今、聴く音楽といえばクラシックばかりで、ショパンやベートーヴェンなどを聴いている私だけど…
さかのぼること40年前の私は、洋楽ロックを大音量で聴き、その頃人気のあったミュージシャンたちを追っかけするようなロック少女でした
きっかけは、中学3年のときです。弟が2枚のレコードを借りてきました。
1枚は矢沢永吉のレコード、もう1枚はクイーンの白いジャケットのアルバム、そうあの「ボヘミアンラプソディ」が収められた『オペラ座の夜』だったのです。
その1枚を聴いたときのことは未だに覚えてます。
(永ちゃんを聴いたかどうかは定かじゃない…)
プレイヤーにレコードをのっけて流したその音楽は、初めて聴くビートとサウンド、なおかつ美しいヴォーカル。
そのクイーンという衝撃的にカッコいいロックバンドに、中学生の私はすっかり魅了されてしまったのです
(ちなみに、弟は永ちゃんのファンになり、それ以来ギターを弾くようになって、今でもバンドをやっていてセミプロまがいに永ちゃんのコピーバンドやってます。)
クイーンの4人のメンバーはそれぞれイケメンで…(その頃イケメンという言葉はなかったような…美形というのかな?)
すっかりミーハーな大ファンになってしまった女子中学生の私なのでした。
今日、こちらが届きました。
ブロ友さんも紹介されていたこの本
中身を見てから買おうかと思ったけど、本屋に行く暇なくポチりしてしまった。
もうもう、懐かし過ぎて
涙出ちゃいました
ミュージックライフ元編集長東郷かおる子さんのインタビュー。
「中性的な魅力を持つデヴィッド・ボウイの下地があって…メロディアスでインパクトの強い曲と少女漫画から抜け出した貴公子みたいな見た目のバンド、クイーンの登場は日本の少女たちを熱狂させた」
はい、モロそれ私です
中3の私はまだ、レコードや音楽雑誌を毎月買う程度しかできませんでしたが、高校の頃には追っかけするようになりました。
といっても、行けるのは来日した時に名古屋駅で待ってるくらいですけど。
でもチケットを取るのは、今みたいにネットはないので、名古屋のプレイガイドで前日から徹夜で並んで買ったり…
今思うと涙ぐましいなぁ
そんなミーハーファンでしたが、クイーンだけじゃなく好きになったバンドはいろいろいました。
それがAERAにはほとんど載っていて。
デヴィッド・ボウイ、JAPAN、チープトリック…
パンクのSEX PISTOLS、THE CLASH、他にもいっぱい。
最終的に一番好きなバンドはTHE POLICEでした。
THE POLICE
今でもSTING活動してますよね?
当時アイドルグループというとベイシティローラーズでしたが、私はまったく興味なくハードロック一筋でした
好きなバンドの武道館公演はだいたい行ってます。
名古屋では市公会堂や、市民会館。
クイーンは1万人規模なので国際展示場というだだっ広い施設だった。
ちょうど、就職前の学生時代だったから追っかけってできたんですね。
AERAに載ってる写真や記事はどれも私には涙もので…私の青春時代が詰まってました
ホントに、懐かしさで涙って出るんですね(笑)
当時の友人とは、今はまったく交流していないけれど、みんなどうしてるかな~
きっと、本屋さんでクイーンが表紙の本なんかが並んでるのを見て、みんな懐かしがってるだろうな。
私の胸にはあの頃の興奮が甦ってきました
映画『ボヘミアンラプソディ』がヒットしたお陰で、はるか昔の若かりし時代に戻ることができて、ホント嬉しいです~
(写真はすべてAERAムックから)