新しい家電好きの父も、あまりカメラには興味がなかったようで、我が家のカメラはいつもオートマチックでした。
「写ルンです」が発売されたら、もちろん大いに利用しました。
息子が生まれた頃も、まだフィルム時代。
レンズも変えられるものでしたが、そこまでは関心を持てず、セットのレンズのままでとり続けていました。
そのころ、フィルムにもAPSなんてものが出来、APS用カメラはまたオートマチック。
それが結構使いやすくて大活躍。
そうこうしているうちにデジタルの時代に。いわゆるコンデジを持ち、あまり写真を撮らせてくれなくなった息子や愛犬たちを撮っていました。
何台かコンデジを使っているうちに、これはあちこちで話していることですが、某食べ物系ブログに載せた私の写真が「下手だ!」とのコメントをもらい、それならば、写真の腕を磨くか、と思い立ったのが2013年の年が明けた頃。
カメラ・写真修行もまだ2年ちょっと。
ようやくデジイチの様々な機能が分かりかけてきたかな~程度で、まだ使いこなせているわけではありません。が、いろいろな場所でフィルム写真にも出会い、その線の柔らかさ、奥行きの深さに、「あ~フィルムってやっぱりいいな」と。
昨年からちょろちょろっとフィルムで写真を撮っていますが、今年になって、いくつかのワークショップに参加したり、現像を少し試したりしているうちにますます夢中に。
奈良在住の私。
奈良が誇る写真家入江泰吉さんの名を冠した美術館に写真教室があります。
その教室の一つにフィルム教室も。
講座受講は抽選、と聞いていたのですがフィルム教室は希望者が少なく、全員参加できるようですが、その教室に4月から通うことに。
以前、その教室に通っていた写真友だちから聞いてはいたのですが、こちらの教室、講評などはリバーサルフィルムで撮った物をスライドで見ていく。
リバーサルフィルムを買い、マウントを作り、ということが必要に。
フィルムも現像もネガより高い。マウントをお店に頼むとさらに高い。
なんだかな~、自宅にスライドの映写機なんてないし、フィルムを撮す簡単な装置は持っているけれど、ネガで十分なんだけど。私はプリントした時のフィルム写真が好きだから、スライドで見るってどうなのかな~、などと教室が始まってからいろいろ考えてしまって。 やめても良いかも。。。なんて。
数日前参加した「うえろくカメラ」さんのNATURAワークショップ。
まさに渡し世代がなじんでいたオートマチックフィルムカメラの近代版?NATURA。
かわいくて操作も易しくて、でも幅広い可能性を持つカメラ。
ワークショップで撮した写真を取りにお店へ行った時、店長の石田さんを捕まえて、フィルムのこと、あれこれおしゃべり。
その中で写真教室のこと、リバーサルフィルムのこと、話してみた。
石田さんがあくまで自分の考えだけど、と語ってくださったリバーサルフィルムのこと。
入江さんはずっとリバーサルフィルムで撮っていた。その入江さんを今も尊敬する写真家が奈良だけでなく大阪にも多い。彼らは入江さんの撮ったアングルをまねたり、もちろんリバーサルフィルムを使い撮影している。
ネガフィルムは現像、プリントする時に、写真屋さんがかなり手を加えられる。もちろん撮影者の要望も、かなり加えられる。そうすると少々明るさがおかしかったり色がもう一つでも、焼く時に、より良い作品に仕上げられる。
リバーサルフィルムがそれがほとんど出来ない。ごまかしがきかない。
またプリントというのは、白い紙に印刷すること、でもスライドでバックから光を当てるのは、見え方も自然に近い。白に乗せたものとは、全く違う。ここでもごまかしができない。
そういう意味でリバーサルフィルムでかちっとした写真をきちんと撮れるようになることは、フィルムカメラのためでもデジタルカメラのためでも腕を鍛えるためには最適である。まして私が持っているNikonFM10はマニュアルでしか撮せない。リバーサルフィルムをFM10でしっかり撮れるようになったらすばらしい。
というような話をしてくださった。
なんとなく私が持っていたリバーサルフィルムへの否定的な考えを払拭してもらえたような気がする。
お話ししていて、ここ数週間のもやもやが吹き飛び、すっかり元気になりました。
FM10でリバーサルフィルムをしっかり使う、がんばります。
モデルはYさん。NATURAというお店の前でNATURAカメラを写すカメラ女子。
ここに載せた写真は、NATURAワークショップ時にデジカメで撮った物。
まだフィルム写真はお目にかけられるものではありませんので。




















































































