「コロンブス」のこと | 過去を振り返って現在を知り、未来を思う

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今までの人生、あまり人に興味をもたなかったけど、これからは人と向き合い、楽しんでいこう。
今さらながら人を幸せにしたいと思うようになった平凡なオヤジの日々。
Schaue dankbar zurück und mutig nach vorne.

先頃、海外旅行でスペインに行って、「セゴビア (Segovia)」という世界遺産の街を訪ねた。

 

ここには、2000年前の古代ローマ時代に造られた有名な水道橋が現存している。

 

 

そして、ディズニー映画「白雪姫」に登場する城のモデルとして知られる『アルカサル』という王宮があった。

 

ローマ時代につくられた要塞を12世紀に改築したものだそうで、スペインで最も美しい城と言われている。

 

  ※ きれいな写真が撮れなかったので、ウェブからパクり(すみません)

 

15世紀後半、この王宮には「カトリック両王」と称された「女王イザベル1世」とその夫「フェルナンド」が住んでいたそうだ。

 

1492年、この二人は、イスラム勢力に支配されていたスペインをカトリックに取り戻した、いわゆる「レコンキスタ」を完了させたことで有名。

 

そして、同じ1492年に,女王イザベル1世が支援した「コロンブス」が「西欧人による新大陸発見」を成し遂げた。

 

「コロンブス」はイタリア人で,「ジェノバ」の生まれ。

 

コロナ流行が始まった2020年2月末に、たまたま僕はジェノバに旅行していて、宿泊したホテルの前にかなり目立つ「コロンブスのモニュメント」があった。

 

 

「コロンブス」の名前は,母国イタリア語では「コロンボ (COLOMBO)」と呼ぶことが分かる。

 

そんなこんなで,たまにしか行かない海外旅行で、「コロンブス」との奇縁を勝手に感じたものだ。

 

さて、そんな今日この頃、「コロンブス」炎上で、世の中、ザワザワしているようだが・・・・

 

恥ずかしながら、僕は「3人組バンドMrs. GREEN APPLE」のことを知らない。(^_^;)

 

「だったら、このネタでブログなど書くなよ!」と言われそうだが・・・あえて今だから書いておこうかな。っと。

 

 

例えば、上の「東洋経済オンライン」の記事の論調もそうだけど、なんか偉そうに、

 

「コロンブスに対しては、歴史的な評価は近年大きく変わってきている。」昔は「アメリカ大陸を発見した偉大な人物である」という評価だったが、近年は「先住民虐殺などひどい奴だという評価に変わっている。」

 

そんなことも知らない非常識で世間知らずの日本人がいたので、今回の炎上騒ぎになったのだ。という風に書かれているような気がして、なんだか不愉快な気分にさせられる。

 

僕も非常識な日本人なのか、「コロンブスの評価が近年変わったこと」など全く知らなかった。

 

でも、想像するに、記事を書いている知識人っぽいふりしている人達も、炎上騒ぎの後で「にわか勉強(ウェブ検索)」して、分かった風なこと言っているだけだろうと想像している。

 

もし、そうでないというなら、評価が変わった「近年」とはいつなのか?どこの国の誰の評価なのか、ちゃんと説明して!と言いたくなる。コロンブスの評価を知る前に、知ってなければならないけど知らない常識がいくらでもあるだろうに。

 

ついでに、後学のために問題のMVも2~3回観てみたけど、何も感じなかった。(^_^;) 自分の感受性の無さを恥じる。

 

最後に、僕の提案としては、タイトルを『コロンボ』にして「うちのカミさんが~お猿さんとホームパーティを~・・・・」とかにすればどうだろう。