- 若い時に産んだ娘。
- 娘への愛情のかけ方がわからないどころか、自分のことで精一杯。
- 母親との関係が原因とされている【摂食障害】を娘も発症。
- 壮絶な数年間の記録。
- 現在は克服。けれど、今後何が起きても責任はわたしにある、と思っている。
続き。
【娘の摂食障害】
⑬少しでも欠けていたらそれは【価値がない】
怒涛の大学生活が終わった。
成績優秀者として表彰されるくらい、
めちゃくちゃ頑張った大学生活。
選ばれて報告してくれた時は、
電話で泣いていた。
わたしの頑張りをわかってもらえた、と言って泣いていた。
もともとの頑張り屋さんの性格はあったにせよ、
常に自分をギリギリの精神状態まで追い込む。
そうじゃないと、不安でしょうがない。
それこそ、
極端思考で、
やるとなったら、
とことんやってしまう。
少しでも欠けていたら、それは価値がない。
ダイエットなんかは顕著に現れた。
ずっと、頑張ってるのに、
1gでもご飯🍚を多く摂取してしまうと、
この世の終わりぐらいになってしまう。
(ダイエットに関してはわたしもそうだった)
少しでも出来ないと、それはもうダメになる。
常に1番。常にパーフェクトでありたい。
そして、
めちゃくちゃ自分を追い込んだ結果、、、
今回のようなことに。(摂食障害)
いや、
追い込んだ結果、ではない。
追い込まなくちゃいけない精神になってしまったのが問題。
それは紛れもなく、
わたしからの愛情不足。
当時、わたしは、
わたしが愛されたかった。
愛されたくてたまらなかった。
不安で仕方なかった。
そして、
愛し方なんて知らなかった。
それはまだ娘が幼い時のことだったが、
大きくなってこうして
症状としてあらわれた。
そうなるのは予測できた。
覚悟してたこと。
心が育ってない。
こんな状況になってからは、
たくさん対話した。
なんでそんなに、追い込まなきゃいけないのか。
あなたはこんなにも素晴らしいのよ。
っていくら言っても理解が出来ない。
自分に自信がない。
自分がここにいてもいいと思えない。
だから、頑張るしかない。
自分を追い込むしかない。
どれだけ冷たい世界なんだろうか。
その考えは違うんだよ、
と伝えても、伝わらない。
でも、それはわたしのせいだった。
その思考にさせてしまったのは、
『わたし』なのだ。
だから、
この『わたし』が、
あなたはそのままでいい。
ということを伝える必要があったし、
今さらだけど、
伝われーーーーー！
と、必死になった。
そして、娘を信じた。
取り返しはつかない。
だから、今、しっかりと向き合うしかない。
そう思った数年間だった。
続きます。
アンジーって？
・ナリ心理学認定心理アドバイザー
・夫、娘(成人)、息子(大学生)、猫4人
・東京出身、長崎在住
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