青洋さんは、すてきな女性和菓子職人さんの和菓子のお店。
普段は注文菓子を作っていらっしゃるようで、お店を開いていらっしゃるのは、
だいたい月末の3日間だけ。
でも金曜日にお店からそう遠くないところで仕事をしている私は
毎月開店日の金曜日にお店を訪ねることに。
毎月6種ほどの上生菓子と、羊羹、干菓子がお店には並びます。
どれを買おうかな~と毎月迷うのですが、
結局上生菓子を全種買ったりしています。
和菓子はその季節季節を表現していますので、
伝統的な形というものがある程度決まっています。
桜や杜若などを現してものは、どのお店もそんなに形は
違わないかも。
もちろん味はお店お店でことなります。
でも和菓子は基本が小豆と餅米の粉ですので、
とてつもなく大きな差というものはないかもしれません。
ところがこの青洋さん、まずは和菓子の意匠に驚き。
見たことのない形状。
使っている素材もなかなか珍しいものも。
もちろん餡が中心ですが、いわゆる老舗の京菓子店では
絶対に使いそうにないものも、使っていらっしゃいます。
何ヶ月か買って、毎月驚いていますが、
今月の生菓子をご紹介してみます。
ピンク部分はお店でいただいた説明からの転載です。
空をつかむ 上用製
青空も雨も夕焼も手を伸ばして触れてみたくなるぐらい
爽やかな初夏の空。
こちらはシンプルな上用饅頭に見えますが、
画面ではうまくでていませんが、三分の一ほどがうっすら水色。
そこにはしごのような模様が羊羹で描かれています。
中の餡は二層になっています。
上品な上用饅頭です。
はかなきもの 羽二重製

花から綿毛へ。この一瞬の形が優しくも美しい。
こちらは綿毛を現した飾りがかわいい。
薄い羽二重に凍り餅がまぶされていて一見道明寺風。
宝さがし こなし製

海での砂遊び。見つけた色とりどりの貝たちは宝物でした。
今月の生菓子で、これが一番驚いたかもしれません。
こなし生地の中に細かく砕かれたピーナツが入っています。
香ばしピーナツは和菓子では珍しいですよね。
そして銘の通り、宝さがしの宝は餡に潜んでいる
ホワイトチョコレート。
満 うすいえんどう水羊羹製

植物、光、水・・目に映るものすべてがエネルギーに満ちています。
とても美しい水羊羹です。
私、水羊羹はそんなに好みではないのですが、これは見た目の
かわいさに惹かれてしまって買いました。
水羊羹はうすいえんどう製。
えんんどうのみずみずしい味も驚きです。
慶祝 つくね芋きんとん製

今月はたくさんの喜び事がありました。
それぞれの良き未来を願って。
こちらは普通のきんとんなのですが、
色の美しさに惹かれます。
私はつくね芋きんとんが大好きなので、
きんとんは毎月欠かさず購入です。
でもこちらのきんとん、きんとんでは京都で一番とも言われる
嘯月さんにも負けていないと思います。
日盛り 外郎製

皐月の光も美しいけれど、影もまた美しい。
形のおもしろさでは、今月一番ですね。
黒い部分が醤油味で、口に入れてまず驚き。
とても楽しいお菓子です。





