昨日、受験生の生徒から
実技試験が無事終わったと
報告をもらいました。
電話口からは
しっかりやりきったという明るい口調と
安堵の気持ちが感じられ、
私もホッとしました。
2日間に渡る試験、
本人の頑張りをねぎらい
電話を切りましたが、
ふと、自分の受験の時を思い出しました。
当時の私も、
実技試験が終わった後に
地元の恩師である泉對優子先生に
電話をかけました。
その時の私はかなり落ち込んでおり、
きっと相当暗い口調だったことでしょう…
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高校3年の秋、
AO入試だったため
確か11月が試験だったと記憶しています。
AO入試ではバッハの平均律がカットされ、
エチュードと自由曲の2曲を弾きます。
私はショパンエチュードの木枯らしと
バラード2番を演奏したのですが、
木枯らしの2ページ目で
右手が転んでしまい、
そして復活出来ず、
なんとか左手だけで繋げたのですが
1ページ丸々右手の音が消えてしまいました。
とんでもない大失敗に
相当凹んだのは言うまでもなく…
その後 部屋を変えて自由曲の試験でしたが、
さっきのエチュードで大失敗しているので
吹っ切れたのでしょう、
バラード2番はちゃんと弾いたような
記憶があります。
それから面接があり
和やかな雰囲気で終わったのですが、
そこからはまた凹みモードが再発。
「木枯らしで大失敗しました」
と、地元の恩師に電話をしたのでした…。
厳しい先生でしたが、
その時 優しく慰めてくれたのを覚えています。
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昨日、生徒と電話で話したあと、
ふと 昔の思い出が蘇ってきたのでした(笑)
今、立場が変わり、
あの時の先生の心境を思うと
心がチクッとします。
(ちなみに、その時のAO入試は無事に合格をいただきました)