音楽のブログ



PSP Master Comp






PSP AudiowareのPSP Master Compを導入した。


WAVESのMERCURYを買ってしまったので、


最近はヴィンテージモデリングよりも


PSPやBrainworksなどのユニークなプラグインを作っているメーカーが


気になっている。








効きはとても繊細で、


まぁ使いやすいとは思うけれど、


インパクトには欠ける。








倍音の増幅も3倍音あたりまでが少しあるくらいで


サチュレーションを期待するならちょっと外れです。






サチュレーションを期待するなら


前段に真空管やテープシミュレーターを入れるといい感じになる。






むしろ面白いのはアタック感や潰した感があまりないのに、


ちゃんと潰れているところだ。






MasseyのCTとはまた違うけれど、


そんなに潰れたように聞こえないんだけど、


実はダイナミクスは稼いでる。




つまり繊細というか、原音を保つことが出来る。






そのあたりはMaster compというだけあってさすがだ。


マスタリングでも色々なケースがあるのでこういうのがあっても良いと思う。








派手さはない、だがそれがいい。








ミックスでもMicro compというのが付いてくるので


同様の用途で使えそう。








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Micro comp










これはMasterから機能削除をした簡易版で


ミックスで使える軽いバージョンだと思っている。








Vintage WarmerにしろMaster compにしろPSPはなかなか面白い。


次にセールがあればMix PackやsQuadも買ってみようか…








FarichildやPultecを初めとする数々のヴィンテージを


再現したプラグインも、もちろん素晴らしいけれど、


そういったものではなくコンピューターならではの


創造性溢れるものも面白いと感じている。








リアルな音源は素晴らしいけれど、


時にはシンセ的な「なんだこの音~?」みたいなものや


逆にチープなのが欲しくなったりするのだ。








リアル=素晴らしい=どんなときでも応用が効く。


ではないのだ。








ケースバイケースで色々なものがあったほうが、


作曲の幅は広がる。










年末のクリスマスセールに期待しよう。