宿は日露戦争の頃、建てられたという古民家をオーナーさんが自ら設計、改築し、そして一日一組のお宿に造り替えました。
オーナーさんは長年京都市民生協に勤務され、このくるみ谷とのご縁も生協時代に作った物だとか。生協で培った様々な知識や経験があったからこそ、このお宿を始められたそうです。

谷間に今は6世帯が暮らしいらっしゃるそうです。
玄関を入ると広い土間、懐かしい祖母の家に来たようです。
玄関から左手に離れとしてオーナーさんご家族の住まい、右手がお宿になっています。トイレや風呂は使いやすい現代的なもの。
(希望すれば五右衛門風呂も利用できます)
古民家の面影が多く残るダイニング、居間は、天井が高く、太い梁が見えます。
オーナーさんご自慢のサウンドシステム。
私達を迎えてくれたのはジブリの音楽。


客室はゆったりした空間。
シングルベッドとセミダブルベッドが置かれ、古い縁側も残っていて古さの中に新しさ?新しさの中に古さ?の残る部屋です。
ペット用のベッドスペースもあります。

夕食はこの谷で採れる山菜やオーナー手作りの野菜。
そしてすぐ近くの海で採れる新鮮な魚。
鶏肉もでました。
でもやはり印象的なのは山菜ですね。
(食事に関しては別ページに書きます)


オーナーさんの暖かい心配りが感じられる食事です。
二回の夕食、二回の朝食、どれもおいしくいただきました。

こちらで長年看板犬をつとめたクッキー君は昨年14歳で天寿を全うされました。
新米のカール君はまだ修行中で、ちょっと人見知り、犬見知り。
犬見知りなど全くしない光が近づくと最初は怖々、でもだんだん慣れてきましたね。
今度行く時は、立派な看板犬になっているでしょう。

光もドッグランはもちろん、谷間の土道を大いに楽しんだようです。


どこかにも書きましたが、私は普段、ロハスな生き方をしていません。
車も必要以上に乗っていますし、薬もたくさん飲んでいます。
宵っ張りだし、食生活も不規則。
だけどロハスっていいな~とは思っています。
ロハスな生活、できればしたいものだと思っています。
こちらで一年に数日でもロハスに過ごせたら、と思います。

また秋か、来年の今頃、訪れたいと思います。