【映画とアイドル】 -16ページ目

【映画とアイドル】

映画『007』『スター・ウォーズ』『魔法にかけられて』
アニメ『アン・シャーリー』

アイドル
STELLASTELLA・花森咲【近代麻雀水着祭2025初出演】
カラフルスクリームゆうか
KRD8・菅原未結
新章 大阪☆春夏秋冬
叶星のぞみ

🎬『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(2023)

  MISSION:IMPOSSIBLE   DEAD RECONING 

 

 

M:Iシリーズの最新作『ファイナル・レコニング』の公開が近づいてきたので、

『ファイナル~』と二部作という触れ込みで公開された前作

『デッドレコニング』を、劇場で観て以来二年振りに観ました。

 

 

 

いやぁ~~!!

劇場でも観たのに

ビックリするくらい面白かった!!!

 

 

劇場で観た時も2時間43分という長さを感じない面白さでしたが、

フツー家でそんな長い映画観てたら、

ましてや既に観ててネタ分かってるやつ観てたら

たいがい途中でダレるもんですが、

もう 前のめりになって観てました(笑)

 

 

 

 

 

【ネタバレ】

 

 

 

本作、興行成績は期待外れでしたが、

それは長い上映時間が一番の原因とボクは思ってて、

実際ボク自身も長い映画、特にアクション映画で長い映画は避けたくなるんですよね(^^;

 

でも、二回目でもこの長さが気にならなかったということは、

本作においては必要な尺だったと言ってよいと思います。

まぁ そう言いながら2時間半くらいにまとめたらもっといいのに、とは思いますが(^^ゞ

 

 

まず冒頭の掴みが素晴らしい!

潜水艦のシークエンスでいきなりサスペンスフルになって

大作感があるのもいい!

 

 

世界を支配できるほどのAI=人口知能の鍵を握るのが

実際の鍵っていうのはwイージーというか

なんかそこはアナログ?って気もしますが(^^ゞ

アクション映画においてこういうアイテムはある種のお約束なのでOK^^

 

鍵の奪い合いという分かりやすい攻防の裏では

強大なAIがすべてを見てコントロールしている感じがなかなか不気味。

 

ここのところの当シリーズは

アクションシーンを先に撮って

ストーリーは後付けって聞いたことあるんですが、

本当にそうならよく考えたというか、

今の時流に上手く乗った設定になってて面白いです。

 

後付けの極みはw

公開前からさんざん見せられたww

バイクでのダイビングアクションからの流れで

これは最高でした!!!!(≧▽≦)

 

ぶっちゃけ苦し紛れに見えなくもないですが(笑)

それを逆手に取ったような強引な展開で笑えるんが最高!!!www

 

 

本作はシリアスな感じとユーモアが上手く融合してて、

基本的にはシリアス寄りとはいえ

ちゃんと娯楽作品になってるのがいいです。

 

 

 

冒頭から砂漠でのアクション、

 

空港でのサスペンスから

ローマでのカーチェイスと

観客を引き込む流れが見事!

 

特にローマでのカーチェイスはボリュームもあって

この見せ場だけでもお金払った価値ありましたね!

 

追いかけてくる刺客のネエちゃんの思い切りもいいし、

なんといってもかわいいフィアットで逃げるのが最高!!^^

 

黄色の小型車ってもう間違いなく『007 ユア・アイズ・オンリー』を意識してるし

フィアットがゴロゴロ回るシーンなんかまんま(笑)

 

劇場で観た時は連想せんかったけど、

イーサンとグレースが手錠でつながれた状態で逃げるのは『トゥモロー・ネバー・ダイ』ってことに気づきました^^

 

『ワイスピ』もローマでめちゃくちゃやってたからww

映画の撮影に寛容な国なのかな^^

 

 

この後は派手なアクションシーンはいったん出てこなくなるけど、

ヴァネッサ・カービーの登場で盛り上がるし、

主要キャラが勢ぞろいすることで

会話の駆け引きだけで充分な見せ場になってるのがなかなか!

 

 

レベッカ・ファーガソン演じるイルサと

イーサイ・モラレス演じる今回の悪玉ガブリエルとの対決も熱かった!!

 

ボクはこの役者さんを認識してなかったんですが、

堂々たる悪玉ぶりでよかったですね!

やっぱりアクション映画は悪役が強くないと!!

本当の悪玉はAIやけど(^^ゞ

 

 

あと、新キャラのグレースを演じたヘイリー・アトウェルがボクは気に入ったので

それも大きかったです。

トムってホント 強そうな女性が好きに見える(笑)

 

 

 

クライマックスのオリエント急行での攻防も見応えタップリで、

非常にライブ感のあるアクション映像になってるのが素晴らしい!!

 

 

現代やから当然CGとかも多様しつつ、

実際に作った列車を落下させたり、

最新のデジタル技術と昔ながらのアナログな手法を理想的に融合させることで

まさに完璧なアクションシークエンスになってます!!!

 

凶悪な女刺客がイーサンに寝返るのも

007を明らかにリスペクトしてるトムの映画らしいです^^

本家より胸アツな展開になってました♡

 

 

 

 

今回は一作目を観たスグあとに観るかたちになりましたが、

クリストファー・マッカリー監督の演出の素晴らしさを実感しましたね!

ブライアン・デ・パルマ監督は大好きな監督さんですが、

本シリーズにおいてはマッカリー監督の演出が圧倒的です!!

まぁ 向き不向きもあるからね(^^ゞ

 

 

一作目で大きな役回りだったキトリッジが今回登場。

劇場で観た時は完全に忘れてましたがw

 

イーサンを追うブリッグスが相棒も含めてなかなかいい味出してました。

 

 

 

 

 

 

この頃(80年代の映画の方が面白かったな)って思い返すことが増えてたんですが、

一作目と七作目を短いスパンで観たことで

この三十年でいかに映像技術が進化したか、

映画というものが進化したかが如実に分かって、

(今の映画もやっぱ面白いわ!)と思うことができました^^

 

それもこれもこの四十年、

まさに命を懸けて映画を作り続けてきたトム・クルーズのおかげです^^

誰よりもトム自身が一番映画を愛してると思えるんですよね🎬♡

 

 

不可能を可能にする男、

トムが魅せてくれるであろう最高のファイナルが

最高に楽しみになってきました(^^♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

📺アニメ『アン・シャーリー』第6話

原作モンゴメリ【赤毛のアン】

 

 

 

 

ボクは無料で観れるABEMA TVでまた観てます💻⤵

 

アン・シャーリー (アニメ) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA

 

 

 

冬は陽を暖かく感じますね。気持ち的にも♡

 

 

 

 

子供のころってこういう楽しみがあるし♪

こういう風に子供が思えるように大人が振る舞わないといけませんね。

 

 

「自分のやりたいことができるようになるんだわ」

 

大人になったらもちろん仕事は大変やけど、

それ以上に、子供にはできない楽しさがあるって

子供たちには思ってほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

空想は大人になってからでもできます(笑)

 

 

 

 

ここワロタww

 

 

 

 

“物語クラブ”なんて、まさにアンにピッタリなクラブです^^

想像するのが一番得意なアンですから(´ω`)

 

 

 

ここも笑ったw

重要な登場人物を死なせて物語を進める映画ってありますよね。

そういうの嫌い(笑)

 

‘悪人がそれ相応の罰を受ける’物語を提案するのがアンらしいです^^

 

 

 

 

オープニングの

マリラがリズミカルに包丁を使ってるとこいいですね♫

 

とたさんの主題歌『予感』とても好きです音譜

 

 

 

 

 

第六話『赤毛くらい、いやなものはない

    と 思っていたの』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のアニメはアンの表情がめっちゃ豊かで笑えますw

 

 

アンの空想物語の映像も楽しい♬

 

 

 

生徒の長所に気づけるステイシー先生すてきです。

 

 

 

ここのマシュウよかったですねー!

 

基本口数が少ないマシュウで、

アンに小言をよく言うマリラにも口を出しませんが、

アンが書いた物語を馬鹿にするマリラに

その物語を読むように

毅然とした表情と仕草でそれを渡すマシュウに

アンへの強い愛情を感じます♡♡

 

 

ほんで 読んだら面白かったというww

 

笑える泣かせのシーンってどんなんなん?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

後半はホラーっぽいテイストでスタート(^^;

 

 

 

髪を黒く染めるつもりが

緑になってしまうエピソードも原作では印象的でした📕

 

 

自分の見た目に対するコンプレックスってほぼすべての人が抱いてる感情やと思うんですが、

このエピソードはそれに対する前向きな答を教えてくれます。

アンの物語は辛いことがあっても

その後は必ずアンが前へ進むから

読んでるボクらも前向きな気持ちになれるんです📕💓

 

 

マリラは同じ女性としてアンの気持ちがわかったんでしょう。

怒らずアンに向き合ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

アンは最悪な髪色になってしまったことで

赤毛も悪くないことに気づけたと思います。

 

人生辛いことがあるから楽しいこともある。

小さい頃からそれを経験してきたアンが

常に前向き(いったんはどん底にまで落ちても)になれるのは

子供なりに人生には上げ下げがあることが分かってるんですよね。

逆に言えば、

自分の本当の意味での家族がやっとできて幸せになったアンにも

次々に不幸せなことも起こるんです。

まぁ、トラブルメーカーってとこもありますが(^^;

 

アンの最大の幸せは、

そういうアンの気質を理解して受け入れることができるマシュウとマリラに出会えたことやと思います。

 

 

 

他人の目は気にしない、

凛とした表情のアンが眩しかったですキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🎬『ミッション:インポッシブル』 (1996)

         MISSION:IMPOSSIBLE

 

 

 

ボクはこのシリーズ第一作が好きじゃなかったので

映画館で観て以来観てませんでしたが、

七作目の『デッドレコニング』にこの一作目のキャラクターが出てて、

八作目で最終作とも言われている『ファイナル・レコニング』の公開が近づいてきたので

その前に復習しました。

 

 

『デッドレコニング』に出てきたキトリッジは本作では大きな役回りで、

『デッド~』を観ていて全く思い出さなかったボクが

いかに本作を記憶から抹消していたかを実感しました(笑)

 

 

体感的には二十年くらい前の作品かと思ってましたが、

すでに三十年近く前の作品になっててビックリ(^^;

そりゃビックリするくらいトムも若いわww

 

 

 

 

 

【ネタバレ】

 

 

 

 

 

まぁ結果的にはやはり好きにはなれない作品ですが、

初見の時よりは楽しめた気もします。

上映時間が1時間50分というのがまずイイ!

今となってはアクション大作で2時間未満なんてまずないイメージやし、

シリーズを重ねるごとに長くなりがち。

ほどよい時間にまとめてる分、

見せ場も 冒頭・中盤・クライマックスと

3つにまとまってて観やすい印象。

ただ ストーリーは分かりづらくて

ボクが嫌いな裏切りパターンが二重になってる感じでややこしい(少なくともボクには)。

 

いくら三十年近く振りに観たとはいっても

ジョン・ヴォイトとジャン・レノが悪役やったことくらい覚えてるから、

それを分かって観たら更につまらない感はありました。

 

 

 

 

 

CIAに侵入してデータを盗み出すところは

テーマ曲がかかるタイミングもバッチリで♪

いわゆるチームプレーの『スパイ大作戦』らしくて盛り上がるし

ここは今観てもシリーズ屈指の名シークエンスやと思いました!

 

ただし、意外に安直に成功するよな(笑)

あと ネズミってのも‥ww

 

 

チームプレーとしての面白さが出てきたのは『Ⅲ』からやと思うし、

『Ⅱ』なんか完全にトムのオレ様映画になってたからw

『Ⅰ』と『Ⅱ』が今の時代に公開されてたら

‘オリジナルと違う’と批判されてた気がしますね。

まだ大らかな時代に公開されててよかったですね(笑)

 

 

 

 

ボクがこの一作目で一番気に入らなかったのは

アクションが盛り上がらないんですよ。

 

特に肝心のクライマックスは特撮バリバリでちっともスリルを感じない。

その点、四作目以降のトムは命懸けのスタントを見せてくれるから

だんだん面白くなった稀有なアクションシリーズな気がします。

一番好きなのは『Ⅳ』やけどね^^

 

 

 

エマニュエル・べアールの起用も

『Ⅳ』でレア・セドゥを抜擢したトムらしいところです^^

 

そういえばエミリア・エステベス出てたこと忘れてたけど

あんなアッサリ殺すなんて‥。

 

シリーズ全作登場のヴィング・レイムスは最初からイイ味だしてたんやと納得^^

 

 

 

悪口ばっかで申し訳ないですが(^^;

本作最大のガッカリポイントは

80年代から大好きやったブライアン・デ・パルマ監督の良さが感じられないところ。

 

先に書いたCIAのところはセンスを感じましたが、

デ・パルマ監督はアクション向きの監督じゃない気がしましたね。

なんか 大作で雇われ仕事をしたようにボクには見えてしまいました。

 

 

文句メインになってしまいましたが<(_ _)>

初見の時よりは楽しめたし、

オチ分かってても眠くならなかっただけで充分ですよ(笑)

 

本作を観て実感しましたね。

“アクション映画は2時間未満であれ!!”とw

でも、シリーズ最長の『デッドレコニング』の方が断然面白いです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

📺アニメ『アン・シャーリー』第5話

モンゴメリ原作【赤毛のアン】📕

 

 

「膨らんだ袖に憧れる気持ち、あたしにはよく分かるの」

 

お喋りなアンに対するマリラのぶっきらぼうな答えもお約束になってきましたね(笑)

 

 

「出会いってステキね!」

 

 

第五話『ものごとの明るいほうを考えましょう』

 

 

 

 

命令遊びのエピソードも印象深いですね。

そう思うと、やっぱり一作目が一番記憶に残ってると思います。

ルパン三世も真っ青な急斜面w よ~登るわ‥ww

 

こういうシーンはアニメの動きが面白いですね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

このアンの顔(笑)

 

お見舞いに来てくれる友人がいるのは幸せなことですね(^.^)

 

去年、亡くなった父親が入院してた時に、

孫までみんな何回かお見舞いに来てて、

やっぱり家族がいるっていいな、って思いましたね。

今の時代は一人でも色んな楽しみがあるけど、

いざとなった時に一人はやっぱり寂しいと思います。

 

アンの物語が大好きなのは、

血はつながってなくとも、

アンとマシュウ・マリラの〈家族の物語〉になってるからです。

正確には〈家族になっていく物語〉かもしれませんね^^

 

 

 

全治6週間が一瞬で過ぎるのもw

展開が速い『アン・シャーリー』の魅力です^^

 

 

 

若いステイシー先生が来て

アンたちの学校生活がますます楽しくなる感じがいいです♪

先生との出会いって子供時代は本当に大きな出来事で、

それからの一生にも影響するほどのことやと思います。

 

ボクが中学一年生の時に 生徒にビンタする先生がいて

今では考えられないことですが、

ボクは宿題を忘れた時に一回ビンタされましたが

今でも良かったと思っています。

まぁ ビンタは今では極端としても(もちろん手加減してくれてました)

悪いことをしたらしっかり叱るのも叱られるのも人生において必要なことやと思います。

二言目には「パワハラ、パワハラ」じゃあ何も言えないし、

ちゃんと注意してもらえない方も結局はいいことないと思います。

 

そういう意味ではダメなことはハッキリ言うマリラはいい母親になれますね。

もちろん厳しいだけではいけませんが、

どこまでも優しいマシュウがいつもアンのそばにいるから

理想の‘両親’やと思います。

 

ね(*´ω`*)

 

 

 

女性にはシャイなマシュウがいいです(*'ω'*)

 

 

 

アンの望みを叶えてあげることがマシュウの幸せになっていくのがなんとも微笑ましいです(*´▽`*)

やっぱり誰かのために生きるって素晴らしい人生やと思います(´ω`*)

結局自分のためにもなるんです。

ずべて自己完結じゃ想像の余地もありません(笑)

 

 

 

人間には自然が不可欠であることをさりげなく描写してくれるのも好きなところ。

 

 

 

 

ここいいですね~(*ノωノ)

 

「あんまり嬉しくて 夢の中にいるようよ」

 

 

 

 

 

 

「あたし この袖にかけて立派にやり抜いてみせるわ」

 

感激して涙したスグあとにこんな言葉が出るのもアンらしいです^^

 

 

 

そんなアンでも緊張するんですけどねw

 

 

マシュウとマリラを見つけて安心するアン(´ω`*)

 

 

 

こういうシーンも美しいです✨

 

 

マシュウは「大丈夫」と言ってたんですね(*´▽`*)

 

 

こういうシーンは今の技術が活きていると思います。

 

 

第一話の放映直後は批判が多かった感じでしたが、

回を追うごとにそういう意見をほとんど目にしなくなったのが嬉しいです。

これこそ作品の力というか魅力なんですよね。

 

アンは可愛くて楽しくて、マシュウとマリラは優しくて

まわりのみんなも良い人ばかりで自然も美しいキラキラキラキラ

 

『白雪姫』の実写版のブログにも書きましたが、

オリジナルとの違いうんぬんより、

目の前の作品そのものを素直に楽しめばいいんですよ。

楽しもうと決心することが大事なんです(^_-)

 

 

 

アンの進学について話すマシュウとマリラ。

 

「こういうことが考えられるのは幸せなことだな」

 

 

子育て=お金がかかる、だけじゃないんです。

お金がかかる以上に得るものがあるんです。

 

 

 

 

アンとの出会いで

マシュウとマリラの生活にあたたかい光が灯ったんです星キラキラキラキラキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🎬『6人ぼっち』公開中!

 

 

YOUTUBEを見てたら

たまたま流れてきたこの予告⤵

 

いわゆる釣り広告とでも言うのか?

ネットで何か検索しただけで似たような商品の広告が出てきますよね。

ボクは学園ものが好きやから、この予告が勝手に流れてきたんやと思います。

このパターンで『コーダ あいのうた』も知って

映画館に行ったら凄く感動して、アカデミー作品賞までとりました^^

 

その記憶があったから(これはひょっとして‥)という良い予感がしたし、

観に行かなかったら多分ずっと気になると思いました。

 

同じように気になってた青春映画『アルプススタンドのはしの方』は

映画館に行かずに後悔していたので、

同じ後悔をしたくないという思いもありました。

ブログです⤵

 

 

 

 

5月2日から公開していたので、

上映回数が多いうちに行かないと、というのもありました。

 

ボクは青春映画がけっこう好きですが、

そんなに観ているわけではありません。

でもたまにビビッとくる(死語?w)映画があるんです。

 

『脱脱脱脱17』もそうでした。

そして そういう映画はたいがい当たりなんです^^

 

 

仕事帰りの電車の中でチケットを予約してたら

電車が止まってしまったので予約はいったん止めて、

なんとか間に合いそうなタイミングで動き出したから、

久しぶりに予約なしで劇場に着いてからチケットを購入しました。

上映開始5分前くらいのギリのタイミングで到着できたことに

この作品との縁を感じましたね^^

 

 

入場プレゼントがあるとは知らなかったので、

(そういう映画なん?)と若干戸惑いました^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【物語の核心には触れませんが、ネタバレも一部含みます】

基本的なストーリーは書かないので、予告を見てから読んで下さい<(_ _)>

 

 

 

上映時間がコンパクトなのも惹かれた理由のひとつです。

 

 

 

 

 

 

ボクはナレーションで説明する映画が嫌いなので

冒頭から序盤は正直(こりゃ今回はイマイチかも)と思ってました。

 

段々いい感じにストーリーが進行しながらも

この作品が、クラスのぼっち組の主人公たちみたいに

不器用な映画に観えたんです。

 

ナレーションもそうやし

‘修学旅行一日目’みたいなテロップもそう。

きっちり物語を伝えようとしてる印象は受けつつも、

あまりにも型にハマってると感じて観てました。

 

このテのいわゆる小粒な感じの青春映画で

スクリーンサイズがワイドやったのは(おっ!)と思いましたが、

映像的に惹かれることは 序盤は特にはなかったです。

 

 

 

 

 

6人の登場人物たちのキャラクター付けも話し方も

いわゆるステレオタイプというか、

(今どきこんな話し方するヤツおる?)と思うキャラクターもいました。

 

 

 

 

実は6人の俳優さんを全く知らなかったんですが、

型にハマったキャラに、時によっては型にハマったような演技というか演出に序盤はノレなかったんですが、

この6人の俳優さんたちを知らなかったこともあってか

みんなフレッシュで、

演技にも上手さより素直さを感じて、

観ててだんだん居心地が良くなってきてました^^

 

 

 

友達がいないような高校生たちの話とはいっても、

予告のテイストでは いい意味で軽い作品と予想できたので行きたくなったんですが、

結局3回は泣きました。

 

泣けるのに‘泣き’を売りにしなかったのが素晴らしいです。

試写室で泣いてる客をフューチャーしたCMを流す映画は絶対観に行かないんで(笑)

 

 

 

 

 

ぼっちといっても悲壮感があるほどでもない6人の中に

ひとり、自殺を真剣に考えるほどの生徒が一人いることが分かってから

作品のカラーは一気に変わって、

そこで一気に引き込まれました。

ボク自身も三年ほど前に生きるのが嫌になるくらい追い詰められたからです。

それまでは自殺なんて弱い人間がやることやと思ってたし

鬱も甘えと思っていたところがありました。

でも、いざ自分が鬱みたいな状態になった時、

それまで理解しようと思わなかった相手のこともちゃんと見えるようになりました。

 

だから、自殺しようとしたクラスメイトを目の前にした5人の心が

一瞬で同じ方向に行ったのが凄く自然に見えました。

みんな普段から辛いことを抱えている人間だったからです。

 

イジメや自殺が物語に絡んで一気にシリアスになりながらも

この映画の素晴らしいところは

そこからまたいい意味で軽いテイストの青春映画に戻るんです。

 

 

 

そう、6人が‘自分たちは仲間なんだ’と思えた時、

みんなまたイキイキしだすんです^^

 

ここからまた意外な展開になるんですが、

実はさらに意外な展開が待っていました。

ボクはそれが最高に気持ちよかった。

 

 

 

 

 

この作品は一番落としどころが難しい あるテーマに

非常に明快で素晴らしい答えを見せてくれました。

その答えを導き出したのはもちろん6人です。

それは、本当に仲良くなったからこそ出てきた答えでした。

 

 

 

 

 

政池洋佑さんという方は存じ上げてなかったんですが

あまりにも素晴らしい脚本に心の中で唸りました。

 

序盤で引っかかったキャラクター付けとかも

作品を観終わるとすべてしっくりきたんです。

まさに気持ちよくヤラれた感がありました(^^ゞ

 

現代ならではのツールが映画のスパイスになることはよくありますが、

本作もそのパターンかと思いつつ、

最後にはそれらが物語の核心につながっていく鮮やかさ!!!

 

 

現代ならではのツールといえば、

シネコンに向かいながらスマホで主題歌

ハク。の『南新町』をずっと聴いてたんですが、

映画を観る前にサブスクで聴けるなんて

ボクが高校生の頃は全く予想もできない世界になりました(^^ゞ

まぁ四十年も経てば、ね(笑)

 

これから観に行く方には

主題歌を聴き込んでおくことをお勧めします♪

 

 

 

 

これほど映画とシンクロする主題歌もそうはないです♫  

 

 

 

 

宗綱弟監督はまだ28歳という若さで

本作が長編デビュー作とは思えない手腕でした!

これからが楽しみな監督さんですね^^

 

 

 

 

 

 

 

ボクは長崎に住んでいたことがあるので

修学旅行の舞台が広島やったので思うところはありました。

もちろん原爆についてです。

 

まぁでも こういう青春映画やから

そこはいい意味でパスしてると思って観てて実際そうやったんですが、

言葉にはしなくても、

ボクは、作り手がそこにもしっかりと想いを馳せているのが分かりました。

こんなに大きなテーマを

こんなにもさりげなく見せてくれた映画を他に知りません。

 

 

 

 

スクリーンに映っている楽しそうな6人ぼっちの高校生を見て

最高に爽やかな気分に浸りながらも、

ボクはそこに

“まず、生きることが大切なんだ”という監督のメッセージを感じました。

そして、自分の‘生’は過去に精一杯生きてきた人たちに支えられてるんやと。

 

 

 

今回は敢えて全体的な感想を書きましたが、

みんな素晴らしかったので

キャストについてはまた書くかもです✑^^

 

 

とても愛おしくなる6人ぼっちでした(*´ω`*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めちゃめちゃ青春してたやん!!!!!!グッウシシ

 

 

 

 

 

 

 

 

〈追記〉

 

自分の感想を使ってもらえました照れ

めちゃありふれた一行ですけど(笑)